過去の記憶
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933 :
スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:29:16.80 ID:1vNvv7NU0
658より
あらすじ
戦闘割愛とかひどすぎww
ビューリング「ベロモロカナルなんてすうもんじゃない」
ヴァルター「お前に言われたくないわ」
二人「ハハハハ」
エルマ「キャー」バタンッ
ヴァルター「何もないとこでころぶなし」
エルマ「どじでサーセン」
ヴァルター「あれ? これどこかで見たような」バタンッ
ってかんじ
934 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:33:02.98 ID:1vNvv7NU0
?「ここのお料理はおいしいですね」
ヴァルター「一度、一緒に来てみたいと思っていたんだよ」
ヴァルター「そ、その……、イレーネ、話があるんだが……」
イレーネ「何? ヴァルターさん」
ヴァルター「ウィッチとしての寿命は20で終わりだろう? そうしたら親父達の研究所に行こうと思うんだ」
ヴァルター「それでなんだが、イレーネもその……、一緒に来てくれないか?」
イレーネ「それってつまり……」
ヴァルター「俺と、けっ、けっこ
935 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:36:03.01 ID:1vNvv7NU0
?「――ルターた――! ヴァル――大尉!」
ヴァルター「イ、イレーネ……?」
目を開けたらそこにいたのはエルマ中尉だった。
エルマ「大丈夫ですか? 大尉、いま大佐を呼んできますね!」
エルマ中尉はかけだしていった。
智子「いきなり倒れたって聞いたけど、大丈夫ですか?」
ヴァルター「あ、ああ……。なんとか」
そこにはエルマ中尉以外の中隊の全員がいた。
そこに大佐が入ってきた。
大佐「目覚めたか。君たちは少し席を外してくれ。大尉と話したいので」
智子「わかりました。行きましょう」
936 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:39:52.67 ID:1vNvv7NU0
大佐「大尉、体調の方は大丈夫かね?」
ヴァルター「はい、少し頭痛がしますが問題有りません」
大佐「うむ、そうか。……ところで、記憶の方はどうだね」
ヴァルター「イレーネがどうとか……」
大佐「そうか。博士の方には私から話しておく(イレーネというとフォン・コンラディ家の娘か)」
大佐「明後日は作戦だ。明日も将軍が視察に来るそうだから、安静にしていなさい」
そのまま眠りについた。
937 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:42:01.63 ID:1vNvv7NU0
――翌朝、飛行場
飛行場に一機のスオムス空軍輸送機が着陸した。
その輸送機から降りてきたのは、スオムス軍の将軍だった。
ハッキネン「マンネルハイム将軍、いますぐ兵を整列させますので……」
マンネルハイム「その必要は無い。普通にしていてくれればいい」
ハッキネン「はっ、了解しました」
マンネルハイム将軍は数名の副官を連れ、基地へと向かっていった。
――宿舎
智子「なんだか外が騒がしいわね」
キャサリン「今日はマンネルハイム将軍が視察に来てるねー」
智子「えっ!? じゃあ、なんでこんなにくつろいでるのよ!」
キャサリン「いつも通りにしてていいって言われたねー」
智子「そう言う問題じゃ無いでしょ!」
ガチャ
938 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:45:07.00 ID:1vNvv7NU0
マンネルハイム「失礼するよ。久しぶりだね、お嬢さん達」
智子「こ、これはマンネルハイム将軍っ!」
智子はサッと立ち上がり、直立不動の姿勢を取った。
マンネルハイム「楽にしてくれたまえ。穴拭中尉」
マンネルハイム「ん、君は……」
ヴァルター「自分……ですか?」
マンネルハイム「やはり! 久しぶりだなあ、ヴァルター君。今は大尉か」
ヴァルター「はあ、そうですが……。どちら様でしょうか?」
マンネルハイム「スオムス軍最高司令官マンネルハイムだ」
ヴァルター「これは失礼しました!ご無礼をお許し下さい」
マンネルハイム「構わないが、一体どうしたんだ。公式な訪問では無いのだからいつも通りでいいんだぞ」
ヴァルター「すみません。私には将軍にお会いした記憶はないのですが」
971 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:43:53.79 ID:1vNvv7NU0
では行きます >>938より
その時、部屋に軍医殿が入ってくる。
大佐「失礼します。マンネルハイム将軍」
マンネルハイム「君も来ていたのかね。クリューガー大佐」
大佐「はい。それで、彼のことなんですが、彼は記憶を失っておりまして……」
