俺「どうでしょう?」
ルッキーニ「うん、だいじょうぶ」
小鳥 ぴーぴー
ルッキーニ「もう落ちちゃだめだよー」
ルッキーニ「戻せた!」
俺「お疲れさまでした。ではまた屈みますね」
ルッキーニ「あ、ちょっと待って」
俺「はい。なんでしょうか」
ルッキーニ「……軍曹はいつもこんな位置でみんなを見てるんだなー」
俺「はぁ」
ルッキーニ「……よしいけー!大魔神発進だー!」
俺「だ、大魔神?というか発進ってどこに……」
ルッキーニ「どこでもいいー!走るんだー!はっしーん!」
俺「りょ、了解しました少尉どの!」バッ
ルッキーニ「あはは!すごい!はやいぞー軍曹!」
俺「ありがとうございます!」
ルッキーニ「いけー!ジャンプだー!」
俺「了解しました!掴まってください!」
グワァッ!
ルッキーニ「うひゃー!あはははは!」
―――――――
ルッキーニ「大魔神すとーっぷ」
キキィッ
ルッキーニ「ふぅー。すごいね軍曹。あたし乗っけたまま走り回ったのにぜんぜん疲れてない」
俺「鍛えてますから」
ルッキーニ「おおー。……そうだ!」ティン
俺「どうしました?少尉どの」
ルッキーニ「軍曹軍曹!うで横に上げて!」
俺「こうでしょうか」ひょい
ルッキーニ「そうそう。いっくよー!」ぴょん
したっ
ルッキーニ「すごーい!のれたー!」
俺「はは……」
ルッキーニ「すごいすごーい!鉄棒みたい!だいじょうぶ?つらくない?」
俺「問題ありません少尉どの」
ルッキーニ「すごいなー。俺軍曹の鉄棒……略して俺棒だね!」
俺「は、はぁ」
ルッキーニ「すごいなー俺棒は。硬いし太いしそれに長い!」
俺「恐縮です」
ルッキーニ「ん、あれ?サーニャだ。おーい!サーニャー!」
サーニャ「あれ、ルッキーニちゃん……と」
俺「こんばんは、リトヴャク中尉」
サーニャ「ひっ……こ、こんばんは……」ビクビク
ルッキーニ「んー?どしたのサーニャ?」
サーニャ「な、なんでも、ないの……ルッキーニちゃんはなにしてるの……?」
ルッキーニ「軍曹と遊んでた!あのねー軍曹の俺棒すごいんだよ!硬くて太くて長いの!サーニャも一緒に遊ぼう?」
サーニャ「俺……棒?……って!ルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「んー?ほらすごいでしょ俺棒!ぶら下がってもぜんぜん平気!」ぶらーん
サーニャ「あ……俺棒って、そっち……」
ルッキーニ「そだよー。なんだと思ったの?」
サーニャ「な、なんでもないの……!」カァァァ
402 :大魔神[]:2010/09/24(金) 13:14:10.79 ID:udI4Yf4K0
ルッキーニ「ほらほら、サーニャも一緒にあそぼーよー」
サーニャ「わ、私はいいよ……軍曹にも悪いし」(恐いし……)
ルッキーニ「えー大丈夫だよねー軍曹?」
俺「はい。問題ありません少尉どの」
ルッキーニ「ほらー」
サーニャ「い、いや、私は本当にいいから……」
ルッキーニ「そんなこといわないでーホラホラ!すごいんだよー俺棒!」ぐいぐい
サーニャ「ちょ、ルッキーニちゃん!押さないで……!」
俺「……」ズズー……ン
サーニャ「ひっ……!」
俺「あの、中尉どの……」
サーニャ「は、はいぃ……」ビクビク
俺「体調が、よろしくないので?顔色が優れませんが……」
サーニャ「あ、いえ……。だいじょうぶ、です……」
俺「そうですか。よかった」ニコ
サーニャ(あ……わらっ……)
ルッキーニ「ホラホラー!大丈夫ならチャレンジチャレンジ!」
サーニャ「あわわ……!その、いいんですか……?」
俺「問題ありません。中尉どの」
サーニャ「それじゃ……失礼して……」ぶらん
サーニャ(わ……ホントにすごい……少しもブレない)
ルッキーニ「ねー?すごいでしょー?」
サーニャ「う、うん。凄いね……」
俺「恐縮です」
ルッキーニ「ねー、これあたしが同じ腕にぶら下がってもだいじょうぶ?」
俺「問題ありません。少尉どの」
ルッキーニ「とりゃー!」
サーニャ「わ、わ!凄い凄い!」
ルッキーニ「このまま俺登りだー!」
キャッキャ……
俺「おや、しまった。もうこんな時間か」
サーニャ「あ、そろそろ戻らないといけませんね……」
ルッキーニ「そっかー……よし!大魔神!あたしとサーニャーを乗っけて帰還せよー!」ビシッ
俺「了解しました。少尉どの」
ルッキーニ「ほらサーニャ!乗って乗って!あたし右肩でサーニャは左肩ね」ぴょん
サーニャ「え、え?乗るって、えぇ!?」
俺「どうぞ。中尉どの」
サーニャ「え、え、でも、そのぉ……」
ルッキーニ「ホラホラー!」ぐいぐい
俺「よいしょっ」ひょい
サーニャ「あわわわわ!」
ルッキーニ「いけー!大魔神!発進だー!」
俺「了解しました!少尉どの!」グワッ
サーニャ「ひゃーーー!!」
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 13:22:20.47 ID:udI4Yf4K0
ゴオォォォ
ルッキーニ「あはははは!すごいすごーい!速いぞ大魔神!いけー!」
サーニャ「あうあうあう……」(こ、こわいぃぃ……)ぎゅー
俺(ん、これは……)
ルッキーニ「どうした大魔神!スピードおちたぞー!しっかりしろー!」
俺「申し訳ありません。少々へばってしまいました」
ルッキーニ「なにー!このこの!」わしゃわしゃ
俺「申し訳ありません」
サーニャ「あ……」
サーニャ(私のために、スピード落としてくれたのかな……)
俺「……」
サーニャ(優しい人、なのかな……?)
