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第6話 強くなる敵、強くなる意思







104 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:06:28.29 ID:hyChlD450 [9/60]


第6話 強くなる敵、強くなる意思


ジュゼッピーナ「前回までのあらすじ!」

ハルカ「俺『               |   |  . . -‐―|     ',←ピンと伸びた狐耳がかわいい
                    | . . イ´::::::::::::::::::|_    ',:....←キレイなサラサラ黒髪ストレートがかわいい
                   /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶.   |::::::`:..、←自身過剰で調子に乗りやすい思考回路がかわいい
                      /.:::::::::::::::i::::::::::::',:::::::::::::::::::::ヽ. |::::::::::::::ヽ←強く迫られるとすぐ流されてしまう所がかわいい
                  /.:::'.::::::::::!::!:::::::::::::',::::::::::::::::::::::::',!::::::::::::::::::',←マフラーに下手くそな字で豪勇穴拭と書く所がかわいい
                   ,′.:i:::::::::::i i|:::::::::::::::',::::::::::',::::::::::::|::::::::::::::::::::',←責任感が強くて意地っ張りな所がかわいい
                ′.:::i:::::::::::| !!::::::::::::::::',::::::::::',:::::::::::!:::::::::::::::::::::i←天才的な空戦センスがかわいい
                   i::|::::::|:::::::::::!:!|::::::::::::::::::i:::::::::::i::::::::::|::::::::::::::',::::::.i←キレイに切り揃えられた前髪がかわいい
                   | i::::::{:::::::::::|八:::::::::::::::::|!:::::::::i!:::::::::!:::::::::::::::i::::::i←前髪がかかった眉毛がかわいい
                    jハ::ィ´ ̄`ヽ   ̄´ ̄ノ二二|:::::::::|::::::::::::::::i::::::i←切れ長の凛々しい目がかわいい
                    八 |:::ヘ i「うミ       イ´てう::ト:::::::|:::::::::::::::::!:::::i←つぶらな真っ黒な瞳がかわいい
                 |::::::ハ 弋リ       弋::ソ|:::::::::ハ:::::::::::::::!::::::!←意外と涙もろい所がかわいい
                  |:::::::∧ ::::::      ::::::::::: |::::::/ノi::::::::::::::!::::::|←ほっそりしているけど柔らかそうな頬がかわいい
                  |:::::::::::}   '           |:::/:::::::|:::::::::::::i:::::::|←ゆきのように白い肌がかわいい
                   |::::/八     っ     ..イ/::::::::::|:::::::::::::i:::::::|←小さなお口がかわいい
                   |, ′ /⌒ヽ.、     ..イL」':::::::::::::!:::::::::::::i:::::::!←すべてがかわいい』」

智子「えっちょっ俺さん、これはどういう……」ポカーン

俺「違うってこれはそのっ言葉のあやというかそのっ」アセアセ






105 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:13:01.08 ID:hyChlD450 [10/60]


―1940年 3月 スオムス 上空


俺「こちら扶桑三番、敵戦力は三分の一まで減少」

智子「こちら扶桑一番、了解したわ扶桑三番。もうちょっとよ、皆頑張りましょう」

ハルカ「はいっ! 智子中尉のためならばどこまでも!」

智子「そ、そうありがと。ふぅ……今回は何とか無事に終わりそうね」

キュイイイイイイイイイイイ

智子・俺「「!」」

ハルカ「えっあれ? 何ですかこれ?」

俺「…………アナルワイプさん」

智子「ええ、新手ですね」

ハルカ「えっと……10時方向のあの小さいネウロイですかね?」

俺「……あのシルエットのネウロイは見たことがないな」

智子「以前ハルカを攫ったのと同じ人型だけど……そいつとは、明らかに違う……!」






106 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:18:18.54 ID:hyChlD450 [11/60]

