~501JFW基地 食堂~
501の台所そこで一人で掃除をしている影があった
俺「はぁ・・・」
台所で溜息をつく
俺「ついてないなぁ・・・」
そう、オレは台所の掃除をしている
なぜかって?
そうだな、今回は鬼ごっこ騒動の後の話をしよう
俺「・・・ルッキーニィィ・・」
一人の男が低い声を出して基地内を歩いている
オレはルッキーニを追っていた
鬼ごっこの時に水鉄砲(消化ノズル)の直撃を喰らい
気絶させられた上に
なぜかバルクホルンに怒られたからだ
シャーリーも共犯だったのだが
シャーリー『わりぃ、さっきはやり過ぎた』
俺『許すっ』
と、まぁこういうやり取りがあった訳だ
え?短い?・・・大人の事情ってやつさ
そしてオレは基地内をさっきから回ってるわけだが
俺「・・・!!」
ルッキーニ「・・・!!」
----見つけたぜっ!!
基地内を走る人影が二つあった
俺「待てぇぇぇぇぇ、ルッキーニ!!」
ルッキーニ「やだよーーー!」
足が速い、これは予想外だった・・・
俺「くそっ・・!」
オレの手元には水鉄砲がある
あの二人が使った消化ノズルほどではないが
わりとでかいやつだ
俺「待てって言ってるだろーー!!」
ルッキーニ「当てれるもんなら当っててみなー♪」
俺「・・・・」
仕方ない、本気を出そう
大人気ない?なんのことだか
ここで負けたら大人の面目丸潰れだ!!(俺16歳)
俺「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ルッキーニ「うじゅ、俺が怒ったー!」
徐々に二人の差が縮まっていく
全力で少女を追いかける青年がそこには居た
俺「ははははははははは!!」
ルッキーニ「俺、速い~~~!」
大人気ないって?知らんなぁ!!
俺「ふっ!、喰らえ!」
オレは大型水鉄砲を構える
曲がり角を曲がる時に減速するルッキーニを狙い撃つ
俺「いまだっ・・・!!」
オレの銃から水が勢いよく発射された
のだが・・・
ミーナ「あら、ルッキーニさん何して・・・」
バシャッーー♪
突如角から現れたミーナさんにオレの大型水鉄砲から
放たれた水は直撃した
俺「・・・・・」
あ、そうか射撃苦手なんだった
それなら仕方ないよね、うん仕方ない
ルッキーニ「知ーらなーい♪」
俺「俺も知ーらなー・・・」
ミーナ「俺さん、何をしてるのかしら?」ニコニコ
俺「・・・・えと」
ミーナ「そんな物持って女の子追いかけて楽しい?」ニコニコ
俺「・・・・・あはは」
その後、たまたま居合わせた宮藤が理由を説明してくれた
でも何かの罰が必要だったので宮藤提案の台所掃除をすることになった
あとルッキーニ追いかけて楽しかったのは内緒だ
~そして現在~
俺「終わった~~~!!」
オレはネウロイ(しつこい油汚れ)との戦いを
とうとう終えることが出来た
厳しい戦いだった・・・
俺「にしても、ついてないなぁ~」
そしてオレに声がかかる
エイラ「なにがダ?」
気がつくと俺の後ろに絶対被弾しないダイヤのエースこと
エイラがいた
俺「・・・エイラか」
エイラ「私かって、失礼な奴ダナ!」
俺「ははっ」
エイラ「まったくぅ・・」
エイラ「人がせっかく心配しテ・・・」ボソッ
俺「なんか言ったか?」
エイラ「なんでもねーよっ!///」
俺「・・・どうしたんだ?こんな時間に食堂に用か?」
エイラ「・・・腹が減ったんだよ」
俺「夕飯たくさん食ってたじゃん」
エイラ「・・・イイじゃんか、別ニ」
俺「いや、いいけど」
何故顔が赤いんだ?
俺「おい、エイラ」
だがしかしコレだけは言っておこう
エイラ「な、なんダ?」
俺「あんま食うと太るぞ?」
エイラ「バカーーーーーーー!!」
女の子には禁句の言葉ってのは全世界共通らしい
俺「イタイ、イタイ!!冗談だって!」
頭を叩かれる
そして急にエイラは改まって
エイラ「・・人探し、しなくていいのか?」
俺「・・・急だな」
そんな事を聞いてきた
オレはみんなに異世界から来た事をだまっている
言っても信じてくれないだろうからな・・・
みんなの中のオレは人探しに来た元一般人になっている
俺「・・・」
どうやって答えようか考えているとエイラが
こんな事を聞いてきた
エイラ「あれか?恋人か?」
俺「ちげーよ」
あんなのが?ありえない、ふざけるな
頭に血が上っていくのがわかった
エイラ「なんだ、図星カ?」
その時、オレはちょっとだけ間が差した
俺「・・悪魔だよ」
エイラ「え?」
俺『なに言ってるんだ俺は、やめろ』
俺「オレが探してるのは悪魔だ」
俺『止めろ!止めろ!』
エイラが黙ってるうちにオレは話を続ける
俺「ずっと戦ってきたんだ、悪魔とずっと、ずっと!」
言い切ってから頭が急に冷えていく
俺「・・・なんてな、冗談だよ」
なに言ってんだオレは、エイラは関係ないだろうが
そしてボーっとしてたエイラは口を開く
エイラ「・・・えと、恋人じゃ」
俺「ははっ・・違うよ、人探しってのはうそなんだ」
これなら言ってもいいだろう
オレは一個だけ真実を告げた
なにより自分の気持ちをエイラにぶつけた自分に腹が立つ
エイラ「・・・ごめんナ、聞かないほうがよかったカ?」
気にしてるのか・・そりゃそうか、悪いことしたな・・・
俺「人探しはうそって言ったろ?気づかれそうで慌てたんだよ」
なるだけ元気にオレは言った
俺「エイラになら言っていい気がしたからさ、内緒だぞ?」
これは本心だ、バレると困るしな
エイラ「わ、わかったんダナ!」
エイラは一息ついて
エイラ「・・・そっか、恋人じゃないのか///」ボソッ
小さな声でそう言った
だからなんで顔が赤いんだ?
エイラ「え、とじゃあな、おやすみっ!」
エイラは逃げるように食堂を出て行く
俺「ああ、おやすみ」
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一人になった食堂でオレは考える
俺「エイラ結局何も食わなかったな」
太るって言ったの気にしてるかな?
続く
最終更新:2013年02月02日 12:46