マンネルハイム「なんだって!? そんな状態で前線に立たせるとは、カールスラント軍も酷だな」
大佐「戦力は不足しておりますので……。致し方ないかと」
マンネルハイム「致し方ない……か。ところでお父上とは会ったのかね」
大佐「か、閣下……」
ヴァルター「亡くなりました」
マンネルハイム「……」
マンネルハイム「すまぬ事を聞いたな。しかし、惜しい人を亡くした。君の記憶がいち早く戻ることを祈るよ」
ヴァルター「お気遣いありがとうございます」
マンネルハイム「それでは失礼するよ。中隊の皆さん、明日の作戦は期待しているよ。それでは」
将軍は司令室の方へと向かっていった。
972 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:47:02.83 ID:1vNvv7NU0
マンネルハイム「それでは失礼するよ。中隊の皆さん、明日の作戦は期待しているよ。それでは」
将軍は司令室の方へと向かっていった。
智子「なにを話していたんですか? カールスラント語で分からなかったけど」
ヴァルター「たいしたことじゃない」
エルマ「でも、マンネルハイム将軍とお知り合いみたいでしたけど……」
ヴァルター「俺は記憶にないが、会ったことがあると言っていたが」
将軍は基地をまわり、兵達に激励の言葉を述べた後、
輸送機でミッケリの司令部へと帰った。
973 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:50:06.18 ID:1vNvv7NU0
――翌日、上空
ついにヴォスク鉄橋爆撃作戦当日となった。
義勇独立飛行中隊の任務は鉄橋付近の対空砲を破壊することだ。
編成はビューリングとキャサリンのロッテ、エルマとウルスラのロッテ、
そして智子とハルカ、ヴァルターのケッテとなった。
智子「対空砲陣地は全部で3つのようね。ビューリング小隊は右、エルマ小隊は左をお願い」
智子「私たちは真ん中をやるわ。私と同じ機動で付いてきて!」
二人「了解」
バレル・ロールとシールドで対空砲火を避け、三人は対空砲陣地に爆弾を投下する。
爆弾は見事命中し、対空砲は吹き飛んだ。
キャサリン「大変ねー! ビューリングが!」
右を向くと対空砲陣地は破壊されているが、ストライカーから煙を噴いているビューリングの姿が見えた。
智子「待ってて! 今行くわ!」
キャサリン「早くー! わぁっ!」
ついでキャサリンも被弾。
974 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:53:21.77 ID:1vNvv7NU0
ウルスラ「エルマ中尉、被弾……」
振り返るとエルマ小隊もビューリング小隊と同じような状態になっていた。
智子「ハルカ! 大尉と一緒にエルマ中尉の撤退を援護して!」
ヴァルター「俺はビューリングとキャサリンを援護する! 君は敵に集中しろ!」
智子「でも」
ヴァルター「でもじゃない。向こうを見てみろ」
そこには新たなネウロイの迎撃隊がこちらに向かって来ているのが見えた。
ヴァルター「俺のストライカーの方が速い。安全空域まで送り届けたら戻ってくる。行け!」
智子「わかったわ。任せました、大尉」
すぐさまビューリング小隊の撤退援護に向かう。
ヴァルター「ほら、掴まれ」
キャサリン「……わるいねー」
ヴァルター「早く戦闘空域から離脱するぞ」
肩を貸し飛び立とうとしたとき、ヴァルターは頭を押さえた。
ヴァルター(くそ……! またあのときの頭痛か……)
975 :スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:57:10.27 ID:1vNvv7NU0
キャサリン「どうしたねー」
ヴァルター「いや、何でもない。行こう」
安全空域までヴァルターとハルカ達は離脱した。
ヴァルター「ウッ……(またあの頭痛が……)」
キャサリン「どうしたねー」
ハルカ「大尉! 大丈夫ですか、大尉!」
ヴァルター(意識が……、遠のいて……いく……)
83 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 18:59:02.75 ID:HuG7Ygb00
ヴァルター「こちら第3中隊! 負傷者多数! 弾薬も残りわずか! 援軍を要請します!」
指令「駄目だ、救援は出せない。他の中隊は撤退を始めている。君の中隊も撤退しなさい」
ヴァルター「しかし、指令! まだ住民が残っているんですよ! それに――」
ヴァルター「指令!? 司令部応答願います! 司令部!」
通信兵「駄目です! 断線しました!」
ヴァルター「シャイセ! 無線機は!」
通信兵「ありません!」
曹長「撤退しましょう、大尉! このままでは全滅します」
陸軍士官「撤退だ! 空中機動歩兵部隊も撤退せよ! 援護する」
ヴァルター「先に撤退してくれ、俺は住民の避難を待つ」
陸軍士官「駄目だ! 今すぐ撤退しろ!」
そうしている間にもネウロイの地上兵器が迫ってくる。
