ミーナの部屋―――

俺 コンコン「俺です」

ミーナ「どうぞ」

俺&サーニャ「失礼します」

俺「書き終わりました」

ミーナ チラッ「体裁は整ってるわね・・・読ませてもらいます」

俺「お願いします」

ミーナ ペラッ「・・・・・・」

ミーナ「・・・そういえば、そろそろ夜間哨戒の時間じゃないかしら?」

サーニャ「あ・・・はい・・・」

ミーナ「きちんと書けてるわ。安心して行ってきてちょうだい」

サーニャ「わかりました。失礼します」

ミーナ「・・・・・・」ペラッ

俺「・・・・・・」

ミーナ「・・・・・・」ペラッ

ミーナ「・・・概要はわかりました」

俺「はい(がんばって理解しやすいように書いてよかった・・・)」

ミーナ「ですが、ここにあるとおりこれを作ってもラジオくらいの大きさになると思うけど・・・」

俺「なんとかなりませんかね?」

ミーナ「たぶん無理ね」

俺「どうしてですか?」

ミーナ「これの受信範囲は?」

俺「最大20メートルほどです」

ミーナ「ウィッチはそこまで近づいて戦わないわ。扶桑のウィッチなら剣を使うこともあるけど、それも状況しだい」

ミーナ「20メートルまで近づくと、逆に銃で戦いづらくなってしまう」

ミーナ「受信範囲を拡大しようとすると機械自体が巨大化して戦闘中に破壊されかねない」

俺「・・・・・・」

ミーナ「一応、上に掛け合って何とか小型化や精度向上を進言してみます」

俺「ありがとうございます」


俺の部屋―――

俺「はぁ・・・だめだったか・・・」

俺「残る望みはこのケータイだけか」

俺「ケータイなら受信範囲が相当広いけど、この時代の材料で作ると範囲は20メートルか・・・」

俺「あきらめて・・・今日はゆっくり寝る!」

俺(あ・・・サーニャちゃんのにおい・・・)

俺「・・・・・・」

俺「いかん・・・ムラムラして眠れねぇ・・・」

俺「・・・ラジオの続きでも作るか・・・」


朝―――

俺「結局今日も徹夜してしまった。朝日が眩しい」

俺「ナイトウィッチのハム通信の周波数にして・・・」カチャカチャ

俺「あとは・・・スピーカーか」

俺「自作でいいな・・・磁石と・・・コイルと・・・」カチャカチャ

俺「電源は・・・電池でいいか。かばんの中にペンライトがあったはず・・・」ゴソゴソ

俺「ふぅ・・・完成だ。早速試運転を」カチカチ

(ザザーーーッ)

カチカチ(ざっ・・・ざざっ・・・)

カチカチ(・・・い・・・・・・お)

カチカチ(こち・、コール・イン「・ーク」)

カチカチ(こちら、コールサイン「オーク」だ。誰もいないのか・・・?)

俺「そういえば発信ができないな。今はまだいいか」

(こちら「オーク」誰もいないなら切る。通信終わり)

