あらすじ
俺「食らえメテオアターク!!」
ネウロイ「ぎゅぴ!!」
マイルズ「どなたさま?」
以上!!
~~オアシス~~
だだっぴろい砂だけの砂漠にも水と草木が生える場所がある・・・それはオアシス。このアフリカ戦線においてオアシスは飲み水を確保するのに必要な重要拠点でもある。その
オアシスのすぐ近くにある男子禁制の場所・・・ウィッチたちのテントが建てられていた。だがそこに今日は男が一人居た。
俺「おいこらぁぁぁぁてめ俺のスコップ返せおい!!そしてなんで縛られてんだおい!?」
先ほどこの世界に飛ばされた俺がいた・・・しかしなぜか椅子にくくりつけられて。
マイルズ「縛っているのは怪しいからよ。我慢しなさい・・・じゃあ質問よ。まずあなたの名前を教えてくれる?」
俺「俺は俺だ!!それ以前にスコップを返せ!!」
マイルズ「あなたの生まれた国はどこ?」
俺「日本だ!!だからスコップを返せ!!」
マイルズ「・・・次にあなたはなぜあんなところにいたの?」
俺「知るか!!そしてスコップを返せ!!」
マイルズ「もう~!!スコップスコップうるさいわねあなた!!」
ダンッと机を叩きながら、マイルズは立ち上がる。俺も負けじと立ち上がろうとするも残念ながら縛られているためそれはできなかった。
俺「じゃかましいやい!!第一なお前わかってんのかスコップはな穴掘り道具はもちろんスコップの縁を研いどいたら戦斧のように使える汎用兵器なんだぞ!!」
マイルズ「知らないわよそんなこと!!」
俺「なんで!?なんで!?お前陸軍とかいってたじゃん!!確実にスコップ無双すべき存在じゃん!!」
マイルズ「んなことする前に大砲撃ち込むわよ!!それか着剣かサーベル抜いて切りかかるわ!!」
俺「うるせぇ!!第一銃剣で突いたら抜きぬけなくなることがだな・・・!!」
マイルズ「だからってね・・・!!」
ぎゃあーすかぎゃーすか二人はガタガタバンバンと音をさせながら言い争いをする。すると、横合いから
?「ストップストップ!!もうこれじゃあいつまでたっても話しが進まないわよ?だからまずは落ち着きましょ?ね?」
横合いから来たのは先ほどからこちらを見ていた身長が170センチ近くある女性だ。その女性は呆れ顔で二人の間に入る。
マイルズ「でもケイこいつったら・・・」
ケイ「はいはい。確かに両方の意見も正しいけどまずは落ち着きましょ?」
ケイと呼ばれた女性はマイルズにまあまあといいながらなだめる。マイルズはむうと若干不服そうな顔つきになるも、渋々という風に頷く。
ケイ「じゃあ悪いけどマイルズ少佐。場所変わってくれる?ためしに私がやるから」
マイルズ「・・・わかったわ」
このまま自分がやっても結果が変わらないと思ったのか、そのまま変わる。
俺「俺は俺だ・・・ん・おい待て飛行隊?でもさっきの奴は・・・」
ケイ「ああ、彼女はブリタニア陸軍所属で私たちと一緒に作戦行動をしているのよ」
俺はふ~んと気のない返事をする。そしてがたりと椅子を動かす。
俺「まあちょっと色々と聞きたいんだけどよ・・・まずはスコップを返せそれから話してやる」
ケイ「(どんだけスコップ好きなのよ・・・)う~ん悪いけどあれはまだ返せないわ。一応ここは軍隊の所属だからね、あなたが何者なのかはっきりしない限りは
返せないわ」
俺「ああ、なるほど・・・だったら最初っからそういってくれればこちらも納得したのによ」
マイルズ「(あれ?なんだか私のときより対処が違うんだけど・・・?)」
はて?と首をかしげるマイルズをよそに二人は会話を進める。
ケイ「まずはそうね・・・あなたの生まれた国・・・日本っていったかしら?どこにある国なの?」
俺「?普通に極東の島国だぞ?それに日本は発展途上国の人間だってしっているぞ?それにあんたも日本人じゃないのか?」
ケイ「?いえ私は扶桑人よ?それに極東の島国なら扶桑であってるけれど・・・」
俺「・・・(いや、まさか・・・ねぇ?)」
気付いたら砂漠。見たことも無い巨大な金属生命体・・・そして人種は似てるようだが聞いたことのない国名・・・俺はいやいやまさかと思いながらも、
俺「あ~・・・あと一応参考までに聞きたいんだけど・・・今って何年?」
ケイは俺の質問に少し怪訝な表情になりながらも、答える。
ケイ「なに言っているの?今はーーーー1942年よ?」
ケイの言葉がまるで俺の頭を叩きつけるように響いた感じがした。
ケイ「・・・で?話をまとめると何?あなた20xx年からやってきて、目が覚めたらあの砂漠にいた・・・と?」
俺「そう・・・いや~世界って不思議だね!!」
