『お菓子1年分』

――出す……!出すが…

   今回 まだ その時と場所の指定まではしていない

   つまり……私がその気になればお菓子の受け渡しは10年後、20年後も

   可能だろう……ということ……!――


『オレのストライカーユニット』
形状はほぼバイク、操縦方法もそれと同様である。
タイヤに相当する部分には大気中のエーテルと反応する呪文がびっしりと刻まれており、これを高速回転させることで
推進力を得る。船で言えば外輪船の要領である。

宮藤理論確立前のユニットが原型であるため、現行のストライカーユニットと比べると絶対性能は低い。
また、推力を得るためには発動機を大型化する必要があった為、必然的に機体そのものも大型化しており、取り回しも悪い。

利点があるとすれば、性能が低い分少ない魔力量でも起動が可能な事や、操作が空を「走る」感覚に近いため、
訓練次第で陸戦ウィッチでも機種転換が可能な事である。

機首にはブレンガンを改装した機銃が取り付けられている。



ちなみに、オレの機種転換の際には右足ギア、左足ブレーキの『ブリタニア仕様』に戸惑ってよく墜落したらしい。


『オレの槍』
長さ2m程の、使い込まれた鉄槍。穂は剣状、刃渡りは25cm程。
飾りが付いていたとおぼしき跡が見られるが、現在では飾りの類は取り付けられていない。


『オレの耳飾り』
剣を模した形状の耳飾り。左耳のみに着けている。
オレの髪が長いせいもあり、普段はよく見えない。

『手甲』
薄汚れた、銀色の手甲。
手の甲から肘関節付近までを覆うものだが、手首や指の動きを妨げない造りとなっている。
装甲の材質は不明だが、装甲の裏面には呪術陣が余す所なく彫られている。
また、表面には小さくガリア語が彫られており、掠れてはいるが『その身、唯護らんが為に』と読み取ることが出来る。

『技術班謹製の槍』
「投げ槍とか試したいが慣れ親しんだ槍をぶん投げるのは抵抗があるし、かといって2mの棒を何本も持っていくのは面倒」
という要望から作成された槍。

特徴としては伸縮機構を備えていることが挙げられ、これにより最短で1m弱程までに長さを詰めることが出来る。
また、穂の部分は着脱式になっており、用途に応じて付け替えることが可能。

ただし、伸縮機構が手動の為、収縮状態からの連射は難しい。


『出所不明の磁気テープ』
文字通りの磁気テープ。ラベルには『9月14日』と記されているが、その真贋や誰が録音したのかは不明。
再生する

『守護騎士(シュヴァリエ)』
ガリア各地に発生する怪異を討伐し、国の守護を司っていた騎士達の総称。

任命の際には剣や槍といった栄誉の武器や防具、アミュレット等が与えられ、
ガリア各地に合わせた二つ名を名乗ることが許される。

また、当時の資料によると、これらの装備にはウィッチ由来の特別な加護が与えられており、怪異に対しても
ある程度有効であったという。

当時は政治などに影響する程の高い地位を誇っていたが、ナポレオン統治時代の怪異との戦いにおいてその殆どが空位となる。
僅かに残った騎士達も後世の市民革命などにより没落。
現在では特に勇敢な軍人に贈られる名誉称号的なものとなっている。
軍人のみに与えられる勲章であるという点で、レジオンドヌール勲章とは異なる。
現在、レジオンドヌール勲章が最高勲章として定着しているとはいえ、守護騎士任命の栄誉はそれに匹敵するという。

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なお余談ではあるが、最年少授与記録は14歳の少年。
希少な男性のウィッチであったことに加え、ヒスパニアの怪異発生における義勇兵としての実績を買われての事であったという。
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最終更新:2013年02月07日 14:14