あらすじ

俺「納豆サンド!!」

マイルズ「なんじゃこりゃーー!!」

マルセイユ「誰がまるぽっぽだ!!」

以上!!


~~翌日~~

俺とマルセイユが凄まじい追いかけっこをした翌日。俺はと言うと・・・

俺「zzz」

ぐっすりと寝ていた。いつもの迷彩服ではなく寝間着用に貰ったシャツと短パンを着ているのだ。俺は鼾をかきながら寝返りを打つ。

マイルズ「俺!!いい加減起きなさい!!」

すると、テントの外からマイルズの声が聞こえていた。どうやら珍しく起きるのが遅い俺を起こしにきたのだろう。俺はその声を聞いてムニャムニャと唸り、

俺「なんだよぽんぽん・・・今日は日曜日で仕事もないんだぜ?昨日はまるぽっぽとの追いかけっこで疲れてんだよ・・・餌なら真美ちゃんに貰えよな」

マイルズ「誰がぽんぽんよ!!第一なによ餌って!?あんたの中の私はいったいどんな設定になってんのよ!?あと今日は日曜日じゃないわよ!!」

俺「ぽんぽんたぬき。真美ちゃんは飼育員な」

ちなみに俺の中のメンバーは以下のようになっている。

マイルズ→ぽんぽん

ケイ→お母さん

マルセイユ→まるぽっぽ

真美→納豆飼育員

ライーサ→なんか餌付けされてる

三将軍→ギャグ要員

ムカァーー!!といいながらマイルズは俺のテントの入り口を開け、

マイルズ「ああもう相変わらずムカつく奴ね!!それよりもあんた今日は初任務があるんでしょうが早く起きなさい!!」

バッと中に入っていった・・・が

マイルズ「は?」

急に感じる浮遊感。しかしマイルズは崖やらの段差のあるところから飛び降りた記憶はない・・・とすると

マイルズ「きゃあああああっ!!!!}

ズドンとそのまま下へと落ちていった。俺はボリボリと頭をかきながら

俺「ああ、そういえばそこ昨日まるぽっぽ対策で落とし穴掘っていたのすっかり忘れてたわ・・・しかも結構深め」

くわァと欠伸をしながら俺はいつもの迷彩服へと着替えた。


今日も爽やかな朝である。

マイルズ「ちょっと俺ーーーー!!早く引き上げなさいよーーーー!!!!」

俺「気が向いたらな~」


      • 爽やかである。





~~しばらくして~~

マイルズ「・・・」

あの後、着替え終えた俺に救出されたマイルズはかなりご機嫌斜めなのか、ムッスゥとした顔をしながら歩いていた。

俺「あんだよ~そんなに怒るなよ~マイルズ少佐よ~」

その後ろを頭の後ろで腕を組みながら歩いている俺。どうやらさすがにあれはやりすぎたとは思ってるようだ。

マイルズ「あれは普通に怒るわよ!!このバカチン!!というよりもさっさと助けなさいよね!!なに暢気に着替えなんかしてたのよ!!」

俺「気分だ!!それ以上でもそれ以下でもない!!」

マイルズの指摘にどーんと答える俺・・・まあ着替えに特に理由はないだろうが。

マイルズ「本っっっ当に頭に来る男ね!!ぶっ飛ばしてもいいわよね!?もう思いっきりぶっとばしてもいいわよね!?」

俺「ああん?なんだやるってのかこの野郎!!・・・ん?女に対しては野郎でもいいのか!?」

マイルズ「んなこと知らないわよ!!」

今にも喧嘩腰になる二人。ぐぬぬ・・・とにらみ合い続けるも・・・

マイルズ「はあ、止めたなんか馬鹿らしくなってきたわ」

俺「それもそうだな~」

ふうとため息を吐きスタスタと歩き出すマイルズ。俺はその後をまた頭の後ろで手を組んで続く。

俺「そういやなんだっけ?今日行くところ確か・・・ふぁ、ふぁ・・・ファルメル峠だっけ?」

マイルズ「ハルファヤ峠よ。何よファルメル峠って」

さあと答える俺。マイルズはふうとため息を吐く。

マイルズ「あんたね・・・少しは緊張したら?下手したらネウロイとまた戦うことになるかもしれないのよ?」

俺「あ~・・・そうかまたあいつとねぇ・・・」

俺はこちらに始めてきたときに出会ったあの巨大なゴキブリ・・・基ネウロイを思い出す。ビームを撃ってきて殺されそうになったが、すぐさまにスコップで撃退・・・
正直あのときに自分の中で恐怖とは違う何かを感じていたのは俺もまだ覚えている。

