【ポケモンスタジアム2】

ポケモンスタジアム2 とは、【NINTENDO64】用のゲーム。

概要

ポケモンスタジアム2


他言語

Pokémon Stadium (英語)

ハード

【NINTENDO64】

メディア

ロムカセット

ジャンル

対戦&図鑑

発売元

任天堂

開発元

任天堂

プロデューサー

宮本茂
三木研次
石原恒和
岩田聡

ディレクター

清水隆雄

プレイ人数

1~4人

発売日

1999/04/30 (日本)

値段

5,800円+税

対応機能

64GBパック

シリーズ

ポケットモンスターシリーズ

移植・リメイク

Switch:【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】

日本販売数

71万本

世界販売数

546万本

【NINTENDO64】向けに発売された『ポケットモンスターシリーズ』の1本。
【ポケモンスタジアム】の発売からわずか半年で登場した続編。
事実上の完全版となっており、151匹全ての【ポケモン】が使用可能となり、対戦ルールが大幅に増加。ゲームバランスも一部に独自仕様が入り調整された。
更に最大4人同時プレイ可能なミニゲームモードも追加されたため、パーティゲームとしての側面も持つ。

前作の不満点を大方解消しており、未完成品だった前作から打って変わってゲームとしての評価も高い。
日本国外では前作が未発売のため、本作が『Pokémon Stadium』として販売されている。こちらではピカチュウになみのりを覚えさせる要素が追加されている。