シュイイイイイイイイイイ

ハルカ「こっちに来ますよ!」

智子「こちら扶桑一番! 私は人型の相手をするわ! 皆は残った雑魚をお願い!」

「「「了解!」」」

俺「………………ロマーニャ一番」

ジュゼッピーナ「はい、何ですか扶桑三番」

俺「すまないけど、しばらく僚機の俺無しでやれるか?」

ジュゼッピーナ「はい♪ あとは小型しかいないので、私一人で充分ですよ」

俺「ありがとう。スオムス一番、ロマーニャ一番のフォローも頼むぞ」

エルマ「は、はい! 了解しました!」

俺「さて、アナルワイプさんの方は……」

智子「ああもうっ何よキ27だったら後ろを取れていたはずなのにぃ!!」ブイイイイ

キュイイイイイイイ

ハルカ「ああああああ智子中尉お尻取られちゃいましたぁ!」

俺「あんまり戦況は芳しくないか」







107 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:26:09.96 ID:hyChlD450 [12/60]

智子「くっ……上昇力もあっちの方が上……!!」

キュオオオオオオオオ

ハルカ「どうしましょう……旋回性能も上昇力も速度も高いですよあのネウロイ……」

俺「ハルカが援護しようにもあの速度ではキツいか。よし、扶桑一番、扶桑二番、応答しろ」

ハルカ「はい、こちら扶桑二番! ど、どうしましょう俺さん! あのネウロイすごく強いですよ!?」

智子「こちら扶桑一番……きゃあ!? 今痴漢ネウロイに追っかけまわされてるから手短に済ませてくださる!?」ブイイイイ

キュイイイイイイイ

俺「ハルカ、アナルワイプさん。悪いけどここからは俺の指示通りに動いてくれるか?」

ハルカ「はい! 俺さんに全部お任せします!」

智子「こ、こっちはコイツの相手をするだけで手いっぱいなのでお願いします!」

俺「オーケイ、それじゃあハルカはそこの雲の中に隠れてくれ。アナルワイプさんはそのまま高度を維持しながらそいつから逃げ続けて」

智子「はあ!? こいつめっちゃくちゃ速いのよ!? 旋回性能もすごく高いし、無茶言わないでよ!!」






108 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:30:38.79 ID:hyChlD450 [13/60]

俺「大丈夫、君なら出来るって。あっあとそいつの攻撃がどんなものか分からないからなるべくシールドは使わないようにして、攻撃は避けるようにしろよ」

智子「ちょっ注文多すぎ――」

ダダダダダダ

智子「おっと!」ヒョイッ

俺「弱音を吐くなんて君らしくないぞ」

智子「ああもう分かったわよっ!! やればいいんでしょやれば! 挺身作戦の時に比べればこれくらいの修羅場……!!」

俺「うん、それでこそ俺のアナルワイプさんだ」

智子「俺のとか言わないでよ変態っ!」

ハルカ「こちら扶桑二番! 位置に着きました!!」

俺「よし、そのまま指示をするまで待機だ。アナルワイプさん、あと20秒ほどそのまま大きく旋回し続けろ」

智子「20秒……はキツいかも……」ゼェゼェ







109 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:36:04.33 ID:hyChlD450 [14/60]

俺「ちょっと待ってろ。今援護射撃を」ダダダダダダ

チュインチュインチュイン

俺「よっしゃヒット……」

キュオオオオオオオオ

俺「っておい無傷かよ!? どんだけ装甲固いんだよ……こりゃ、ハルカの二十ミリ機関砲を頼るしかねぇな」

智子「俺さん……そろそろ限界」ゼェゼェ

俺「もうちょっとだ頑張れ。1、2の3で急上昇するんだ」

智子「り、了解……!」

俺「1、」

智子「2の」

俺・智子「「3!!」」

ギュイイイイイイイイン

キュイイイイイイイ







110 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:42:29.30 ID:hyChlD450 [15/60]

智子「やっぱり追いかけてくるわ!」

俺「かかったな! 扶桑一番、そのまま旋回! 扶桑二番今だっ! 降下!!」

ハルカ「はい!!」ブイイイイイイイイ

バッ

ハルカ「なっネウロイがこんなに近くに!?」

俺「そのまま撃ちまくれ! ネウロイに当てることは考えなくてもいいぞ! アナルワイプさんに当てないようにすることだけを考えろ!」

ハルカ「は、はい!」

俺「さて、俺もそろそろ……。扶桑刀を空戦で使うのは久しぶりだな。腕が鈍ってないといいが」チャキッ

ハルカ「うわああああああああ智子中尉の尻は私のだあああああああああああああああああああ」ダダダダダダダ

キュイイイイイイイ

ハルカ「俺さん!? ネウロイの動きはある程度封じられますけど、決定的な一撃は与えられませんよ!?」

俺「いや、それで充分だ。そのまま撃ち続けろ」ブイイイイイイイ

ハルカ「は、はい!」ダダダダダダダ

俺「扶桑二番! 撃ち方止めっ! おおおおおおおおおおおおおおお!!!」チャキッ

ハルカ「俺さん!? 刀で!?」







111 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 04:43:28.96 ID:hyChlD450 [16/60]

