俺「ストライクウィッチーズだな」>>705-724
作者ID:Evk9nzo60





705: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:25:58.60 Evk9nzo60
注意点
※このSSはアーマードコア4以降のネクストと呼ばれる巨大メカが出てきます
そのため作品の雰囲気をぶち壊す可能性があります
※ネクストの動きはACを知らない人はプレイ動画あたりをみて脳内補完してください
※コジマ粒子やプライマルアーマーなどの専門用語は作中で説明するつもりですが、わからなければwikiでも見て補完してください


―海上にて
俺「それにしてもひどい目に遭った…。あんな巨大なコジマ爆発に巻き込まれるなんて…。」

俺「今まで出来るだけリスクは負わないようにしてきたってのに…クソ…」

コクピットから見える機体の腕部は装甲が剥がれ落ち、中で火花が散っている。

俺「既にプライマルアーマーもなくなったか…」

俺「けどブースターは順調に稼動中…移動するだけなら問題なさそうだ…けど」

俺(いったいここはドコなんだよ?砂漠にいたはずなのに気が付けば一面周りは海だし、座標もまったくわからない。もう数十時間以上経過してるのにオペレーターも応答しないし、衛星も応答しないなんて…このままじゃ俺の方が先に飢え死にするぞ…)

俺「おーい誰かいーませーんかー…って、いるわけないか…」

無線『…ピー…ガガガガ…宮…ひだ…どうす…ネウ…イ…ガガガ…装甲…無…だ』

俺「ん…何だ急に?な…なんだこりゃ、こんな無線をいまどき使ってるやつがいるのか?」

(どこかの民間船の無線か何かか…?とにかく発信源は…ここからおよそ20km先…この距離でこの高度からじゃ視認は無理だな。レーダーも破損して精度がかなり落ちてるし…いきなりこちらから交信をするのは危険すぎる…)
706: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22:27:49.17 xwXy3SoRP
瘴気(コジマ)を撒き散らす悪魔キター
707: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:30:14.05 Evk9nzo60
無線『少佐…だ…や……大丈…か…くそ…うおおお…下から…まわりこ…』

俺「…この叫び声からすると向こうもただ事じゃなさそうだ…でもどうせこのままじゃこっちもいずれ飢え死にだし…一か八か行ってみるか。」

俺(ただこれ以上必要以上のリスクを負うのは御免だ…よし)

俺は機体を半分以上海中に沈め、頭部だけを海上に出して目立たないようにして距離を縮める。

「機体がこんな状態だけど…水没なんて事だけは勘弁して、もう少しだけがんばってクレよ俺のネクスト。」

俺「な…なんだあれは…」

(生身で空を飛んでいる女の子が、巨大な魚のような形をした黒い塊と…戦ってる?)

俺「新開発された巨大兵器かなんかか…?だけどあの生身の女の子はいったい…」

俺(あー…ついに俺もコジマ汚染されすぎて頭おかしくなったのかな…それともAMSに精神やられすぎて幻覚が見えるようになったのかな…)

708: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22:32:13.24 qYlIj3v00
ネウロイの瘴気とコジマ粒子のぶつかり合いか
胸が熱くなるな……
709: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:36:21.33 Evk9nzo60
その時、黒い塊から放たれた一本の赤い光が俺の機体のすぐそばの海面に着弾した。
どばぁぁぁぁん

俺「うわ!!」
俺「くっそー…やっぱり幻覚じゃないみたいだ。今あんなの食らった一発で水没だ」

俺「とんでもないとこにきちゃったな…こんなとこ長居は無用だ、見つからないうちにはやいとこ逃げ逃…」

無線『っくそ…もうどうにもならんのか…。』
『あきらめちゃだめです!この海の向こうにはロマーニャの人が大勢いるんです!』
『でも、もう弾も魔力も限界ダゼ…あいつの装甲硬すぎるゾ』
『だがここで撤退するわけにもいかん!増援はまだか!』
『まだ30分はかかるわ…いったいどうすれば…』

俺「…あいつら…この声と見た目からすると20代…いや10代の女の子か…?」
710: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:41:38.84 Evk9nzo60
(無線からすると彼女たちの戦況は相当悪いらしい…年は俺とほとんどかわらない女の子…)
(しかし、もし彼女達が敵陣営だったら…もし捕まったらどうなるか…。)
(だが、金にはならないが今必死で戦い生き延びようとしている彼女たちを放って逃げていいものか…)
(そういえば俺もあの時、仲間に裏切られて敵地で孤立。死を覚悟したっけ…あいつらも今…)
…。
俺は左手に残された唯一の武装であるレーザーブレードを見ながら深く息を吐く。

俺「はぁ…ま、たまにはこういうのも悪くないか…。いかつい企業の重役に尋問されたり、マッドサイエンティストにモルモットにされるくらいならカワイイ女の子に捕まるほうが百倍マシ…だよな」
711: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:47:59.23 Evk9nzo60
キイイィィィィィィン
俺「どけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

坂本「な、なんだこの声は!」

ペリーヌ「う、うしろですわ少佐!危ないっ!」
―キィィィィーぶおおぉぉぉぉ
坂本「うわぁ!」

宮藤「大丈夫ですか坂本さん!」

坂本「あ…ああ、なんとかな…だが…な、なんだあれは」

俺「見たこともない機体だが、最大出力のレーザーブレードで一刀両断にしてやれば…」

俺「うおおおおおおおおおおおおおお」
―ガリガリガリガリ
シャーリー「すっげえー!あの硬いネウロイの装甲をすれ違いざまに一気に切り裂いたぞ!」
712: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22:51:00.57 ID:IlT58P5T0
し、ししししえん
713: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/22(金) 22:51:50.27 ID:kMIN3+xd0
支援
714: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:53:32.86 Evk9nzo60
ミーナ「な、なんてパワーなの…」

