― その頃 ヘルマ・俺の部屋では ―
ヘルマ「大丈夫でしょうか……」
ヘルマは倒れたバルクホルンを心配に思う
俺「大丈夫だと思うぞ」
ヘルマ「そうだといいんですが……」
尊敬しているウィッチが倒れたことにショックを隠しきれないヘルマ
俺「バルクホルンの目が覚めたら、医務室にでも行ってみようか?」
ヘルマ「そうですね…」
俺「バルクホルンは大丈夫だから、安心しろ」
俺はそういうとヘルマの頭の上にポンッと手を置いた
ヘルマ「はい…//////」
俺「……///////」
俺たちは自然と唇を近づけていた
チュッ
ヘルマ「…ん……」
俺「……んん……」
俺たちのキスはしばらく続いた
時間は経ち、夕食の時間となった
バルクホルンの目も覚め、夕食には全員がそろった
テーブルには宮藤とリーネが一生懸命に作ったハッシュドビーフ、ロールキャベツなどが並んでいる
今ではすっかり習慣づいた食事前の「いただきます」
各自、言い終えると料理を食べ始めた
ルッキーニ「これ、おいし~い!!」
ルッキーニはロールキャベツを一口食べると、満面の笑みで感想を述べた
ペリーヌ「ま、まぁまぁですわね」
そう言いながらも、少し笑みがこぼれているペリーヌ
エイラ「これおいしいナ」
サーニャ「うん、おいしい」
エイラとサーニャもかわいい笑みを浮かべる
シャーリーは手に持っているフォークを軽く回して、バルクホルンに問いかける
バルクホルン「そ、それは……///////」
バルクホルンはそれ以降の言葉が出ず、顔を赤らめたまま俯いた
シャーリー「ん?どうしたんだよ?顔赤いぞ」
いつもと違うバルクホルンの様子を少し心配に思うシャーリー
バルクホルン「………////////」
バルクホルンは俺とヘルマの方を一瞬チラリと見た
この微動も見逃さないシャーリー
シャーリー「ん?俺とヘルマがどうかしたの?」
バルクホルン「!?/////」
俺「い!?///////」
ヘルマ「わ、わ!?//////」
3人が同時に驚きの声をあげる
シャーリー「はは~ん、さては何かあったんだな?」ニヤニヤ
少しニヤついて3人を次々と見ていく
俺「な、なな何も無いから!!///////」
ヘルマ「な、何でもないであります!!/////」
バルクホルン「そ、そうだ!!何でもない…/////」
3人は明らかに動揺している
シャーリー「ふぅ~ん」ニヤニヤ
こうして夕食の時間は過ぎてゆく…
夕食を終え、各自、自由な時間に入った
そして、俺はミーナ中佐に呼ばれ、執務室へ来ている
ミーナ「俺さん、いつも性能比較実験お疲れ様」
ミーナは笑みを浮かべて、俺に言う
俺「ありがとうございます」
俺は感謝を述べて、呼ばれた用件を聞いてみた
ミーナ「毎日の比較実験で疲れているでしょうから、明日と明後日の2日間の休暇を与えます」ニコッ
俺「い、いいんですか!?」
ミーナ「いいのよ」
俺はミーナから休暇を与えられた
充実した休暇にしないと…
俺が休暇について少し考えていると
ミーナ「ヘルマさんとは順調なの?」
俺「え!?/////// な、何で!?///////」
ミーナがいきなりヘルマの話題を出してきた
俺は正直、予想外のことであり、とても驚いた
ミーナは俺とヘルマの関係を知っていたようだ
さすが隊長…
ミーナ「その様子では順調なのね」
俺「ま、まぁ…///////」
俺は嘘をついても無駄と悟り、正直に話した
ミーナ「それと、部屋のドアはちゃんと閉めておきなさい」
俺「へ?何でですか?」
ミーナ「だ、だって…あなた達が、その……キ、キスしているのが見えちゃうから…//////////」
俺「/////////////////////////////////////////」
見られてた!!しかも、隊長に!!
