――こんな日々を過ごしていたそんなある日
ミーナ「な!それはどういうことですか!」
偉い人「どうもこうもない命令だ」
ミーナ「納得出来ません!」
偉い人「決定事項だ。命令に従ってもらう」
ミーナ「ッ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―基地―
ミーナ「みんないるわね」
ミーナ「任務の説明に入る前に言っておきます」
ミーナ「驚かないで聞いてください」
坂本「ミーナ任務の内容は?」
ミーナ「今回の我々の任務は…」
ミーナ「元第666統合戦闘航空団全員の拘束です」
坂本「なっ!」
ゲルト「おいミーナ、冗談にしては笑えないぞ」
リフ「そうだ!ふざけるな!」
バン!
ミーナ「冗談でこんなこと言うわけないじゃないッ!」
坂本「ミーナ…」
ミーナ「はぁはぁ…私だって納得出来ないわよ…」
184 :前1[]:2010/10/10(日) 13:53:34.29 ID:yePQK10kO
サンダ「それでどういう内容で俺達は拘束されるんだ?」
ミーナ「例の新種のネウロイ…」
ミーナ「あれが現れたのはあなた達のせい。あなた達がネウロイを操っている。」
ミーナ「とのことよ」
ゲルト「めちゃくちゃじゃないか!何を根拠に!」
リフ「そうだ!そうだー!」
エイラ「ソレにコイツラは扶桑を救った英雄じゃナイカ!」
リフ「よし!もっといえー!」
サンダ「リフレクト少し黙ってろ」
リフ「」
ミーナ「あなた達は扶桑で死んだ事になっているのよ。」
ミーナ「その筈なのに新種のネウロイと共に現れ、ここ数ヶ月私達の近くにネウロイは現れていない…」
ゲルト「なっ…」
サンダ「確かに俺達が怪しいな」
ミーナ「……ごめんなさい」
スッ
ミーナ「我々はあなた達を拘束します!」
ゲルト「おいミーナ!」
ミーナ「美緒ッ」
坂本「ああ」
エイラ「少佐まで!」
芳佳「坂本さん!どうしてですか!」
坂本「これは上の命令だ!」
坂本「私達は…軍人なんだ…宮藤…」クッ
ガチャガチャ・・・
弟「美緒お姉ちゃん…」シュン
坂本「……すまない」ボソッ
ガチャガチャ
189 :前1[]:2010/10/10(日) 14:22:23.72 ID:yePQK10kO
坂本「着いてこい」
がちゃ
サンダ「ああ…」
ぞろぞろ・・・
ミーナ「ごめんなさい…」フルフル
芳佳「みんな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
がちゃ
ミーナ「美緒…」
坂本「……」
芳佳「坂本さん…」
リーネ「あ、あの皆はどうなるんですか?」
エイラ「そ、ソウダ!大丈夫なのか!」
190 :前1[]:2010/10/10(日) 14:28:13.13 ID:yePQK10kO
ミーナ「明日迎えに引き渡すことになっています」
ミーナ「その後の事はわかりません…」
リーネ「そうですか…」
ミーナ「他に何か質問は?」
シーーーン
ミーナ「では解散します…」
ガタゴト・・・
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―999基地―
司令『信じられません!』
『事実だ。』
司令『では何故今まで私に連絡をしてこなかったんですか!』
『なにかやましいことがあったからではないのか?』
司令『くっ…(あいつらが生きていた!?)』
『任務に私情を挟まないでくれよ。では』
ガチャン
司令(なんでこんな…)
193 :前1[]:2010/10/10(日) 14:45:23.47 ID:yePQK10kO
司令「お前達任務だ」
オレ「やっと訓練の成果を出せるときがきたか!」
司令「いや、戦闘じゃない」
オレ「」
司令「お前達には第501統合戦闘航空団基地に向かってもらう」
ナイト「なに!美女の楽園じゃないか!」
司令「任務の内容は拘束中の戦犯者の引き受けと…」
三角「と?」
司令「……処刑だ」
司令「おとなしく連行出来ればそれでいい」
司令「しかし抵抗するならその場で射殺せよ、と言うことだ」
司令「説明は以上だ。すぐに向かえ」
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ナイト「全員いるな?」
三角「あれ?ロボ子は?」
???「ちゃんといるってwwww」
???「それにロボ子じゃねーよ」
―501基地―
コンコン
坂本「入るぞミーナ」
ミーナ「ええ」
がちゃ
坂本「あいつらのことだが」
ミーナ「ええ、なにか手を打つわ」
坂本「私も探ってみる」
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―独房―
コツコツコツ
ゲルト「(弟、すまない)」ボソボソ
ゲルト「(お姉ちゃん何もしてやれなくて)」ボソボソ
ゲルト「(どうして何も喋らない?寝てるのか?)」ソッ
ゲルト「なっ!口まで塞がれてるだと!ここまでする必要がどこにある!」
ゲルト(でもなんだ?この気持ち///)
ゲルト(はっ!いかんいかん)
ゲルト「ミーナに掛け合ってくる!」
ダッダッダ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
コツコツコツ
ナンカドキドキスルネ オイシズカニシロ!オマエモウルサイゾ オシズカニ!