俺「ふぅ…不意打ちが効いたな…反撃もされずに一気に決めれた……?」

俺「な、何だ…切り落とした部分から再生…してるのか…」

坂本「ダメだ!今の攻撃では奴のコアは破壊できていない!!」

俺「おいおい…こんな魔法みたいな事できるのかよこいつ…ははは、せっかく息巻いて飛び出してきたのにどうしよっかな…」

バルクホルン「何なんだあの機体は…以前のウォーロックに似ているようにも見えるが」

サーニャ「おそらく違います…ウォーロックの時のようなネウロイの気配はまったく感じません」

バルクホルン「では味方と判断していいのか?」

サーニャ「それは…」
715: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 22:59:45.39 Evk9nzo60
キイィィィン―ズバ!…ズバ!
俺「くそ!切っても切っても再生する!どうなってるんだ!」

俺『おい!そこのあんたら!ぼけっとしてないで早く逃げろ!あんたらがやられそうだったのが無線で聞こえたんで助けに来たんだ!』

俺『さっきから再生されて完全に倒せないにしろ、あんたらの増援が来る30分ならなんとか持たせられる、ひとまず逃げろ!』

ハルトマン「おーしゃべった、しゃべった!」

ミーナ「人が乗ってるの…?でも、もしかして…あれはネウロイの倒し方を知らないんじゃないのかしら?さっきからコアをまったく狙っていないわ」

俺『なにしてるんだ!早く逃げろ!』

坂本『おい!聞こえているか!お前は何者なんだ!それに奴を切り刻むならコアをやれ!お前のその火力なら装甲ごと一撃で切断できるはずだ!』

俺『コア?何だそれ?』
716: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23:05:21.96 Evk9nzo60
宮藤『ネウロイの心臓のようなものです!今はそのネウロイの左のヒレの先にあります!ネウロイはコアを破壊しないと再生し続けるんです!』

俺『…了解した、やってみる…』

坂本『ちょっと待て!お前はいったい何者なんだ!』

俺『…えー、それは後でおいしいディナーでもしながらじっくり話さない?』
キイィィィィ―
坂本『お、おい!待て!質問に答えろ!』
ビュン―

俺「なるほど、そういうカラクリだったのか…はは、それなら…」
ギュウゥゥゥ

シャーリー「一気に上昇したな…何をする気だ?」
717: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23:09:10.99 Evk9nzo60
俺「なんのことはない…」
 ヒュウゥゥ―

 俺「加速をつけてたたっ斬るだけだッ!」
―バシャアァァァァァァァン

全員『きゃあああああああああああああ』

俺「…ヤ、ヤバイ…やりすぎた…」

ペリーヌ「ぜ、全身ずぶぬれですわ…バチバチ」

シャーリー「助かったはいいけどひどい目にあったな…へっくちっ」

ハルトマン「ねむい…おなかすいた…」
718: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23:15:26.69 Evk9nzo60
俺『…えーできればこのまま何も聞かずに行かせてほしいんだけど。あと食料を分けてくれるとなお有難い。恥ずかしい事に腹ペコなんだ』

俺は腕組みをした眼帯の女性をはじめとした十人前後に機体の周りをすっかり囲まれていた。
坂本「そうはいかん、ディナーの約束をしたのは貴様の方だ。しっかり付き合ってもらうぞ。まぁ助けてもらったんだ、そう悪いようにはせん安心しろ。それに腹が減ることは恥ずかしいことなんかではないぞ?」

(どうする…少し探ってみるか)

ペリーヌ「もし、このまま逃げようとすればここから見える配線を電撃で焼ききりまわ!こんなにびしょびしょにしてくれて風邪でも引いたらどう責任をとってくれますのっ!」

俺『…ひとつだけ聞きたいことがあるんだがいいか?』

ミーナ「答えられる範囲でなら答えます」
719: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23:19:57.76 Evk9nzo60
俺『あんたたち、レイレナード、アクアビット、GA…そういった企業とはどういう関係だ?』

全員「???

宮藤「そんな会社の名前聞いたことありませんよね…?」

バルクホルン「私もそんな企業は聞いたこともない」

俺(まぁ、なんとなく予想は出来てたけど…それに彼女達の反応に何かを隠してる雰囲気もない…)

俺『わかった。あんた達の指示に従うよ』

サーニャ「私からもひとつ聞きたいんですが…」

俺「俺に答えられることなら、どうぞ」


【 722 】: 624ストライくレイヴン 2010/10/22(金) 23:25:25.79 Evk9nzo60
サーニャ「あなたは人間なのですか?」

俺『ああ、そうだ。この大きな鉄の塊を操って動かしてる。中には人間、つまり俺が乗ってる』

シャーリー「へぇ〜その声からすると男だよな〜顔、見せてくれよ!」

俺『…もう少し待ってほしいんだけど…』

ミーナ「なぜです?なにか見せられない事情でも?」

俺『もう何十時間もこの中にいるから…その…汗臭いんだ…出来れば後で風呂かシャワーに入れてくれないか…』





最終更新:2013年01月28日 14:59