俺「ん…どこだここは?確かオレは車に…」

宮藤「あ!起きましたか?」

俺「えーっと…どちらさん?」

宮藤「私、宮藤芳佳です」

俺「オレは俺、よろしく…でいいのかな?」

宮藤「はい!よろしくお願いします!」

俺「よろしく…で、ここどこ?なんでオレはここに?」

宮藤「それはですねー」

坂本「私から説明しよう!」

宮藤「坂本さん!?」

俺「誰だよ」

坂本「ここは我々501統合戦闘航空団の基地だ、そしてお前はウチの隊員の運転する車に轢かれたから、
   勝手だが手当てさせてもらった」


俺「そうか…なんだか迷惑かけたみたいだな」

坂本「それで、お前は何者だ?扶桑刀と見たこともない機械を持っていたが」

俺「機械?ケータイとiPodか?」

坂本「これだ」ポイポイ

俺「こっちは携帯電話、こっちは音楽プレーヤーだよ。ってか見たことねーの?」

坂本「見たことも聞いたことも無いな」キリッ

俺「…現代日本人なら常識と思ってたオレが悪かったよ(服装的に常識無さそうだけど)」

坂本「日本?お前はその国の出身なのか?」

俺「お前は…って、お前ら見た目も名前も日本人そのものだろ。オレのことおちょくってんの?」

坂本「いや、私と宮藤は扶桑の出身だ」

俺「扶桑?なにそれ」

坂本「ふむ、地図を見ながらの方が早いか。日本とはこの中のどこの国なんだ?」バサッ


俺「なにこの地図?形おかしいだろ、特にアジアらへん」

坂本「お前は何を言ってるんだ?普通のよくある世界地図だろう」

俺「冗談だろ…こんなの知らねーぞ」

宮藤「えっと、どういうことですか?」

俺「オレの知ってる世界地図じゃねー、しかも1945年って年代もおかしいし」

坂本「おい!どういうことだ!」

俺「これ見てみろ、オレの身分証だ」

坂本「…!1991年生まれだと?」

俺「で、今は西暦何年なんだよ?」

坂本「…1945年、ちなみにここはロマーニャだ」

坂本(どこかのスパイか?…いや、もしそうならこんないかにもな嘘は言わないか)


―――――
ミーナ「美緒、どうだった?」

坂本「あの男、俺はこの時代の人間ではない…もしかしたらこの世界の人間ですらないかもしれない」

ミーナ「…どういうことなの?」

坂本「俺の身分証には1991年生まれとあった、それと所持品のいくつかが初めて見る物だったが、
   あんな薄い液晶機械など今の技術では到底製作出来ないだろう」

ミーナ「技術省の人が聞いたら喜びそうね」

坂本「あと、俺は男だが結構な魔力も持っているようだな」

ミーナ「え?そう…結局彼は何者なのかしら」

坂本「嘘をついてる皮膚と汗ではなかったし、悪い奴ではないだろう。あいつを訓練して使うのもアリかもしれないな」

ミーナ「美緒がそう言うなら考えておくわ…それに素性が知れないとは言えども戦力は多いほうがいいわね」

坂本「お前から話してみたらどうだ?この世界の常識などは機密に触れない範囲で私からはある程度教えてある」

ミーナ「そうね、そうするわ」


―――――
宮藤「俺さんって未来から来たんですね」

俺「それどころか別世界からかもしんねーけどな」ヤレヤレ

宮藤「どんなところなんですか?」

俺「んー…ネウロイってのもウィッチもいないな、これが一番違う」

宮藤「ネウロイがいないんですか?じゃあ平和なんですね!」

俺「いや、ネウロイの代わりに人間同士で戦争してた。そう思うとまだネウロイと戦ってたほうがマシかもな」

宮藤「そんな…」

俺「平和な世界にするより平和を守る方が大変ってことじゃないの?よくわかんねーけどさ」

ミーナ「失礼するわね」ガチャ

宮藤「あ、ミーナさん」

ミーナ「私はここの隊長のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」

俺「俺です、お世話になってます」

ミーナ「大体の話は坂本少佐から聞きました。それで、あなたはこれからどうするつもり?」


俺「どうするって言われてもな…とりあえず帰る方法探すかな」

ミーナ「それで、帰れるまでどうするの?」

俺「アテなんかねーけどどうにかするしかないだろ、出来る出来ねーじゃないし」

ミーナ「俺さんさえよければここにいてもいいのよ?」

俺「マジで!?…でも、ありがたいけどなんで?オレみたいな得体の知れない奴を隊長の裁量とはいえ…」

ミーナ「あなたには魔力があるわ。我々の戦力になるかもしれないってことよ」

俺「帰れるまでここに居させる、代わりにそれまでは戦え、そういうこと?」

ミーナ「そうよ。勿論、俺さんが決める事だけどね」

俺「そうか…」

ミーナ「取りあえず今日はここで寝るといいわ、答えは明日聞かせてちょうだい」

俺「わかった、ありがたーくここで寝させてもらうぞ」

バタン


宮藤「俺さん、どうするんですか?」

俺「他にアテもないしな…ったく、しょおおがねーなああああ~やったるぜクソッたれ!」

宮藤「あはは…頑張りましょうね」

俺「おう!それはそうと宮藤、そろそろ寝たら?」

宮藤「え?あ、もうこんな時間なんですね。それじゃ俺さん、お休みなさい!」

俺「おー、よく寝ろよ!寝る子は育つんだぞー」

宮藤「寝る子は育つ…ハッ!?よく寝れば私もリーネちゃんやシャーリーさんみたいに?
   そうすれセルフで揉み放題…!そしたら…」ウェッヘッヘッヘッ

俺「大丈夫かあいつ?…疲れてんのかなあ」

―――――

俺「寝れねー」

俺「しかも催してきたぜ…」

俺「探すか!トイレを!」


―――――
俺「んー迷ったな…お?人影発見、訊いてみるか」

俺「なあ、ちょっと訊きたいことがあるんだけど」

サーニャ「…だれですか?」

俺「オレは俺、カクカクシカジカで世話になってる」

サーニャ「それは…災難でしたね、私はサーニャ・V・リトヴャクです。訊きたいことって?」

俺「いや、不躾なんだけどトイレの場所を訊きたくてな」

サーニャ「トイレなら医務室を出てすぐ左ですよ?」

俺「ナニッ!そうだったのか、ありがとう。あとオレには敬語なんていらねーぞ」

サーニャ「わかったわ」

俺「それじゃ…もう一つ訊いていい?」

サーニャ「なに?」

俺「医務室にはどういけばいい?」


最終更新:2013年02月06日 23:36