ゲームシステム

※基本的な内容は【ポケモンスタジアム】を参照。

  • 独自仕様
    前作同様に一部の仕様がGB版と異なる。本作はバトルバランスが前作の時よりも掘り下げられたためか仕様変更点が多い。
    対戦時の選出ルール、状態異常や引き分けにならない判定については引き続き継続されている。
    一部仕様は【ポケットモンスター 金・銀】以降にも引き継がれている。
    • 「ふぶき」の追加効果の発動率が10%(前作と同様)
    • 「はかいこうせん」で相手のポケモンを倒した時、「みがわり」を倒した時、攻撃を外した時の何れも反動で動けなくなる。
    • 命中率低下・回避率上昇の効果が抑えられている。(「かげぶんしん」が強すぎた事による抑制と思われる)
    • 「ねむる」で「やけど」と「まひ」の効果の能力変化が回復するようになった。(これまでの作品では状態異常が治っても能力は低下したままだった)
    • 「くろいきり」で自分の状態異常も治る。
    • 「スピードスター」が必中攻撃になった。
    • 「へんしん」をメタモンに使うと失敗するようになった。
    • 「わるあがき」のタイプが消滅した。
    • 急所率の計算式が変更。すばやさによる影響が半分になった。
    • 「きあいだめ」で急所率が上がるようになった。
    • 追加効果の発生率が33%のわざの確率が修正。「オーロラビーム」は20%、「バブルこうせん」は30%、「ようかいえき」は30%。
    • 「みがわり」が状態異常を無効化するようになった。
    • バインド状態にするわざが無効化された場合、バインド状態にならなくなった。
    • 「まひ」の時にすばやさのランクを変化させても、「まひ」のすばやさ半減補正は消えなくなった。
  • イベントバトル
    大会のように制限時間を付けて戦えるバトル。より緊張感を味わえる。
    カードリッジから直接参加することになるため、64GBパックが2つ必要になる。
  • とにかくバトルがしたい!
    予め用意されたポケモンでバトルを行えるモード。準備も面倒な人向け。対人対戦も可能。
  • スタジアム一新
    本作のトーナメントは「スタジアム」に変更。
    8連戦するのは変わらないが、新たな仕様として「コンティニュー」制度が追加。自分のポケモンが1匹もひんしにならずに勝利すると「コンティニュー」が手に入り、それを消費してコンティニューが可能。
    手に入れたカップ内でしか使用できない。
    日本国外版では3種類あるニンテンドウカップの内、「'97」のルールしか収録されていない。
  • ニンテンドウカップ'99('99カップ)
    新たなルール。97年と98年の全国大会に出場したポケモンが使用不可となる。出場可能なレベルは1~50。
    モンスターボールからマスターボールの4ランクがある。
    + 使用不可ポケモン
    フシギバナ ダグトリオ フーディン ゴローニャ レアコイル
    ゲンガー スリーパー マルマイン ナッシー ラッキー
    ガルーラ スターミー ルージュラ ケンタロス ギャラドス
    ラプラス メタモン シャワーズ サンダース カビゴン
    フリーザー サンダー カイリュー ミュウツー ミュウ
    カイリューは、そもそも進化レベルがレベル制限より上回る。ミュウツー・ミュウは一般的なルールでは出場不可能。
  • ニンテンドウカップ'98('98カップ)
    前作の「L1~30の トーナメント」と同じ。
    ソフト側ですべてのポケモンが登場するようになっているが、公平性を考えてか使用可能ポケモンも当時と同じ33種類のままである。
    うらでは初戦のたんぱんこぞうを除いた7人が、後述の全国大会出場者となり、ランダムで登場する。
  • ニンテンドウカップ'97('97カップ)
    前作の「L50~55の トーナメント」と同じだが、ミュウツー・ミュウを除いたすべてのポケモンが出場できるようになった。
    日本国外版のみ、モンスターボールからマスターボールの4ランクがある。
  • ウルトラカップ
    【ミュウ】も含む全てのポケモンが出場可能な無差別級カップ。レベルも1~100まで出場可能で、対戦相手は全てレベル100。
    ここにも、モンスターボールからマスターボールの4ランクがある。
  • イエローカップ
    【ポケットモンスター ピカチュウ】に収録されていたルールと同じ。レベル15~20のポケモンならミュウ以外全て参加できる(詳しい出場可能ポケモンは『ピカチュウ』の記事を参照)。メンバー決定時の合計レベルは50以下。
  • ファンシーカップ
    『ポケットモンスター ピカチュウ』に収録されていたルールと同じ。レベル25~30で、高さ2m以下・重さ20kg以下のポケモンのうち、進化可能で未進化のポケモンのみが参加できる。メンバー決定時の合計レベルは80以下。
  • なんでもあり
    フリーバトル限定のルール。本編の通信対戦と同様にルールに制限がない。5匹以下の選出も可能。ただし、わざや状態異常の仕様などは本作の共通ルールに準している。
  • ジムリーダーのしろ
    【ジムリーダー】達と対戦するモード。トレーナー3人とジムリーダーと連戦してジムバッジを手に入れて、ポケモンリーグのチャンピオンを目指す。
    ルールとしては、レベル1~100まで出場可能。相手のポケモンは手持ちの最高レベルに合わせられる。下限は50でレンタルポケモンもレベル50となる。
