本日は10月15日。
俺の部屋のドアに手紙がはさまれていた。

俺「『1900に談話室まで来られたし 遅刻・フライング厳禁』・・・か。」

これ書いたの坂本少佐だろうな。
超達筆だよ。

俺「なんでわざわざ手紙で・・・?呼び出しなら普通に声かけてくれれば良いのに・・・。」

一応上官からの文章だし行かないわけにはいかない。
この調子で廊下を歩いていくと、見慣れた談話室が見えてきた。

俺「来ましたよ~、一体何のようd」

パーン!パパーン

俺「なっ!なんだ!?」

俺が談話室に入った途端、火薬の破裂音が響いた。
直後に頭上から紙吹雪や紙テープが降ってくる。

俺「・・・クラッカー?」

先ほど鳴らされたのはパーティーグッズでおなじみのクラッカーのようだ。
そして目の前には501のみんなが並んでいる。
そして、全員同時に口を開いた

みんな「「「「「「「「「「 誕生日おめでとう! 」」」」」」」」」」」

俺「・・・へ?」

ミーナ「へ?じゃないわよ俺さん。」

坂本「まったく・・・主役が呆けてどうする。」

俺「主役って・・・なに?」

バルクホルン「まさか・・・自分の誕生日を忘れていたのか?」

俺「誕生日・・・?今日は10月15日・・・あ!!」

シャーリー「やっと気づいたか。」

俺「いや、でも何でみんな知ってるんだ!?」

ミーナ「あなたが入隊するときに色々と書類を書いてもらったでしょう?」

そういえば生年月日とかも書いたっけ・・・。
未来の年号だったから驚かれたのを覚えている。

エーリカ「もー!いつまでも突っ立ってないで座りなよ!」

リーネ「そうですよ俺さん!」

俺「うわっと!」

二人に手を引かれて席の前まで連れて行かれる。
そしてそこには・・・。

サーニャ「お兄様・・・お誕生日、おめでとうございます。」ニコッ

サーニャが飛びっきりの笑顔で待っていてくれた。
まさに最高のプレゼントだ。

俺「サーニャ・・・ありがとう。」

エーリカ「ほらほら!お礼とか後で良いからまずは座って!」

宮藤「ちょっとまっててくださいね!」

リーネ「すぐにお料理運びますから!」

こんな調子で、俺の誕生日パーティーが始まった。

このまま綺麗に終わると思っていた・・・。


がっ・・・だめっ・・・!


