第四話「亀の甲より歳の功といった方は射殺で」



~あらすじ的な3つのなにか~
1つ!501に何か無駄に色々な付加要素つけまくった属性過多な僕がやってきたぞ!
2つ!マロニーちゃんの後継のブリタニア空軍大将だったり、ネウロイ共生派だったりとどうなるの?
3つ! 別にどうという事はない、只のボッチだった

僕「ふむ………」

芳佳「何してるんですか?」

僕「いや、これからやるべき事の手順決めですよ。事前の準備こそが計画の全て成否を握りますからね」

芳佳(あっ……そうだった、変なところばかり見てたから忘れがちだったけど僕さんはそもそも"あれ"をする為にここに来たんだった。
寂しがりやとかそういうのも演技かもしれないんだ……)

僕「………」カリカリ

芳佳「あの……この前話して貰ったあのお話なんですけd」

ガタッ!

芳佳「ッ!」

僕「分からない………友達とデートする為のスポット巡りの順が僕にはさっぱり想像出来ない……ッ!!」ガシガシ

芳佳「そっち!?」

僕「えっ、何ですかヨシカ? そんな驚いた顔をして。まるで真面目に考えていた所の不意を突かれたみたいですよ??」

芳佳「だいたい合ってます」

僕「なるほど、これでまた一歩お互いの距離が近づきましたね」

芳佳「えー………?」

リーネ「芳佳ちゃーん、坂本少佐が訓練だって呼び出しを、を……」

僕「どうかしましたか?」ニヤニヤ

リーネ「ぼっ、僕さんも呼ばれていましたよー」

僕「『ヨシカと一緒に』が、抜けてますよ」ニヤニヤ

リーネ「……チッ」

芳佳(芳佳ですが、見えないプレッシャーで押しつぶされそうです……)


ー滑走路

坂本「模擬戦だ」

僕「なんとなく こうなるんじゃないかと思いましたよ。セオリー的に」

芳佳「?」

坂本「はっはっはっ! 何の話かは分からんが、単機での実力を推し量るにはこれが一番だからな!!」

僕「ハァ………いや、いいんですけどね。で、相手は誰なんです? 世界トップのエーリカ中尉やバルクホルン大尉が相手なら、それなりにこちらも覚悟を決めないといけませんが」

坂本「まぁ、そう焦るな。その前にーーーーーー貴方様宛に客人が来ています、大将」

僕「!?」

僕「……………うわぁ」ハァ

芳佳「どうしたんですか、 そんな露骨に顔をしかめて……?」

ザッ

「将軍、おひさしぶりです」


秘書「計画に推し進めるのに必要なもの、ブリタニア空軍における新規の派遣依頼や予算分配に関するもの、
または個人的な親しくされてなさる方々からのパーティーのお誘いなどなど等、占めて5000飛んで1枚の書類のサインやお返事をお願いいたします」

秘書「それが完了次第、将軍が格闘術の稽古をサボってらっしゃらないかの確認を昏倒するまで。ちなみに半刻持たない場合はリトライです。
最後にお眠りになる前に一度ブリタニアに一時帰国を。飛行中の機内では追加の書類と他の派閥の方との電話での折衝にあたっていただきます。
これらの進行中の際にはお食事は一分、排泄は二分で完了していただーーー」

僕「\(^o^)/」

坂本「あー……もし、もしMr.?」

秘書「はい、何でしょうか?Ms.坂本」

坂本「先ほどもおっしゃいましたが、これから大将は円滑に部隊編成を組む為の模擬戦を予定しておりまして……」

秘書「なんと、これはこれは……失礼しました、それでは予定の修正を。排泄の時間は30秒にしt」

僕「……ファッキュー、あんま舐めた真似すんじゃねーぞ糞ジジイが」ボソッ

芳佳「ぼ、僕さん……?」

僕「あぁもう、こんな昼も過ぎた糞遅い時間に来といていつも通りの仕事をこなせだぁ? てめえのシワがれたオツムは単純な足し引き算も出来ないんですかぁ?
それともあれか? 毎日映画俳優みたいにテロリスト相手に華麗な立ち回りを決めてるせいで、クライマックスまでの二時間スケジュールしか組み立てられない素敵な仕様なのぉ?
そんな糞ッタレなジジイ今どきありえねぇよ、いままで救ってきた尻の軽い売女どももドン引きの痴呆だね。
こうして話してる間も大丈夫? 糞を漏らしてない? オムツはしてきましたー? ここは撮影現場じゃないから庇ってくれる財布ちゃんは居ませんよー?
分かったか? つまり恥をかかないで戻るなら今しか無いんだよ、尻尾まいて糞首相に伝えろ「この僕はいちいち裏切ったりしねーから安心しろ糞ビビりの犬っころが」ってさ