あっけらんにいう俺・・・だが、目の前のケイはう~んと悩んだように腕を組む。
マイルズ「・・・あなた、頭大丈夫?」
俺「少なくともあんたよりかは大丈夫だぜ!!」
ジト目で見るマイルズにビシッと清清しいほどの笑顔を浮べる俺・・・マイルズはピシピシと額に青筋を浮べるも、ふうと息を吐いて落ち着く。
マイルズ「(落ち着いて私。淑女よ、淑女の心を忘れちゃだm「第一お前が少佐だと?少佐が許されるのはデブでチビで金髪の太った戦争狂だけだ!!」ああああーーーー!!!!」
ケイ「お、落ち着いてマイルズ少佐!!」
ダンダンとその場で地団駄を踏むように地面を踏んでいるマイルズ。ケイはそれを宥める。
ケイ「あなたもあなたよ俺君?あまり刺激の与えること言わないで」
俺「あらほらさっさ」
敬礼の真似事をしながら返事をする。ケイはそれにう~ん・・・と唸る。
ケイ「・・・でもまあ確かにあなたが別の世界から来たって言うの自体は合ってると思うわ」
マイルズ「え・どういうことケイ?」
マイルズはいきなりそんなことをいったケイに驚いたような目で見る。ケイはええとといいながら、
ケイ「まあまずは彼の持ってきたスコップなんだけど・・・彼が持ってきたのは形状こそオラーシャ帝国の軍隊が使っている奴なんだけど・・・素材が違うのよ」
マイルズ「素材?」
ケイ「ええ、私たちが知る限りスコップは鉄で作るものよね?でも彼が持っていたのは炭素鋼で作られた高級品に等しいものだわ。とてもじゃないけど、一般人が
手に入れるようなものじゃないわ」
俺「(オラーシャ?・・・話しから聞くにソ連のこっち版かな?)」
俺はケイの言葉から察するに、そう思った。
ケイ「後はまあ・・・違う国言っていたりネウロイのことを知らなかったりとか・・・そんなもんかしら?」
マイルズ「そんなもんって・・・」
マイルズは頭が痛いかのように押さえる。最後のはつまり勘ということである。そんなあいまいなことで・・・とも思った・・・が、さらに驚くべき発言を
ケイが発した。
ケイ「・・・どうかしら?あなたがよければだけど、私たちと一緒に戦わない?」
俺「はい?」
マイルズ「えっ!?」
俺は若干呆けたように、マイルズは驚いたようにケイを見る。
マイルズ「ちょ、どういうことよケイ!?」
バンと机を叩きながら聞くマイルズ。ケイはまあまあとたしなめながら説得する。
ケイ「まあまあ・・・彼は確かに色々と気にくわないところがあるとは思うけど」
俺「人をイラつかせる達人、その名はスパイダーマッ!!」
ケイ「・・・・まあかなりあるわね。でも、考えても見なさい?男で、しかもストライカー無しでネウロイを倒すほどの逸材よ?そんな逸材を逃すこと自体が
もったいないと思わない?」
マイルズ「う・・・まあそうだけど」
ケイの言葉にマイルズは納得しかける。すると、ケイは今度は俺のほうへと向かい、
ケイ「ええと・・・俺君だったかしら?あなたはどうかしら?私たちと一緒に戦ってくれない?」
俺「うん?なに?俺があの黒い巨大ゴキブリと?」
ケイ「(ゴキブリって・・・まあ否定しないけど)ええそうよ。さっき軽く説明したけどあのゴキブリ・・・まあネウロイっていうんだけど、あれに対抗できるのは
魔力がある魔女だけなの。そしてあなたはその素質があるの・・・どうかしら?一緒に戦ってくれないかしら?」
俺「・・・」
俺はう~んと考える。さっきもわかったことだが、ここは完全に異世界・・・しかも俺が居た時代よりも昔の世界・・・そんなところで今のまま放り出されても、
間違いなく死ぬだろう。
俺「(それだったら・・・)いいぜ?協力してやるよ」
ケイ「ありがとう助かるわ・・・それじゃあ改めて自己紹介ね。私は第31統合戦闘飛行隊『アフリカ』の隊長を務める加東圭子大尉よ。でも堅苦しいのは
嫌いだから、ケイでいいわ」
スッと出されたケイの手を見て、
俺「俺は俺だ。世話になるよケイ」
ぐっと握る。するとそれを見ていたマイルズがふうとため息を吐き、
マイルズ「ブリタニア王国陸軍第4戦車旅団C中隊の隊長を務めているマイルズ少佐よ」
すっと手をだした。俺はそれを見て、
俺「ああ、よろしく頼むよ・・・マイルズ少佐」
手を差し出した。そして二人の手が触れようとしたとき
俺「マクドナァルド♪」
スッスッとM字を書くように手を動かし、マイルズの手から逃れた。
マイルズ「・・・」
手を差し出した状態でマイルズは動きを止め、プルプルと震え・・・
マイルズ「ああ~~~~ムカつくぅ~~~~!!!!!!!
この日、マイルズの叫び声がアフリカに響きわたった。
最終更新:2013年02月15日 13:21