航空ウィッチは基本的に待機時間が長い。
それは、激戦区とされる北アフリカであっても同じであり、娯楽の少ない前線で長い休息期間をいかにうまく過ごすかというのは重大な問題であった。
今日は、多くのメンバーが食堂のテントに集まっていた。

マルセイユ「あー、暇だな……」

ケイ「なにもないならそれでいいじゃない」

マルセイユ「いや、それもそうなんだろうけど、なんというかなぁ」

暑さのため、背もたれに全身を預けるようにして座っているマルセイユがだるそうにつぶやく。

ケイ「じゃあたまには自分の牛の世話でもしてなさいよ」

マルセイユ「それは暑いからイヤだ」

ケイ「あのねー……」

ライーサ「あはは……」

ばっさりと言い捨てるマルセイユに、ライーサは苦笑。ケイは呆れた顔を返しつつも、だるそうに扇子で自分を仰いでいる。
どうも今日の暑さは格別のようだ。

マルセイユ「なにか気がまぎれるようなことは――」

そう、マルセイユが呟いた瞬間だった。

真美「ひゃっ!」

食堂の入り口の方向から、真美の悲鳴があがった。

私「うん、今日もいいにおい」

真美「そんなのどうでもいいですよー! もう、急にやらないでください!!」

私「先に声かければいくらでもいいってこと?」

真美「どっちにしろダメです!」

私「けち……」

行儀よく座っていた真美を、後ろから抱きすくめている私がいた。
真美は顔を真っ赤にして手をばたばたと振っているが、そんな大したことない抵抗などなんのその、右手は優しく髪を撫で、左腕は真美の体の前へ回し、動けないように体を抱えている。
そして、逃げられない真美のうなじに顔をうずめ、においを堪能するのだ。
ぶっちゃけ変態である。

ライーサ「またやってますね」

ケイ「もうそろそろ慣れてきた自分がやな感じ」

マルセイユ「というより、あいつなんか手つきがこなれてるよな……」

毎日見せられているため、周りの反応もそろそろ淡泊になっていた。
どうも、本人曰く「いいにおい」「小さくて抱きしめがいがある」「扶桑人形っぽくてかわいい」の三点が非常に気に入ったらしく、一日最低一回は必ず抱き着き、スキンシップ(本人談)を行っている。
なんでも「暑いアフリカで頑張るエネルギーが充填される」のだという。