俺「(あの感覚はともかく・・・)まあなんとかならァな。いざとなったらマイルズ少佐を盾にするから」

マイルズ「その前に私があんたのことを撃ち抜いてやるわよ!!」

がァと返しながら、マイルズはずんずんと進んでいく。俺はその後をのそのそと付いて歩く・・・なにやら一見風変わりな光景で、これはこれでなかなか面白い光景である。


~~しばらくして~~

ライーサが真美にまた納豆メニューを食べさせられているのを他所に、朝食を終えた二人は歩行脚が並ぶハンガーに居た。

俺「相変わらずだが・・・これもまたシュールな光景だな」

俺は目の前に広がる歩行脚を見ながらそう呟く。写真などで戦車が横一列に並んでいるのは幾度が見たことがあるが、そのキャタピラ部分をまだ十代の女子が
履いて走る・・・シュールとしか言いようが無い。

俺「てか、もし俺がこれ履いてたらそれこそシュールじゃね?むしろグロいしキモイわ」

マイルズ「まあ確かね・・・男のパンツ姿なんか見たくないわよ私は」

マイルズは一瞬想像してしまったのか、うぷと口を押さえる。その話を聞いていた何人かの整備兵もうぷと口を押さえていた・・・一人だけなぜかハアハアと
興奮したような息を吐いていたのは気のせいだと思いたい。

俺「まあそれは置いといてだ・・・俺は移動はどうすりゃいいんだ?これはけないんだろ?」

俺はぽんぽんと近く似合った歩行脚・・・マチルダⅡだ。その横にはマチルダⅡの専用砲である40mm砲が置かれていた。マイルズは俺の質問に対して

マイルズ「何いってんのよ?あなたは歩きよ?」

何を当たり前のことをとでもいいたいかのようにマイルズは答える。俺はその答えを聞いてきょとんとした顔になる。

俺「OH・・・へいマイルズ少佐。さすがにそれはジョークが過ぎるぜ?あれかブリタニアジョークかい?」

マイルズ「なにいってんのよ本気よ本気」

俺「・・・マジっすか?」

マイルズ「大マジよ」

マイルズの言葉を聞き、俺はすうと息をため、

俺「だれかーーー!!ここに人を一人砂漠を徒歩で横断させようとしている悪魔がいるぞーーー!!」

と大声で叫んだ。マイルズははあ!?と声をあげ、

マイルズ「ちょ、なにとんでもないこと言ってるのよあんな!!」

俺「うるせぇこの野郎!!砂漠のド真ん中を徒歩で横断させる人間は悪魔で十分だ今畜生!!」

マイルズ「そりゃ普通だったら出しょうが!!あんたは仮にも魔力があるウィッチだからちゃんと魔法力をまわせば問題ないわよ!!」

俺「あ?そうなの?ならはよ言えやこのぽんぽこりん」

するっと先ほどまで叫んでいたのはなんのやら、何時も通りに戻っていた。

マイルズ「何がぽんぽこりんよ!!第一、あんた座学の時間なにやってたのよ?」

はあとマイルズがため息を吐きながら頭を押さえる。一応、しっかりとウィッチの特性なども教えといたのだが・・・

俺「残念だが、俺は座学が嫌いなんだ」

フッと、かっこつけるような格好で答える俺・・・マイルズはそれを見てハアとため息をさらに吐く。

マイルズ「まあちゃんと戦えるならそれでいいんだけどね・・・大丈夫かしら?」

一応、俺の実績はネウロイを一体・・・それだけでも十分な戦火だが、それでもやっぱり不安なものはあるのだろう。

マイルズ「ほら、さっさと準備をして。あと三十分後には出発よ」

俺「へいへ~い」

俺はボリボリと後頭部を掻き、出撃するにあたって必要な道具等を集めることにした。




~~ハルファヤ峠~~

さて、俺が出撃の準備をしているとき。俺の目的地でもあるファルハヤ峠ではネウロイの襲撃もなく。一応は警戒態勢へと入っていた。

兵士1「しっかし、あのネウロイのカメ共こねぇな・・・昼寝でもしてんのか?」

ひょこりとネウロイがくるであろう方向に塹壕から頭を出しながら一人の兵士がそう呟いた。

兵士2「こねえならこねえでありがてぇもんだ。無駄な弾薬も使わなくていいからな」

兵士3「ああ、それに下手な死人が出る可能性もないからな」

その後ろの日陰で涼んでいた二人の兵士が兵士1の言葉に反応して笑いながら答える。

兵士1「まあそうなんだけどよ・・・こいつで早くあいつらのケツの穴にぶち込んでやりたいと思ってさ」

兵士1はそういいながらぽんぽんと隣にある鉄の塊・・・カールスラントが世界に誇る8.8ミリ高射砲。通称『アハトアハト』を叩く。射程が驚くほど
広いのと、従来の高射砲と違いはるかに強い破壊力を持ったこの砲は、多くの戦場で使われておりこのアフリカでも使われてる最高の高射砲である。
兵士1の言葉を聞いた二人の兵士は笑いながら答える。

