141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:27:43.86 ID:f9ed6KwT0
――扶桑
上司「貴様が男中尉だな。」

男「はい!このたび技術仕官として採用されました、男であります!」

上司「ふむ……聞いていたとおり、これならば大丈夫そうだな。」

男「はあ……?」

上司「貴様には、ロマーニャへ行ってもらうことになった。」

男「は!?ロマーニャですか?」

上司「そうだ。そこの501統合戦闘航空団の装備向上が任務だ。」


142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:28:50.45 ID:f9ed6KwT0

男「しかしあそこはネウロイとの激戦区、新人のわたくしが行くのは……。」

上司「心配する必要は無い。というのも、さっき言った任務は表向きだ。」

男「表向き……?ということは、本当の任務は?」

上司「もちろん装備向上も任務ではあるが、いやそれがメインではあるのだが、貴様には501統合戦闘航空団の視察をしてもらいたい。」

男「視察……でありますか。」

上司「そうだ。味方を視察というのも複雑ではあるが、どうもあの隊は軍規が乱れていると聞く。そこで、視察をして異状が無いか確認することとなった。」

男「なるほど。了解しまs」

上司「で、だ……視察するといっても、野郎が行っても詳しく内情を知ることは出来ないだろう。」

男「?ならば女性を派遣すれば……。」


143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:30:47.68 ID:f9ed6KwT0
上司「だがあそこに派遣できるような優秀なウィッチは貴重だ。だからこちらとしても女性を派遣することは難しい……そこで!」

男(まさか……!)

上司「(バッ)これを見て欲しい。」

男「……扶桑海軍の、女性軍服……。」

上司「貴様にはこれを着て、女性技官として派遣されてもらう。」

男「はー!?え、いや……はー!?無理無理無理無理だいたいいい年した野郎がそんなものを。」

上司「大丈夫だ貴様なら余裕だ。」

男「そんなことを言われてもですね、どう考えてもやはり無理が。」

上司「ええい、帝国軍人がはなから無理などと申すでないわ!さっさと着替える!」

男「Oh……。」


144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:33:29.89 ID:f9ed6KwT0
着ました

上司「うむ、似合っておる似合っておる。安心しろ、これならば大丈夫だ。」

男「いや……どうにもスースーして……。」(モジモジ

上司「(ブッ)く……ちょっと鼻血が……。」

男「ちょ、なに鼻血吹いてんですか!?」

上司「いやいや。しょうがあるまいて。よし、男中尉!ただちにロマーニャへ飛びたまえ。」

男「え、今からですか?」

上司「そうだ。さっさと機に乗りたまえ。いろいろなものはちゃんと積んである。」

男「おお、一式陸攻。そんな飛行機で大丈夫か?」

上司「大丈夫だ、問題ない。途中てきとうなとこで補給やって飛んでくから。」

男「はあ……。」

上司「よし、行って来い!武運を祈る!」

男「りょ、了解しました。」


146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:40:32.74 ID:f9ed6KwT0
145
ありがとうなんか恥ずかしくなってた
―――

男「着きました。」ドキドキドキドキ

ミーナ「よろしく、男中尉。わたしはミーナ中佐です。」

男「は!よろしくお願いします。」(ば、ばれてないかな。)

坂本「坂本少佐だ。海軍の技術仕官らしいが、女性とはめずらしいな。」

男「そ、そうですね。なかなかいないと思います。」(男ですものー)

坂本「帝国大学出の女子とは、なかなかすごいじゃないか。」

男「こ、光栄です……。」(男だから掃いて捨てるほどいますー)

ミーナ「疲れてるのかしら?長旅だったものね。今日は遅いし、みんなへの紹介は明日にしましょうか。」

坂本「そうだな。よし、男。部屋を案内するからついて来い。」

男「は、はい。」(の、のりきった……か?)


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:41:50.85 ID:f9ed6KwT0
坂本「ここが男の部屋だ。簡単なシャワーなら付いてるから、汗を流すといい。」

男「わ、分かりました。」

坂本「?……どうした?体調でも悪いのか?」

男「いや!ちょーっと疲れたかなあって……?」

坂本「そうか。不安もあるのか?」

男「(ギク)……そうですね。正直言うと不安です。」しゅん

坂本「(ぉぉ……か、かわいい///)そ、そうか。でも心配するな、ここの連中はいいやつばかりだ。扶桑のものもいるしな。」

男「(そういんじゃあーないんだよお)お気遣いありがとうございます。」

坂本「それから、気が向いたら適当に基地を見て回ってもかまわんが、まあ今日は休んだほうがいいだろう。」

男「はい。」


150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:44:31.85 ID:f9ed6KwT0
男「ふう……行ったか……。しかしよくバレずにすんだ……。」

男「休めといわれても、飛行機で結構寝たからなあ……。ちょっと基地をうろついてみようか。」

男「……適当に歩いてきたが、やっぱり分からん。というかここどこだよ。俺の部屋どっちだよ。」

バルクホルン「ん?」

男「えーとこっちからきて……あれー?」

バルクホルン「おい、そこの!」

男「ふにゃああ!?」ビクッ
バルクホルン「うお!?」

男「び、びっくりしたあ……。」

バルクホルン(……似ている。)


151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:45:12.83 ID:f9ed6KwT0
男「えっと……?」

バルクホルン「お姉ちゃんと呼んでくれないか?(貴様は誰だ?)」

男「は?」

バルクホルン「うわ、心の声逆だ!コホン、貴様は誰だ?」

男「は、扶桑から先ほど到着しました、技術仕官の男中尉であります。」

バルクホルン「そうか。私はゲルトルート・バルクホルン大尉だ。それより何をしているんだ?」

男「いやあ、ちょいとうろついてましたら迷っちゃいまして……。」

バルクホルン「なるほど。どこの部屋か分かるか?」

男「うーん……わかりません。」

バルクホルン「それは困ったな……もう遅いし……中佐に今から聞くのもな……。」

男「あ、でも自分眠くないですし別にこのまま徹夜でm」

バルクホルン「いや、仕方ないな。ほんとうにこれは仕方ない。仕方ないからわたしの部屋に来い。」


152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:46:38.00 ID:f9ed6KwT0
男「ふぇ?え、いやだって自分おt……じゃなくてですね!」(あぶな……じゃなくなんだこれ?え?)

バルクホルン「なに、困ったときはお互い様だ。それに親睦を深めるいい機会だぞ。」

男「え、え?」

バルクホルン「さあ、来るんだ。」(計画通り……)

男「いやぁ~。」


バルクホルン「さて、寝るぞ。」

男「えーっと……。」

バルクホルン「ほ、ほらベッドに入れ。大丈夫だそこまで狭くない。」(まだ笑うな……)

男「いや、ですね……。」

バルクホルン「ほらこっちだ。」グイッ

男「うわっ。」


153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16:47:44.97 ID:f9ed6KwT0
バルクホルン「さ、寝るぞ。」ニヤニヤ

男(おちつけ……素数を数えろ……1,3,5ってこれ違う!えーっと。)

バルクホルン「ほ、ほら。もうちょっとこ、こっちに寄れ。」

男「えぇ?(し、しずまれ……いまはだめだ息子よ。そもそも素数とは……。)

――5分後
男「スヤ……。」

バルクホルン「ね、ねたのか……?」ドキドキ

バルクホルン「じー……。ちょ、ちょっとだけ。触るだけ……。」

男「むにゃ。」

バルクホルン「!?……お、落ち着こう。そういうのはこれからだ。よし……。」



最終更新:2013年01月28日 00:54