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料理は愛です!






114 名前:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 02:47:18.36 ID:zNHnKmzN0 [18/36]

―ホワイトデー前日


智子「う~む……」

俺「おっす。キッチンで何してんだ智子ー?」

智子「あっこんにちわ俺さん。ハルカにバレンタインのお礼をしようと思ってるんですけど……」

俺「そういや明日はホワイトデーか。俺も何か作ろうかな」

智子「それで私はクッキーでも焼こうと思ったんですけど、作り慣れていないので勝手が分からなく……」ショボン

俺「クッキーか。それなら俺がちょっと手伝ってやるよ」

智子「えっ」







115 名前:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 02:53:49.21 ID:zNHnKmzN0 [19/36]

俺「リバウで欧州のウィッチと交流した時に作り方を教えてもらったんだよ。それからちょくちょく自分で作ってるんだ」

智子「俺さんって時々よく分からないスキルを持ち合わせてますよね……」

俺「甘党の俺には欠かせないスキルだぞー」カチャカチャ

智子「普通に手際いいですね……。女の子みたいで気持ち悪い……」

俺「そういうこと言わないで俺さん意外と打たれ弱いから」

智子「でも、俺さんが手伝ってくださればなんとか出来るかもしれませんね。よろしくお願いします」ペコリ

俺「おーう任せろー」








116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 02:58:27.41 ID:VSKCVBwq0 [7/8]
料理の出来る男はシモの方も(ry







117 名前:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 03:00:04.97 ID:zNHnKmzN0 [20/36]

―ホワイトデー当日


ハルカ「ふぁ~…智子中尉がこんな朝っぱらから呼び出すなんて一体何の用事でしょうか? まさか早朝から……フヒヒ」

俺「おはよう、ハルカ」

ハルカ「おはようございます、俺さん。スイマセン急いでますので……」

俺「ちょっと待てって。とりあえずこれを受け取ってから行ってくれ」スッ

ハルカ「えっ……これは……?」

俺「この前はチョコありがとな。それのお礼だ」ニッ

ハルカ「あっ……そういえば今日はホワイトデーでしたっけ」

俺「おう。ちょっと手抜きで悪いけどな」

ハルカ「一体何を作ったんですか……って」

ガサガサ

ハルカ「この黒々とした物体は……羊羹ですか?」

俺「おう。俺のお手製だ」









118 名前:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 03:07:43.93 ID:zNHnKmzN0 [21/36]

ハルカ「女の子へのプレゼントが羊羹ですか……前から思ってましたけど俺さんってなかなかのセンスですよね……」

俺「うるせえ。なんだったらかりん糖でも良かったんだぞ?」

ハルカ「そ、それよりはマシですね……」

俺「一応、羊羹は得意な方だけどな。手作り菓子をお前にあげるのはハードル高いけど、ちょっとは自信ある」

ハルカ「はむっ」

モグモグ

ハルカ「すごくおいしいです、俺さん」ニコッ

俺「それは良かった」

ハルカ「俺さんのお気持ちはしっかり伝わりました。ありがとうございました」ペコリ

俺「いやいや、お前のくれたチョコに比べたらまだまだ。智子を待たせてるんだろ? 俺のことは構わずとっとと行ってやれ」

ハルカ「はい! 本当にありがとうございます俺さん! この羊羹は後でいっしょにお茶飲みながら食べましょうね!」ダッ







119 名前:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 03:14:04.05 ID:zNHnKmzN0 [22/36]

ガチャッ

ハルカ「智子中尉~来ましたよー」

智子「来たわね」

ハルカ「何のご用ですか~? まさか朝っぱら誘っているとか~」ワキワキ

智子「えっと……その……これ、あげるわ」スッ

ハルカ「ふぇ?」

智子「あの……ね。バレンタインチョコの……お礼」モジモジ

ハルカ「えっあっありがとうございますっ開けていいですか?」

智子「ええ、いいわよ」

ハルカ「それじゃあ……」

ガサガサ

ハルカ「わぁ……」パァァ

智子「その……クッキーを焼いてみたの。初めてだったから上手く出来なかったから大した量は作れなかったけど……」ポリポリ








125 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 03:36:48.39 ID:zNHnKmzN0 [24/36]

ハルカ「……」プルプル

智子「……ハルカ?」

ハルカ「」ブワッ

智子「ええっ!?」

ハルカ「ウェ……ヒグッ………グスッ……ふぇぇ」ポロポロ

智子「いやっ量が少ないのは手抜きとかじゃなくてねっ作り慣れてないからたくさん失敗しちゃっただけでっ」アセアセ

ハルカ「グスッ……ちがっ……ヒック」ポロポロ

智子「確かにアンタのくれたチョコに比べるとずっと小さいかもしれないけど、ちゃんと気持ちは込めたから……ねっ!?」アタフタ

ハルカ「違うんです……うれしいんですってばぁ!」グシグシ

智子「えっ……?」








126 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/03/16(金) 03:43:41.22 ID:zNHnKmzN0 [25/36]

ハルカ「量なんて関係ありません。智子中尉が私なんかのために手間暇かけてくださるなんて……それだけで涙が出るほどうれしいんですよぉ」

智子「フフッあんなにおいしいチョコをもらったんですもの。手間暇かけてお礼をしないと罰が当たっちゃうわ」

ハルカ「このクッキーは一つ一つ口の中で舐め溶かしてゆっくり味わって食べますからねっ!」キラキラ

智子「普通に食べなさい普通に」

ハルカ「きゃっほい! やっぱり智子中尉大好きですぅ!」ダキッ

智子「きゃっ……もう……」

ハルカ「うぅ……智子中尉の手作りクッキーなんてうれしすぎますぅ……」グスッ

智子「……ごめんなさいね。私アンタを泣かしてばかりだわ」

ハルカ「………」ギュッ

智子「でも、アンタのことはちゃんと大切に思っているんだからね?」ナデナデ

ハルカ「智子中尉ぃ……」ウルウル

智子「フフッなぁに?」

ハルカ「私達両思いですね! だったら朝セッ――」

智子「調子に乗るなあああああああ!!」ドギュン

ハルカ「あべしっ」



おわり
最終更新:2013年02月03日 15:40