○上空○

俺「すごい。これがジェットストライカーか!でも扱いが……」

ミーナ「ええ、ペガサスの調子はどう?」

俺「ペガサス?」

ミーナ「ええ。そのストライカーのコードネームらしいわ」

坂本「もっと速度が出るはずだ。戦闘時はレシプロ並の速度で飛ぶ必要はないからな?」

バルクホルン「落ち着いてやれば、レシプロ機と同じようにコントロールできるはずだ」

俺「いつも通り……いつも通り……」

坂本「その調子だ。ネウロイの巣に着くまでにモノにしないとリーネを助ける事などできやしないぞ?」

俺「わかってます!巣に着くまでに手足のように扱えるようになってみせます。俺は必ずリーネを助け出さないといけないんだ……」



ミーナ「ネウロイの巣に近づいてきたからそろそろみんな戦闘態勢を取って」

坂本「これから先、いつネウロイが襲ってくるかわからないからな」

サーニャ「ネウロイの反応。3.4……そんな」

ミーナ「サーニャさん、どうしたの?」

サーニャ「敵の総数が……数えられない位います」

シャーリー「あの黒いもやみたいなのって、まさか全部ネウロイか!?どうやってあの中を突破するっていうんだよー」

ルッキーニ「うじゅ……無理」

エイラ「ムリダナ」

バルクホルン「だが、あそこを突破しない事にはリーネを助け出す事は不可能だ」

坂本「しかしあれでは……」

ミーナ「打つ手なし……ね」

俺「くっ……俺一人でも!」

坂本「無茶だ!無駄死にするだけだぞ」

俺「でも、行かないと、リーネがあそこの中に居るんだ!」

エイラ「あっ、もしかするといい流れになるかもしれないぞ」

サーニャ「後方から何かが来ます」


どーーーーーーーーーーん!!!

パリンパリンパリン×無数

坂本「今のビームは一体何だ!?」

ミーナ「だけど、ネウロイのものではなかったわ。わからないけど私たちにとっては天からの贈り物になったわよ?」

バルクホルン「ああ、ネウロイが一気に減った!しかも巣の壁に穴があいているぞ、あそこから巣の中へ!」

ミーナ「みなさん、あの穴からネウロイの巣へ侵入します」

<了解!



ミーナ「みんなネウロイが来るわよ?」

バルクホルン「何匹こようが関係ない!撃ち落とす!」

俺「待ってろよリーネ……今すぐ助けにいくから。ネウロイめ、邪魔だ……そこをどけぇ!!」

俺「行けっ、パーシヴァル、ガラハッド、ボース!面前の敵を打ち払え!」

坂本「俺め、張りきっているな……我々も頑張らなくてはな」

サーニャ「俺さん、真上から攻撃が来ます!」

俺「俺を守れ、ベイリン、ベイラン!」

宮藤「わあ!剣が俺さんを守ってる……?」

ミーナ「俺さん、出過ぎよ!目の前の大型ネウロイが見えていないの?」

俺「ミーナさん、ちゃんと見えてます……!小型、お前達は邪魔だ!ブレイドウイングでこのまま切り裂く……!」スパスパ

俺「そして……大型には。烈風斬……!」




俺「まだラウンズ11本は全て健在、ウイングの剣もまだ消費は2。いける!」

バルクホルン「急げ俺!徐々に巣の穴が閉じていっているぞ?」

俺「はい!」

ミーナ「私たちのストライカーじゃあそこまでは間に会いそうにないわ。俺さん、行くのよ!そしてリーネさんを必ず助けだしてきなさい」

宮藤「リーネちゃんをお願いします」

俺「はい。必ず」

ミーナ「みんな、俺さんが巣へ到達するまで援護してあげて!」

<了解

俺「みんなありがとうございます……俺に近寄った敵や攻撃は魔法剣達がどうにかしてくれるのでそれ以外をお願いします!」

ミーナ「ええ、任せておきなさい」



俺「邪魔だ、どけぇぇぇぇぇ!翔べ、そして敵を打ち果たせ、ナイツオブラウンズ!」スパスパスパ。ヒュンッヒュンッヒュンッ

宮藤「俺さんの周りに浮いてた11本の剣が勝手に動いてますよ!?」

坂本「ある程度の距離なら魔法剣は持たずとしても動かせるといっていたからな。実際、自室からハンガーまで魔法剣のストックを持たずに浮かせて移動させていただろう?」

宮藤「あっ、そういえば廊下ですれ違いました」

ペリーヌ「宮藤さん、口を動かす暇があったら一体でもネウロイをお倒しなさい!」

宮藤「はい、ペリーヌさん!」

バルクホルン「しかし数が減ったとはいえまだ多い!倒しても倒しても湧いてくる……」

エーリカ「勲章が飛んでくるって思えばいいんでしょ~?トゥルーデいつもいってることだよー」

バルクホルン「ああ、そうだったな。勲章が飛んでくると思えばいい!いくぞハルトマン!」



俺「この調子ならぎりぎりですに滑り込めるか……?」

ネウロイ(……)

