俺「ストライクウィッチーズらしい」>>839-848


839 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:23:05.91 ID:C4ViCRfG0

   ハンガーに帰還―

   俺(今度はハンガーの天井にこすらないように入らないとな…)
   ガチャンガチャン…

   バシュー…
   俺「ふぅ…」

   坂本「二人ともご苦労だったな。やるじゃないか俺。まさか初対戦でバルクホルンに勝つとは思わなかったぞ」

   宮藤「本当にすごかったです俺さん」

   俺「ほとんどまぐれですよ。いくら一週間前に説明したとはいえ、実際には大尉は俺の機体の性能を今日はじめて見たんですから」

   バルクホルン「そんなことはないぞ」

   ペリーヌ「バルクホルン大尉!?」

   バルクホルン「お前だって私たちの戦い方を今日[[初めて]]目の当たりにしたはずだ。それに実戦じゃ常に敵の能力は未知数だ。私に勝ったお前は充分戦力になるとわかった」

   バルクホルン「ようこそ第501部隊へ」
   スッ
   バルクホルン「どうした?お前の世界では仲間に握手を求める習慣はないのか?」 

841 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:27:41.80 ID:C4ViCRfG0
   俺「い、いや。そんなことない…。こちらこそよろし…」
   俺(うっ…なんだ…めまいが…)
   ふらっ…

   [[シャーリー]]「お、おい大丈夫か?」

   坂本「あんな特殊機動をしたんだ。体に相当負担がかかってるんじゃないのか?」

   俺「い、いや。つまずいただけです。あんな機動をするんで対G関係の軽減装置は大量についていて、外から見るほど身体的ダメージはないんですよ」

   エーリカ「ふーん」

   俺「あらためてよろしく。みんな」ニコッ

   ルッキーニ「ねーねー今日こそは俺の歓迎会やろーよー」

   シャーリー「そういやすっかり忘れてたよなー。やろーぜ、やろーぜ。なぁいいだろ中佐?」

   ミーナ「…そうね。ずいぶん遅れてしまったけどやりましょうか」

   ルッキーニ「やったー今日はごっちそーごっちそー」

   俺「あのー、それって今日やるんですか…?」
842 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:32:42.02 ID:C4ViCRfG0
   エーリカ「あったりまえじゃーん?俺は嫌なの?」

   俺「いやー…実はさっき海中に潜ったんで、機体の中に残った水抜きと浸水箇所のチェックをしないといけなくて…
   この機体を一番知ってるのは俺なんで、俺がやらないと」

   坂本「…それじゃあ仕方ないな。また今度にするか」

   ルッキーニ「えーそんなぁ…」

   シャーリー「まぁまぁ、少佐もまた今度って言ってるんだし。なっ、ルッキーニ」

   ルッキーニ「うじゅぅ…」

   宮藤「で、でも私今日はいつも以上に腕によりをかけて俺さんのためにお料理作りますね」

   俺「それで頼むよ、ごめんな」

   バルクホルン「…」

   俺「どうしたのさ?」

   バルクホルン「い、いい加減手を離してくれないか…///」

   俺「やだ」ニコッ
843 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:37:36.03 ID:C4ViCRfG0
   エーリカ「ヒューヒュー。おあついねーお二人さーん」

   エイラ「サ、サーニャ見ちゃだめダ!」///
   ガッ
   サーニャ「な、何するのエイラ?」

   ペリーヌ「ふ、不潔ですわッ」

   バルクホルン「ど、どういうつもりなんだ俺!」

   俺「いや、賭けの約束を忘れて逃げられちゃこまるなー…って思って」

   バルクホルン「な、なんのことだ…?」

   シャーリー「あれれー?カールスラント軍人が一回した約束を反故にするなんていいのかぁ~?」

   バルクホルン「なっ!?お前らあの無線の内容をきいていたのか?!」

   エーリカ「ここにいる全員聞いてたよー?」ニヤニヤ

   俺「さーて証人もいっぱいいることだし何をしてもらおーかな」

   俺「これから今日一日俺のことをお兄ちゃんと呼んでもらうとか、女装させられたお返しに男装してもらうとか…」

   バルクホルン「ふ、ふざけるなっ!男装はともかく、おっお前のほうが私より年下じゃないか!」

   俺「じゃ、男装はいいの?」 
844 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:42:58.79 ID:C4ViCRfG0
   バルクホルン「き、貴様というやつは…」
   ピョコン

