― 翌日 ―
俺「……うぅ…」
ヘルマ「…あ、頭がガンガンするであります…」
俺「…ヘルマ…お酒は二度と飲むなよ……」
ヘルマ「…はい…私が私ではなくなってしまいます…」ｶﾞﾝｶﾞﾝ
俺「それより……このティッシュの山はどうする？」
ヘルマ「…こんな量は一気に捨てられませんね…やりすぎました……スミマセン…」
俺「確かにやりすぎだな……」
― 食堂 ―
坂本「あ…頭がガンガンする…」
ミーナ「わ、私もよ…」
ペリーヌ「お…おはようございます……坂本少佐…ミーナ中佐…」
宮藤「わ…私も頭が痛い……」
リーネ(私は…昨日の夜、芳佳ちゃんが私の胸を揉みまくっていたから…胸が痛い///////)
バルクホルン「おはよう、みんな」
エーリカ「ふぁ～……眠い…」
坂本「ああ……おはよう…」
ミーナ「お…おはよう…」
バルクホルン「なんだ？みんな元気が無いな」
俺「おはよう、みんな」
ヘルマ「…おはようございます…」
バルクホルン「２人とも元気が無いぞ！！それと、そのティッシュの山は何だ？」
俺「これはですね……(二人の愛液を拭いたものですとは言えない……)」
ヘルマ「…俺さんが花粉症なので……」
バルクホルン「ああ、そうか。お大事にな」
俺「どうもです」
エイラ「ふぁ～っ…おはよう……」
俺「おっ、エイラ！いいところに」
エイラ「…なんダヨ…」
俺「悪いけど、友を起こしてきてくれないか？」
エイラ「…なんで私なんダヨ……」
俺「だってさ、エイラの部屋は友の部屋に近いじゃん」
エイラ「……ったく…今回だけだゾー……」
俺「ありがとさん！」
― 友の部屋 ―
ｺﾝｺﾝ
ｶﾞﾁｬｯ
エイラ「お～い、友～…って、なんだ！？このにおいハ！？」
友「」ｸﾞｯﾀﾘ
エイラ「お、オイ！？しっかりしろ！？」
友「………エ…イラ？」
エイラ「なにがあったんだヨ！？」
友「……おれ……なにしてたんだっけ？……」
エイラ「…オイオイ…しっかりしろヨ…」
友「………思い出したぞ……」
エイラ「ん？」
友「思いだしたぁぁぁぁっ！エイラ！！昨日はよくも！！」ｸﾞﾜｯ
エイラ「わ！？わ！？ま、待て！うわっ！！」
ﾊﾞﾀｯ
エイラ「………」
友(…勢いあまってエイラを押し倒しちゃったよ……それに顔が近い…)
エイラ「………//////」
友「………」
エイラ「……ど…どけヨ……/////」
友「…お…おう…」
エイラ「…まったク…//////」
友「…それより…昨日の缶詰…」
エイラ「シュールストレミングか？」
友「あれは食い物じゃねぇだろ！！」
エイラ「そうカ？私はときどき食べるんだケド」
友「…あれを食べる気になるほうが不思議だ……」
エイラ「まぁ、過ぎたことは気にするナ。それより早く食堂に来い。朝ごはんだゾ」
友「ああ…もうそんな時間か…(おれは缶詰を開けてからずっと気絶してたのか…)」
エイラ「友起こしてきたぞ～」
友「うぇ…おはよう…」
ルッキーニ「おはよう～！！みんな～」
サーニャ「おはようございます…」
坂本「よし…みんな揃ったところで話すが、今日の訓練は無しとする…各自、自由にしてくれ…うぅ…」ｶﾞﾝｶﾞﾝ
ルッキーニ「やったぁ～！！」
エイラ「みんな二日酔いカ？」
ミーナ「そ…そんな事は無い…わよ…エイラさん…」ｶﾞﾝｶﾞﾝ
エイラ(二日酔いダナ)
― 格納庫 ―
整備士「はい、なんでしょう」
友「イーグルの整備完了してますか？」
整備士「はい、完了しております。しかし、武装に関しては現代では調達不可能なので…」
友「ああ、武装は大丈夫だよ！」
整備士「でも、俺中尉に断らなくていいんですか？」