俺「オークさん・・・何者なんだろう」


食堂―――

俺「おはようございます」ウトウト

ペリーヌ「あなた、また徹夜で何かしてたんですの!?」

俺「ええ、そうですけど」ミミキーン

ペリーヌ「たまにはぐっすり眠らせてくださらない!?昨日は一晩中ガチャガチャと!」

俺「あ・・・すみません」

ペリーヌ「まったく、あなたはそうやって一日中部屋に入ってないで、シャーリーさんのように外で機械をいじればいいじゃありませんこと!?」

俺「パソコンは精密機械なので・・・しかも電源ないし・・・」

ペリーヌ「なんだかしりませんけどね、あなたががんばりすぎるとこちらに迷惑がかかるんです!」

ペリーヌ「たまにはゆっくりと眠ってくださいまし!」

俺「心配してくれてるんですか?」

ペリーヌ「べ、別にそんなんじゃありません!調子に乗らないでくださいな!フン!」スタスタ

シャーリー「お前も朝から大変だな」

俺「いえ。彼女の部屋、俺の部屋の近くなんですか?」

シャーリー「ああ。一晩中明かりかついて眠れないってさ」

俺「今度からは窓にカーテンでも閉めときますよ」

シャーリー「むしろあいつがカーテンつければいい話なのにな」

俺「それは・・・そうですね」

シャーリー「そんなことより、昨日のアレ、どうなったんだ?」

俺「ボツ食らいました」

シャーリー「うわぁ・・・そりゃ災難だったな」

俺「やっぱりサイズが実用できるものじゃないそうです」

シャーリー「あれ?じゃあ最初に測ったのは?」

俺「アレはケータイを使ったんです。ケータイはこれの数百倍の受信範囲がありますからね」

シャーリー「数百倍って・・・今は持ってないのか?」

俺「ケータイはサーニャちゃんに預けてありますからね」

ルッキーニ「それ分解しちゃだめ~?」

俺「だめ」

ルッキーニ「ケチ~」


昼過ぎ―――

俺(受信機のサイズを変えずに受信範囲を増やす方法か・・・」

俺(アンテナをつける?八木アンテナはこの時代でもすでに発明されてる・・・って、サイズが大きくなってるじゃないか)

俺 ブツブツ

ウーーーーーーーー・・・

俺「敵襲!?」

俺「・・・・・・俺にできることはない、か・・・」

俺「パソコンも使えないし・・・部屋でハム通信の送信機でも作るか・・・」


ミーティングルーム―――

ミーナ「では、私とサーニャさん、エイラさんは待機、ほかの皆さんは少佐の指示に従ってください」

坂本「ペリーヌと宮藤は模擬戦とやらで先に出ている。全機、遅れるなよ!」

一同「了解!」

サーニャ「あの・・・」

ミーナ「サーニャさん、また?」

サーニャ「はい・・・」

ミーナ「今回は待機してちょうだい。これ以上基地を手薄にできないわ」

サーニャ「・・・・・・」

ルッキーニ「ねえねぇサーニャ、あれ貸して!」

サーニャ「あ、あれ?」

ルッキーニ「なんていったっけ?ちっちゃい機械のやつ」

サーニャ「あ・・・これ?」

ルッキーニ「そうそう、それそれ!」

サーニャ「これはけいたいっていう名前で・・・」

ルッキーニ「サーニャが待ってるなら、あたしが持っていけばいいんだよ!」

サーニャ「・・・でも」

ルッキーニ「これなら設計図のヤツより離れてても大丈夫なんでしょ?シャーリー」

シャーリー「え?あ、ああ。設計図より百倍受信範囲が広いんだって」

ルッキーニ「ならあんまり近寄らなくても大丈夫だよね?」

サーニャ「・・・・・・おねがいします」

ルッキーニ「まっかせなさい!」


アニメ1期9話のネウ子初登場シーン↓

上空―――

坂本「つまり、宮藤が一人で行ったのか?」

ペリーヌ「すみません、私が止められずに・・・」

ペリーヌ「それに、勝手に飛んでいたのも」

坂本「それはあとだ。今は宮藤に追いつくことが先だ。行くぞ!」

ペリーヌ「了解!」


芳佳「ねえ、あなた本当にネウロイなの・・・?」

ネウ子「・・・・・・」クパッ

芳佳「コア・・・」

坂本「宮藤!何をしている!」

芳佳「さ、坂本さん!?」

坂本「それはネウロイだ!早く撃て!」

芳佳「違うんです!このネウロイは・・・」

坂本「撃たないなら退け!」ガチャッ

ネウ子「」ヒュッ ズキューン

坂本「くっ!?」パリーン「ぐあっ!」

芳佳「坂本さん!?」

ミーナ『なにがあったの!?』

リーネ「少佐が撃たれて・・・」

ゲルト「シールドは張っていたのに・・・まさか!」

ミーナ『・・・バルクホルン大尉はネウロイを追って!』

ゲルト「しかし・・・少佐が」

ミーナ『追って!これは命令よ!」

ゲルト「りょ・・・了解」

ミーナ『美緒・・・っ』

サーニャ『ミーナ中佐・・・』


芳佳「坂本さん!坂本さん!」ピョコッ キュイーン

ペリーヌ「少佐!少佐っ!」

芳佳「坂本さん!目を開けてください!坂本さん!」キュィーン



俺「坂本さんが撃たれた!?」

シャーリー「ああ。しかもネウロイを取り逃がした」

俺「くそっ・・・」ダン!

