【ワリオの森】

ワリオの森 とは、【ファミリーコンピュータ】用のゲーム。

概要

ワリオの森


他言語

Wario's Woods (英語)

ふりがな

わりおのもり

ハード

【ファミリーコンピュータ】

メディア

ロムカセット

ジャンル

アクションパズル

発売元

任天堂

開発元

任天堂
インテリジェントシステムズ

プレイ人数

1~2人

発売日

1994/02/19 (日本)

値段

FC:4,900円(税別)
Wii:514Wiiポイント
Wii U:524円
3DS:628円

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

シリーズ

マリオシリーズ
ワリオシリーズ

移植・リメイク

GC:【どうぶつの森+】
GC:【どうぶつの森e+】
【Wii】:【バーチャルコンソール】
3DS:バーチャルコンソール
【Wii U】?:バーチャルコンソール
Switch:【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】

【ファミリーコンピュータ】末期に発売されたマリオシリーズ(ワリオシリーズ)の一作。
ゼルダの伝説1』と同時発売した作品で、FCが現役の時代に任天堂が発売したFC用新作ゲームの最後を飾る。

『マリオシリーズ』全体でもかなり珍しく【キノピオ】が主役を務めており、タイトルの【ワリオ】はラストボスである。
ゲーム内容は90年代前半でブーム化していたアクションパズル。キノピオを操作して上から降ってくる敵を同じ色の爆弾で消すというもので、敵によって消す並びが異なるという独特のルールが存在する。

北米では【Super Nintendo Entertainment System】版も発売しており、そちらはルールやキャラクターが異なる。そちらは【Wario's Woods】を参照。
その後、日本向けとして【サテラビュー】用にそれをアレンジした作品が配信されていた。

ストーリー

ある日、妖精たちが住む「平和の森」にワリオがやってきました。
ワリオは森を「ワリオの森」と名づけ、好き勝手にのさばり始めます。
妖精たちは大弱り。
そのことを聞きつけたキノピオは、ワリオをやっつけに森へ向かいます。

妖精たちが作る爆弾の力を借りて、
森からワリオと手下のモンスターたちを追い出しましょう!

ゲームシステム

  • 基本ルール
    キノピオを操作してモンスターや爆弾を持ち上げ、左側のパネルに表示される指定通りに、同じ種類と色のモンスターと同じ色の爆弾を3つ以上並べて消していく。
    Aボタンを押すと目の前の列を全て持ち上げ、もう一度押すと列ごと置く。Bを押した場合はすぐ上の1個だけを置ける。
    Bボタンを押すと目の前のモンスターや爆弾を1つ持ち上げ、もう一度押すと置く。
    何も持っていない場合はそのまま進むか上キーを押す事でモンスターや爆弾の縦列を登る事もできる。
    下キーを押しながらAボタンを押すと目の前のモンスターや爆弾をキックして弾ける。(下キーを押しながらBボタンでも可能)
    ABボタンの同時押しをすると、持ち上げている物を真下に置いて上に脱出する。左右に物が置けない状態になったら必須の操作である。なお、左右に物が置ける状態だと同時押しのつもりが物を置いてしまう動作になる事があり行いにくいが、下キーを押しながらABボタンの同時押しをすれば確実に行えるという小技がある。(下キーを押している事でキックが優先され、キック中に同時押しが成立すれば上に脱出の動作になるため。) これらの操作を駆使して全てのモンスターを消すとラウンドクリア。クリアタイムに応じて降ってくるコインを集めて次のラウンドへと向かう。
    ステージがモンスターや爆弾でいっぱいになってキノピオが動けなくなるとクレジットが減り、0になるとゲームオーバー。
    クレジットはコインを30枚集めると1つ増える。
  • タイムゲージ
    プレイ中は右側にあるタイムゲージと呼ばれるゲージが伸びていき、それがいっぱいになると色が変わる。
    緑色の間は「爆弾タイム」で、モンスターを消すための爆弾だけが降ってくる。
    ピンク色の間は「モンスタータイム」となり、ドドリゲスがモンスターを落とし、ワリオが天井を下げてくる。
    連鎖消しを行うと、爆弾タイムの場合はタイムが伸び、モンスタータイムの場合はタイムが短縮される。
    入れ替わるたびに、ステージクリアした時のコインが減っていく。できるだけ爆弾タイムで連鎖を行うとコインを減らさずに済む。
  • モンスター化
    爆弾を含めずに同じ色のモンスターだけを3個以上並べると、同じ列にある爆弾がモンスターに変化してしまう。
    VSモードではこれを利用して攻撃する。
  • ダイヤモンド
    モンスターや爆弾をまとめて5つ以上消すとダイヤモンドが現れる。
    ダイヤモンドは動かせないが、爆弾と同じように使用でき、ダイヤモンドを消すと同じ色のモンスターが全て消える。
  • ボス戦
    Bゲームでは10ラウンドごとにボスが登場する。ボスには近くで爆弾を消すことでダメージを与えられる。
    ボスの移動先と重なった場合はミスとなる。
  • 対戦ルール
    対戦モードでは相手よりも先に自分のモンスターを全て消すか、相手のキノピオが動けなくなると勝利。
    モンスターを横に並べて同じラインの爆弾をモンスターに変化させる、連鎖で爆弾タイムを延長し、相手にモンスターを降らせる、4個以上消して相手の天井を下げる、ダイヤモンドを消して相手の爆弾をモンスターに変えるといった手段で攻撃する。
    3本先取で、どちらかが3回勝利するとそちらのプレイヤーの勝利となる。

キャラクター

味方

  • 【妖精】
    名前不明。上から爆弾を降らせてくれる。
  • 【キャサリン】
    爆弾タイム中に右上のウインドウに登場。何故か味方キャラのような扱いをされている。登場する事で上記の『スーパーマリオUSA』のイメージがより増している。

  • 【ドドリゲス】
    モンスタータイムで妖精の代わりに登場。モンスターを降らせてくる。登場する事で上記の『スーパーマリオUSA』のイメージがより増している…が、ドドリゲスとワリオの接点は全く無いのに敵(ワリオ側の勢力)として登場するのは謎である。
  • 天井(【ドッスン】)
    説明書では天井としか呼ばれていないが、SNES版ではドッスンのグラフィックになっているためか、ドッスンと呼ばれる事もある。

ボス

関連作品

紹介動画

移植・リメイク

  • 【Wario's Woods】
    SNES版。様々な変更点が加えられており、登場キャラクターは別物と化している。
    英語名はFC版(NES版)と同じだが、本サイトでは区別のためにSNES版を『Wario's Woods』の呼称で分別している。詳しくはそちらのページを参照。
  • ワリオの森 爆笑バージョン
    1995/04にサテラビュー向けに配信された。
    SNES版『Wario's Woods』をベースに、当時は売出し中の若手芸人であった「爆笑問題」の2人を元にしたグラフィックに差し替えたバージョン。
    詳しくは【Wario's Woods】のページを参照。
  • ワリオの森 再び
    1997/10にサテラビュー向けに配信された。
    SNES版『Wario's Woods』をベースに様々な変更点を加えたバージョン。ストーリーモードが丸々消滅しているため、キャラクターの日本語名がわからない。
    詳しくは【Wario's Woods】のページを参照。
  • 【どうぶつの森+】
    ファミコン家具として収録。島限定で獲得できる家具なので入手難易度は高め。
    本作に収録されたことで楽しんだプレイヤーは多いだろう。

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最終更新:2024年04月30日 14:31