兵士3「ははは!!んの前にお前のケツにビームぶち込まれるんじゃないか?」

兵士2「ちげぇねぇ!!ぎゃははははっ!!」

兵士1「な、なんだよ二人とも!!そんなに笑うこと無いだろ!!」

二人の言葉に兵士1は怒ったように反論するも、二人は相変わらず笑い続ける。するとそこにまた別の兵士が駆け込んできた。

兵士4「お、おいお前ら!!聞いたか!?あと数時間で俺らの守護天使達がここに来るらしいぜ!!」

息咳きって話すその兵士4の言葉に、そこにいた三人はおおとどよめく。

兵士2「マジかよ!?どこの守護天使だ!?」

兵士4「確かブリタニアの陸戦魔女だって話だ!!つまりあのマイルズ少佐とかがくるんだぜ!!楽しみだな!!」

兵士3「く~マジかよ!!おい、俺可笑しいところねえよな?」

兵士1「しいて言うなら顔そのものが可笑しいぜ?」

兵士3「んだと兵士1!!この野郎もう一片言ってみろ!!」

ドンドンガチャガチャと、これからくるであろう自分達の守護天使達のことを思いながら、兵士たちは喜びに浸っていた・・・


それも後一、2時間で終わると知らずに。



~~砂漠のどっか~~


俺「ふえ~アッチィ」

殺人光線のごとくさんさんと降りかかる太陽にうんざりとした顔つきになりながら、俺はスタスタと歩く。

マイルズ「文句言わないのまったく・・・第一こんなのまだ涼しいほうでしょうが。いい加減慣れなさいよ」

その横をマイルズがキュラキュラと歩行脚を鳴らしながら並走する。俺はふうとため息を吐きながら隣を走るマイルズに向かい、

俺「まあそうなんだけどよ・・・このスカーフと防止とゴーグルがどうもな・・・暑苦しくってしょうがないんだよ」

俺もマイルズもうそうだが、二人は帽子とスカーフ。そしてゴーグルと砂塵対策の格好をしており、一見身ではまるで誰かわからない・・・現代にいたら間違いなく
通報されてもおかしくない格好をしているのだ。
マイルズは俺の言葉を受けふうとため息を吐き、

マイルズ「我慢しなさい。それがないと砂で顔が凄いことになるのよ。服に隙間からも入るから洗濯するときが大変なのよ」

と答えた。といってもそれだけ重装備でも普通に砂が入るため防ぐというよりかは被害を少なくするといったほうがいいかもしれない。俺はその話を聞いてふうとため息を吐き、

俺「ったく・・・防寒冷却機能があるなら砂埃対策も取れないのかね魔力ってのは・・・」

マイルズ「確かにね・・・でもそこまで魔法力まわすと後々大変なのよね」

俺はふ~んと頷き、手に持っていた40ミリ砲を持ち直す。一応、射撃がそれなりに落ち着いたので、どうせだからということでケイが持たせたのだ。最初はもっと
別のでもいいかとも考えていたのだが、教えるマイルズのことを配慮した結果だろう。おれ自身も特に拘りがなかったためすぐにそれを受け取った。まあ、どうせすぐに
撃ち終わったらすぐに捨ててスコップで突撃してしまうだろうが・・・ちなみに彼の愛用しているスコップはいつもの腰のシースではなく、腰の前ベルトに挟まれている。

わかりやすいように言うとこんな感じ→http://blog-imgs-42.fc2.com/g/e/r/gerhard03/BE034864.jpg
                  http://blog-imgs-42.fc2.com/g/e/r/gerhard03/vbhrjhfbgjh.jpg

なぜ前ベルトに挟んでいるかというと、その方がいざとなったときの戦闘で即座に取り出せるからだ。実際上の写真のように差しておけばいちいちシースから取り出すよりも
より早く取り出せ相手の頭をカチ割ることができるからだ。俺も以前そのようなことを何かの本に書いてあるのを思い出し、出撃のときにベルトに挟んでおいたのだ。しかも
そのスコップの縁はギンギンに砥がれており、前以上の威力があるのは間違い無しだ。