分かっていただけましたか? 糞 ジ ジ イ」

芳佳「」

坂本「」

僕「あー……かーなーりスッキリしましたよ、えぇ」

芳佳「って!? 僕さんなんてことを!!」

坂本「こ、これは……あー、えーと……?」

坂本(猫を被ってるとは薄々感じていたが、まさかここまで口汚くなるとは……)

秘書「ふ、ふっふっふ………」

僕「あ、ようやく気でも狂いやがりましたか? 糞マラじじい。 それならさっさと回れ右してさっさと」

秘書「元気でよろしい! ですぞ将軍!!」

僕「糞が」

秘書「その有り余る活力に免じて、今回お渡しする仕事の半分はこちらで何とかやり繰りいたしましょう」

僕「まったく、最初からそうして下さい。うら若き乙女に任す量じゃあありませんよ……」

秘書「――――ただし」

秘書「Ms.坂本。確かこの後に将軍に模擬戦を実施する予定でしたね?」

坂本「はい、その通りですが……?」

秘書「その際ですが、模擬戦の内容については私に一任して頂けないでしょうか? 無論、人員や装備等などはそちらから拝借させていただく事になりますが」

僕「な”!?」

坂本「……」チラッ

僕「――――」←精一杯に笑顔で「止してください、それは孔明の罠です」と主張する様

坂本「構いません、好きにして下さい」

僕「これは手厳しい」

芳佳(僕さん!頬が引き攣ってますよ!!)ボソボソ


ー滑走路

僕「んっ、ふう」キュオ……ピョコ

ルッキーニ「あ、まーるい耳だー! 何の動物なのー?」

僕「可愛いでしょう、狸が使い魔なんですよ僕。幼い頃に接する機会があってその時に結んだんです」ニッコリ

ペリーヌ「背が低い……タヌキ……………豆狸?」

僕「<●><●>」

ペリーヌ「」

シャーリー「ストライカーはスピットファイアMk………Ⅴ? ずいぶん古い型を使ってるなー、もう5年くらい前のじゃないか」

エイラ「お偉いさんの乗機っていうから、てっきり最新型かと思っタゾ」

僕「必要があれば乗り換えますけど、少なくとも普通の戦闘であればまだまだ戦えますよ、この機体は」サスリ……

シャーリー「普通の戦闘なら、ねー……」チラリ

ミーナ「では、『二人』とも準備はいいですか?」




エーリカ「わたしが言うのもアレだけど、流石にこれは無いと思うよ、うん」キュオン…

ゲルト「模擬戦とはいえ、勝負は勝負だ。手を抜くなよハルトマン」ガシャン! キュオン




僕「……訂正します、今この瞬間だけは開発中のジェットストライカーにでも縋りたい気分ですね。
世界四大ウィッチの半分を同時に相手にするとかキ○ガイの発想です。もはやただの新隊員いびりです」

リーネ「頑張ってください僕さん! 諦めなければきっといけますよ!!※」

芳佳「リーネちゃん、最後の※ってなーに?」

リーネ「ううん、何でもないよ芳佳ちゃん」ニコニコ


ー空中

ミーナ『カウントに続いての交錯後に開始、その他についてはーーーー』

僕(さて、これはこれは。結局始まるところまで来てしまいました、か)

僕「バルクホルン大尉、エーリカ中尉。今回はどうかお手柔らかにお願いを」

ゲルト「僕大将」

8,7…

僕「……なんでしょうか、大尉?」

ゲルト「本来一軍を指揮する立場にある貴女に対して何か思わない所がなくはありません」

ゲルト「手心を加える、というのも頭の片隅にありました」

エーリカ(へー、あのトゥルーデが。珍しー)

僕「あぁ、それは助かります。それではお互い疲れない程度にしましょうか」ニコッ

5,4,……

ゲルト「が、しかし」

ゲルト「先の戦いで単機で独断専行した事を鑑みると、この場をもって貴女にこの501の規律を叩き込む必要が出て来ましたーーーー僕『軍曹』ォォォ!!」キィィィン!