俺「しゃああああああああああああああ!!」ブンッ

キュイイイイイイイイイ

スカッ

俺「くっ……!」

ハルカ「避けられた!?」

ジャキッ

ハルカ「俺さん危ないです! そんな近距離で狙われたら――」

俺「大丈夫だよ。なんせ奴は、」

ブイイイイイ

キュイイイ!?

智子「さっきはよくもこの扶桑海の巴御前を追いかけまわしてくれたわね」チャキッ

俺「扶桑屈指の剣士を自由にさせちまったんだから」

智子「お返しはたっぷりさせてもらうわよ」ブンッ

ザシュッ







405 自分返信:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:06:05.17 ID:G6aUa7vr0 [17/30]


―スオムス カウハバ基地 資料室


ガチャッ

俺「誰かいるのかー……って」

智子「あっ俺さん、おはようございます」

俺「おはよう、アナルワイプさん。朝っぱらから資料集めか? 御苦労さま」

智子「書類仕事はエルマ中尉に任せちゃっているから、隊長としてこれくらい……はね」

俺「それでこいつらもついてきたのか?」

ハルカ・ジュゼッピーナ「「」」スゥスゥ

智子「ええ。無理しなくていいって言ったのだけれど……」

俺「ククッやっぱり早起きが過ぎたのか?」

智子「まったく……キツイならわざわざついてこなくても良かったのに……」ナデナデ

ジュゼッピーナ「……ううん……智子中尉ぃ……」クークー

ハルカ「……ムニャムニャ…フヒッついに生えちゃったんですねぇ……」グーグー







406 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:12:12.24 ID:G6aUa7vr0 [18/30]

智子「俺さんはどうされたんですか?」

俺「エルマ中尉の書類仕事を手伝った帰りに、こんな時間に資料室の電気が点いているのが目に付いてね。お節介かもしれないけど、手伝うよ」ニコッ

智子「いえいえそんなっ悪いですよっ! それに俺さん昨晩結局寝室に戻ってこなかったじゃないですか! ちゃんと寝たんですか!?」ワタワタ

俺「一応……執務室のソファで30分ほど仮眠を取ったけど……」

智子「そんなの寝た内に入らないわよっ!」

俺「大丈夫大丈夫。これでももうイイ歳の男だ。一晩の徹夜くらい平気だ」

智子「でも……」

俺「それに……個人的にあのネウロイのことが気になってね」

智子「………」

俺「君の話も聞きながら調べたいんだ」

智子「それならいいですけど……キツくなったらちゃんと休んでくださいよ?」

俺「おう。その時は君に膝枕でもお願いしようかな」ニシシ

智子「~~~~~~~!!! バカッ!!」カァァ







407 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:18:10.00 ID:G6aUa7vr0 [19/30]



俺「それで、あのネウロイは以前現れたものとは違ったのか?」パラッ

智子「はい。前回出てきてハルカを攫った奴らは私達の姿を模していました。でも昨日の奴は……」パラパラ

俺「確かに、ウィッチを真似た形をしていたが、我々の内の誰かと同じ容姿ではなかったな」

智子「それに、前回の奴の機動は私達の戦闘機動の単なるコピーでしかなかったんですけど、今回はそうじゃなかったです。癖が無くウィッチの空戦機動の基礎に忠実な、完全にオリジナルな機動でした」