シャーリー「・・・・・・」

ルッキーニ「・・・これ」

俺「ケータイ?何でルッキーニちゃんが?」

ルッキーニ「サーニャ、今回は待機だったから・・・」

俺「そうか・・・ありがとうな。でも今は坂本さんが・・・」

ルッキーニ「ううん、ダメ。早く解析して!」

俺「ど、どうして?」

シャーリー「今回のネウロイ、動きが変だったし、何より人型だったんだ」

俺「人型のネウロイ!?そんなのが・・・いや、そういえば資料にいた気が・・・」

ルッキーニ「だからね、またあいつが出てきたら・・・」

俺「わかった。サーニャとエイラを探してきてくれない?俺は部屋で準備してるから」

ルッキーニ「わかった!」


俺の部屋―――

サーニャ「失礼します」

エイラ「急いできたゾ」

俺「よし、早速始めようか」カタカタ

俺「ルッキーニちゃんとシャーリーさんは?」

サーニャ「芳佳ちゃんのお見舞いに行きました」

俺「芳佳ちゃんも怪我を!?」

エイラ「イヤ、アイツは魔法を使いすぎて倒れただけダ。そのうち回復するサ」

俺「はぁ・・・びっくりした」

サーニャ「でも、倒れるまで魔法を使うなんて・・・」

エイラ「ソーイヤ、今回の出撃が変だったナ」

俺「変ってどんな風に?」

エイラ「ナンカ、宮藤がネウロイと話をしてたらしいんダ」

サーニャ「私の魔道針でもネウロイと芳佳ちゃんを探せなくて・・・」

俺「ジャミングみたいなもんか・・・?ネウロイにそんな能力が?」

エイラ「それを調べるんダロ?」

俺「そうだった」カタタタタ・・・

俺「ケータイ持ってったのはルッキーニちゃんだっけ?ルッキーニちゃんがネウロイと接触したのは?」

サーニャ「たぶん、1548ぐらいだと思います」

俺「ふむ・・・アドレスが3つか・・・二つと単語と接続語か?」

サーニャ「何ですか、これ・・・えっち、てぃー・・・?」

エイラ&俺「」ピクッ

サーニャ「?どうかしたの?」

エイラ「なんでもない、なんでもないゾ!」

俺「ああ!それよりこれの説明だな!!」

エイラ「コレハイッタイナンナンダー?」

俺「タブンネウロイノコトバダー」

サーニャ「・・・? 二人とも、どうしたの?」


俺「ごほん・・・たぶん単語なんだと思う。http://までが『ネウロイ同士の通信』の意味」

俺「そのあと、wwwなんだけど、前回の記録ではdicになってたから、個体同士や編隊どうしのチームサインだと思う」

俺「そこからあとは具体的な内容なんだろうけど・・・こればかりはデータを集めて解読するしかない。暗号でも解読方法がわからないと・・・」

サーニャ「なんとかならないんですか?」

俺「・・・いろいろ試してみるしかないね。とりあえず、何か共通点は・・・」

エイラ「共通点も何も、何で文字の中に数字や記号がゴチャゴチャに混じってんだヨ?」

サーニャ「それに・・・カッコ閉じから始まってたりするし・・・」

俺「それを今から探すんだ。はじめるぞ」


朝―――

エイラ zzz
サーニャ zzz

俺「・・・モールス信号でもないのか・・・うーん・・・」

俺「ユニコード、とか?」

俺「まさか。90年ごろに完成するんだぞ?」

俺「ま、ためしにやってみるか・・・」カチカチ

俺「・・・とりあえず、パソコンに使われてるエンコード方法じゃない・・・」

俺「エンコードかぁ・・・ISO国際規格も試してみるか・・・」カチカチ

俺「あれ・・・いけんじゃね?」カチカチ

俺「IEC8859? ちがう・・・ 646か!?これをモールス信号化して・・・」カチカチ

俺「キターーーー(・∀・)ーーー!!」

エイラ「ナンダヨ・・・うるさいナ・・・サーニャが起きちゃうダロ?」

サーニャ「ううん・・・すぅ・・・」

俺「ご、ごめん・・・」

エイラ「何がキタんだヨ?」

俺「ネウロイ語ができたかもしれない!」

エイラ「ナ、ナンダッテー」

俺「とりあえずこれまでのデータを解析してみる!」

俺「なになに・・・『くそっ!おち・・・うわぁぁぁ!』」

エイラ「ナンカやけにリアルなセリフダナ・・・」

俺「芳佳ちゃんのときの人型ネウロイはこれだ・・・『ごめんなさい。でも、邪魔しないで』」