物凄く恥ずかしくて、ミーナさんを直視出来なかった
ミーナ「そ、それは後においといて…////// 明日からの休暇、ゆっくり休んでくださいね、ヘルマさんと一緒に」ニコッ
俺「あ、ありがとうございます……////////////」
恥ずかしいことがミーナさんに知られていたことは水に流して、とにかく休暇がもらえて良かった
― 友の部屋 ―
エーリカ「ねぇ~ いいでしょ~」
友「だ、駄目だって!そんなことしたら…恥ずかしいって…」
エーリカ「大丈夫だよ… 1日だけだから」
友「でも…」
エーリカ「今夜だけだから、大丈夫!!」
友「…ま、まぁ…今夜だけなら…別にいいけど…」
エーリカ「よし!決まり!!」
エーリカと友は何やら話をしているようだ
俺「じゃぁ、おれはエーリカの所で寝ればいいんだな」
エーリカ「そう!私が友のベッドで寝るの!!」
友とエーリカは今夜だけ寝るところを交換するという話しをしていたらしい
友「じゃぁ、おれ行くから」
友はエーリカの部屋の方を指差し、部屋を出ようとする
友はエーリカの部屋で過ごしているもう1人が居ることは知らない…
エーリカ「はいよ~」
(ニシシ、成功だね!)
友がドアに手を掛けたとき
エーリカ「さて!エッチな本を隠してないか、チェックしよう…」
エーリカはベッドの下を漁ろうとする
友「待て待て待て待て!!!無いから!エッチな本無いから!!!!」
エーリカ「本当にぃ~? 怪しい…」
エーリカは疑いの目で友を見る
友「ほ、本当だって!!おれは姉物のエッチな本など、一切ありません!!」
友は嘘がつけないタイプである
さきほど放った言葉に答えがあるようなものである
エーリカ「ふ~ん… あっ、あった!!」
ベッドの下にある友の国宝級の本を、エーリカが取り出す
友「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!」
友は思わず悲鳴をあげる
エーリカ「なになに… "The sister ~淫乱な妹と姉と交わる180日間~ "…………」
エーリカはタイトルを読み上げ、ページを開こうとする
友「ストォォォォォップ!!!!」
友は本をダイビングで奪い取る
エーリカ「何で取り上げちゃうのぉ~」
友「これは大人が読む本だから駄目だっ!!」
エーリカ「私、大人だもん」
友「まだ、子供だ!!」
エーリカは年とは反比例に犯罪チックな体型をしている
エーリカ「心は大人だよ!!なんなら……確かめてみる?」
エーリカはそういうと、友に寄りかかってきた
そして、発展途上の胸が友にあたる
友「お、おい!?エーリカ!!////////////」
エーリカ「ねぇ……確かめてみてよ…」
そして、友より少し背の低いエーリカは友に抱きつく
友「な、何してるんだって!!/////////離れろよ!!/////////」
友は必死にエーリカを振り払おうとする
それでも、エーリカは強く友を抱いており、離れない
エーリカ「ねぇ……ちょっと聞くけど……やっぱりトゥルーデのことが好きなの?…」
いつに無く弱気に発言するエーリカ
友「う、うん……」
友もいつもと違うエーリカの様子に戸惑う
エーリカ「…そっか……あのね……私………」
エーリカの声は少し震えている
友「…………」
友は黙って、エーリカの次の言葉を待つ
エーリカ「……いきなりでびっくりするかもしれないけど……私……友のことが好き……」
エーリカは前から思っていた抑えきれない気持ちを伝えた
友「……」
エーリカ「…この前、友がトゥルーデの事が好きって分かったから、あきらめようとしたんだけど……無理だったみたい……」
友「……」
エーリカ「……私、友がこの基地に来たときに、一目惚れしたみたいなんだ……」
「…それから、ずっと好きだったんだよ…」
友「…………」
友はいきなりエーリカから告白されたことを正直、理解できなかった
なぜなら、ついこの前まで普通に友に接していたからだ
それに、友とトゥルーデを仲良くさせちゃうとか言って、いろいろと協力までしてくれた事もあった
しかし今のこの状況で、トゥルーデが倒れて医務室に運んだときに、いきなり現れたエーリカが友にキスを迫ったのは
冗談ではなく、本気だったのかなと思う友
エーリカ「…私…友に振り向いてもらえるようにこれからがんばるよ…」
「だから、友も…トゥルーデに振り向いてもらえるようにがんばってね…」
エーリカは涙を抑えるように、手で目を押さえる
友「そうだな…お互いがんばらなくちゃな…」
友は静かにエーリカの頭に手をポンッと置いた
エーリカ「……/////」
今こうして、新たに友とエーリカとバルクホルンの恋物語が始まる
最終更新:2013年02月02日 12:35