真美「けちじゃないですよ!」

私「別に減るものじゃない」

真美「色々と私の何かが減ります!」

私「それは、気のせい。問題ない」

真美「問題大有りd」

私「ふーっ」

真美「ひんっ!?」

抗議の声をあげようとする真美だったが、耳に息を吹きかけられ、どこか色っぽい声を漏らしてしまった。

私「こんなに、かわいいのに……」

真美「あっ!?」

うなじを、つーっと指先でなぞると、またもや艶のある声を漏らし、くすぐったそうに身をよじった。
私は立て続けに、またすーっとにおいを息が続く限り一杯に吸い込む。

私「うん、満足」

いいこいいこといった感じに真美の頭を撫でて、解放する。

真美「ふぇーん、ケイさーん!!」

ケイ「あー、もうよしよし」

解放されるやいなや、涙目でケイに泣きつく真美をしっかり受け止めるよ、その頭をなでてやる。

私「……ふぅ」

片や私は椅子に座って実に満足そうに水を飲んでいた。
なんとか真美を落ち着かせると、隣の席に座らせる。

ケイ「あのねぇ、真美。嫌ならもっと抵抗すればいいじゃない」

マルセイユ「そりゃそうだ。本気で嫌がればあいつもやめるだろう」

真美「あ、いや、その……」

だが、なぜか真美は微妙に頬を染めて視線を逸らしてしまう。

真美「でも、なんか私さんに触られるのって、なんとなく、その……気持ちいいっていうか…………」

ケイ「……」

マルセイユ「……」

ライーサ「……」

ひいた。
思いっきり三人はひいた。
空気が一気に異様なものになる。

真美「あ、違うんです! 私にそういう趣味があるわけじゃ断じてなくって!!」

慌てて否定する真美だが、どこか生暖かい視線が贈られるのみ。

ケイ「あー、うん。そうよね。真美はいい子だもんね」

マルセイユ「その、なんだ………………ハルトマンのやつどうしてるかなぁ」

ライーサ「えっと……人それぞれだよね、うん」

真美「信じてー!!」

また涙目になる真美が叫ぶ。
わかっても、本当に心で納得するかと言えば別なのである。

ケイ「まぁ、真美の性癖がどうかは置いておいて」

真美「どうでもいいみたいに言わないでください……」

切々と訴えるも、スルー。

マルセイユ「さっきも思ったけど、あいつやけに手慣れてるよなぁ」

ライーサ「それは、確かに」

ケイ「もしかして、オラーシャにいた時からそうだったとか……」

マルセイユ「なんだなんだ、後輩に手を出しまくってたとでも言うのか」

ライーサ「あー、だから戦車型ネウロイ撃破数40オーバーの大エースなのに厄介払いで派遣された……なーんちゃって」

おどけてみせたライーサだったが、洒落にならなかった。
事実、オラーシャ政府がいきなり私のような文句なしのエースを送ってきたのには疑問があった。実力をその目で見ているからこそ、なおさらだったのだ。
命令違反が多いなど素行が相当悪いのではないかという予想もあったが、それもない。
だが、もしも、女癖の悪さが問題となって派遣されていたとしたら……
今までは近づくために欲望を抑えていただけで、ついに牙を剥いたのであったとしたら……

ケイ&マルセイユ(……私たちも危険?)

ライーサ「あ、あれ……? なんで、黙っちゃうの?」

すっかり黙り込んでしまったケイとマルセイユに、まだよくわかっていないライーサが頭の上に疑問符を浮かべている。

ケイ「いや、まさかね……」

マルセイユ「はっはっは、所詮は想像だしなぁ」

ケイ「でも、一応確認するくらいならいいわよね?」

マルセイユ「そ、そうだな。仲間だし、色々知っておくのは大事だからな」

ケイ「そうよねー」

マルセイユ「うん、その通りだ!」

なぜだか乾いた笑いを交わすケイとマルセイユだった。
とりあえず、真実をどうにか聞き出そうと、意を決したケイが私に声をかける。

ケイ「ねえ私、今いい?」

私「ん? いいけど」

ケイ「ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」

私「なに?」

てくてくと、私が近寄ってきて、近場の椅子に座る。

ケイ「あー、うん、その、あのね……」

呼んだはいいものの、どう聞いたものかと今になって言葉に困る。

ケイ「えと……マルセイユ、パス」

マルセイユ「ここまできて私に振るのか!?」

恨みがましく視線を送るのだが、当のケイはどこふく風。

私「?」

マルセイユ「そのだな……」

ちょこんと首をかしげる私にじっと見つめられ、仕方なく役目を引き受けた。
だが、遠回しに言うのも面倒くさくなって、直接聞くことにする。

マルセイユ「その、なんだ。お前、マミにスキンシップはかる時の手際がやけに手慣れてないか?」

私「それは……そうかも」

マルセイユ「もしかして、原隊にいた時もこんなことやってたのか……?」

私「ううん。今ほどじゃない。せいぜい週に一回あるかないかくらい」

マルセイユ「そ、そうか」

私「マミがいいにおいだし、かわいすぎるのがいけない」

真美「なんで私のせいに……」

がっくりと肩を落とす真美とは対照的に、ケイとマルセイユはほっと胸をなでおろしていた。

ケイ&マルセイユ(つまり、真美がいるかぎり、私には被害がこない!)