ワイワイ ガヤガヤ
俺ら「?」
エイラ「サンダーヘッド!」ダッダッダ
ルッキ「のどーむしー」
エーリカ「男…」
サーニャ「大魔人さん」
206 :前1[]:2010/10/10(日) 15:29:23.29 ID:yePQK10kO
シャーリー「ひどいな」
エイラ「サンダーヘッド!サンダーヘッドぉ」ウウッ
ルッキ「うじゅ!?」
ブーン ピタッ
喉「ンー!ンー!(顔に虫がぁ!)」ジタバタ
ルッキ「のどになついた!」ニパッ
喉「ンー!(とって!)」ジタバタ
芳佳「皆さん何が食べたいですか!私何でも作りますから!」
リーネ「わ、私も!」
207 :前1[]:2010/10/10(日) 15:34:25.10 ID:yePQK10kO
―ミーナの部屋―
坂本「ミーナ!これをみろ!」
ミーナ「なっ!」
ミーナ「処刑ですって!?」
坂本「このままだとあいつらは殺されてしまう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―ミーナ部屋前―
殺されてしまう!
ゲルト(なんだと!)
ゲルト(大変だ!)クルッ
ダッダッダ
―食堂―
バン!
ゲルト「はぁはぁ」
芳佳「バルクホルンさん!」
ゲルト「みんなここに居たのか」ハァハァ
シャーリー「どうしたんだ?そんなに慌てて」
ゲルト「大変なんだ!」
エーリカ「なにが?」
ゲルト「あいつらが殺されてしまう!」
一同「!!!」
シャーリー「お、おい…」
リーネ「うそ…」
エイラ「ナ、ナ、ナ」
エーリカ「そんな…男…」
芳佳「どうすれば…」
ゲルト「助けるぞ!」
ルッキ「うじゅ?」
ゲルト「私達で逃がすんだ!」
ペリーヌ「そうですわ!」
ゲルト「リベリアン!お前はあいつらのストライカーの用意だ!」
シャーリー「よ、よし!」ダッ
ゲルト「宮藤、リーネ、エイラ、サーニャは必要な荷物の用意を!」
ゲルト「残りは私と独房だ!」
一同「はい!」
212 :前1[]:2010/10/10(日) 15:54:40.89 ID:yePQK10kO
―独房―
ダッダッダッダ
俺ら(ん?)
ゲルト「よく聞け、お前達は処刑される」
ゲルト「だがそうはさせない」
ゲルト「私達が今からお前達を逃がす!」
ゲルト「ペリーヌ!」
ペリーヌ「トネール!」
ビリビリ ガッコン
ゲルト「よし!拘束具を外すぞ!」
グッグッ パチンパチン
サンダ「ぷはぁ」
グッグッ
サンダ「いいのか?軍規違反だぞ?」
213 :前1[]:2010/10/10(日) 16:00:08.59 ID:yePQK10kO
ゲルト「ああ覚悟の上だ」
サンダ「すまないな」
ペリーヌ「大尉!終わりました!」
エーリカ「男!」ダキッ
ゲルト「よし!私が道を作る!」
ゲルト「はああああ」
ドッゴーーーン パラパラ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミーナ「なに?何の音!」
坂本「独房の方だ(まさか!)」
ミーナ「行きましょう!」
214 :前1[]:2010/10/10(日) 16:05:08.86 ID:yePQK10kO
―独房―
ゲルト「ここからハンガーに向かうぞ」
ダッダッダッダッダ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―ハンガー―
ダッダッダ
シャーリー「来たな!準備バッチリだ!」
芳佳「荷物もOKです!」
ゲルト「よくやった!」
215 :前1[]:2010/10/10(日) 16:14:15.46 ID:yePQK10kO
ブォォォォン
ゲルト「しっかり逃げるんだぞ」
サンダ「ああ」
ガルン ガロロロ
チュッ
キ84「あ///」
シャーリー「死ぬんじゃないぞ///」
キ84「はい!」
最終更新:2013年01月28日 13:26