   俺「ちょ、ちょっと待って!!それは…ヤメテッ!?い、いてててたたたた…て、手が握りつぶされる…」

   バルクホルン「もっと、マシで健全的なお願いはないのか~?え?どうなんだ~?」///
   ギリギリギリギリ…

   俺「わ、わかりました。今日これから機体の整備するの手伝って下さいっ!
、装甲を動かして水を抜かないといけないんで、トゥルーデのこの馬鹿力があると助かるんです!!是非お願いしますっ」

   バルクホルン「ふん、マシなお願いもあるんじゃないか。最初から言え。馬鹿者が」

   みんな「はははははは」

   俺(馬鹿力とか、トゥルーデって言っても怒らなかったな…本当に認めてくれたみたいだ…)

   俺「は、はははははは」

   坂本「じゃあ、夕食の時に皆で食堂に集合だ」


   ―夜、ハンガーにて

   俺「もう大体終わったんで、先帰ってくれていいよトゥルーデー」 
845 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:47:51.28 ID:C4ViCRfG0
   バルクホルン「お前はどうするんだ?」

   俺「最後に電装系のチェックだけコクピットでやってから行くよ」

   バルクホルン「わかった。それにしてもたった一度の出撃でこれほどの整備が必要とは…大丈夫なのか?」

   俺「本来こいつは大量の人材と設備をもってしてやっと運用できる代物だから。
でも海水につかったりしなければ、普段の整備なら今日の半分以下の時間で充分さ」

   俺「あと、出来れば先にお風呂に入らせてもらってから行きたいから、そうだな…
もし6時半までに食堂に行かなかったら先に食べててくれていいって皆に伝えておいてくれないか?」

   バルクホルン「それも承った。貴様が一番風呂とは気に食わんが…」

   俺「しょうがないだろ中佐からの命令なんだから。みんなと鉢合わせないようにって」

   バルクホルン「そうだったな。俺もほどほどにしておけよー」

846 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:52:40.57 ID:C4ViCRfG0
   食堂にて―

   ミーナ(彼は驚くべきスピードで皆と打ち解けている…本来なら隊の結束の面から喜ぶべき事のはずなのに…)

   ミーナ(私は今日のように彼が皆と打ち解けている姿を見ても…そんな気持ちにはなれない…
むしろ今日のような彼の笑顔を見るたびに胸が苦しくて仕方なくなる…)

   ミーナ(彼は自分を雇ってくれといった…でも、それが本当に彼の意志によるものだったのかどうか…)

   ミーナ(私は…この世界にたった一人で迷い込んだ寄る辺もない、この世界の理も何も知らない彼の弱みにつけこんで
彼を無理矢理私たちの戦いに巻き込んだだけではないのかしら…)

   ミーナ(いいえ…実際にその通りだわ…)

848 :624ストライくレイヴン[]:2010/10/26(火) 03:56:28.71 ID:C4ViCRfG0
   ミーナ(だから彼が何もわからないうちに…あんな異常なことがあった初日にもかかわらず…
上に報告したらどうなるかを匂わせて、いかに私達が彼にとって都合のいい存在かを強調して彼を誘導した…)

   ミーナ(私達にはそれぞれこの世界に生きるものとして、[[戦う理由]]と責任がある…
でも私はこれまで彼の戦ってきた理由も聞かずに、全く違う世界の自分たちの戦いに命を懸けさせている…)

   ミーナ(本当に彼は心から私達と戦う事に了承しているの…?
他に行く所が事がないと自分が誘導したために、甘んじて私達と戦っているだけなんじゃないの…?)

   ミーナ(私は、皆を守るためなら悪魔とでも取引するといったけど…私自身が悪魔となって彼と取引したんじゃないの…?)

   ミーナ(最低ね…私。まるで、伝承の中の人をだます悪い魔女みたい…)


最終更新:2013年01月28日 15:01