槍 1

俺「ストライクウィッチーズだ!」 >>890-999
作者: ID:xhR5GGxdP
総レス数 XXX このページでのレス数 XX



890 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:17:21.65 ID:xhR5GGxdP
とりあえず適当な設定

ダンケルク撤退戦(ダイナモ作戦)はガリア、カールスラント等の国民が安全地域に一斉避難した撤退戦って感じ
各国の陸海空軍の尽力により大部分の国民は避難できたが全体の数割、それでも多数の一般市民と
各国の戦力を犠牲にしてしまったとかで

一応一期準拠でこの時にミーナの恋人?が死んだって設定

ミーナさんしょっぱな不信感バリバリで接していますが
上層部からの胡散臭い指示で入隊してきたので怪しんでるって脳内補完してください。

891 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 01:18:11.47 ID:OtaPOe0R0
ミーナさんルートだやったー

892 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:18:36.90 ID:xhR5GGxdP
一応主人公は槍



――ダンケルク――

上空には無数のネウロイと旋回する戦闘機とウィッチ。

隊長「他の部隊は!?」

槍「第一、第ニ小隊応答有りません!おそらくもう…」

同僚1「畜生…!敵が全然減らねぇ!このままじゃ避難経路に回り込まれるぞ!」

同僚2「これ以上接近されるとたとえ撃破できても避難民に被害が出ます!」

隊長「わかっている!お前らもわかっているなら一機でも多く落とせ!」

同僚1「ぐっ!」

槍「どうした!?」

同僚2「同僚1機、左翼に被弾!」

同僚1「――ガガッ――構うな!それより先行しているあの二機を落とせ!―ガ――」

槍「ちぃ!間に合わない…!!やめろ!撃つな!撃つんじゃねぇぇぇぇ!!!」

893 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:20:00.00 ID:0Smsk0ky0
ほう、元戦闘機乗りの俺か

894 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:20:16.20 ID:xhR5GGxdP
残念ながらイチャイチャどころかデレすら相当先

―数年後、501総合戦闘航空団基地――

ミーナ「本日からこの501総合戦闘航空団に入隊することになった槍少尉です。
    急なタイミングですが、上層部からの勧めもあるので私たちの力になってくれるでしょう」

槍「どーもご紹介にあずかりました槍って者です。女性ばかりの基地で緊張していますが
  よろしくお願いしまーす」

ミーナ「はい、私はミーナ・ディトリンデ・ヴィルケ。階級は中佐です。
    それじゃあ皆も自己紹介して」

坂本「坂本美緒、少佐だ」(やる気がないな。鍛え直してやらねば)
芳佳「宮藤芳佳軍曹です!」(どこが緊張してるんだろう…?)
バルクホルン「ゲルトルート・バルクホルン大尉だ」(どこが緊張しているんだ)
リーネ「あっリネット・ビショップ曹長です」(全く緊張してないよね…)
エーリカ「エーリカ・ハルトマン。階級は中尉ね」(なんか同じにおいがするなぁ…)
ペリーヌ「ペリーヌ・クロステルマン中尉ですわ」(なんですのこの殿方は!全く緊張感がありませんわ!)
ルッキーニ「フランチェスカ・ルッキーニ!」(うじゅー)
エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネン、中尉ダ。こっちはサーニャ・リトヴャク中尉」(男は敵ダ)
サーニャ(zzz…)
シャーリー「シャーロット・E・イェーガー。階級は大尉だ」(男性ウィッチか…珍しいな…速いのかな?)

ミーナ「(パンパン!)はい!それでは今日は解散とします!そうですね、
    他の人に任せるのもなんですし私が部屋まで案内します。付いてきてください」

槍「はいはいっと」

ミーナ「それではこちらです」

895 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:22:03.63 ID:xhR5GGxdP
――廊下――

槍「中佐ってこの隊の隊長ですよね。新人の案内なんかしてる暇あるんですか?」

ミーナ「暇ではないわ。でも若い隊員に任せるわけにもいかないでしょ」

槍「なるほど、信用されてないと」

ミーナ「はい無駄話は終わりです。部屋はこちらを使ってください
    食事の時間は迎えを出します。それまで自由に過ごしてください。」

槍「ちなみに暇なんで探検とか…」

ミーナ(ニコッ)

槍「(ゾッ)おとなしくしてまーす」
バタン


ミーナ「全く…女所帯に男性ウィッチなんて頭がいたいわね…」

槍「(ゴロン)……よりによってこんな最前線の、しかも女所帯かよ……居心地悪ぃ…」

896 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:23:03.38 ID:0Smsk0ky0
これはヘタレというより某女たらしの伍長と同じ臭がする