エイラ「少佐が撃墜されたときのヤツか・・・?」

俺「たぶんな・・・。邪魔って・・・いったい芳佳ちゃんに何を伝えようとしてたんだ・・・?」


食堂―――

シャーリー「よかったな。少佐が目を覚ましたってさ!」

サーニャ「本当?・・・よかった・・・」

エイラ「マア、あの少佐がそう簡単に死ぬわけないよナ」

シャーリー「ああ。でも芳佳が命令違反か・・・」

サーニャ「芳佳ちゃん・・・大丈夫かな・・・」

エイラ「占ってやろう・・・・・・ゲ!」

サーニャ「なんて出たの?」

エイラ「死神」

俺「縁起でもない・・・」

ルッキーニ「でも、芳佳もリーネもいないと、ご飯がおいしくない~」

俺「簡単なものなら作れるけど、何か作ろうか?」

ルッキーニ「本当!? お願いお願い!」

サーニャ「あの・・・手伝います」

俺「ありがとう。それじゃ、一緒に作ろうか」

サーニャ「はい!」

エイラ「・・・・・・べ、べつに悔しくなんかないゾ、私だって料理クライ・・・」

シャーリー「エイラが作れるのはサンドイッチくらいだったな」

ルッキーニ「あたしでも作れる~!」

エイラ「う、うるさいナ!」


俺「こんなもんでいいかな?」

サーニャ「これは、親子丼、ですか?」

俺「あ、知ってるの?」

サーニャ「芳佳ちゃんが作ってくれたことがあります」

俺「芳佳ちゃんは何でも作れるんだなぁ・・・」

サーニャ「でも、俺さんは機械なら何でも作れるじゃないですか」

俺「機械は食えないからなぁ・・・とりあえず、鶏肉を・・・」

サーニャ「私、おなべの用意をします」

俺「頼むよ」

サーニャ「はい!///」


シャーリー「親子丼か!美味そうだな!」

ルッキーニ「芳佳とはまた違った味でおいし~!」

俺「ありがとう。でもやっぱ芳佳ちゃんのほうがおいしくできるでしょ?」

シャーリー「いや、リベリオンの料理は味付けが大雑把だから、あたしはこのくらいのほうが好みだな」

エイラ「うう~・・・」モグモグ

サーニャ「エイラ、おいしくない?」

エイラ「いや!そ、そんなことはないぞ!サーニャの料理だからな!すごくおいしいゾ!」

サーニャ「ありがとう、エイラ」

俺(俺も作ったんだけどなぁ~・・・)

シャーリー ニヤニヤ


シャーリー「ふー、食った食った」

ルッキーニ「食べたら眠くなった~・・・」

シャーリー「食べてすぐ寝ると太るぞ」

ルッキーニ「いいんだもーん!マーマみたいに大きくなるんだもーん」

俺「眠気覚ましに風呂でも入ってきたら?」

シャーリー「今日は雨でべたべたするし、そうするかな」

ルッキーニ「わーい!シャーリー!」フニフニ

俺(うらやましくなんてないぞ、うん!)

サーニャ「・・・」パフパフ・・・ショボーン

エイラ「私は風呂よりサウナのほうがいいけどナ」

ルッキーニ「エイラ、いかないの?」ワキワキ

エイラ「・・・イク、ウン」ウズウズ

エイラ「サーニャも行こう」

サーニャ「でも・・・俺さんが」

俺「いいよ。さすがに女の子だらけの中に入る勇気はないし。食器の片付けでもしてるよ」

エイラ「ほら、行くぞサーニャ」

サーニャ「あの、ごめんなさい」

俺「いいっていいって。いってらっしゃい」

俺「・・・このまえのハム通信の送信機、まだできてないんだよな・・・」ブツブツ

俺「それに、芳佳ちゃんにネウロイ語変換機を持たせるには・・・」ブツブツ


風呂―――

シャーリー「自室禁固でよかったなあ!」

ルッキーニ「シャーリーなんか4回も自室禁固食らってるしね!」

シャーリー「3回だ、3回!」

エーリカ「私6回。えへへ」

芳佳「・・・あの、皆聞いて!」

芳佳「今回のネウロイは変だった。あのネウロイは、ほかのネウロイと違う感じがしたの!」

ゲルト「お前は、ネウロイの違いがわかるほど戦ったのか?」

芳佳「それは・・・でも私・・・」

サーニャ「・・・・・・」

エイラ(アイツの翻訳では・・・邪魔しないでって言ったらしいナ)

エイラ(そのネウロイ・・・やっぱ宮藤に何か伝えようとしてたのカ?)
最終更新:2013年02月07日 14:42