回避と追跡 - オールド・スクール・エッセンシャル非公式日本語wiki @ ウィキ | Old School Essentials for Japanese (Unoffcial)

回避と追跡

ダンジョン

回避

双方の移動速度を比較する：

• 逃げる側が速い：逃げる側が（何かしらの事情で）強制的に停止させられない限り、回避は自動的に成功する。
• 逃げる側が遅い：追跡が発生する。

追跡

時間：ラウンド単位で計測される(時間、重量、移動を参照)。

走る： それぞれの側は全速力で走っているものとする（下記参照）。

視線：ほとんどのモンスターは、キャラクターがモンスターの視界から外れると追跡を続行しない。

宝を落とす：宝の持ち主がモンスターである場合、3/6の確率でキャラクターが落とした宝を回収するために追跡を止める。

食料を落とす：空腹または知能の低いモンスターは、キャラクターが食料を落とすと、それに釣られて追跡を止めることがある（3/6の確率）。

障害物：燃えている油などの障害物も追跡を遅らせたり止めたりすることがある。

走る
移動速度：追跡中、キャラクターは1ラウンドにつき最大限の移動速度（フィート）で走る。

マッピング：走行中は不可能。

疲労：キャラクターは30ラウンド分走ると疲労する。

疲労の効果 攻撃力、ダメージ、アーマー・クラスに-2のペナルティ。

休息：消耗によるペナルティはキャラクターが3ターン休息するまで続く。

水上

回避

回避の確率は両軍の移動速度の差によって決定される。

成功：回避ロールが成功した場合、追っ手は翌日になるまで逃げる側 に追いつくことができない。

失敗：回避ロールが失敗した場合、追跡が発生する。
水上回避確率

逃走側の移動速度(追手側との比較)	回避確率
追跡側より速い	80％
0フィート～30フィート/ラウンド 追跡者より遅い	50%
31フィート～60フィート/ラウンド 追跡者より遅い	40％
61フィート～90フィート/ラウンド 追跡者より遅い	35%
91フィート～120フィート／ラウンド 追跡者より遅い	25％
121フィート+/ラウンド 追撃者より遅い	10％

追跡
時間：ラウンド単位で計測される（タイム、ウェイト、移動を参照）。

初期距離：双方は通常の遭遇距離で追跡を開始する(水上冒険を参照)。

接近：両者の距離は毎ラウンド両者の移動速度の差の分だけ減少する（最低でも毎ラウンド30フィート）。

野外

回避

回避の確率は回避ロールの確率で決定される。回避ロールが失敗した場合、追跡が発生する。奇襲(遭遇を参照)は回避の確率を決定する：

• 奇襲なし：両軍とも奇襲を受けていない場合、回避の確率は両軍の相対的な大きさによって決定される。(大きな集団は速く静かに動くことができないため、小さな集団にとって有利となる)。野外の回避基本確率表は回避の基本確率を示している。

• 奇襲を受けた側：基本的に回避できない。しかし、(上記のような)奇襲を受けた場合であっても、環境条件によっては わずかな確率のチャンスを与えるという裁定をレフェリーが下せる。例えば、森林が密集している場合、 奇襲された側は 10％の確率で回避できる。

• 奇襲側：一方が他方を奇襲した場合、奇襲された側は自動的に回避することができる。

野外の回避基本確率

逃走集団のサイズ	追手の数による回避確率	“”	””
1～4	追跡者1人：50%	追跡者2-3人：70%	追跡者4人以上：90%
5～12	1～3人の追跡者：35%	4～8人の追跡者：50%	9人以上の追跡者：70%
13～24	1～6人の追跡者：25%	7～16人の追跡者：35%	17人以上の追跡者：50%
25＋	1～10人の追跡者：10%	11～30人の追跡者：25%	31人以上の追跡者：35%

回避修正

片方の移動速度が2倍：追跡側の移動速度が他方の2倍の場合、回避の確率は25％減少する。逃げる側の移動速度がもう一方の2倍の場合、回避の確率は25％増加する。

環境：レフェリーは状況や環境に応じて確率を変更することができる。例えば、森林が密集している場所では、回避の確率を25%増加させることができる。

最低確率：脱出の確率は常に少なくとも5%である。

追跡

追跡が終了するまで、日ごとに以下の手順で追跡を行う：

1.逃げる側はレフェリーが決定したランダムな方向に移動する(マッピングは不可能)。
2.追跡側の移動速度が逃走側の移動速度を上回った場合、50％の確率で追いつく。判定が成功した場合、逃げる側は追いついたことになり、 追跡は終了する。失敗した場合、ステップ 3 に進む。
3.逃げる側はこのまま逃げ続けるかどうかを決めなければならない。続けることを決定した場合、再度 回避を試みることができる(上記を参照)。回避の試みが失敗した場合、ステップ 1 に戻る。逃げているグループが逃走をやめることを決定した場合、そのグループは捕まる(その追跡は終了する)。