かなり程度の低い意見と言わざるを得ないが。
しかし、精神的に余裕が生まれると、色々と聞いてみたいことが増えていく。

マルセイユ「ふーん、ならその技って、どこで身につけたんだ?」

私「それは、スオムスで」

ケイ「スオムス?」

私「うん。訓練校を卒業して、少尉任官した後に初めてついた任務が冬戦争のスオムス支援作戦だったから」

マルセイユ「ちょうどいいや、暇つぶしもかねて話してくれないか」

私「わかった」

こくんと頷き、私の昔話が始まった。


* *



私が少尉任官してすぐの1940年のこと。
固有魔法を持ってたこともあって、新人だけど精鋭の第4襲撃機連隊に配属された。

ゲチマン「精強なる第4襲撃機連隊の同志諸君、傾注!!」

ようやく本物の軍隊に慣れ始めたくらいに、連隊長のゲチマン少佐から新しい任務が発表された。
私にとっては、初めての任務。

ゲチマン「諸君も知っての通り、目下隣国スオムスは下劣なるネウロイの侵略を受けている」

部隊内で、近々スオムスを支援するだろうって話はあったから、それが現実になったんだって全員気づいた。
でも、やっぱり私は緊張してた。
哨戒任務なんてない爆撃部隊の私にとっては正真正銘の初陣だから仕方がない。

ゲチマン「そこで、オラーシャはスオムスへ航空支援を開始することになった! しかも、名誉なことにその先鋒を私たちは任されたのだ」

長身で、いつもぴしっと軍服を着こなしているゲチマン少佐が朗々と語ると、かなり迫力があった。
胸は小さいけど。

ゲチマン「スオムスの冬は、オラーシャの冬に負けず劣らず過酷だ。まともな軍事行動は確かに私たちの祖国くらいにしか無理だろう」

拳を、高く振り上げた。

ゲチマン「つまり、戦争の趨勢がどちらへ転ぶのかは、私たちの双肩にかかっているのだ! これは重責だぞ同志諸君!?」

拳をおろし、一拍の間を置くと、声はだいぶ低めになる。

ゲチマン「とはいえ、まさかこの中に敗北主義者はいるまい?」

ざっと連隊全員を見まわす。
誰もかれもが、微動だにしないさまは、なんだか普通じゃなかったけど、連隊が一つになった感じがした。

ゲチマン「そうだ、それでいいんだ同志諸君」

にやりと薄く、獰猛な笑みを浮かべる。

ゲチマン「勇敢なる同志諸君! 戦争だ!!」

両手を大きく広げる。

ゲチマン「私たちはこれから祖国の、人類の槍となる!!」

すっと短く息を吸い、いままでで一番大きな声で叫んだ。

ゲチマン「そして、この地球上から腐ったネウロイを叩きただせ!!!」

『Ураааааааааааа!!!』

地鳴りのような連隊全体の、整備兵もなにも全員を巻き込んだ叫びが上がった。
だけど私はその雰囲気に完全に呑まれていた。
少佐が手をあげると、ぴたっと声はやんだ。

ゲチマン「同志諸君、出撃だ」

スオムスへの航空支援作戦が開始された。

そして部隊全員がハンガーに集合して、出撃準備に入るわけだけど、

レスニコフ「あ、私ちょっと……」

私「?」

自分のストライカー――まだこの頃はIl-2じゃなくてR-Zだったけど――に向かおうとしてたら、私の所属する中隊の中隊長であるレスニコフ大尉が声をかけてきた。
顔を向けると、手で手招きしてきたのでそっちへ寄った。

