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レフェリー
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レフェリーの役割
楽しい冒険の立役者
レフェリーは、グループを楽しませるために、魅力あふれる冒険を実現させなければならない。
準備:ゲームを始める前に、冒険の計画を立て、必要な地図を描いておく。アドバイスするとしたら、シナリオ、ダンジョンの設計、 野外の設計、拠点となる町の設計に気をつけることである。
即興:どんなに事前の準備が完璧だったとしても、プレイヤーの行動をすべて予測することは不可能である。もしかしたらレフェリーが考えもしなかったようなアイデアを思いつくかもしれない。そのため、例え予想外の展開に進んだとしても、場に応じて臨機応変にできるようにすることがレフェリーにとって重要なのだ
手順:このゲームのルールには、冒険中の一般的なシチュエーションを想定した手順が記載されている。これはレフェリーがゲームを進行する際の助けとなるものだ。ただし、レフェリーはゲームを進行させるために、プレイ中に自由に変更したり、追加したりすることができる。
バランス レフェリーはリスクと報酬のバランスを楽しく保つ必要がある。
中立なジャッジ
レフェリーは、プレイヤーの味方でもなく、或いはその反対の立場でもなく、すべてのことにおいて中立を保たなければならない。
非競争的:このゲームはプレーヤーがレフェリーを負かそうとしたり、逆にレフェリーがレフェリーを負かそうとしたりするような競技ではない。
公平性:ゲームのルールは、プレイヤーキャラクター、モンスター、NPCに等しく適用されるべきである。
ルールの裁定者
レフェリーはゲームのルールをいつ、どのように適用するかを決定しなければならない。
裁定:マジック・アイテムや呪文、モンスターの特殊能力に関する記述を含め、ゲームのルールは想定される事柄を網羅しているわけではないので、レフェリーは想定外の事態が発生した場合、それを解決するために判断を下す準備をしなければならない。
アクションの解決:プレイヤーが基本ルールにないことを行いたい場合、レフェリーはその結果どうなるかを常に検討しなければならない。だが。何が起こるかを決めるだけで対処できる場合もある。この何が起こるかを決定するために、レフェリーはプレイヤーに能力判定(能力値判定を参照)やセーヴィング・スロー(セーヴィング・スローを参照)を要求することがある。それ以外の場合、レフェリーはそのアクションが成功する可能性(例:パーセンテージや1/6の確率で表される)を判断してプレイヤーに伝え、リスクを取るかどうかをプレイヤーに決めさせられる。
意見の不一致: プレイヤーは、レフェリーの意見に必ずしも同意しないかもしれない。そのような場合は、グループで(簡潔に)意見の相違点について話し合い、決定を下すべきである。このような場合、常に最終的な判断を下すのはレフェリーであり、ルールに関する長い議論でゲームが泥沼化しないようにしなければならない。
ランダム性: レフェリーはダイスやランダムテーブルなどを適切に使用する。これらはゲームに予測不可能な楽しさを加えることができる反面、 ランダム性を使いすぎと冒険を脱線させ、台無しにすることもある。