魔法使い 第2話「俺の魔法とウィッチの魔法」



442 :魔法使い[>>441 了解!][]:2010/10/27(水) 15:35:37.50 ID:/EPDe6hQ0
>>346から続き

第2話「俺の魔法とウィッチの魔法」


目が覚めた俺は、日課の早朝ランニングをしていた。
魔法使いだろうが何だろうが、体力が資本という事実は変わらないのだ。
すると、同じように訓練していたであろう坂本少佐に出会った。

俺「おはよう少佐」

坂本「おお俺か、お前も訓練か?」

俺「ああ、ランニングが日課なんだ」

坂本「そうか、なら私も一緒に走るとしよう」

ペリーヌ「(あの男…少佐に近づきすぎですわ!もっと離れなさい!!)」

タッタッタッタッ

坂本「なかなかやるじゃないか」

俺「あんたもな」

坂本「おっと、もうこんな時間だ。おい俺、そろそろ戻るぞ」

俺「まあもうちょっと走りたい気もするが…戻るか、腹が減った。」

443 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 15:40:16.14 ID:/EPDe6hQ0
俺「おかわり!」モグモグ

宮藤「はい、どうぞー」

ゲルト「おいお前、昨日から食べすぎじゃないか?少しは遠慮というものを…」

シャーリー「まあいいだろー、食べてくれた方が作り甲斐があるってもんだよ多分」

俺「しかし、この待遇はほんとすごいよ。こんなに無防備なのはお前らが初めてだ」

ミーナ「みんなあなたを信用してるのよ」

俺「心が読めるのか?いやあの魔法は禁忌だったはずだが…」

宮藤「そういうことじゃないですよ」クスクス

リーネ「良い人か悪い人かなんて見ればわかります」

そう、普通「異世界からこの世界を救いにきました」などと言われて信用できるだろうか?
例え同じ魔法使いが居た世界でもそんなことはなかった。
強大な力を持つと知れば、気味悪がり近づかない。
そして、敵を倒せば掌を返して媚を売る。それが当たり前だった。
だから俺は嬉しかったのだろう、こんなに歓迎されたのは久しぶりだったから。
444 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 15:45:26.34 ID:/EPDe6hQ0
ミーナ「今日は俺さんに飛行テストをしてもらいます」

ゲルト「例えお前が強くとも、空を飛ぶ以上連携ができなければ意味はない。覚えておけ!」

俺「はいはい、わかりましたよ」

ゲルト「なんだその口の利き方は!大体お前は態度が…」ガミガミ

エーリカ「(また始まったよー…)」

坂本「よし、全員食べ終わったな?これより飛行テストを始める。」

―――――――――――――――――――――

ミーナ「まずは飛行テスト、次に模擬戦で実力を見ます」

ミーナ「トゥルーデ、フラウ。頼めるかしら?」

ゲルト「ああ、わかった(ふっ、無茶な軌道でついてこられないようにしてやる)」

エーリカ「任せてよー(何か企んでる顔だねこれは…)」

ミーナ「俺さんには、2人に続いて飛んでもらいます。ストライカーは?」

俺「俺は”魔法使い”だからな、ストライカーなんていらないさ。その代わりにこの杖があるんだがな」

ミーナ「わかりました、それでは飛行テスト始め!」

ブーーーーーーーーーーーーーン ヒューーーーーン
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/27(水) 15:49:53.97 ID:a/kliDJSP
支援
446 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 15:50:05.19 ID:/EPDe6hQ0
ゲルト「敵の戦力がわからんから無闇に突っ込むわけにもいかないな…」