    クリアすると特典として、【フシギダネ】【ヒトカゲ】【ゼニガメ】【サワムラー】【エビワラー】【イーブイ】【オムナイト】【カブト】のいずれかが貰える。これらは『赤・緑・青・ピカチュウ』では、一周に一匹しか手に入らない上、選択式や分岐進化の要素を含んでいる珍しいポケモンたちである。
    これらのポケモンは『金・銀』『クリスタルバージョン』に送ると、おもての個体は「きのはこ」、うらの個体は「きりのはこ」という貴重な道具を持っている。
  • ポケモンけんきゅうじょ
    前作の整理機能などをひとまとめにした場所。新たな機能として「ポケモンこうかんサービス」が追加されており、通信進化するポケモンを進化させられる。
  • しょうりしゃのやかた
    スタジアムの各カップをクリアかジムリーダーのしろで四天王+チャンピオンを倒した際、その時の手持ちにいたポケモンがここで表彰される。同じポケモンが登録された場合、新しい方に上書きされる。
    全てのポケモンを埋めると特典として「ドわすれ」を覚えた【コダック】をもらえる。『金・銀』『クリスタルバージョン』に送ると「きりのはこ」という貴重な道具を持っている。
    能動的に埋める場合、ジムリーダーのしろならポケモンリーグから始めれば5戦で済む。ポケモンリーグは育成済みのミュウツーがいれば1匹でクリアが可能なので、登録するだけならジムリーダーのしろを一度クリアしてから適当なポケモン5匹も入れて周回するのが楽とされる。
    ミュウに関しては、うらウルトラカップからエントリーすればレンタルポケモンとして登場するようになるため、バグを利用せず登録が可能。
  • チビッコクラブ
    ミニゲームモード。9種類もの多彩なミニゲームを楽しめる。対人プレイも可能。
    自由に遊べるフリーモードと、指定した回数勝利してチャンピオンを決める「うまいひとをきめる」がある。
    「うまいひとをきめる」でCOMを「つよい」設定で5回連続で勝利すると強さに「すごい」が追加される。
  • コイキングのはねるでポン
    Aボタンで【コイキング】をはねさせるミニゲーム。制限時間以内にカウント数をより多く稼いだプレイヤーの勝ち。
    【はねろ!コイキング】ではこのネタが拾われている。
  • ピッピのゆびふりきょうしつ
    【ピッピ】を操作する。メガネをかけた「ピッピ先生」の指示通りに十字キーを押す。
    清算時にHPが残ったプレイヤーか、最大5回戦までやってHPが一番多く残ったプレイヤーが勝利となる。
  • はしれコラッタ
    【コラッタ】を走らせる。たまにハードルが来るのでジャンプで飛び越えよう。
  • スリープのさいみんがっせん
    【スリープ】を操作する。ふりこが真ん中に来たタイミングでボタンを押し、相手を眠らせよう。
    最後まで生き残っていたプレイヤーが勝利。最終的には生き残ったスリープも眠ってしまう。
  • ベロリンガのぐるぐるずし
    【ベロリンガ】を操作して回転寿司を食べまくり、最も食べた寿司の合計金額(スコア)の高いプレイヤーが勝利。同じ寿司を連続で食べると何故か金額が上がる。
    ベロリンガの悲鳴や、高級な寿司ネタが入った時の掛け声も相まって、本作を代表するミニゲームとなっている。
  • かたくなるがっせん
    【トランセル】【コクーン】を操作し、飛んでくる岩が当たるタイミングにあわせて「かたくなる」を使って攻撃を無効化する。
    「かたくなる」を使用している間もHPが減り続けるので、ずっと「かたくなる」していればいいわけではない。
    元ネタは恐らく【ポケットモンスター(アニメ)】の4話。
  • サンドのいどほりきょうそう
    【サンド】を操作し、L・Rボタンを交互に押して井戸を掘る。掘り当てるとサンドが水浴びして喜ぶ。こうかはばつぐんじゃないのか…?
  • GBビル
    前作のGBと同じく、ポケットモンスター 赤・緑・青ピカチュウを遊べる。
    ドードーGBとドードリオGBも健在で、条件は「ニンテンドウカップ'99」か「ウルトラカップ」をそれぞれマスターボールまでクリアすること。片方でドードー、両方でドードリオとなる。
    また、ドードリオGBは4倍速にパワーアップしている。
  • ミュウツーをたおせ
    全てのスタジアムとジムリーダーのしろをクリアすると出現。レベル100の【ミュウツー】に挑む。
    ルールとしては、レベル1~100まで出場可能。手持ちは5匹以下でも出場可能。強いとはいえこちらは6匹で挑めるため、隠しモードの割にはそれほど難易度は高くない。
  • うら
    「ミュウツーをたおせ」をクリアすると出現。全てのスタジアムとジムリーダーのしろが高難易度になる。すべてクリアすれば「ミュウツーをたおせ」もうらになり、そこもクリアすれば完全クリアとなる。

キャラクター

施設の住民

【ジムリーダー】

【四天王】【チャンピオン】?

【ポケモントレーナー】

日本全国大会出場選手

「ニンテンドウカップ'98うら」では、1998年の日本全国大会に出場した実際の選手たちが敵として登場する。いずれも環境ポケモンが跋扈しており非常に手強い。
(ここでは各人物のページを作成しない扱いとする ※管理人判断)

  • はなもとのりしげ
  • ほりたつや
  • ほりともゆき
  • やなぎさわしょうへい
  • やまうちともゆき
  • やまざきまもる
  • よしかわしんじ

関連作品

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2023年08月13日 19:58