898 ヘタレ俺tuee[キャラつかめてないけどゴメンね] 投稿日:2010/10/15(金) 01:24:38.51 ID:xhR5GGxdP
――数時間後――
コンコン
槍「zzz…パチッ」

バルクホルン「槍少尉。食事の時間だ。ついてこい」

槍(ってか迎えが一番おっかなそうな大尉かよ…俺どんだけ信用されてないんだよ…)

バルクホルン「さっさとしろ。迷っても知らんぞ」
槍「…了解です。大尉殿」
――食堂――

槍「ここは天国だ…」

芳佳「どうしたんですか…?」

槍「いやだってさぁ、こんだけ各国からウィッチが集まっててメニューが扶桑料理とは…
  正直これだけでこの基地にきた甲斐があったってもんですね。」
芳佳「扶桑の出身だったんですか?すいません、第一印象でこっち方の出身かと思ってたんですけど」

槍「いやー出身はカールスラントですよ。前の同僚が扶桑の出身でですね。
  最初は何だこの濁った汁は、この腐った豆は、と思ってたんですが
  慣れてみると油っこくないし飽きがこないんですよ。」

芳佳「そうなんですかー。故郷の料理が気に入ってもらえて嬉しいです!どんどん食べてくださいね!」
槍「ところで緑茶もあったりします?あれ大好きなんですけど」
芳佳「はい!食後にお持ちしますね!」
シャーリー&ルッキーニ「宮藤「芳佳おかわりー」」
芳佳「はーい!」

900 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:26:10.19 ID:xhR5GGxdP
やさぐれてこんなんなったけど本当は純情なんですこの子

――食後――

槍「ズズ…あぁお茶が美味い…」

ペリーヌ「初日の初日でずいぶん寛がれてますわね」

槍「えぇと、クロステルマン中尉でしたっけ?中尉もお茶飲みます?」

ペリーヌ「いりませんわ、そんな雑草みたいな色の飲み物。それよりもうちょっと遠慮したらどうですの?」

槍「遠慮って言われましても、折角出してもらったものはありがたく頂くべきでしょうに」

ペリーヌ「その手に持ってるものは貴方が催促したものでしょう!何様のつもりかしら、来て早々。」

槍「そうですか…なるほど、緑茶が気に入らなかったんですね。宮藤軍曹、中尉に紅茶をお願いします」

ペリーヌ「そういうことではありませんわ!話を聞きなさい!もう結構ですわ。貴方と話していると疲れてしまいます」

槍(疲れそうな性格だなー)

902 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:27:31.08 ID:xhR5GGxdP
ハルトマン「少尉ー」

槍「おぉハルトマン中尉じゃないですか」

ハルトマン「おっ覚えててくれたんだ?」

槍「そりゃあ祖国が誇るウルトラエースですからね。有名人に会えたってんで昼間の自己紹介でもこれでも驚いてたんですよ?」

ハルトマン「うっわ全然そう見えなかったや。そういえばカールスラント出身なんだね。
      男性ウィッチなんて希少だしそれなりに知られてそうなもんだけど今までどこにいたの?」

槍「……まぁ色々ですよ。あっちこっちたらい回しされて今に至るというか。なんででしょうね?このノリが悪いんでしょうか?」

ハルトマン「ふーん。まぁとりあえずトゥルーデ…あっ大尉みたいなのには嫌われるだろうねー。」

槍「そういえばバルクホルン大尉もカールスラント出身でしたね。嫌ですね。彼女みたいな人がいるから
  自分みたいな純粋無垢なカールスラント人が変な目でみられるんですよ」

ハルトマン「ははは。あっ、ちょっと用事思い出したから行くね」

バルクホルン「逃げたか」

槍「こっちは逃げ遅れました…」

904 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:28:49.04 ID:xhR5GGxdP
――自室――

槍(冗談なのにあんな説教しなくてもいいじゃんよ…)
槍「そういやシャワーとか備え付けじゃないけど入浴とかどうなってんだ…?
  ってか女性ウィッチのみの施設に男用のがあんのか?…っと」

コンコン
ミーナ「槍少尉。大浴場の使用許可がおりましたので案内します」

槍「りょうかいでーす」

――脱衣室――

槍「なんかここいろんな所が扶桑にかぶれてるなー。サウナのみとか、シャワーのみとかよりよっぽどいいけど」

ガララ

槍「デケェ…大浴場っていうからそれなりに期待したけどマジでデケェ…」

チャンチャンチャチャチャン♪(ポケモンセンター風)