俺「まあ魔法力のことはいまいちわからないことあるからそれはいいや」

マイルズ「わかってないの!?あんだけ勉強したのに!?」

俺の言葉に、マイルズはガビーンとショックを受けたように呻く。まあ勉強が苦手とは言っていたがまさかこれほどとは・・・マイルズは正直痛くなる頭を押さえていると、

ウィッチ1「・・・あ、マイルズ少佐!!『アフリカの星』です!!」

一人のウィッチが咳と共に空を指差しながら叫んだ。俺とマイルズはん?と空を向くと、

マルセイユ「・・・」

ブーンとレシプロ機独特の音をさせながら、マイルズたちと同じ進行方向に向かって飛んでいくのは紛れも無い、昨晩俺が巻いたアフリカの星ことハンナ・ユスティーナ・マルセイユだ。

俺「あ、まるぽっぽだ。お~い!!」

スカーフを首元までおろし、俺は右腕を振るう。他のウィッチも似たような行動をしていた・・・が、そのとき、

マルセイユ「ーーーー」

マルセイユが何かをいいながらひょいッと何かを落としてきた。ヒューとマルセイユから投げられたものは斜め下に綺麗に飛んで行き、

俺「ひでぶっ!!」

俺の後頭部に見事に直撃した。そこそこの高さから落とされた物体だったためか、俺はそのまま地面へと倒れこむ。

マイルズ「ちょ、俺!?大丈夫!?」

マイルズは倒れこんだ俺を見て慌てて屈む。

俺「おおぅ・・・あの野郎・・・何ぶつけたかしらねえけどこれ終わったら真美ちゃんに頼んであいつの飯三食納豆メニューにしてやる」

が、マイルズの心配はなんのその。俺は後頭部を押さえながら、西洋人にとっては地獄なようなことを言いながらぐぐぐっと立ち上がる。

マイルズ「やることえげついわね・・・てかあの高さから落とされたもの頭に直撃してなんであんたほぼ無傷なわけ?」

マイルズは呆れたように俺に聞く。マルセイユが飛んでいた高さは目算でも500mはあった・・・普通そんな高さから落とされた物頭に直撃したら死ぬのだが・・・

俺「しらね。あれじゃねえの?魔力がやたら流れてるからじゃね?ポンテリング少佐」

マイルズ「相変わらずむちゃくちゃな理論ね・・・ってなによポンテリングって!?もはや原型すら留めてないわよ!?」

俺の言葉にはあとため息を吐きつつ、あまりにも自然な流れで新しいあだ名をつけた俺にツッコミを入れる。

俺「ああ?名に言ってんだよぽんぽん少佐。一文字合ってるじゃないか」

マイルズ「一文字じゃない!!しかもぽんぽんは私の名前じゃないわよ!!」

キーッと言いながらマイルズは両腕を振り上げる。本当は地団駄を踏みたいのだろうが、歩行脚が邪魔をしてそれができないのだろう。周りにいたウィッチはまたしている・・・と苦笑いを浮べる・・・そのとき、