レスニコフ「あなた、そういえば今回が初陣だったわよね?」

私「はい」

レスニコフ「緊張してる?」

私「……別に、そんなことはない、です」

レスニコフ「ふふっ、正直に言っていいのに」

強がってみせたけど、やっぱりバレバレで、笑われた。

レスニコフ「大丈夫よ、私たちはただネウロイにパンを落としに行くだけなんだから。護衛も付くし」

目線を私と同じ高さにして、じっとこちらの瞳を覗きこみながら、優しい声音で語りかけてきていた。

レスニコフ「それに編隊を組むから、迷子にもならない。でも、ほんとにもしものことがあったら私を追って飛びなさいよ?」

私「……ん」

レスニコフ「ま、あなたは優秀だから大丈夫だと思うけれど……っとそうだ」

なにかを思い出したレスニコフ大尉はポケットを漁った。
そして、私が疑問を感じるよりも前に、ふわりといいにおいが漂った。

レスニコフ「あなた髪長いけど、邪魔でしょう? これでちょっと結んでおきなさい」

私の首の後ろに手を回したレスニコフ大尉とは、必然的にすごく接近していて、においは彼女のさらさらした金髪からのものだった。

レスニコフ「ちょっと洒落っ気ない黒だけど、勘弁してね。はい完成!」

ぱっと離れたレスニコフ大尉は、腰に手を当てて、満足そうにこちらを見る。
鏡は近くになかったから、私は手で自分の髪を触ってどうなってるのか確かめる。
首の後ろのあたりで、髪がリボンで結われていた。

レスニコフ「どう?」

私「悪くない……です」

レスニコフ「ならよかった」

にかっと笑って、レスニコフ大尉は私の手を取ると、ストライカーのところまで引っ張っていった。

レスニコフ「さぁ準備は完了! 出撃よ!!」


* *


マルセイユ「ってことは、今のお前の髪型はその時からずっと変わらないってことか?」

私「まあ、そうなる」

ケイ「さすがに同じものじゃないでしょうし、リボンの色もその大尉にもらったのと同じ黒で揃えてる……ね」

私「……最初の上官だし、色を変える理由もないから」

真美「わー、なんだかいいですねそういうの」

普段は見られない私のちょっとかわいらしい一面を見ることができたからか、みんな楽しそうである。
一方で、私は少々恥ずかしそうだが。

マルセイユ「でもだな、それがなんでお前のその手癖の悪さに繋がるんだ?」

私「いや、これはまだ導入。ここからが本当の流れ」

まだまだ私の昔話は続く。


* *



人生で初めての作戦は無事終了した。
とはいえ、今みたいな対地攻撃機じゃなかったから爆弾を落とすだけで、危険性はずっと低かったけど。

レスニコフ「やーれやれ、オラーシャの冬も寒いと思ってたけど、スオムスも負けないくらい寒いわね」

私「……否定できない」

航続距離の問題があったから、ネウロイの勢力圏を飛び越えながら爆撃をして、私たちの部隊はそのままスオムスの基地に着陸していた。
12月となれば極寒、寒いこと寒いこと。オラーシャ人だって寒さには強くても寒いものは寒い。

レスニコフ「まあ、明日の出撃でまたネウロイにパンの配達したらオラーシャにトンボ返りなんだどね」

私「しょうがない」

レスニコフ「わかってるわよ、これでもあなたより軍人歴長いんだから」

スオムスの空軍基地を間借りしていて、廊下を曲がったところで、ある人物と鉢合わせた。

女性「あら? その制服は……」

そこにいたのは、スオムス空軍の軍服に身を包んだブロンドの女性だった。
レスニコフ大尉も金髪だけど、その人はなんだかすごい巻き毛で、なんというか派手だった。

レスニコフ「どうも、オラーシャ空軍第4襲撃機連隊第3中隊中隊長レスニコフ大尉です」

私「同中隊私少尉です」

女性「これはご丁寧にどうも、私はスオムス空軍第3機械化航空歩兵大隊第1中隊中隊長のミカ・アホネン大尉よ」

堂々としたいでたちで、アホネン大尉は髪をはらいながら自己紹介した。
なんだか、そういう仕草が似合う人だったな。

レスニコフ「あら、第3機械化歩兵大隊ってことは」

アホネン「ええ、明日は私たちがあなたがた第4襲撃機連隊の護衛を務めさせていただくわ」

レスニコフ「それはそれは、よろしくお願いします」

アホネン「ふふっ、スオムスへ支援してくれるのだから、これくらいどうってこともありませんよ」

口元に手を当ててくすりと笑みを零したアホネン大尉は、私のことをちらと見た瞬間に目を輝かせた……んような気がした。
まあ、この後に起こったことを考えるとそれは正解だったんだけど。