905 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:30:51.68 ID:xhR5GGxdP
――脱衣室――
ガララ
槍「ふーさっぱりした。マジですげーなこの基地の設備。」
ガララ
シャーリー「もう皆入っちゃったかなぁ。まぁたまには一人風呂も…」

槍「…え?」
シャーリー「あ」

槍「(……落ち着け俺。ラブコメならシチュエーション的に性別が逆のはずだ。
  いや逆に考えればこの場合俺が女ってことか(←軽く錯乱中)
  あぁそうに違いない。じゃあ女なら悲鳴のひとつでもあげなきゃな、うん。)よし。」

シャーリー「いやぁゴメン(チラ)なんていうか…(チラチラ)その、可愛いじゃないか。」

槍「ゴフッ(吐血)」

――しばらくして――
シャーリー「悪いなぁ。普段は女しか使ってないから気にしたことがなくてな。そういやさっき中佐が部屋回って聞いてたけどこのことだったのかぁ」

槍「まぁ他の人に見つかるよりいくらかマシでしょうし別にいいですよ。別に減るもんじゃないですし…
  でも今度からは看板でも立てたほうがいいかもしれないですね。俺だけの為に置いてもらうのもなんですけど」

シャーリー「まぁ今回は私が不注意だったってだけだし多分大丈夫だろー」

槍「そうだといいですけど。じゃ失礼します」

シャーリー「はいよー」
ガララ、ピシャ
槍「可愛い…って……(ズーン」

906 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:34:26.19 ID:xhR5GGxdP
――翌日――

ミーナ「それでは本日は槍少尉の実力の確認も兼ねて合同訓練をします。午前中は射撃訓練です。」

槍(やっべ射撃かぁ)

リーネ(ターン、ターン、ターン)ルッキーニ(ターン、ターン、ターン)

槍「上手いなぁ」

バルクホルン「おいおい。この距離くらいならそんな難しくないだろう。」

槍「まぁ普段あまり使い慣れないものでして…」

バルクホルン「お前も一応ウィッチだろう?銃器を使わずにどうやってネウロイを倒すんだ」

槍「まぁノリと言いますか、勢いといいますか…」

バルクホルン「はっきりしない奴だな。その階級ならそれなりの実戦経験があるはずだろう。とっとと撃て」

槍「期待しないでくださいよ…?」

910 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 01:42:08.40 ID:QcsVBXkVO
新作が来ることはいいことだ

913 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:50:54.15 ID:xhR5GGxdP
――午後――
坂本「まさかあそこまで当たらないとはな」

槍「自慢じゃないですけど距離半分でも微妙ですよ?」

ミーナ「本当に自慢にならないわね…。まぁいいわ、午後からは飛行訓練です。編隊飛行くらいならできるわよね?」

槍「まぁそれくらいでしたら…」

――空中――
ミーナ「ガガ―それでは飛行訓練を始めます。先頭のバルクホルン大尉の指示に従ってください」

槍「了解です」

バルクホルン「いくぞ少尉!」ブーン

――地上――
坂本「射撃に比べれば十分及第点じゃないか」

ミーナ「そうね(でもハンガーでユニットの確認時、妙なことを言ってたけどなんだったのかしら…?)」
(槍「俺の荷物これだけですか?」)

坂本「……」
ミーナ「どうかした美緒?」

坂本「いや…別に大したことじゃないんだが、旋回の時に少尉が腕を妙な動かし方をしてる気がしてな」

ミーナ「……確かにそうね。バランス崩すような癖なら直させるべきだけど別に問題ないんじゃないかしら?」

坂本「それもそうだな」

916 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:53:18.70 ID:xhR5GGxdP
どんくらいあければさるんないものなんじゃろ?