サーニャ(初めは恐い人かと思ってたけど……)
サーニャ(おっきくて、やさしくて……)
サーニャ(なんか……安心する)ぎゅっ
キキッ
俺「到着しました」
ルッキーニ「うむ!ごくろー!」
サーニャ「あ、ありがとうございました」
俺「いえ、問題ありません。中尉どの」
ルッキーニ「……むー」
俺「どうしました?少尉どの」
ルッキーニ「それ!」
俺「は?」
ルッキーニ「その少尉どのっての禁止!ルッキーニって呼ぶこと!」
俺「え、いえしかし……」
ルッキーニ「むー!」
俺「ええっと……」
友友『本人がそう言ってんだ。あんまり断わると失礼だぞ』
俺「……了解しました。ルッキーニ少尉」
ルッキーニ「……へへー!よし!」
サーニャ「あ、あの……」
俺「はい?」
サーニャ「私のことも、サーニャで結構ですよ。他の人もそう呼んでますし」
俺「了解しました。サーニャ中尉」ニコッ
サーニャ「……えへへ。そ、それじゃ私そろそろ戻りますね」
ルッキーニ「あたしもー!ばいばーい!また明日ねー!」
サーニャ「それじゃ軍曹。よい夢を……」
俺「はい。おやすみなさい。サーニャ中尉。ルッキーニ中尉」
パタパタパタ
俺「……よい夢を、か……」
俺「見れるといいな……」
409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 13:47:51.20 ID:udI4Yf4K0
?「―――みたいな奴―――」
?「――の顔!見るたびに―――!」
??「「――――――――――――――死ね」」
俺「ッ!」ガバッ
俺「ハァッ!ハァッ!ハァッ!」
俺「夢……」
俺「嫌な、夢だったな……」
俺「残念だ……」
俺「鏡は……」
俺「……」
宮藤『俺さんの眼、とっても綺麗です』
バンッ
俺「そんな訳、ないだろう……」
俺「そんな訳が、ない……」
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 13:52:41.35 ID:udI4Yf4K0
俺「……おはよう」
友「おう、おはよ……また見たのか?」
俺「……わかるか?」
友「ったりめーだヴァガヤロ……ほら、飯行くぞ」
俺「すまん……」
友「ブワッカ野郎。ちげーだろうが」
俺「……ありがとう」
友「ふん。行くぞ」
俺「ああ」
ルッキーニ「~♪」
シャーロット「なんだ機嫌いいなー。なんかいいことあったか?」
ルッキーニ「うん!昨日ねーあれから大魔神と遊んだの!」
宮藤「大魔神って……もしかして俺さん?」
リーネ「あ、あはは……」
シャーロット「ほぉー仲良くなったのか。なにして遊んだんだ?」
ルッキーニ「えっとねー、色々やったけど俺棒で遊んだのが一番楽しかった!」
ぶーーーっ!!
ルッキーニ「わひゃ!ちょ、どーしたのー?」
サーニャ「ちょ、ちょっとルッキーニちゃん……!」
シャーロット「お、おま、俺棒って一体……」
ペリーヌ「ふ、不潔ですわ……!」
ルッキーニ「すごいんだよー俺棒!太くて硬くて更に長い!」
シャーロット「な、な、な……」
バルクホルン「なんてことだ……なんてことだ……!」
ルッキーニ「どしたの?