俺「ふむ……あの機動であの運動性能、それにあの頑丈さがあったら1対1の格闘戦だったらまず勝ち目がないな」

智子「やっぱりあのネウロイは私を倒すために現れたのかしら?」

俺「多分ね。君を落とせばこの義勇独立中隊は確実に終わる。連中だってそれぐらい分かってるさ」

智子「むぅ……小賢しいわね」

俺「そういえば、ジュゼッピーナ准尉が撃墜されて戻ってきた時に関する資料はあったか?」

智子「えっと……あったわ。でもカールスラント語で書かれているから辞書を持って来ないと」

俺「カールスラント語だったら辞書無しで読めるぞ。貸してみ」

智子「ありがとうございます。さすがカールスラントで隊長職をされていただけはありますねー」

俺「ふむふむ……う~ん、目ぼしい情報は無いなぁ……」

智子「やっぱりそうですか……」






408 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:24:40.62 ID:G6aUa7vr0 [20/30]

俺「結局、分かることはネウロイが急速に進化し続けていることだけか」

智子「そうですね……ついこの間、人型ネウロイに驚かされたばかりだっていうのに今回のこれ。次は何が出てくるのやら……」

俺「現状でいっぱいいっぱいだってのに勘弁してほしいよなー」

智子「敵は私達よりもずっと速く進化し続けているのよね……」

俺「あっもう一個不安事項があった」

智子「…………何ですか?」

俺「これはスオムスならではなんだけどさ、補給が滞っているんだよ」

智子「あちゃー」

俺「これはウチに限ったことじゃなくてスオムス軍全体に言えることらしい」

智子「一応、今の所食べる物には困っていないけど……」

俺「そっちよりもむしろ弾とか機材とかが足りてない」

智子「ああ、そういえば、弾薬庫を覗いたときに妙に寂しいなーって思ったわ」

俺「言っちゃ悪いけどスオムスは小国だからな。自国の物資だけで戦いきるのは無理なんだよ」







409 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:30:09.56 ID:G6aUa7vr0 [21/30]

智子「それで、他国からの支援物資に頼らないといけないけど、地理的にそれは難しいと」

俺「ああ。頼みの綱のオラーシャも自分の所への侵攻を押さえるので手いっぱいだしな」

智子「キッツイ状況ねー」

俺「ハッキネン少佐もエルマ中尉もアホネン大尉も皆弾が足りないって頭抱えてたよ」

智子「あらあら」

俺「正直けっこうヤバイぞ、ここ」

智子「そう言う割にはずいぶん余裕あり気な口ぶりですね」

俺「まぁ、まだまだ崖っぷちっていうわけじゃないからなー」

智子「えっ弾薬足りてないんじゃないんですか?」

俺「うん。全然足りてないよ」

智子「それで大丈夫なんですか……?」

俺「その件についてさっき整備班の人達に聞いてきたんだけどさ、機材足りなくても現場で何とかやりくりするから大丈夫だって言ってた」

智子「おお、頼もしいですね」

俺「だよなぁ。なんかネウロイの破片をどうたらこうたらするとか言ってたのが気になるけど……」

智子「そ、それは聞かなかったことにしましょうか」







410 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:36:14.16 ID:G6aUa7vr0 [22/30]

俺「整備班は大丈夫だから、残る問題は俺達戦闘員が使う弾薬が足りないことだけど……これもまあ何とかなるだろう」

智子「そうなんですか?」

俺「うん。弾が足りないって言うんだったら使う量を減らすまでだ。無駄玉が減るようになるべく近づいて撃つようにすればいい」

智子「口で言うのは簡単ですけど、実際やれますかねー?」

俺「俺は出来ないことは言わないよ。ちゃんと有効な陣形も考えてあるし、それを使えるようにする訓練も考案した」

智子「へぇ、さすがですね」

俺「とりあえず、ハッキネン少佐やアホネン大尉に提案してみたけど、二人とも了承してくれたよ。これで多分、あと一ケ月は戦えるはずだ」

智子「ほぇーっお見事な手際だこと」

俺「ククッその手腕を持ってしても好きな女の子一人も振り向かせることが出来ないけどな」

智子「フフッ手強い女の子ね」ニコッ

俺「ハハッまったく我ながらとんでもない娘に惚れちまったもんだ。まあ、今言ったように物資の面では問題ない……だけど、ウィッチの士気が保てるかどうかはまた別だ」

智子「そうですね。敵もどんどん強くなっているみたいだし」







411 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:42:05.16 ID:G6aUa7vr0 [23/30]