――訓練終了――

バルクホルン「悪くはないがもう一つだな」

槍「すいません。調子が出なかったもので」

バルクホルン「言い訳か?見苦しいぞ」

槍「いえそうではなくて…ストライカーと一緒に送ってあるはずの資材がどうやら俺の私物と一緒になったみたいで。
  多分明日には手元にくると思うんですが…」

バルクホルン「なんだそのユニット未完成なのか。ならちょうど明日も訓練だ。
       次は今日と違ってチーム分けをしての演習だから今度こそ本気でこい」

槍「善処はします…」

918 エーリカと幼馴染な俺[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 01:54:52.50 ID:w/YqcYf/0
4~5分間隔で十分だと思うぞ

920 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 01:59:23.54 ID:xhR5GGxdP
――食堂――
槍(あーお茶が美味い…本気でやれって言われてもなぁ。しっかし大尉にあー言ったもののアレ届いたらややこしいことになりそうだよなぁ…)
ズズッ

槍(めんどくせーなぁ。明日雨降んねーかな?いや運動会じゃねーんだしそんなんじゃ俺が苦労するだけか…)
ズズッ

槍(嫌になるよなぁ。適当にやってたら各地をたらい回しにされて、挙句最前線の超有名部隊に放り込まれるなんて…
  ったくどうせあのクソ少将か…もう無理だって言ったろうが。人を買いかぶりやがって…)
ズズッ
槍(ガリアを解放した501総合戦闘航空団、ストライクウィッチーズ…。どうだろうな、ここにいる人たちは、どんな戦う理由をもって、こんな激戦地にいるんだろうか…)
ズズッ

(空軍少将「君が自分をどう思っているかはこの際関係ないのだ。君を責める人は確かに大勢いるかもしれない。
       だが、だからといって君の成してきたことが帳消しになってしまうわけではないし、
       彼らも君のことを本当に憎んでいるわけじゃない。ただ…、君と同じだ。彼らは他に責めるべき人がいないせいで君を責め、
       君は感情のやりどころがないせいで自分を責めている。もういいだろう、少尉…?
       勲章が要らぬのならば取り消そう、名声が要らぬのならば賞賛をやめさせよう。
       だが、君はこんなところで燻っててはいけない人間だ。……戦う意味がわからなくなったかね?
       そんなものその辺にいくらでも転がっているだろう。死地に赴く者たちが、皆が皆、そんな高尚な信念をもっているわけではない。
       ただ、皆が皆自分の価値を示すために戦場に立っているだけだ。
       いつか、君も自分の価値を思い出す日を待っている。」)

槍(戦う意味…自分の価値…あの頃は確かにあったはずで、おぼろげながら思い出せるけど…
  今はもう実体がないかのように手応えがない。)

バタバタ
シャーリー「おぉ、槍少尉!こんなとこにいたか!風呂入れるぞー」
槍「あ、了解です。イェーガー中尉。(どうなんだろうな…いつか、それをもう一度この手で掴めるんだろうか)」

927 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:06:04.45 ID:xhR5GGxdP
――翌日――
リーネ「槍少尉、カールスラントから荷物が届いていますが」

槍「(ちっ…)了解です。すぐ行きます」
リーネ「…?」

――ロビー――
ルッキーニ「これが槍の荷物かー。なんか少ないなー」

宮藤「ちょっと人様の物に失礼だよ、ルッキーニちゃん。」

ルッキーニ「んー、なんだこれー?でかくて重いぞー?」

槍「見てもいいですけど、あんまり乱暴にしないでくださいよ?結構繊細なものですし」

宮藤「大事なものなんですか?」

槍「うーん、大事な気もするし、一刻も早く捨てたい気もするし、なんでしょうね。
  結局自分をこっちに縛り付ける楔みたいなものなんでしょうか」

宮藤&ルッキーニ「?」

槍「まぁ自分でも何言ってるかわかんないですしあんまり気にしないでください。
  そんじゃ運んじゃいますんで失礼します」

宮藤「あ、手伝います。」
ルッキーニ「わたしもー!」

槍「助かります」

931 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:12:03.56 ID:xhR5GGxdP
――午後――

ミーナ「それではペアになっての模擬戦を始めます!
    槍少尉は…そうですね私と組んでください」

槍「中佐がわざわざ出張るなんて…。さすがに演習中まで同僚に手は出せませんよ?」

ミーナ「今日まで全く騒ぎになってないしその辺はあまり気にしてないわ。
    それよりもその腕につけてるものについてなのだけど」

槍「あぁこれですか。ちょっとしたオモチャですよ。」

ミーナ「もしかして、昨日の編隊飛行の違和感はそれと関係あるんじゃないかしら…?」

槍「……目ざとい人もいるものですね。いや、やっぱり慣れすぎただけですかね。
  …まぁネタばらしちゃいますと自分の飛行はこれの有無で大きく異なります」

ミーナ「それはスピードや運動性が上がるということかしら?」

槍「一概には言えないですが下がるってことはないですね。」

ミーナ「わかったわ。本気でやってちょうだいね」

933 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:20:45.91 ID:xhR5GGxdP
――空中 ミーナ&槍VSバルクホルン&宮藤――
槍「いきなり片方はボス級ですか…」