友「まぁ大丈夫だろって言おうとしたら、俺来たし」
俺「おい、友！何してるんだ？」
友「いや、久しぶりに操縦しようとしただけだよ」
俺「別にいいぞ。俺の機体でもあり、友の機体でもあるからな」
友「いいねぇ…名言みたいだぜ…！ それと、ipod持ってる？」
俺「持ってるはずないだろ、ボケ」
友「言いすぎだ。でもおれは"Mighty Wings "聞きながらじゃないと飛べないんですけど…」
俺「そうか…お前はこの世界に来たとき、見事にネウロイに撃墜されたから、ipod紛失したのか」
友「そうだよ…まさか撃墜されるとは…」
俺「無いんだから、脳内再生しとけよ」
友「そうだな。無いものは仕方がないもんな」
「さて！そろそろ出撃するか！！」
推奨BGM ttp://www.youtube.com/watch?v=QVfwR1wwBKE&feature=related
『よし、正常に作動してるな。フィンガー・リフト・アップ ＮＯＷ！』
ｳｵｫｫｫｫｫｰﾝ
『１８％ スロットル・アイドル！』
『イグニッション作動！ライト・オフ！！！」
ﾌｫｫｫｫｫｫﾝ
『いいねぇ～ エンジン始動は何度やっても感動するね～ 次に左エンジンだな』
『よし！左も完了！各系統異常なし！』
501の基地は戦闘機が離陸する為の基地ではないので
Ｆ-15はタキシング無しで離陸しなければならない
『さて！行きますか！！』
― 見張り所 ―
シャーリー「今から友が離陸するんだよな？」
俺「ああ、そうだよ」
ヘルマ「友さんが操縦するあの飛行機を見るのは、はじめてです」
エーリカ「確かに」
バルクホルン「そろそろだな」
友『エルボー２、離陸する』
ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｯ！！！！
アフターバーナーの爆音が響き渡る
そして、車輪が地面を離れた
ｺﾞｫｫｫｫｫｯ！
シャーリー「そ、それにしても、すごい音だな！！」
俺「確かに…乗ってるときなんかは、もっと凄いぞ」
ヘルマ「それにしても速いですね」
バルクホルン「あの性能をストライカーに移すことができたら凄いだろうな」
エーリカ「ん？何かこっちに向かってきてない？」
俺「本当だ…あのバカっ！！」
友『ふっふっふっ…少し驚かしてやろう…』
友の乗ったＦ-15は見張り所の俺たち目指して一直線に飛んでいく
ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｯ！
音は次第に大きくなっていく
シャーリー「お、おい！？大丈夫なのか！？」
俺「たぶん…」
ヘルマ「俺さん！？無責任であります！！」
バルクホルン「ま…まぁ…大丈夫だろ…」
エーリカ「…ぶつからないといいな…」
友『いくぜっ！イヤッホォォォォォッ！！！！』
Ｆ-15は見張り所をすれすれでかわし、急上昇した
友『みんなビックリしてるかな？にししししし…』
しばらくして…
友「ごめんなさいぃぃぃぃぃっ！ミーナ中佐ぁぁぁぁっ！！」ﾄﾞｹﾞｻﾞッ！！
ミーナ「まったく……基地の近くで危険な飛行…許せませんね…」
ミーナ中佐はさきほどの友の危険飛行を厳重注意した
友「では、失礼しますっ！！」
ﾊﾞﾀﾝ
友「うえぇ…」
エーリカ「にしししし！いっぱい怒られてたね」
友「もう勘弁だわ…」
バルクホルン「あのような飛行は非常に危険だから、仕方が無い」
ヘルマ「ぶつかると思いました～」
俺「で、どうだった？久しぶりのF-15は？」
友「漏らすほど興奮した」
俺「そりゃ、よかった」
続く
最終更新：2013年02月02日 12:39
