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野外のデザイン
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野外のデザイン
1. 設定を決める
基本的な地理情報: 描写する地域の基本的な地理と気候を決める(その地域が主に山で構成されているのか、森で構成されているのか、砂漠で構成されているのか、など)また、その地域の大きさも決めておく。
環境: 文明レベル、魔法の有無、様々なモンスターや知的種族の存在など。
新規キャンペーン:新規キャンペーンを開始する場合、時間をかけて拡張できるような、小さくて自己完結している領域を詳しく決めるところから始めることを勧める。
2. 地域の地図
主な地形: 山脈、川、海、湖、島、森、沼地などの主な地形に印をつけ、方眼紙か六角紙を使って原野の地図を作成する。地形の自然な構造や関係性については、現実世界の地図がヒントになるだろう。
縮尺: 一般的に、まず大きな縮尺の地図(1ヘクスあたり24マイル)が描かれ、次に特定の地域の小さな縮尺の地図(1ヘクスあたり6マイル)が描かれ、さらに詳細が加えられる。
3. 人間の領域の配置
人間の文明に必要なもの(河川、農地など)を念頭に置きながら、人間が支配している地域を配置する。
政府: 小領主、強大な王、商人同盟など。
拠点となる町(ステップ 5 を参照):一般的にこれらの地域のいずれかに配置される。
4. 人間以外の領域を見つける
その領域には他の知的種族(例:亜人種、モンスター種族など)が支配している場合、彼らの好む環境や生活様式を考慮して配置する。
遊牧民: 例えば、とある知的種族は自分たちの領域を守るために境界線内に引きこもるかもしれないが、他の種族はよりグレーゾーンな領域内を狩りや略奪のために動き回っているかもしれない。
モンスター: 重要な非知的モンスターのテリトリーも、この段階でマップに配置することができる。
5. 拠点となる町の設置
プレイヤー・キャラクターの拠点となる町をマップ上に配置する。通常、マップ中央付近の川や道の近くに配置することが多い。セッションはここから開始する。拠点となる町をより具体的にするためには、「拠点となる町のデザイン」のガイドラインを使用しよう。
6. ダンジョンの配置
マップ上の、拠点となる町の近辺にはダンジョンを1つ以上配置します。
距離:ダンジョンは通常、拠点となる町から1日程度離れた場所に配置します。町とダンジョンの間を便利に移動できる程度に近いが、町がダンジョンのモンスターによって悩まされるような距離ではありません。
7. 地域エンカウンターテーブルの作成
標準的な遭遇表:標準遭遇表(野外の遭遇を参照)はキャンペーンマップにあるいくつかの地域に適しているかもしれない。
遭遇表のカスタム:もしかしたらレフェリーによってはその地域に特化したモンスターを選んだ新しい表を作成することを好むかもしれない。特殊遭遇表はマップに記されている知性種や怪物種を考慮する必要がある。