陸軍兵士「またあのデカブツがきやがったぞ! このままじゃ全滅だ」
大尉「しかし――「大尉、危ない!」
84 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:04:15.43 ID:HuG7Ygb00
ネウロイの攻撃が自分めがけて飛んでくる。
一瞬、死んだのかと思ったが……。
ヴァルター「……、ん? そ、曹長!」
目の前には曹長が立っており、攻撃を受け止めていた。
曹長「きゃっ」ドサッ
だが、シールドで防ぎきれず負傷する。
ヴァルター「大丈夫か、肩に掴まれ! 行くぞ!」
曹長「大尉……、早く……逃げ下さい……」
85 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:09:20.05 ID:HuG7Ygb00
ヴァルター「……曹長!」
キャサリン「いきなりどうしたねー」
自分は戦場にいたはずだった。だがそこは病院の一室のようである。
エルマ「ひどくうなされていましたが、大丈夫ですか……?」
ヴァルター「ゆ、夢か……。そういえば戦闘は!? 一体どうなったんだ」
キャサリン「いきなり頭抱えて倒れたねー。ネウロイはトモコとアホネン大尉達が撃退したねー」
ヴァルター「そうか、すまない。迷惑をかけたな」
エルマ「そんなことないですよ。あ、それと大佐からの言づてがあります」
大佐『2、3日休めば大丈夫だろう。なにか思い出したら博士に伝えなさい。私は先に帰国させてもらう』
エルマ「だそうです」
ヴァルター「わかった」
その時、コンコンと扉をノックする音が聞こえた。
キャサリン「あいてるねー」
そうキャサリンが返すと、入ってきたのは智子とハルカ、ウルスラの三人だった。
86 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:14:31.73 ID:HuG7Ygb00
智子「元気そうじゃない」
ビューリング「そっちはどうなんだ?」
智子「あんた達がいなくて大変よ。人手が足りなくてね」
智子「でも、敵の攻勢も弱まったし、第一中隊と私とウルスラのロッテで間に合ってるわ」
ハルカ「なんで私がのけ者にされてるんですか! ケッテでしたよ!」
智子「だってあなた、ただ逃げ回ってただけじゃない。いい加減眼鏡かけたらどうよ?」
ハルカ「そ、それだけは……」
キャサリン「あ、あの眼鏡は……」ププッ
ハルカとヴァルター以外は必死に笑いをこらえていた。
ヴァルター「そんなにすごいのか?」
ビューリング「あれは……」ププッ
ハルカ「皆さん、ひどいです!」
部屋の雰囲気がぱっと明るくなった。
ずっと本を読んでいたウルスラが立ち上がる。
88 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:19:01.44 ID:HuG7Ygb00
ウルスラ「そろそろ門限」
智子「はぁ? 門限なんていいじゃない」
ウルスラ「決まり」
智子「それじゃ、また来るわ」
キャサリン「まったく、ほんと騒がしい連中ねー」
――数日後、カウハバ空軍基地
怪我から復帰したいらん子中隊のメンバーは訓練を行っていた。
智子「しっかり私の機動に付いてきて下さい」
ヴァルター「了解」
89 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:24:14.67 ID:HuG7Ygb00
内容はロッテでの戦術機動訓練だ。
ビューリング「のりきれてないな。やはり戦術機動はまだ無理か」
エルマ「そうなんですかね……」
キャサリン「でもハルカやミーよりマシねー」
ハルカ「だからそれどういう(ry」
キャサリン「この前、話したとお(ry」
ハルカ「だからそれっ(ry」
下の方ではなにやら騒いでいたが、二人は訓練を終え、帰投した。
智子「大尉、やはり遅れています。ビューリングは見ていてどうだった?」
ビューリング「こちらから見てものりきれていないように見えた」
智子「やっぱり……。こればかりは訓練あるのみね」
エルマ「でも、水平飛行での速度はすごかったですよね」
タンク「なんたって改良したユンカース社製のJuma210Gaを搭載しているんだからな」
智子「タンク博士!」
90 :スオムス派遣の大尉:2011/01/03(月) 19:29:10.96 ID:HuG7Ygb00
タンク「なんたって改良したユンカース社製のJuma210Gaを搭載しているんだからな」
智子「タンク博士!」
タンク「整備方法も整備しにみっちり教えてきたし、体調も良さそうだ。私は先に帰っているよ」
運転手「博士! そろそろお時間です」
タンク「すまない。ゆっくり話していたいが車を待たせているのでね。では」
智子「お気を付けて」
タンク「戦術機動のことは任せたよ、穴拭中尉」
智子「はい。お任せ下さい」
タンク「Auf Wiedersehen」
智子「このあと飲みに行かない? 最近、行ってないでしょ」
ビューリング「そういえばそうだな」
キャサリン「来たばかりのこと思い出すねー」
最終更新:2013年02月02日 12:42