シャーリー?」
シャーロット「え、え?ちょっと待て。どーゆーこと?」
ルッキーニ「えー?えっとねー昨日はあたしが上に乗っかってー」
シャーロット「う、うえに!?」
ハルトマン「大人……」
ルッキーニ「そしたらサーニャがいてー」
エイラ「なんダト!?」
サーニャ「あわわ……」
ミーナ「……ふぅ」
坂本「お、おい!しっかりしろミーナ!」
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 13:55:41.33 ID:udI4Yf4K0
エイラ「オイ!どういうことダ!サーニャになにかあったノカ!?」
ルッキーニ「えーなんもないよー。サーニャも最初は嫌がってたけど最後はよろこんでたし」
エイラ「なんダト!?ほ、本当なのカ!?サーニャ!」
サーニャ「そ、それは違くて……」
ルッキーニ「えー?一緒に俺の上に乗って遊んだじゃん!」
サーニャ「そ、そうだけど……そうじゃなくてー!」
ギャーギャー!
友「なんだなんだうるせーな」
俺「わからん。けど挨拶はしておこう」
友「まぁそうだな」
友「おはようございます」
俺「おはようございます」
ルッキーニ「あ、俺おはよー!」
サーニャ「あ!ダメです!来ちゃダメ!」
俺「え?」
エイラ「キッサマー!!」
バルクホルン「そこに直れーーー!!」
宮藤「俺さん!優しい人だと思ったのに!」
リーネ「そんな……俺さん……」
坂本「ひっとらえろー!!」
俺「え?え?」
友「ちょ!何で俺まで!テメこら止めろゴラァ!」
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 14:14:42.25 ID:udI4Yf4K0
坂本「さて、なんでこうなったかは分かるな?」
友「テメー何やったんだよコラ俺まで巻き込みやがって」
俺「いや、それが何がなんだか……」
ペリーヌ「この後に及んでしらばっくれるなんて、サイテーですわね……」
友「あ゛?」ギヌロ
ペリーヌ「な、なんですの……そんな目で睨んだって……」
俺「落ち着け友。なにか誤解があるのかもしれない。まずは話を聞こう」
友「ッチ!」
坂本「いいだろう。では俺軍曹。昨日の夜、お前はルッキーニ少尉とサーニャ中尉と会っていた。これは事実か?」
俺「事実です」
エイラ「よくもヌケヌケト……!」
坂本「まぁ待て。では俺軍曹。その後ルッキーニ少尉とサーニャ中尉と一緒に……その……」
俺「?」
坂本「お、俺棒……なるもので、その、なんだ……したのか!?」
俺(俺棒?ああ、昨日のか……したって……遊んだかってことか?)
俺「はい。しました」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 14:23:04.06 ID:udI4Yf4K0
エイラ「キッサマーーー!!」
俺「え?」
シャーロット「こ、この野郎……!!」
俺(え……あれってそんなにマズイ事だったのか?)
俺「お、おい友……友?」
友 返事がない。生ける屍のようだ。
俺(……どうやら俺は自分が思っている以上の事をしてしまったようだ)
俺(そういえば昨日もサーニャ中尉は最初に遠慮しておられた)
俺(良く考えればあれは物を知らない俺のために遠まわしに断わってくださっていたのかも……)
俺(俺はなんという馬鹿者だ……)
俺(すみません、サーニャ中尉……)アイコンタクト
サーニャ(ちがうんですー……ちがうんですー……!キチンと説明してあげてくださいー!)アイコンタクト
俺(ああ、分かりましたサーニャ中尉。その目は自分も一緒に責任を取るとおっしゃりたいのですね?しかしいけません。これは俺の責任です。
中尉に非はない。あるはずがない。勿論ルッキーニ少尉もそうだ。本来俺がお諌めしなければならなかったというのに……)チラッ
ルッキーニ「?」にぱっ
俺(少尉……こんな俺にまだ笑顔を向けてくださるとは……。ック!恥ずかしくてあわせる顔がない!)
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/24(金) 14:32:20.72 ID:udI4Yf4K0
坂本「なにか申し開きはあるか?」ゴゴゴ……
サーニャ(言ってあげてー!説明してあげてー!)
俺「……ありません」
サーニャ(ええー!?)
坂本「……罪を、認めるというのか?」
俺「……はい」
サーニャ(なんでー!?なんでーーー!?)
坂本「そうか……残念だ……」
俺「申し訳、ありません……」
エイラ「謝ってすむコトカッ!」
サーニャ(ちがうのにーちがうのにー……)
俺「ただこれだけは言わせてください」
坂本「なんだ?」
俺「この件に関しては俺の独断で実行しました。中尉と少尉の意思はこの件に関与しておりません」
シャーロット「なっ!」
坂本「……つまり嫌がる二人に、無理やり実行したと?」
俺「その通りです」
シャーロット「この外道がッ!!」
俺「……申し訳ありません」
サーニャ(なんで?なんでこんなことに……ルッキーニちゃん!)チラッ
ルッキーニ「おかわりー!」
サーニャ(ルッキーニちゃーーーん!!)
最終更新:2013年01月28日 13:12