ミーナ「最初だしリーネさんを推したのだけど…
    大尉が昨日のことがどうとか言ってて…編隊飛行の時なにかあったの?」

槍「……あ。まぁ負けても死ぬわけじゃないですし気楽に行きますよ」

ミーナ「ところで貴方の勝利条件、本当にそれでいいの?
    『敵のユニット、もしくは体に直接手で触れる』なんて飛行中じゃまず不可能よ?」

槍「まぁこれつけてると銃持てないですしそうするしかないんですよね。
  下手に銃持つよりよっぽどマシだと思いますよ」

ミーナ「まぁいいわ…。それでは始めます。合図を!」
ドーン!

ゴゥ
ミーナ(加速はすごいわね…でも迷わず前に行ったけどどういうつもりなのかしら)

バルクホルン「は!アレだけ大口叩いた割には大したことないな!一気に潰すぞ宮藤!」

宮藤「バ、バルクホルンさん!速いです!」

936 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:27:26.06 ID:xhR5GGxdP
バルクホルン(ミーナは下手に狙ってもまず外される…ここは槍少尉を一気に潰して2対1に持ち込む…)
        「宮藤、少尉をまず潰す!合わせろ!」

宮藤「はい!」

槍(うわーやっぱりこっち来たよ…中佐は…静観の構えですか…)「ちっ仕方ないか」カチッ
ゴゥ

バルクホルン(な、あの体勢から一気に上空に!?)「上!」ババババッ!「!?いない!?」

宮藤「バルクホルンさん!後ろです!」

バルクホルン「何!?」
ポン
槍「俺の勝ちっすね」

宮藤&バルクホルン(ポカーン)

ミーナ「宮藤さん、よそ見しちゃダメよ?」バン

宮藤「え?キャッ!?」

938 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:35:02.36 ID:xhR5GGxdP
――地上――

坂本「一瞬で決まったな。ハルトマン、見えたか?」

ハルトマン「見えましたけど、あんな機動わかってても無理ですよ。
      相手が頭上に反応する際、背中を向ける方向を読んでその死角に入り込むなんて。
      しかも頭上を通り過ぎる際の一瞬に。少なくとも私には出来ませんよ」

坂本「そうだな。だが実際アイツはそれを苦も無くこなし、バルクホルンに背後から触れた。
   あの腕につけているユニットに何か秘密があるんだろうが…」

ハルトマン「それもありますけど彼のセンスも大きいと思いますよ。」

――空中――

バルクホルン「もう一回だ!納得いかん!」

槍「嫌ですよ。あんなの初見だけ決まる手品みたいなもんですしこのまま勝ち逃げします」

バルクホルン「ふざけるな!もう一回だ!待て、槍少尉!」

ミーナ(正直、びっくりね…)

940 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:44:19.70 ID:xhR5GGxdP
――夕食時――

カチャカチャ
シャーリー「なあなあ槍!昼のあれ、秘密は腕につけてたやつにあるんだろ!?」

槍「…あれから何やら皆さんに遠巻きに見られてると思ったらやっぱりそのせいですか」

全員(ソワソワ)

槍「(はぁ)まぁ適当にはぐらかすのもなんですし解説しますからちょっと待っててください」

――しばらくして――

槍「簡単に言えばこの機械は、皆さんがつけているストライカーユニットのように常に推進力を発揮しているわけじゃなくて、
  任意に、まぁこのトリガーを使うわけですが使うときだけその方向にだけ推進力を出すことが出来ます」

バルクホルン「そんなユニット見たことないがお前が作ったのか?」

槍「まさか。前にいた隊で色々あってエンジンにガタがきたストライカーを
  あれこれいじってブースターに改造してもらっただけですよ。そういうのが得意な技術屋がいましたんで。
  そいつは適当にアームストライカーって呼んでましたね」
槍(実際は戦線復帰が無理になった同僚から改造して託されたものなんですけどね)

シャーリー「なあ、それ私がつけても大丈夫なのか!?」

槍「補助エンジンみたいな感じで使う分にはそんなに問題ないでしょう。少しコツはいりますが。
  でも複雑な機動を行うのは相当厳しいと思います。自分は…まぁ関係ない話なので細かい説明は省きますが
  固有魔法の関係で微細な魔力コントロールに慣れているので細かな操作ができるんです。
  単純に慣れの問題もありますが。」

