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オールドスクールエッセンシャルとは?
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オールド・スクール・エッセンシャルとは?
オールド・スクール・エッセンシャル(略称OSE)とは、伝統的な剣と魔法の中世ヨーロッパ風世界を冒険するファンタジーTRPGです。エルフやドワーフ、オークやゴブリン、ドラゴン、そんなファンタジーにお決まりの登場人物はひと通り登場します。
では他の作品と何が違うのかというと、このシステムは”オールドスクール”(古典風)という名前の通り、世界中の各種神話やグリム童話などおとぎ話、あるいは小説「指輪物語」や「英雄コナン」、「ファファード&グレイマウザー」、電源ゲームでいうと「ウィザードリィ」といったような西洋ファンタジーの古典的な作品群に回帰することをモチーフとしています。
例えば、地下深くダンジョンの奥に待ち構える狂乱の魔術師との戦い、数多の財宝守るドラゴンが隠れ住むと言われている巨大な山脈への挑戦、日々ゴブリンの襲撃に悩ませる開拓村の守護、巨人族に攫われた王族の救出、といった上記の古典的なファンタジーによく見られる”冒険”を体験することが出来ます。
とはいえ、あくまで”モチーフ”であるため。例え古典ファンタジーに馴染みが無かったとしても、上記のシチュエーションにワクワクするような人は楽しんでプレイすることができるでしょう。
シンプルで簡単なシステム
また、”オールドスクール”(古典風)の意味はもうひとつあって、それはルールが非常に軽量で、簡単に変更することが可能な点です。ゲーム上扱う数字は比較的低く抑えられており、またPC、NPCのステータス項目は少なめです。
そのため、PCのキャラクターシートは初心者であってもすぐに書き上げることが出来るし、セッション中GMは簡単に敵のバランス調整が出来るし、戦闘もスピーディーにテンポ良く繰り広げることが出来ます。
オールドスクールなTRPGシステムとは?
TRPG黎明期である70~80年代はこうしたシンプルなゲームデザインのTRPGシステムが多く、とりわけ「Dungeons&Dragons」の初期の頃の版、つまり「Classic Dungeons&Dragons」あるいはその経験者向けルールセット「Advanced Dungeons&Dragons」のルールを現代向けに再現したのがこの「オールド・スクール・エッセンシャル」です。
本wikiが翻訳したのはオールド・スクール・エッセンシャルを制作した米Necromatic gnomeが自身の公式サイトで無料公開している「OSE SRD」であり、これは「Classic Dungeons&Dragons」の中でも日本ではいわゆる”赤箱””青箱”と呼ばれている「ベーシック/エキスパートセット」部分を忠実に再現したものとなっています。
そのため、当時実際に使用したPCのキャラクターシートや発売されていたシナリオ(※当時の名称はモジュール)は、そのままこのゲームにおいても使用することが出来るのが最大の特徴です。
TRPG初心者およびD&D初心者でも難しくない
ここで大事なのはいくら古典的なシステムを再現したからといっても新参お断りなシステムではないことです。確かに赤箱時代のD&Dには今では考えられないような面倒くさい要素もありましたが、このOSEではそうした面倒くさい要素を現代向けに簡素化あるいは調整を施しています。
例えば一つ例を挙げていくと、敵に対しての攻撃が命中したかどうかの判定は、過去はダイスを振って出た目を攻撃盤と呼ばれる表に乗ってある数字と見比べてみて適宜引いていくという面倒な手順を踏んでいきましたが、OSEにおいてはそうした表をそもそも見ずに、出たダイスの目にステータスを足していって出た数字を見るだけといった風に簡素化されています(※これはあくまで選択ルールですので、従来通りの昔の方法でもプレイすることが出来ます)
現代に生まれたTRPG初心者でも古参TRPGプレイヤーでも平等に卓を囲んで楽しく遊びましょう
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