ニンテンドーDSi
とは、任天堂のゲーム機。
概要
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Nintendo DSi (英語)
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にんてんどーでぃーえすあい
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任天堂
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ニンテンドーDSカード
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SD/SDHC/miniSD/microSDメモリーカード対応
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デュアルコア (ARM9 + ARM7)
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NAND型フラッシュメモリ 256MB
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半透過反射型TFTカラー液晶(26万色表示可能)/3.25インチ(2画面)
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256×192(2画面)
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CMOSイメージセンサ/約30万画素
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IEEE 802.11b/g、独自プロトコル
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内蔵リチウムイオン充電池
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約3~14時間(輝度により変化)
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約2時間30分
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2008/11/01 (日本)
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18,900円(税込) →14,286円(税別)
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Ver.1.4.5J
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ニンテンドーDSi専用ACアダプタ ニンテンドーDSi専用タッチペン(2本) かんたんスタートガイド 取扱説明書(基本編・操作編) サポートブック
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ホワイト ブラック その他
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590万台
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2,844万台
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任天堂が発売した携帯ゲーム機の一種。【ニンテンドーDS】の改良モデル。
「自分仕様のマイDS」をコンセプトに作成された。
単なる改良品というだけでなく、30万画素のカメラ、サウンドプレイヤー、ダウンロード専用の「ニンテンドーDSiウェア」の購入といった形の新要素が加わり、外部保存データとしてSDメモリーカードへの対応と、本体自体のバージョンアップも行えるようになった。
CPUも変更されており、従来のモデルのメモリが4MB相応だったのに対してDSiは16MB相応という4倍まで増加しており、「ニンテンドーDSi対応」と書かれている一部のゲームソフトは挙動が若干変わる。
「ニンテンドーDSi専用カード」も存在するものの、日本国内で発売したのはアルファ・ユニットの『モンスターファインダー』1本のみであった。
【ニンテンドーDS Lite】まで残っていた【ゲームボーイアドバンス】への後方互換は本ハードで消滅している。
DSi独自のゲームソフトは殆どがダウンロード専用の小規模タイトルであったためか、本ハードの認知度はかなり低く、日本国内の売上もそれほど振るわなかった。
2009/11/21には大型モデルの【ニンテンドーDSi LL】が発売した。
2010/06/19には14,286円(税別)へと値下げした。これは当時の新ハードである【ニンテンドー3DS】の詳細発表を行う直前であったため、それを見据えたものとされている。
本体機能
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ニンテンドーDSiカメラ
本体内蔵ゲームの一つ。DSiで撮影するデジタルカメラ。30万画素と画素数はかなり低めに設定されているが、DSiの解像度と画面サイズであればそれほど気にするようなものではない。
一部のDSi用ゲームではカメラから画像を取り込んで遊ぶ事もできる。
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ニンテンドーDSiサウンド
本体内蔵ゲームの一つ。SDメモリーカードに保存した音楽を聴く事ができる。ただし、当時一般的な音楽ファイルであったmp3には対応しておらず、aac形式(m4a)の音楽ファイルしか流す事ができない。
楽曲を流す際に表示できるビジュアライザーには、【スーパーマリオブラザーズ】と【エキサイトバイク】をモチーフにしたものが存在する。
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ニンテンドーDSiショップ/ニンテンドーDSiウェア
オンラインショッピングでニンテンドーDSiウェアというダウンロードソフトを購入できるショップ。
ニンテンドーDSiポイントを支払って購入し、料金体系は「DSiウェア200(200ポイント)」「DSiウェア500(500ポイント)」「DSiウェアプレミアム(800ポイント以上)」の3段階に分かれている。
2014/04/01の消費税率改定時に価格が上昇したためこれらのポイント数できっちり支払う事はできなくなっていた。
全体的に小粒の一発ゲームや携帯電話アプリの移植が多く、任天堂のゲームも同じように小規模の作品が大半を占めている。
後に販売されたニンテンドー3DSシリーズのニンテンドーeショップでも大半のニンテンドーDSiウェアは購入可能だった。
ダウンロード時には【スーパーマリオUSA】(ドットは『スーパーマリオアドバンス』基準)のマリオ達がダウンロード進行を教えてくれる。
2017/03/31にサービス終了した。
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ニンテンドーゾーン
2009/06/19から開始された「ニンテンドーゾーン」を使用するためのソフト。ニンテンドーゾーンのエリア内に入った際に初めて表示される。
マクドナルド等の全国対応店舗で特典やゲームを遊ぶことが出来た。
2020/02/28にサービス終了。
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ニンテンドーDSiブラウザー?
ニンテンドーDSiショップで無料でダウンロードできるウェブブラウザ。2009年秋以降に出荷されたDSiには最初から内蔵されている。
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【うごくメモ帳】?
2009/07/29からニンテンドーDSiショップで無料でダウンロードできるお絵描きコミュニケーションツール。2009年秋以降に出荷されたDSiには最初から内蔵されている。
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インターネットをつなぐとできること
『ニンテンドーWi-Fiコネクション』を利用して、インターネット通信ができるタイトルが主に紹介される映像。
本体に内蔵されているが、削除すると再ダウンロードが不可能だった。
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ニンテンドー3DSへのお引越し
ニンテンドーDSiショップで無料でダウンロードできる機能。
ニンテンドーDSiウェア(極一部のタイトルは不可)や画像情報などをニンテンドー3DSに引っ越すことができるツール。
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本体更新
本体に保存メモリが追加されたため、フォームウェアアップデート(本体更新)に対応した。
基本的にはセキュリティ対策の更新が殆どである。
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SDメモリーカードスロット
本ハードからは【Wii】同様にSDメモリーカードに対応。前述のニンテンドーDSiサウンドで音楽を聴いたり、DSiカメラの写真を保存したり、DSiウェアのコピーを行える。(DSiウェアをSDメモリーカードから直接起動する事はできない)
対応フォーマットはFAT32のみ。
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【ピクトチャット】
機能自体は同じだが、終了時に電源を切る必要なく、DSiメニューに戻る様に仕様変更されている。
バリエーション
周辺機器
一部のものを除いてニンテンドーDS用の周辺機器を共用可能。
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ニンテンドーDSi用 ACアダプタ[WAP-002(JPN)]
希望小売価格:952円(税別)
本体に同梱されているものと同様。ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteのものとは規格が異なる。
ニンテンドー3DSシリーズでも使用可能。
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ニンテンドーDSi専用 バッテリーパック[TWL-003]
希望小売価格:1,905円(税別)
交換用のリチウムイオン充電池。
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SD/SDHCメモリーカード
価格:オープン価格、発売日:2006/12/02(512MB)、2009/03(2GB)、2011/12(8GB/16GB)
製品番号は512MBが[RVL-020]、2GBが[RVL-033]、8GBが[RVL-037]、16GBが[RVL-038]。
他社から販売されているSDカードでも代用可能。
関連項目
リンク
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最終更新:2023年01月06日 17:59