【ユンゲラー】

ユンゲラー とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。

プロフィール

ユンゲラー

他言語

Kadabra(英語)

全国図鑑

0064

分類

ねんりきポケモン

高さ

1.3m

重さ

56.5kg

初登場

【ポケットモンスター 赤・緑】

進化条件

【ケーシィ】:Lv16

前のポケモン

【ケーシィ】

次のポケモン

【フーディン】

【ケーシィ】の進化系。
強い精神力を持つが銀のスプーンを持っていないとサイコパワーが半減してしまう。
超能力を持っている少年が朝に起きたら、このポケモンになっていた、という説もあるらしい。

【フーディン】に進化する。

能力値

ステータス

タイプ

エスパー

タマゴ

ひとがた

とくせい

シンクロ
せいしんりょく

隠れ特性

マジックガード

HP

40

とくこう

120

こうげき

35

とくぼう

70

ぼうぎょ

30

すばやさ

105

作品別

ポケットモンスターシリーズ本編

【ポケットモンスター 赤・緑】・青

中間形態だがとくしゅ120・すばやさ105と恐ろしいほど性能が高く、この世代のエスパーはほぼ軽減されないため凄まじく強い。
適当に「ねんりき」と「サイケこうせん」を連発しているだけでストーリー上の敵はほぼ全て壊滅する。
難点はケーシィを捕まえるのが少し面倒な事程度。

実は本作の時点では「スプーンまげ」を覚えない。他のポケモンも覚えないので、「スプーンまげ」は「ゆびをふる」で選択された時にしか見る事ができない幻のわざになっている。

【ポケットモンスター ピカチュウ】

ようやく初期状態で「スプーンまげ」を覚えているようになった。8番道路に出てくる野生のユンゲラーを捕獲すれば「スプーンまげ」を覚えているユンゲラーを入手できる。
ただし、ケーシィから進化させた場合は覚えられない。これはデータ上ではユンゲラーがLV1で習得するという扱いのため。

【ポケットモンスター 金・銀】

とくぼうが大きく減少。しかし、コガネシティのデパートで購入できる3色パンチを使用できるため、シナリオでは相変わらずエースとして活躍できる。

【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】

ハナダのどうくつに出現する。
地下1階で、レベル67で出現するのはユンゲラーと【メタモン】だけになるため、高レベルメタモンの乱獲の際によく出会うこととなる。

【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】

本作以降のゲームでは、「かわらずのいし」を持たせて通信しても道具の効果を無視して通信進化するという特徴を持つようになった。

【ポケットモンスター サン・ムーン】

進化時に覚えるわざから何故か「ねんりき」が削除されて「スプーンまげ」しか習得せず、序盤のうちは攻撃手段がほとんどない。

【ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン】

進化時に「ねんりき」を覚える仕様に戻ったので安心して使用できる。

外伝

【ポケモンスタジアム2】

ニンテンドウカップ99で【フーディン】の代用としてよく使用された。しかし紙耐久であるため列強という訳でもなかった。

【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】

キザキの森、空の裂け目、未開の荒野、ゼロの島 西部で出現。登場時はほとんど寝ている。待機モーションは浮いているが、移動する時は着地して歩くため、進化前のケーシィの時と違い空中移動は出来ない。かしこさを上げて『すいすいあるく』を会得すると、移動出来るようになる。

【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】

ゼロの島 中央部、スペシャルエピソード5の時限の塔にも登場。

【ポケモン超不思議のダンジョン】?

どこかのダンジョンで旅をしている。

メディアミックス

【ポケットモンスター(アニメ)】

22話に登場した【ナツメ】のケーシィが、同話でこれに進化する。
なお、これ以降は登場していない。詳しくは後述の備考を参照。

元ネタ

  • ユリ・ゲラー
    スプーン曲げの超能力者。

おもなわざ

  • スプーンまげ
    スプーン曲げを披露して相手に注意を向けて命中率を下げるわざ。現在では進化後のフーディンと合わせて2匹しか習得できない専用わざ。
    『赤・緑』当初はどのポケモンも覚えられず「ゆびをふる」のみで出てきた技だったが、『ピカチュウ』で野生のユンゲラーが初期状態で覚えているわざに設定され、使用することができた。
    以後も初期状態で覚えるわざとして設定されており、『サン・ムーン』までは思い出し限定でしか覚えられなかった。
    わざは命中率が低く「すなかけ」「えんまく」に劣る性能だが、ユンゲラーを代表するわざとなっているためか、現在でも使用できないわざとなったことがない。

関連キャラクター

備考

  • ポケモンカードで「わるいユンゲラー」が出た際、「悪のキャラクターとして使われた」「近くにいると頭痛を起こす図鑑説明」「星と腹のマークがナチスを連想させる」といった事を主な理由として、上記のユリ・ゲラーが名誉毀損として損害賠償を任天堂に求める裁判を起こした。実際にアメリカのロサンゼルスで行われた裁判では任天堂の主張が受け入れられて却下された。日本では特に行われていないものと見られる。
    • それが理由なのかは不明だが以降のポケモンカードでは一度もユンゲラーが登場しておらず、ケーシィをフーディンに進化させる、フーディンをたねポケモンとして登場させると言った形で明らかにユンゲラーの登場を避けている節が見受けられる。アニメでもナツメの手持ち以外は僅かなアイキャッチにしか出ていない。
    • 先述の『ダイヤモンド・パール』以降の作品に見られる道具を無視した強制進化の仕様は、ユンゲラーの名前で通信交換させないためと見られている。
    • 裁判中に任天堂側から「本当の超能力者ならスプーンを曲げられるはずだからこの場で曲げてみろ」と言われたという噂だけが広げられていたが、ただの都市伝説で実際に法廷で使われた事は無いと見られている。
    • 2020/11/29にはユリ・ゲラーがTwitterで謝罪を発表し、ポケモンカード化の許可を任天堂へと伝えている。

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最終更新:2023年07月09日 17:16