941 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 02:55:30.95 ID:xhR5GGxdP
ハルトマン「ねぇねぇ、それでどんな風にトゥルーデの背後に回りこんだの?」

槍「模擬戦での話なら、簡単にいえば前方に向けてトリガーを引いて速度を相殺しながら上昇をかけたんです。 
  その際にわずかに右にそれながら上昇すると通常、それを追う人は右回りに振り向くので、
  相手の真上にきた辺りで背中の方に回りこめば初見ならまず間違いなく死角を取れます。」

ハルトマン「そっか。振り向く方向を誘導すれば死角がどっちに出来るかも予測できるんだね。」

槍「まぁここでネタばらししちゃった以上訓練でも二度と使えない手品ですけどね。
  飛び道具が持てないので自分を見失ったら全力でその場を回避すれば一先ず触られる心配はありませんし、
  そもそも目が付いてるかもわからないネウロイには全く役に立たないテクニックです。」

バルクホルン「いや、お前の空戦技術は中々のものだろう。飛行訓練の時の発言は言い訳ではなかったようだな。」

槍「お褒めにいただいて光栄です…」

945 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:03:41.12 ID:xhR5GGxdP
――ミーナの私室――


坂本「最初はどうなることかと思ったが中々の拾い物じゃないか。射撃が壊滅的というのが引っかかるが。」

ミーナ「そうなのよね。でもあれだけの空戦技術を持っているなら相当有名になっても良さそうなものだけれど…
一応彼の経歴を調べてみたのだけれど…全く要領を得ないのよね。
    わかったのは彼の出身とストライカー実戦配備初期からの古株だということ。
    あとは公式の撃破数が54、ということになっていることくらいね。」

坂本「ということ?少ないとは思うがあの射撃の腕ではそんなものだろう。なにか経歴におかしな部分でもあったのか?」

ミーナ「おかしなこと…ね。彼のスコアなのだけど、動員直後の1年ほどで30機の戦果をあげていて
    その後1940年の半ばを境にほとんどスコアが伸びていないのよ。」

坂本「40年の半ばというと…各地でネウロイの襲撃に遭い多くの都市が陥落した時期だな。
   どこかの防衛戦に参加し生き残っているとしたらエースとして有名になっていても良さそうなものだが…」

ミーナ「ええ。その後は目立った戦果もなく各地を転々としてて、1ヶ月ほど前にカールスラント空軍の
    上層部からここへ転属の指令が来たわ。見たところ厄介払いってわけじゃないだろうし、上層部の思惑も見えないのよね。」

坂本「まあそろそろネウロイの襲撃もあるだろうしその時何かわかるだろう。
   何か問題があって転々としてたなら既に問題を起こしてるだろうしあまり気にしてもしょうがない。」

ミーナ「そうね…付きあわせて悪かったわね、美緒。それじゃ今日はもう休みましょうか。
    (もう少し調べてみる必要があるかもね)」

947 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:09:59.45 ID:xhR5GGxdP
――翌日――
ウウウゥゥゥゥゥ

ミーナ「先程ネウロイ襲撃の警告がありました!出撃メンバーは坂本少佐、イェーガー中尉、クロステルマン中尉、ルッキーニ少尉、
    ビショップ曹長、宮藤軍曹、そして槍少尉にお願いします。敵は小型ネウロイ約10、そして大型が一機です。
    小型がやや先行しているのでこれと接敵して速やかに殲滅、そして大型との戦闘に備えてください!」

6人「了解!」

槍(信用されたってことかねぇ)「…了解です」

バルクホルン「私は待機なのか?」

ミーナ「可能性は低いそうだけど現在観測されているネウロイを陽動にして他の襲撃があるかもしれないらしいわ。
    今分かっている敵は大した数ではないし念のために控えてて頂戴」

バルクホルン「…そういうことならわかった」

ハルトマン「そうだよー休めるならそのほうがいいじゃん」

バルクホルン「全くおまえは…!」

950 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:14:31.98 ID:xhR5GGxdP
台本形式で戦闘ムズイ
――戦闘空域――
坂本「小型ネウロイの群れが見えたぞ!大型が合流すると厄介だ、全員出し惜しみせず速やかに殲滅しろ!散開!!」

全員「了解!」

シャーリー「いくぞルッキーニ!!」ダダダダ

ルッキーニ「あいよー!」ダンダンダンダン

ペリーヌ「少佐に出し惜しみするなと言われましたし…トネール!!」バリバリバリ

リーネ「行きます…!」ダーンダーンダーン

宮藤「私も…!」ダダダダ

槍「銃いらないって言ったんだけどなぁ…」ダダダダダダ「うっわ当たんね…」

坂本「よし…ラスト一機!烈風斬!!」ザシュ!

