【レッキングクルー'98】

レッキングクルー'98 とは、【スーパーファミコン】用のゲーム。

概要

レッキングクルー'98


他言語

Wrecking Crew '98 (英語)*1

ハード

【スーパーファミコン】

メディア

ロムカセット

ジャンル

アクション(アクションパズル)

発売元

任天堂

開発元

パックスソフトニカ

プロデューサー

菱田達也

ディレクター

高橋英子

プレイ人数

1~8人

発売日

・ニンテンドウパワー書き換え
1998/01/01 (日本)

・パッケージ版
1998/05/23

値段

SFC書き換え:3,000円→2,000円(税別)
SFCパッケージ:3,800円(税別)
Wii U:838円(税込)

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

移植・リメイク

【Wii U】?:【バーチャルコンソール】
Switch:【スーパーファミコン Nintendo Switch Online】

【スーパーファミコン】【ニンテンドウパワー】書き換えソフトとして配信されたゲーム。後にパッケージ版も発売している。
【レッキングクルー】をリニューアルした作品。
ゲーム内容は1990年代前半に流行した対戦型の落ち物パズルへと大胆に変貌しており、壁を壊して様々な色のパネルを繋げて消して相手側に様々な影響を与え、相手フィールドのブロックを上に一定時間オーバーさせれば勝ちになる。
カーソルではなく【ワリオの森】のようにキャラクターを直接操作し、【パネルでポン】のアクティブ連鎖の要素も組み込まれている等、1990年代後半に発売しただけあって様々なパズルゲームの要素が混ぜ込まれている。
ONIGIRIなど、『マリオシリーズ』らしからぬ妙なキャラクターが出ているのも特徴的。

ゲームのボリュームは乏しいが、FC版の『レッキングクルー』を1本丸々収録している。

日本国外版は発売されていないが、【Super Nintendo Entertainment System - Nintendo Switch Online】?では日本語版の本作がそのまま配信されている。

ストーリー

そのひは、すずしいかぜのふく ごくじょうのてんきでした。
ひさしぶりのバカンスから かえってきたマリオは じょうきげんです。
マリオのいえまであとすこし、 あしどりもかるく げんきに あるいていきます。

いえが みえてきました。
あれ…? マリオを おおきなカゲが おおいました。
みあげると、みたこともない たかいビルが たっているでは ありませんか!
マリオのるすちゅうに いったいなにが おこっていたのでしょう!!
おや? ビルのまえに、カンバンが あります。

なんということでしょう!! マリオのるすちゅうに クッパのひみつのアジトが
つぎつぎと けんせつされて いたのでした。
このくにが、ひかげ だらけに なってしまいます。

マリオは、へやのおくから ひでんのハンマーを とりだしました。
これは、かつてマリオが レッキングクルー として たたかった、
あのときの ハンマー です。

このくにを もとのひあたりの よい、 "へいわなくに"に するために…
マリオは けんせつちゅうの "ひみつのアジト"にのりこむ けっしんをしたのでした。

「ケケケ…。 さくせんどおりだ、 うまくいったぜ。」

ゲームシステム

  • 基本ルール
    プレイヤーはカーソルではなくハンマーを持ったキャラクターを操作する。
    盤面には大量のパネルが並んでいるので、邪魔なパネルを叩いて壊し、同じ色のパネルを縦か横に並べて消す。
    同じ色のパネルを4つ以上まとめて消すか、2連鎖以上で続けて消すと、バネルの色に応じた4種類の攻撃を行える。
    相手側のブロックとパネルが上のラインを越えて3秒経過すると相手がGAME OVERとなったら勝利。こちらがGAME OVERになると敗北。
  • 操作方法
    A・Yボタンでハンマーを振るって今のマスのパネル・ブロックを壊す。Bボタンでジャンプ。Xボタンでパネルのついか。十字キーで移動する。
    B+A(Y)でジャンプたたき、B+上キーで高い場所(2マス分)を登る。
    一番左のハンドルの場所でA・Yを押すとハンドルを回し、横一列のパネル・ブロックを右(左)へと移動できる。
  • パネルの種類
    赤パネルはモンスターを送り、青パネルは消えたパネルの枚数の倍のパネルが相手側にせり上がり、緑パネルは相手フィールドの横一列をブロックへと変化させ、黄パネルは黒い鉄板を降らせる。
    ブロックは叩くと崩れてパネルに変化する。黒い鉄板は叩いても壊せず、バクダンでしか消せない。バクダンは「パネルついか」を行ったときのみ紛れて出現し、壊すと縦横の十字2マスずつを壊せる。
  • モンスター
    赤いパネルを消すとモンスターが送り込まれる。
    モンスターはいずれも踏み付ければ大きく移動するが、横から接触するとしばらくキャラが突き飛ばされてしまう。左右キー連打で素早く回復できる。
    画面右下(左下)の土管に入れば消える。
    9枚消しのみで出る【KANBANK】のみは例外で、出た瞬間に敗北となる。
  • NICE! な状態
    パネル・ブロック・モンスターが自分の盤面から全ていない、いわゆる全消しになると「NICE!」と表示される。
    その際に画面の左上(右上)の土管にキノコがストックされる。
    キノコがある状態で4つ以上消すか2連鎖を行うと、パネルによる攻撃がパワーアップする。
    この「NICE! な状態」は使うまで消えないが、一度に1つまでしか貯めることができない。
  • オリジナル版
    本作はFC版の『レッキングクルー』が1モードとして独立して収録されており、自由に遊ぶことが可能。出現条件などは特に無いのでゲームを起動してすぐに遊べる。
    バーチャルコンソールのような「FC版のデータをそのまま動かしている」とは異なり、どうもSFC内でプログラムをし直しているようで、BGM・効果音の音程やルイージの色合い、ミスした時にBGMが止まらず流れたままになる等、細かい部分がFC版と異なる。

キャラクター

操作キャラクター

モンスター

本作は資料という資料が説明書ぐらいしか存在せずにカタカナ名はすべて不明のため、ベストエンディングのローマ字名で記述している。

ゲームモード

  • WRECKING CREW
    FC版『レッキングクルー』を遊ぶ。
  • WRECKING CREW '98
    アレンジ版を遊ぶ。本作のメイン。
  • ストーリーモード
    マリオを操作して様々な相手と対戦する。隠しステージもある。
  • 対戦モード
    好きなキャラを選んで対戦する。対人戦・COM戦のどちらも可能。
    最初はマリオとナスビ仮面しか選択できないが、ストーリーモードを進めれば他のキャラも使えるようになる。
  • トーナメントモード
    最大8人のトーナメント戦を行える。コントローラを交換することで8人まで参加可能。
  • ヘルプ
    いわゆるチュートリアル。ルールを説明してくれる。
  • データ管理
    ストーリーモードのセーブデータを削除できる。
  • EXIT
    ゲームセレクト画面に戻る。

関連作品

紹介動画

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2024年04月13日 12:12

*1 『Super Nintendo Entertainment System - Nintendo Switch Online』における名称