ルーデル「な、なあ俺。ちょっといいか・・・?」
ある夜中のこと。シャワーを二人で浴びた俺とルーデルは二人で酒を飲みラジオを聴いたりとしているとルーデルが俺に話しかけてきた。
俺「はい、なんですかハンナ」
ニコリと、いつもの屈託のない笑みを浮べる俺。ルーデルはその自分を安心させるその笑みに若干顔を顔を紅く染めつつ、俺に話しかける。
ルーデル「実はな・・・少し、頼みたいことがあるんだ」
俺「頼みたいこと・・・ええ、かまいませんよ」
ルーデルのその言葉に俺は嬉しそうに答える。俺は基本どのような要望でも笑顔か苦笑いで請け負うが、ことルーデルのお願いに関してはまず間違いなく
満面の笑みを浮べて請ける。俺自身、ルーデルに頼られるのが嬉しいのだろう。
俺のその言葉と笑みを受け、ルーデルはさらに顔を紅く染め手をモジモジさせながら視線をさ迷わせる。
ルーデル「あ~と・・・その・・・あのだな・・・」
俺「はい?」
ニコニコと、本当に嬉しそうな笑みを浮べながらルーデルのお願いを待っている。しばらく口をモゴモゴさせていたルーデルだったが、決心がついたのか
キッと締まった顔を上げて、
ルーデル「俺・・・私に膝枕をしてくれないか?」
俺「・・・はい?」
思わず、そう返してしまった。
ルーデル「・・・」
俺「ハンナそう機嫌を損ねないでくださいよ」
若干涙目になってそっぽを向いているルーデルを、困ったような苦笑いを浮べながら諭す俺。二人は互いに寄り添うようにベッドに座っていた。
ルーデル「だからって・・・何も笑うことないだろう。私からしたらある意味一大決心に近かったんだぞ?」
んな大げさなと俺はまた苦笑いを浮べる。でも、この人ならありえるかもしれないなァと同時に思う。俺は拗ねたルーデルを見て可愛いと思いながら、
俺「それではその免罪も兼ねてどうぞ私の膝を枕にしていいですよ」
ぽんぽんと、自分の膝を叩く俺。ルーデルはう、うむと少し恥ずかしそうに頷き若干躊躇うように体を倒して行き、
ポスンッ
俺の両太ももに頭を乗せる。
ルーデル「(こ、これが膝枕か・・・)」
頭に感じる熱・・・男特有というのもあるのだろうが、俺は体を鍛えているためにその足の硬さは他の男性よりもより硬いだろうが、
ルーデルにとってはちょうど良いやわらかさともいえるだろう。
俺「大丈夫ですかハンナ?硬いと思うのですが・・・」
ルーデル「ああ、問題ない・・・むしろちょうどいいぐらいだ」
できるだけ動かさないようにしながら俺はルーデルに聞くも、ルーデルは気持ちよさそうにそう返す。俺はそんなルーデルを見てクスリと笑う。
俺「(本当に・・・可愛いですねハンナは。もう他の男に取られたくないですね)・・・ふふ」
ルーデル「?どうした俺」
俺「いえ、何でもないですよハンナ」
急に笑い出した俺に疑問に思いながら聞くルーデルに対して、俺はスッと左手でルーデルの梳いた髪の毛を優しく撫でる。ルーデルはんっと小さく気持ちよさそうに呻き
目を細める。
ルーデル「ん・・・俺、もっと強く」
俺「わかりましたハンナ」
撫でる強さを少し強める俺。ルーデルはそれをさらに気持ちよさそうに目を細め・・・
ルーデル「ん・・・zzz」
俺「?おや・・・寝てしまいましたか」
おそらく普段の疲れからだろう。ルーデルは俺の膝枕からくる安心感と髪の毛を撫でる俺の手に安心したのか、そのまま寝てしまった。俺はそれを見て思わず、
クスリと微笑ましい笑みを浮べる。そして、
俺「ゆっくり休んでください・・・ハンナ」
スッと俺は自分自身の顔をルーデルの顔に近づけ、
俺「ん・・・」
ルーデル「・・・ん」
ルーデルの唇に口付けをした。
その晩、俺はずっとルーデルの寝顔を見ながら髪の毛を撫で続けたとか・・・。
ルーデル「・・・」
アーデルハイド「おや、どうしたんですか大尉。そんな嬉しそうな顔をして」
ルーデル「ん、ああ、アーデルハイドか。いやなに・・・お前に教えてもらった膝枕というのを昨晩実践してみたのだが・・・」
アーデルハイド「ああ、あれですか。それで?どうでしたか」
ルーデル「ああ・・・あれはなかなか素晴らしいものだった。また今度俺にしてもらおうと思う」
アーデルハイド「・・・え?」
ルーデル「・・・ん?どうしたアーデルハイド」
アーデルハイド「え、いや・・・あの大尉?もしかして昨晩膝枕をしたっていうのは・・・俺の膝で大尉が寝たんですか?」
ルーデル「?ああそうだが」
アーデルハイド「え?」
ルーデル「ん?」
後に、今度は俺がルーデルの膝枕を堪能したのは言うまでもない・・・。
最終更新:2013年02月15日 12:59