954 ヘタレ俺tuee[まだ4割強] 投稿日:2010/10/15(金) 03:20:27.82 ID:xhR5GGxdP
17
ミーナ「ガガ――皆!大型ネウロイが接近してきているわ!気を抜かないで頂戴!」
坂本「私がコアの位置を特定する!それまで攻撃を散らして撹乱してくれ!行くぞ…、散開!」
他「了解!」

坂本「槍!お前は無理に撃たなくていい!機動力で撹乱してくれ!」
槍「それ、俺超危険じゃありません…?」

坂本「泣き言を言うな!行け!」
槍「へいへい…」

シャーリー「さぁいっちょやりますかぁ!!」ダダダダダ
ルッキーニ「いっけー!!」ダンダンダン

シャーリー「かってー…こりゃとっととコア見つけてもらえないとしんどいなぁ」
シャーリー「うお!しっかも火力が強いな、しかも厚い…皆、気をつけろ!」

リーネ「キャッ!?」
宮藤「リーネちゃん!?」バシュ「ぐ…重い…!」

リーネ「ありがとう芳佳ちゃん…!いっけぇ…!」ダン!ダン!ダン!

ペリーヌ「少佐の手を煩わせる必要などありませんわ…!」ダダダダダ
宮藤「!?ペリーヌさん!」
ペリーヌ「ぐ…!?」バシュ

槍「大丈夫ですかー?」
ペリーヌ「大丈夫に決まっていますわ!そんなことより先程から何もしていないではないですか?もう少し役に立ってくださるかしら」
槍「耳が痛いですねー。それよりさっきからこっちには見向きもしませんね。無視されてんですかね?」
ペリーヌ「え…?まさか…少佐!?」

955 ヘタレ俺tuee[まだ4割強] 投稿日:2010/10/15(金) 03:24:25.89 ID:xhR5GGxdP
坂本「私を真っ先に狙ってくるとはな…固有魔法を警戒していると言うのか…?」
ヒュンヒュン
坂本「ぐっ…!避けきるのは厳しいか…だが!」
ザシュ!
坂本「私には烈風丸がある!そう簡単にはやらせん!」

宮藤「!?坂本さん、右です!!」
坂本「なに!?ぐ…!」
ザシュ!

シャーリー「ビームが、曲がった…?」
坂本「くそ…!死角から飛んできては防御し切れない…!」

槍「(銃が邪魔だな…)ちっ…!」ガシャ、ゴゥ!

ペリーヌ「少佐!逃げてください!」
坂本「三方向から…!?クソ避けきれない…!」

槍(間に合うか…!)
宮藤「槍少尉…!?」

槍「出し惜しみするなって言われたしな…」
バシュ!

シャーリー「半球状の、シールドで…!?」

ペリーヌ「しかも少佐ごと覆うサイズ…!?」

坂本「槍少尉…?」

956 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:25:29.16 ID:or9AmZPa0
メイン盾交代か

957 ヘタレ俺tuee[そのうちアタッカーに進化] 投稿日:2010/10/15(金) 03:29:01.29 ID:xhR5GGxdP
槍「しばらく盾役やるんで早めにコアの位置の特定をお願いします。」

ルッキーニ「槍―!なんかすっげーのくるぞー!」

槍「一方向に集中させてきたか…なら…!」
バシュ

坂本「今度は円錐状のシールド…!?」

槍「実は結構しんどいんで出来れば早めに…」

坂本「わかっている…見えた!コアは中央やや上より!直上から集中攻撃をかけろ!」

他「了解!!」

シャーリー「とはいっても…外殻が硬くてコアに辿りつかないっての」

ルッキーニ「うじゅー、かたいー…」

ペリーヌ「正直、埒が開きませんわね…」

960 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/15(金) 03:35:29.26 ID:U2zyYE/Q0
固有魔法はシールド系か
かぶっちったぜへへっ

961 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:35:59.60 ID:xhR5GGxdP
坂本「…槍。」