アホネン「あら、あなた……」

自然とアホネン大尉の手が伸び、私の顎を優しく支えると、ちょっと上を向かせた。
人間の反応としてアホネン大尉を見返すので、じっと見つめあう形になる。

アホネン「とてもかわいらしいのね」

また、さも当然のように反対側の手が伸びて、私の髪を撫でる。

アホネン「なめらかなプラチナブロンド……素敵」

今思い返すと、もう既に相当変な人なんだけど、その時はあんまりに突然のことで私はされるがままだった。

アホネン「そんなウブな感じもいいわ」

私「……っ!?」

髪を撫でていた手が自然と下りてきて、さわりと私の耳を撫でた。
その瞬間、なんだかよくわからない感覚がぞわりと私の肌の表面を走った。

アホネン「あら、いい反応をするのね……なら、これはどうかしら?」

私「……んっ」

にやりと怪しい笑みを浮かべたアホネン大尉が、私のうなじを撫でた。
さらに電気のようなものが走り、今度は声が漏れてしまった。

アホネン「これはなかなかどうして……ねえ、あなた?」

私「なん、ですか?」

アホネン「あなた、私の妹にならない?」

ずいっとアホネン大尉の顔が近寄り、髪からふわりといいにおいが鼻腔をくすぐった。

私「いもう……と?」

アホネン「ええ、妹よ。もしなってくれれば」

そのままさらに近寄ってきて、私の耳元に口を寄せてきて、

アホネン「もっと気持ちよくしてあげるわ」

私「……ひっ!」

小声でささやいて、ふっと息を吹きかけてきた。
びくりと全身が反応してしまって、私は固有魔法を使ってなくても嗅覚が普通の人よりずっと敏感だから、いいにおいとあいまってなんだかよくわからなくなってしまった。

レスニコフ「すみませんアホネン大尉これからブリーフィングがあるので失礼します!」

と、レスニコフ大尉に引っ張られて、背中の後ろに回されてしまった。

アホネン「あら、それは残念ですわ」

レスニコフ「本当に! それではまた明日よろしくお願いします!!」

アホネン「ええ。……返事はいつでもよくってよ?」

私「……」

ウインクと一緒に、言われたけど、早足で歩くレスニコフ大尉に引っ張られるようにして歩いていた私は、なにも言いかえせなかった。
結局アホネン大尉とはこの一回以外に会うことはなかった。


* *



私「まあ、こんな感じ」

ケイ「それ、だけ?」

私「うん、きっかけは。癖になったのは、サウナでレスニコフ大尉に同じことをやったら返ってきた反応がよかったからかな」

ケイ「レスニコフ大尉……遅かったのね」

マルセイユ「しかし恐ろしいな、スオムスにはそんなウィッチがいるのか……あ、いや、カールスラントにも似たようなのがいたか、ちょっと方向性は違うけど」

真美「ええっ!?」

他人事のように言おうとしたのだが、あることを思い出してしまいマルセイユは頭を抱えてしまった。だが、その発言に恐怖するのは現在被害者トップの真美。

ライーサ「だ、大丈夫だよ真美……たぶん」

真美「今たぶんって最後に言った?」

私「平気、なにかあっても私はマミを誰にも譲らないから」

真美「そういう問題じゃないです……ってどこ触ってるんですか、あ……ん、いやああああ!」

どたばたと変わりのない喧騒が戻る。
統合戦闘飛行隊アフリカの、とある一幕だった。



ケイ(スオムスか……いくら小国とは言っても智子は大丈夫よね、うん)





最終更新:2013年02月07日 14:07