第一話『使えない人間など居ない。使えるように"作り変えれば"いいだけだ』 後編
あらすじ
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i::::::::::::::::::::::::::/:::::":u:::::::::::::ヽ i i どうしよう!シャーロットちゃんのおぱんてぃ破いちゃった!
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894 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:03:47.27 ID:39Nl3MRY0
シャーロット「……ん…ん……」
寒い……自然と目が覚めてしまった。砂漠の夜は冷える……どうもこの感覚にはなれない。
あたりを見渡すとすっかり暗くなってしまっている。中々長い時間眠ってしまったようだ。
シャーロット「……」ブルブル
寒い!とりあえず上着だけでも羽織ろうと立ち上がると…余計に寒くなった。
なんだか今日は冷える……特に下半身が。それよりもまずは上着だ。ソレがないと始まらない。
さっと上着を羽織り、暖かい飲み物でも飲んで温まろうと思いテントの出入り口に視線を向けると
地に手と頭をこすりつけた状態で停止しているスコープドッグが視界に入ってくる。
不審に思い近づいてみるとそのそばにスコープドッグと同じ体勢で地に付している俺さんが見えてきた。何があったのだろか?
シャーロット「……」テクテク
そういえば俺とあまり会話した事ないな…やっぱり班長と大尉以外男の人は怖い…けど、良く私をATで運んでくれる
この人なら…大丈夫…かな?
シャーロット「……俺……?」テクテク ツンツン
俺「ごめんなさい!!」ビクゥ!
シャーロット「!? ど、どうしたんですか?」ビクゥ
俺「ごめんなさい!!」ビクゥ!
どうしたのかときいても確か…うちの整備班長と大尉がフレデリカ少佐の前で一緒にやっている
扶桑土下座…だっけ?その状態のまま、俺さんはただ謝るばかり……とりあえず。なにがあったか聞かなきゃ。
シャーロット「……謝られてばかりじゃわからない…何に対して謝っているのか…教えて…ほしい」
俺「……」ガタガタ
シャーロット「……?」
俺は無言で俺と同じく扶桑土下座状態のスコープドッグの指先を指差す。そこには、白い布切れのような……あれ?これって
私が履いてるズボンじゃないの。なんでこんなところに。
俺「……スコープドッグの間接に挟まっちまったズボンを無理やり引き剥がそうとして…破っちゃいました!ごめんなさい!」
あぁ、なるほど。通りでズボンがあんなところにあるわけだ。あれじゃ私の下半身が冷えるわけね……あれ?
じゃあ今私の状態って……っっっ!!
シャーロット「……う……うぅ…」
俺「……あわ、あわわわわわ」
シャーロット「!!!」
ズドム!!
俺「へぶるァ!痛い!痛いです!ふまないでください!頭は勘弁してください!」
シャーロット「うぅぅ…!ぅぅぅぅ!!」グリグリ
俺「すいません踏んだままぐりぐりするのも勘弁してください!少しだけでいいんですお話を」ガバァ!
シャーロット「!! う、上を向かないで!!」
ズドム!!ズドム!!ズドム!!ズドム!!ズドム!!ズドム!!
俺「ごめんないさい。勘弁してください。向かないのでやめてください。顔がどんどん地面にめり込んでます」
~
アフリカ・野戦基地・シャーロットのテント前・踏まれ続けて1時間後~
俺「……うぅ」
898 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:25:28.66 ID:2xNaj/LS0
支援
一時間踏まれっぱなしとかそれなんて御褒美
~アフリカ・野戦基地・シャーロットのテント前・踏まれ続けて1時間後~
俺「……うぅ」
シャーロット「……」ズズゥ
踏まれ続けてキッカリ一時間。なんとか、シャーロットのご機嫌を取る事に成功し現在焚き火を挟んでブレイクタイム中。
だが、機嫌を取るための代償は大きかった……。整備班長からポーカーで奪い取った最高級激甘ココアをすべて献上し
さらに、今後班長が作る食後のデザートを永続的に提供する事で手を打っていただいた。……俺が悪いんです。
ちなみに破れたズボンはきちんとシャーロットへきちんと返却しました。
俺「……あー」
シャーロット「……?」
何気なく空を見上げる。もう既に日は落ち、満点の星空が広がっていた。
あー…星空かァ~都会から外れたとこにいたから良く見えてたけど。やっぱ、お国が違うからまったく星の位置が
違うな、なんてらしくもない思考が流れる。
そういや、前の世界に置いてきたばあちゃんは無事だろうか?どの程度の規模の爆発があったかはわからないが
畑で爆弾が破裂したんだ。キット腰抜かしてるんだろうなぁ~……無事かなァ。いろいろあって考える暇がなかった…といまさら思う。
シャーロット「……あの……俺…少し…聞いてもいい?」
俺「! あ、あぁ、なんですか軍曹」
シャーロット「……俺って、本当に…違う世界から…来たの?」
俺「……あぁ、本当ですよ。今から数十年後の…この世界とは限りなく近いけどまったく違う世界から…ですけどね」
シャーロット「……どうやってこっちに…この世界に来たの?」
俺「ああ、ばあちゃんの畑の手伝いしてたときにな、大昔に俺の国で戦争があったときの不発弾が埋まっててな