槍「はい?」
坂本「一人をシールドで援護しながらネウロイに接近できるか?」

槍「ずいぶん無茶を言いますね…」

坂本「出来るか出来ないかだけ答えろ」

槍「(このままじゃジリ貧か…)……やります」

坂本「よし、全員聞け!」

ペリーヌ「少佐!?」

坂本「ペリーヌ!ネウロイ直上から接近し、外殻を削り取れ!接近までは槍少尉が援護する!
それに合わせてシャーリー、ルッキーニ両名がコアが現れるまで集中攻撃をかけろ!
コアが見えた一瞬を逃さず、リーネ、お前が射抜け!
宮藤!お前はリーネの射撃を絶対に邪魔させるな!」

ペリーヌ「少佐!こんな人に頼らなくても私一人で…!」

坂本「シールドの無駄遣いで魔力を浪費しては本末転倒だ。万全の状態で渾身の一撃をお見舞いしてやれ!」

槍「後ろからサポートしますので接近経路は任せます。少佐もあぁ言ってますので防御は俺に任せてください。」

ペリーヌ「…不本意ですが背中を預けますわ。ついてきなさい!」ゴゥ

963 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:42:43.34 ID:xhR5GGxdP
ペリーヌ(とは言いましてもそう簡単に接近はできませんわね…)
宮藤「ペリーヌさん、後ろ!!」ペリーヌ「え…!?」
槍「ふっ…!」バシュ

ペリーヌ「あ、ありがとうございます…」

槍「命を預けろ、とまで言いません。とりあえず一時の信頼だけでも預けてください」

ペリーヌ「わかりました…最短距離で行きます!任せましたわよ!」

槍(接近しようとした瞬間から火力の密度が濃くなったな)「それだけ警戒されてるってか」(バシュバシュ!)

ペリーヌ「シールドを使うな、と言われましたけど、使う暇もありませんわね」

槍「お褒めにいただき光栄です」バババシュ

槍「(最後はゴリ押しで行くか…)半球状のシールドを大きめに展開し先陣を切ります。
  射程距離に入ったらシールドを解除しますので合わせてください」

ペリーヌ「信頼を預けろと行ったのは貴方でしょう?任せますわ」

槍「了解…!(こんなサイズでの展開は久しぶりだな…)行きます!」バシュ!!ゴォォォゥ

ペリーヌ「槍少尉、行きますわ!トネーール!!!」バババババババッ!「あとは任せましたわよ!」

ルッキーニ「やるなぁツンツンメガネ!いっくよー!」ダンダンダンダン!
シャーリー「少しはいいとこみせないとな!」ダダダダダダダ

宮藤「リーネちゃん!」
リーネ「うん!見えた…!」ダーン!!

964 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:49:13.14 ID:xhR5GGxdP
――帰還後――

ミーナ「お疲れ様。大変だったみたいね。こちらが援軍を出そうとしたところで決着したからびっくりしたわ」

坂本「あぁ、今回は私も肝が冷えた…まぁ無傷で済んだのはほとんど槍少尉のおかげだな。」

宮藤「はい!すごかったです槍少尉!ね?リーネちゃん!」

リーネ「はい!あんな機動とシールド初めて見ました!」

ペリーヌ「まぁ…今回そこそこ役に立ったのは認めますわ…」

シャーリー「素直じゃないねぇ、ペリーヌ。最後はお姫様みたいに守ってもらったくせに~」

ルッキーニ「ツンツンメガネデレてたなー」

ペリーヌ「な…!?あれは、少佐の指示で仕方なく…!」

シャーリー「照れるな照れるな」

965 ヘタレ俺tuee[] 投稿日:2010/10/15(金) 03:52:52.90 ID:xhR5GGxdP
槍「えーと…一ついいですか?」

坂本「どうした?少尉」

槍「えーと、お褒めいただくのは大変喜ばしいのですが…一つ謝らなければならないことが…」

ミーナ「どうしたの…?まさか怪我!?宮藤さん!まだ魔法力は残ってる!?誰か医務室に連絡を!」

宮藤「はい!まだ行けます!!」

槍「いえ、そのようなことではなくて…尊い犠牲というか…」

坂本「犠牲…?全員無事に帰ってきたではないか?はっきりしないな。もっとわかりやすく言え。」

槍「…怒りません?」

ミーナ「内容によるわね。今回は貴方の功績が大きいみたいだし大概の事には目を潰れると思うわよ?」

槍「えーと…持ってった銃、あの海域に落とした、ってか捨てちゃったんですが、これ経費で落ちますよね…?」

全員「……」

話的にも文量的にもきりのいい折り返し地点なんだけどどうしようか?
一応完結まで書きためはありまする



最終更新:2013年01月28日 14:26