エイラ「お互い動かないナ…」

サーニャ「俺さんの魔法ってどんなのだろう?」

そう、俺は魔法を使う。
ならば、様々な種類の魔法があるはずなのだ。
どんな魔法を隠しているかわからない以上、返り討ちの可能性を考えると相手の出方を待つしかない。

俺「さすがに警戒されてるようだな…」

エーリカ「どうするの?」

俺「よし、今回はあれを使おう。」

俺「耳を貸してくれ、ある程度説明しておく。これは…」ゴニョゴニョ

エーリカ「へー、面白いねー」

          ライトニング
俺「試合開始だ。――光球」
447 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 15:55:06.00 ID:/EPDe6hQ0
そう唱えると、俺の周りに4つの光の球が現れた。
これは、俺が自由に動かすことのできるものである。
その間に別の魔法を使うことも出来るので、1対1の戦いならかなり有利に進められる。
物に当たると消滅するが、敵に当たらなければ何度でも襲い掛かる。

ゲルト「何か出てきたぞ…?あれで攻撃してくるのか?」

俺「行けっ!」ヒュンヒュンヒュンヒュン

シャーリー「そんなに速くないな、これぐらいなら避けられる」ヒョイ

シャーリー「さあ、こっちからも…」

ゲルト「待てリベリアン、後ろだ!シールドを張れ!」

シャーリー「なに!?」キィン

バシッ バシッ}

ゲルト「あの球は帰ってくる…いや、あいつが操っているのか」

シャーリー「厄介だな…」

俺「第1波は防がれたか…ハルトマン、次は俺たちも動こう」

エーリカ「了解!」
448 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 16:00:11.41 ID:/EPDe6hQ0
    ライトニング
俺「――光球」

また光の球が出現する、同時に俺とハルトマンは襲い掛かった。
まずはバルクホルンから狙う。
この攻撃は俺しか操れない都合上、各個撃破の方が向いている。
光球を操り、徐々に追い詰めていく。
それと同時に、ある作戦のために動いていた。

俺「食らえっ!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン

ゲルト「くっ、これさえどうにかすれば!」

ゲルト「今だ!…!?」

バルクホルンは光球を捌ききり、さらにハルトマンも居ない今、目の前にいる俺は丸腰だ。そう思った。
その矢先、目前に火がせまり…バルクホルンは撃墜された。

2対1で適うはずもなく、シャーリーもすぐに撃墜された。
449 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 16:05:19.79 ID:/EPDe6hQ0
ミーナ「今回は、俺さんとフラウの勝利です。」

坂本「ハッハッハ、やるじゃないか俺!」

ゲルト「最後あれはなんだ?呪文は唱えていなかったのに…」

                         イグニス
俺「ああ、あれは無詠唱呪文だ。威力は大したことないが”火”程度なら即座に撃てる。」

ルッキーニ「魔法かっこいー!もっと見せてー!」

俺「また今度、機会があればな」

宮藤「それにしても、よくそんな重そうな杖を持って飛べますねー」

リーネ「そうだよね、まあ私達も似たようなものだけど」

俺「これは軽いぞ?銃のがよっぽど重いと思うがな」

ゲルト「くっ、しょうがない。割と戦えることは認めてやろう。ハルトマンとの連携も悪くなかった。」

俺「ありがとう、大尉もなかなかやるじゃないか」

エイラ「オマエ、予知とかの魔法はないノカ?」

俺「さすがにそれはないなぁ…」

エイラ「ならワタシの勝ちダナ」フフン

サーニャ「勝ち誇ってどうするのエイラ…」
450 :魔法使い[]:2010/10/27(水) 16:10:34.14 ID:/EPDe6hQ0
無事訓練を済ました俺は部屋に戻る。
疲れてそのままベッドに倒れこむと、ふとこんなことを思う。

俺「ちょっと、テンション上がりすぎたかな…」

なぜなら、こんなに楽しい1日は…いや、止めておこう。
過去は過去、今は今だ。
こうしてまた、俺の1日は終わった。


次回予告
本当の意味でストライクウィッチーズに入ることができた俺。
この世界ではいつもより上手くやれる気がする…
俺がそんなことを思っていたある日。宮藤が尋ねてきた。
「あの…俺さんのこれって…」

次回、第3話「かたい、ふとい、おっき~い」
何とナニが交わr…おっと間違えた
魔法と魔法が交わる時、世界は変わり始める―――




今回の投下はここまで。
それでは、異世界さんお待たせしました!



最終更新:2013年01月28日 15:26