俺「こんなところにも中型!?ラウンズは全部別のネウロイに攻撃中。中に入ってから何があるかわからないから翼の魔法剣は温存したい……だけど仕方ない、か!」

坂本「俺、あのネウロイは気にせずこのまま突き進め!あそこまでの道は私が作ってやる……烈風斬!」バシュゥゥゥ……

坂本「いけ、俺!」

俺「ありがとう、美緒!」

坂本「はっはっはっ!人前でそんな風に名前を呼んでも大丈夫なのか?道はひらけたからあとは頼んだぞ!」

俺「間に会え……!」キーーーーン



ミーナ「どうやら俺さんはネウロイの巣への侵入に成功したみたいね」

坂本「ああ、ぎりぎり滑り込みだがな」

バルクホルン「そうとなれば、あとはこの残りのネウロイを片づけるとしよう」

シャーリー「そうだな~。リーネを助け出して脱出したらネウロイだらけなんて状況にさせるわけにはいかないからなー」

坂本「必ずリーネを助け出せよ、俺」

ミーナ「あ、美緒。そういえばさっき俺さんが美緒の事を美緒って言っていたわよね?どういうことかしら」

坂本「はっはっはっ、何の事だかわからないな。それよりもミーナ、このネウロイをどうにかする事が先決だろう?」



BGM:ttp://www.youtube.com/watch?v=bZS6Qnyq_0E

○巣の中○

俺「ここがネウロイの巣か……一体何匹のネウロイが待ち構えてるんだろう。魔法剣の数はもつかな?」

俺「一応どこから攻撃されても大丈夫だけど……用心しながら進んだほうがよさそうだ」

○ネウロイの巣・最奥部○

リーネ「みんな……こんな所にまで私を助けに来てくれたんだ。俺さんも無事みたいでよかった……こっちからは見えるのに、あっちからは見えないなんて」

竜ネウ「……」

リーネ「でも、どうして私を攫ったりしたんだろう。特に何をされる訳でもないし……」

竜ネウ「……」

リーネ「もしかしたら、逃げられるかな……?」ソロリ…

竜ネウ「!」ドシン!

リーネ「きゃっ!?」

リーネ「逃がしてはくれないんだね……俺さん、早く助けて……」




俺「くそっ、予想以上に数が多い……魔法剣の消費が思ったより多いな。リーネを助けるまで持つのか……?」

ネウロイ(……)

ネウロイ(……)

俺「翔べ、ナイツオブラウンズ!ブレイドウイングは近場の敵を斬り裂け!」



俺「はぁ……はぁ……これで何匹目だ……ウイングの魔法剣は殆ど烈風斬で使ってしまったか。あんなに準備しておいたのに残り10本もない……か。だいぶ奥まで進んだと思うけど、さっきみたいな数のネウロイがまた襲撃してきたらそこで終わり……だな」

俺「だけど、まだエクスカリバーとナイトオブラウンズは健在。通常の魔法剣は残り3……か」



○ネウロイの巣・最奥部○

俺「ここが最奥部。途中に部屋らしきものはなかったからリーネが居るとしたらここだな?だけどどうしたらこの扉は開くんだろう……」

俺「おしても駄目……引いても駄目……持ち上げようとしても駄目……ずらそうとしても駄目……という事は力ずくでいくしかないか?」

俺「だけど……仕方ないか。ここを突破できなきゃ結局リーネは助けられないんだ」

俺「……烈風斬!」バシュッ!


俺「駄目……か。ならばもう一発……烈風斬!」バシュッ!


俺「駄目……じゃない。亀裂が入った!ここまでこればもう一発撃てば行ける!……烈風斬!!!」バシュゥゥゥゥ!


ドォォォォォォン……


俺「ごほっ、ごほっ……扉が開いた!」



ドォォォォォォン!

リーネ「な、何!?」

竜ネウ「……!」
最終更新:2013年02月04日 15:02