ミーナ『0、開始です!!』


ー地上

坂本「始まりましたね」

秘書「えぇ、結果の決まっている戦いですが」

『ははは、何ですか2丁持ちって? 馬鹿げてる、動物園のゴリラみたいな糞力ですね。
 …………ちょ、じょじょじょ冗談ですよ?』

坂本「ではやはり、彼女に勝たせるつもりなど?」

秘書「ハナからありませんよ、高度なテクニックも特別な固有魔法も持たないナヨナヨした年増が
  条件が同じまま世界最高峰の土俵に上がってしまっては、敵う道理もない」

『あははー楽しくなってきましたねーー ヒギィ!?突風で武器がぁー!』

坂本「そんなセッティングをしたMr.がよく言いますね。では何のためにこんな茶番を?」

秘書「……彼女には自分の立場を自覚してもらわないと困るんですよ、だからこうして定期的に叩くんです。曲がった杭を直すように」

坂本「ーーーー?」(この男、何を)

『あれ、いつのまにか黄土色のネバネバが胸に ……セフセフ? あ、ですよね、すみませんでした』


ーその日の深夜□浴場_

チャポンッ

芳佳「ふぅ………」

芳佳(ちょっと目が冴えたから汗を流そうと思ったけど……こっそりなら、大丈夫かな?)

芳佳「……」ブクブク

芳佳(それにしても昼間の模擬戦、僕さん)

芳佳「ーーーーすごく、やる気無かったなぁ……」アハハ

芳佳(それは、バルクホルンさんやハルトマンさんが相手だから勝つのは無理なのは分かってるけど
それにしても挑発したり、わざと武器を手離したりして、なんだか……)

芳佳(もう少し、凄い人だと思ったけど気のせいだったのかなー
これならわたしだってーーーーって)

芳佳「……何を考えてるんだろう、わたし」

芳佳「まだ、よく知らない人にこんな事を」

芳佳(あぁ、そういえば一年前のリーネちゃんの時もわたしって、会って間もないのに一緒になって頑張ったなぁ……
僕さんに対しても同じように、なのかな)ブクブク

芳佳(……ううん、リーネちゃんの時は『勝手に期待して勝手に残念な気持ちになる』なんて酷いことはしなかった)

芳佳(嫌だな、こんな事を思うなんて)

チャポン

芳佳「ーーーーなんかのぼせてきちゃったかな、もう上がろう……あれ?」ザバー

ブツブツブツブツ

「目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれてスタンプ
目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれてスタンプ
目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれてスタンプ
目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれてスタンプ
目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれてスタンプ
目標をセンターにいれてスタンプ目標をセンターにいれて………」ブツブツ

芳佳「僕さぁーーーーーーーん!?」

僕「からだが軽い………こんな気持ちで湯船に入るなんて初めて」モウナニモコワクナイ……


ー脱衣所

僕「ダメダカラー…書類を投げちゃダメダカラー…………あ、ズボンモナイヨ?」グデー……

芳佳「えっと、書類仕事の合間に湯浴みしようと思ったら、疲労で寝呆けていままでずっと……?」

僕「嫌いなんですよ、紙媒体の仕事は……あれを続けるくらいならバルクホルン大尉と腕相撲をするのを選びますね」ムスー

芳佳「アハハ……でも疲れたならちゃんと休まないと駄目ですよ? 体にも悪いですし、仕事の効率も悪くなりますよ?」

僕「僕は古い人間でしてね、根性論とか大好きなんですよ。だからヨシカの心配は無用でーーーー」フッ

芳佳「駄目です!」ズイッ

僕「あ、あう……?」

芳佳「そうやって無理して倒れたら皆もわたしも悲しみますよ! だから駄目なんです!!」ズズイッ!

僕「ヨシカ、ち、近いよ……///」
(あぁ、風呂から上がりたてでヨシカの身体からミルクの香りがぁ……)

芳佳「今日はもうお仕事はお休みして寝ます、決まりです!良いですね!!」フンス

僕「ふぁい…………」


ー廊下、僕を背負いながら

僕「……………」

芳佳(僕さん、何だかんだでやっぱり疲れてるんだ。もうグッスリ)クスッ

僕「……」←少女特有の芳醇で濃厚な香りに思考を焼き切られた末路

芳佳(さっきは変な事を深く考え過ぎたけどーーーーーーそんな事をやっぱり気の迷い
新しい仲間の人を気に掛ける事が悪い事なんてないよね)

芳佳(まだわたしはこの人の事を知らないんだ、いろいろと決めつけないで少しづつ、知っていこう

芳佳(そうすればなれるよね? ペリーヌさんやサーニャちゃん、リーネちゃんみたいな)

芳佳「ーーに」

僕「えへへ……アマーイ…………Zzz」



芳佳「……この人、ほんとに三十路近いのかなぁ」


第四話 終
最終更新:2013年02月03日 16:50