俺「・・・ん?」

俺の目の端に、何かキラッと光るものを感じた。俺は目を細め、遠くのその光ったほうを見る。

マイルズ「?どうしたのよ俺?そんな急に目を細めて」

マイルズはそんな俺を怪訝な顔をして見て、

俺「マイルズ少佐・・・あそこ、なんか光るもん見えないか?」

俺は視線は先ほどの光っているものを睨みつけながら、マイルズに話しかける。マイルズも俺のいつに無く真剣な表情を読み取ったのか、そちらのほうを見る。

マイルズ「・・・!?あれって・・・!!」

マイルズはその光った物体を見て目を見開く。そしてすぐに目を鋭くし、背中にある双眼鏡を取り出し、それでその光の光源を見て、

マイルズ「!!敵ネウロイ発見!!総員戦闘準備!!」

周りのウィッチにそう告げた。そして、その言葉を合図にしたかのように、先ほどの光ったほうから

ネウロイ「キュイイィッ!!!」

次々と、黒く四角い、四速歩行の戦車のような物体・・・ネウロイが次々と姿を現した。

ウィッチ2「敵ネウロイ3・・・6・・・10・・・次々と増えていきます!!」

曹長「少佐!!」

観測員でもあるウィッチ2の言葉を受け、副隊長を務める曹長がマイルズに呼びかける。マイルズもその呼びかけにコクリと頷く。

マイルズ「総員横隊を組み、前進する!!」

ウィッチs「「「「了解!!!!」」」」

マイルズの指示に、すばやく反応したウィッチたちは次々と横一列に並び、全身の体勢を取る。マイルズは横隊が完成したのを確認しコクリと頷き、

マイルズ「俺!!あなたは私の後ろから付いてきなさい!!」

俺「お、おう」

俺は今までにない気迫を出すマイルズに驚きつつその声に反応する。そんな俺を見てマイルズはクスリと笑い、

マイルズ「いい俺?あなたはこれが初の戦闘よ。でも気張る必要はないわ。あなたはとにかく戦闘に早くなれること・・・これが今の第一目標よ」

俺「ああ、わかった。わかったよマイルズ少佐」

マイルズの言葉に、俺はそう答える。俺はどことなく気張ってるようにも見えるが、むしろ興奮しているようにも見える・・・マイルズはいささか心配になりながらも、
俺の言葉を聞きコクリと頷き、

マイルズ「それではC中隊ーーー前進!!」

ウィッチs「「「「ヤー(了解)!!」」」」

俺「ヤーッ!!」

ウィッチと共に、答える。前進するなか、俺は心の中でふつふつと湧き上がる何かを感じながら、目の前に現れたネウロイへと歩みを進める。



~~ハルファヤ峠~~

俺とマイルズたちがネウロイに遭遇しているとき、ファルハヤ峠の兵士達は食事を摂っていた。

兵士6「つまり、だ!!俺達はピカデリーでデート相手を待つチェリーボーイみたいなもんさ!!」

一人の兵士が、飯盒の簡易皿に盛られたミートソースがかかったスパゲッティを食べながらそう話し出す。

兵士5「そうだな、それにネウロイが来たらウィッチが来てくれる・・・ああ、楽しみだなァ!!」

兵士7「どっちがだよ?」

兵士6「いずれにしろこのアハトアハトか俺のイチモツが火を吹くのさ!」

ハハハと、兵士の一人の言葉にその場にいた三人が笑う。

兵士5「ラッキーだぞ!!お前のドアノッカーはともかくこの化け物砲が近くにいるんだからな!!」

兵士7「ラッキーといえばこのパスタうめぇな!」

兵士6「ロマーニャの飯は世界最高だぜ!!」

兵士達はハハハと笑っていると、その後ろにふっと人影が現れた。一人の兵士がその影に気付き立ち上がり、

兵士5「アテンション!!」

?「ああ、かまわないゆっくりしてくれ」

敬礼された影は右腕を振る。その人影はカールスラントのトレンチコートを身にまとっていた。その肩には階級章がつけられており、どうやら少佐のようだ。

?「作業はどうかね諸君」

兵士5「ハッ、順調でありますバッハ少佐殿!!」

兵士5は敬礼の体勢のままバッハに敬礼をする。バッハはそれにうむと頷き、敬礼を返す。

バッハ「うむ、結構」

そういうとそのまま別のところへと向かう。

?「士気は旺盛・・・悪くはないですな!」

その後ろについて歩く二人の兵士のうち、一人の男性・・・ブリタニア人で、サマーセーターを着た男がバッハに話しかける。だがバッハは男の言葉に顔を少し顰める。

バッハ「士気・・・か。彼らの多くはまだ十代のヤングボーイだ。ただ恐れを知らないだけだ。彼らを、分別のつく年頃まで行き伸ばせる事ーーーこれはまったく
    骨の折れる仕事だよジンプソン君」

バッハの言葉に、シンプソンと呼ばれた男性は肩を竦めながら返す。

シンプソン「確かに歴史の期末考査を考えるよりも難しいかもしれませんな、先生」

兵士「先生?」

汗を流しながら、そう聞く兵士にシンプソンが返す。

シンプソン「言ってなかったかマルコ中尉。バッハ少佐は本職は教師さ。予備仕官って奴さ」

シンプソンがそう告げると、バッハは少し恥ずかしげな顔になるが、

キラッ

バッハ/シンプソン「!?」

バッハとシンプソンの目の端に、何かが光る音がした。バッハはまさかと思いながら双眼鏡で見ると、

バッハ「警報!!総員配置に着け!!」

バッハの声と共に警報が鳴り響く。

バッハたちの視線の先に現れた存在・・・それは

バッハ「ーーー敵襲!!」

人類すべての敵である存在・・・ネウロイである。
最終更新:2013年02月15日 13:23