モンスターとNPC - オールド・スクール・エッセンシャル非公式日本語wiki @ ウィキ | Old School Essentials for Japanese (Unoffcial)

モンスターとNPC

レフェリーには、モンスターやNPCが遭遇したときにどう反応するかを決めるだけでなく、PCが他の場所にいるときに、彼らがどのような策略や戦術をとるかを決める責任もある。

知性と戦術

モンスターやNPCがどのように行動するか決めるとき、レフェリーはそのＩＮＴのレベルを念頭に置くべきである。ＩＮＴの高いモンスターは以下の戦術のどれかを使うかもしれない。

• 罠と隠密： 狡猾だが身体能力が高くないモンスターは罠や待ち伏せを仕掛けたり、遠くから遠距離攻撃でPCを攻撃することを好むかもしれない。

• 護衛： モンスターはPCを妨害したり、重要な逃走経路を守るために護衛やペットを利用するかもしれない。

• マジック・アイテム： モンスターはPCの邪魔をするために、隠れ家にあるマジック・アイテムを使用する。

• 学習と準備： PCがモンスターに遭遇したが最後まで倒しきれなかった場合、モンスターはその経験から学び、再度攻撃に備えるだろう。防衛施設を建設したり、増援を要請したり、活動拠点を移したりする。

• 適応： モンスターはPCのかつて実行に移して上手くいった戦術を模倣または適応し、具体的な対抗作戦を立案することがある。

チームワーク

遭遇をデザインする場合、レフェリーはプレイヤー・キャラクターと同様に、モンスターやNPCたちがお互い生き残る可能性を高めるために力を合わせることを念頭に置くべきである。

連合軍： 近接攻撃、遠距離攻撃、魔法に長けたモンスターは互いの力を合わせることができる。

リーダー： 特殊能力、最大ヒットポイント、追加のヒット・ダイスを持つことがある。

士気

プレイヤーキャラクターと同じように、知的なモンスターやNPCにも、それぞれ興味や動機がある。

• ロールプレイ：レフェリーはそのモンスターの属性や性格を考慮した上で、PCとの交渉に対する反応を考えるべきである。モンスターは必ずしもPCの意向に協力すべきではない！

• 味方：モンスターやNPCにも仲間や手下、同伴者がいる場合がある。もしモンスターが倒された場合、助けに来たり、仇を討ったりする。