坂本「わっしょーい!!」

バルクホルン「だめだ・・・嫁になんて行くなクリスぅぅぅ・・・。」シクシク

ミーナ「みんな好き勝手するからその事後処理も大変だしみんなのまとめ役してるせいでおばさん臭いとか言われるしもう・・・。

」ブツブツ

・・・・・・・・・・・・。
どうしてこうなった。

・・・・・・・・・・・・。
どうしてこうなった。

大事なことなので二回言いました。


俺「だれだよ酒出したの・・・ここに居るのって全員未成年だろ!?」

リーネ「えへへへ・・・俺しゃ~ん。///」

俺「ちょっ・・・リーネ?」

リーネ「も~!俺しゃんの誕生日なんれすからもっひょたのひまないと駄目れすよ~。///」

だめだ、完全に酔っ払ってる。
呂律が回ってないもの。

俺「ああ、わかったわかった・・・とりあえず水飲め。」

リーネ「ふぁ~い・・・ぷはぁ・・・なんら眠くなっれきまひた・・・。///」

俺「ほら、そこのソファー空いてるからちょっと横になっとけ。」

リーネ「は~い・・・おやふみなはい・・・。///」

俺「ふぅ・・・しっかり者のリーネがこんな状態になるとは・・・酒は恐ろしいな。」

そうだ、万が一吐いた時のためにリーネの体勢を横向きにしておこう。
仰向けだと嘔吐物がのどに詰まっちまうぞ!みんなも気をつけてくれ。

俺「これでよし・・・と。」

エーリカ「お~れ~っ♪///」ダキッ

俺「今度はお前か・・・お前も酔っ払ってるな?」

エーリカ「別に酔ってないよ~///」

俺「酔ってる人ほどそういうんだよ。」

エーリカ「私は違うも~ん・・・えへへ~♪///」

俺「つーか暑いんだけど・・・そろそろ離れてくれ。」

エーリカ「まぁまぁそう言わずにさ~。ほらほら、色々と当ててあげてるでしょ~?///」

と、エーリカは言っているが正直・・・。

俺「当ててるって・・・何を。」

エーリカ「だからさ~、おっぱいとか・・・。///」

俺「・・・・・・何の感触も無いんですが。」

エーリカ「・・・・・・。」

俺「・・・・・・。」

エーリカ「違うもん!これが自然体なんだもん!俺の馬鹿ぁああああああああ!!///」ダッ

俺「どこいくんだよおい!?」

エーリカは走り去ってしまった・・・。
大丈夫、需要はあるさ・・・きっと・・・。

俺「あーあ・・・俺の誕生パーティーのはずなのになんでこんな地獄絵図に・・・。」

何か疲れてきたな・・・。

俺「あれ・・・?サーニャは・・・?」

サーニャ「お兄様・・・?///」

俺「あぁ、ここに居たのか・・・顔赤いぞ?」

サーニャ「なんだか体が熱くて・・・。///」

俺「まさか・・・サーニャ、今飲んでるのって・・・?」

サーニャ「坂本少佐に注いでもらったんです・・・。///」

え・・・坂本少佐って・・・。

坂本「わっしょぉおおおおおおおおおおい!!」←酒を出した張本人

ペリーヌ「少佐・・・もう飲めまひぇん・・・///」

あそこで飲んだくれてる俺たちの上司のことですか?

俺「ちょ、ちょっと一口くれ・・・」

サーニャ「あ、はい・・・どうぞ・・・。///」

俺「ゴクッ・・・~~~~っ!?」

ちょっ・・・かなり度数高いぞこの酒!?
少なくとも14歳に飲ませるもんじゃねえ!

俺「けほっ!よ、よく飲めたなこんなの・・・って、どうした?」

サーニャ「・・・なんでもないです。///」

俺「そうか・・・?うわ、一口でだいぶ来るなこれ・・・サーニャはもう飲んじゃ駄目だぞ。」

そもそも俺はそこまで酒に強くないしなぁ・・・。
ちょっと座って休もう。

俺「ふぅ・・・。」

サーニャ「・・・・・・。///」ジー

俺「・・・ど、どうした?」

サーニャがこっちをじっと見つめてくる。
酒のせいで頬が紅潮してて・・・かなり色っぽい。
ホントに14歳かこの子は!

サーニャ「お兄様・・・。///」トロン

俺「うっ・・・。///」

いやいや、何でそんなに目がトロンてなってるんだ!?

サーニャ「お兄・・・様・・・。///」

何で目を閉じるの!?何で顔を近づけるの!?

サーニャ「俺・・・・・・。」

呼び捨てになった!?
まずいって!近いって!
俺も反射的に目を閉じる。

俺「・・・っ!・・・って、あれ?」

サーニャ「・・・・・・。///」

てっきり唇のほうへ来ると思ってた感触はおでこにやってきた。

サーニャ「誕生日プレゼント・・・です。///」

俺「そ、ソウデスカ・・・。///」

つーか、普通そうだよね。
何をちょっと期待しちゃってんの俺・・・。

俺(妹にそんな期待するとか・・・溜まってるのかなぁ・・・。)

サーニャ「・・・ふふっ。///」

サーニャ(今は無理でも・・・いつか・・・。)

俺が悶々としている中、サーニャは俺に視線を送っていた。

それは、恋する少女のものだったという。













エイラ「は、離セ!私はサーニャのところニ・・・!」

シャーリー「だぁ~から~、兄妹水入らずにしてやれよ。」

ルッキーニ「空気よめ~!」

エイラ「ぐっ・・・うぅ・・・サーニャぁあああああああ!!」


おしまい
最終更新:2013年03月30日 00:55