そいつが爆発しちまったところまでは覚えてるんだが……多分その爆発でじゃないかな」
シャーロット「……お父さん…とかお母さんが…心配してるんじゃ」
俺「……爆弾が爆発したんだ。見つからないなら…木っ端になったと考えられるだろうなからな…」
俺「コッチに来て半年、向こうの世界の時間がどうなってるかはわからんがコッチと同じ時の流れなら葬式もやって落ち着いたころだろうに」
俺「……せめてばあちゃんに生きてる事報告したいけど……報告できるわけでもないし……な」
シャーロット「御婆様が…いるの?」
俺「あぁ、自慢のばあちゃんだ。小さいころから良く面倒を見てくれて遊んでもらったよ」
俺「それに、畑の手入れの仕方山菜の種類の見分け方と取り方。薬草の種類とか編み物の作り方まで……いろいろと教えてくれた…し」
俺「格別にうまい煮物を作ってくれる…自慢の…大切なばあちゃんさ」
シャーロット「……」
901 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:40:07.96 ID:fxgzuVFH0
支援
俺「そういえば、ばあちゃん不発弾のこと知らせに家に帰らせたんだっけ……あぁ…あの爆発に巻き込まれてなきゃいいけど…」
俺「大丈夫……かな?怪我なんてしてないだろうかな?もし無事……でもきっと俺……が死んだと思って……悲しい顔して…んのかな
俺「……もうあえねぇのか……な……」
シャーロット「……ん」ス…
気がつくといつの間にかシャーロットが俺の隣に座り、俺の目元を拭っていた。
……そこでようやく自分が泣いている事を自覚する。シャーロットはそんな俺の涙を拭いつつ言葉を紡ぐ。
シャーロット「……私も……御婆様と…お別れしたとき……いっぱい…いっぱい泣いたから」
そうか、シャーロットにも……ばあちゃんが居たんだっけか
シャーロット「だから……俺と…は…状況が…違うけど…その気持ちは…わかるから」
俺「……」
シャーロット「だから…いっぱい…いっぱい泣いて…いいんだ…よ?」
……まさか、このお年頃になって自分より年下の女の子に慰められるとは情けない。
だが、今は…お言葉に甘えさせていただこう。
シャーロット「……」ナデナデ
俺「……ぐず…うう」
シャーロット「……」フキフキ
903 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:43:11.34 ID:pe7f4pUs0
ばぁちゃん……
支援
~30分後~
シャーロット「……おち…つい…た?」ナデナデ
俺「あ、あぁ。……ありがとう…ありがとうございます。軍曹…」
うう……なんてええこなんや……。
けど、14歳の少女に慰められるおっさんか……あまりいい絵図じゃないな。
俺「ぐず…ずずぅぅぅぅ」
シャーロット「……はい…これで、カンで…ください」ス・・・
俺「…あ、ありがとうございます…軍曹…ずず……」
シャーロット「…シャーロットで…いい」
俺「は、はい……」
俺「……チィィィィィィィィィィィィィィィィンン!!チィィィィィィィィィィィィィィィィンン!!…ぐず……………ん?」
シャーロット「……? どうか…した?」
ふと…俺は何かの違和感に気づく。
905 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:49:52.89 ID:2xNaj/LS0
まさか・・・
俺「……軍曹……この布って…さっきから俺の目元拭いてくれてた…布…ですよね」
シャーロット「シャーロット・・・」
俺「あ、じゃ、シャーロット・・・ですよ・・・ね?」
シャーロット「そうだけど…どうか……した?」
俺「あの……これ…って…」
シャーロット「…う…ん?」
俺「…………これさっき俺が破いたシャーロットのズボン……じゃ」
シャーロット「……あ」
俺「……」
シャーロット「……」
俺「……」
907 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:57:22.04 ID:2xNaj/LS0
やっぱりか・・・
なんて羨ましい
908 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2011/04/09(土) 20:57:26.97 ID:OezYvUD+P
Oh...
シャーロット「……う……うぅ…うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
俺「……あわ、あわわわわわ」
シャーロット「う……うぅ…!!」
俺「ちょ…ま」
ボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガ
俺「ラストブロンクス!!痛い!痛いです!ぐーでなぐらないでください!」
シャーロット「うぅぅ…!ぅぅぅぅ!!」
ボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガ
ボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガボガ
俺「ごめんなさい!!ぽかぽかならいいんですいた!いたい!ボカボカなってますから!」
シャーロット「うぅぅ…!ぅふぇぇぇぇぇぇぇ!!」
俺「事故だ!!!」
その後…1時間殴られ続け。俺の今後のデザートは消滅する事になった。なんでじゃ。
最終更新:2013年03月30日 02:13