俺「疲労が溜まって、補給は徐々に減っていく。その上敵は強くなる一方だったらどんなに士気の高い部隊でもモチベーションが下がっていくからな」

智子「でもまあ、ここは大丈夫ですよ」

俺「ほう。何故?」

智子「この隊には私が……穴拭智子というエースがいるから」

俺「………」

智子「俺さんが前に言ってくれたわよね? 私は皆の星であり、心の支えである存在だって」

俺「うん」

智子「ということは、私が強い意志を持ち続ければ皆の士気は高いまま保てるっていうことよね」

俺「ああ、そうだな。でも、この切迫した状況では君でもモチベーションを保ち続けられるかどうか……」

智子「切迫した状況? 馬鹿も休み休み言いなさい。弾が無いなら扶桑刀で戦えばいい。敵が強くなるならこっちももっと強くなればいい。心配することなんて何も無いじゃない」ニヤッ

俺「」ポカーン

智子「たとえ弾薬が尽きてこの兼光も折れて使い物にならなくなろうとも、たとえ幾百の敵に一人で囲まれることになろうとも、」

俺「………」

智子「私は絶対に諦めないわ」キッ

俺「………そうか」






412 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:48:07.34 ID:G6aUa7vr0 [24/30]

智子「私が諦めなければ皆もきっと諦めない」

俺「………」

智子「この身が滅ぶまで戦い続け――」

俺「そいやっ」

サワッ

智子「ひゃあう!?」ビクンッ

俺「ハハハッアナルワイプさんは尻だけでなく首筋も弱いと見える」

智子「ひ、人が真剣に話してるのに突然何するのよっ!」ドキドキ

俺「スマンスマン。どうも君が真剣な顔をしているのを見るとどうしてもちょっかい出したくなってな」

智子「まったく……この変態はいっつもいっつも……」プンスカ

俺「まあ、君がその調子なら俺も安心してここを去れるよ」

智子「…………やっぱり、行っちゃうんですね」

俺「うん、いいかげん上層部がうるさくてね。5日後くらいにはカールスラントへ発とうと思う」

智子「そうですか……」

俺「君と離れるのは嫌だが、いつまでもわがままは言っていられないからな」






413 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 06:54:07.89 ID:G6aUa7vr0 [25/30]

智子「俺さん」

俺「ん?」

智子「私、やれますかね?」

俺「何が?」

智子「何があっても強いままでいて、皆の先頭に立ち続けられますかね?」

俺「おいおい、さっき自信満々にそうするって宣言していたじゃないか」

智子「それはそうだけど……どうしても俺さんに聞いておきたくて……」

俺「…………やれるよ」

智子「………」







414 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 07:00:05.66 ID:G6aUa7vr0 [26/30]

俺「アナルワイプさんならきっと……いや、絶対やれる」

智子「そう……よね……」

俺「ああ、この扶桑海の飛将軍が保証する」ニッ

智子「ありがとうございます」ニコッ

俺「君がいるから、君が強いままでいてくれるから、」

智子「………」

俺「これで俺も心起きなく空から下りることが出来るよ」ニコッ

智子「ッ………………はい、一緒に飛べるのはあと少しですけど、悔いは残さないようにしましょうねっ」ニコッ






415 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 07:00:42.84 ID:G6aUa7vr0 [27/30]


ハルカ「あれ? 俺さん、何飲んでるんですか?」

俺「んあ? ああこれは扶桑酒だよ」

ハルカ「お酒ですか……あの…私もちょっと飲んでみていいですか?」

俺「お前にはまだ早いぞ?」

ハルカ「むぅ……子供扱いしないでください。私だってもうこれくらい……」

ズズッ

ハルカ「かはっ!! ゲホッゲホッ……何ですかこれっ! 辛いというか……うげぇ……」

俺「ハハハッだからお前にはまだ早いって言ったろ」

ハルカ「うぅ……よくそんなもの飲めますねぇ……」

俺「お前も大人になったらうまさが分かるようになるさ」



次回「アナルワイプさん恋をする」第7話 酒を呑んで呑まれる智ちゃん
最終更新:2013年02月07日 14:59