第2話 『白い死神、その実力』


第501統合戦闘航空団 本部

ミーナ『で、私達、統合軍第501統合軍戦闘航空団が再結成されたわけですが、人員補充として、スオムスから新たなウィッチが派遣されました、では俺少尉』

俺『はい!スオムス空軍大将直属特務隊の俺少尉です!』

ペリーヌ『殿方ですの?』

ルッキーニ『めっずらしー』

芳佳『後輩だと思ったのに・・階級上か~』

ゲルト『俺少尉、スオムスの白い死神か』

シャーリー『ウィッチになったとは聞いたが、マジだったのかよ』

エイラ『おい!俺!!』

俺『よう、イッル、元気だったか?』

エイラ『そうじゃないダロ、なんでお前がウィッチやってんダヨ!説明シロヨ!』

俺『あ、リトヴャク中尉も、お久しぶりです』

サーニャ『・・・この間はどうも、また会えて嬉しいです』

エイラ『無視スンナーー!!』

ミーナ『はいはい、私から説明するわ、コッラー河の奇跡はみなさん知ってるわね?』

芳佳・ルッキーニ『・・・・・・』

ミーナ『・・・・』

ミーナ『スオムスのコッラー河の防衛戦で4000のネウロイ相手に32名で拠点を防衛しきった英雄達、それがコッラー河の奇跡です』

芳佳『4000・・・』

坂本『で、その英雄がなぜウィッチに?』

ミーナ『みんなご存知の通り、ネウロイを倒せるのは、魔力のある者、私達ウィッチのみです』

ミーナ『いくら彼の射撃が正確といえど、致命傷は与えられません』

ゲルト『つまり、彼には魔力があったと』

ミーナ『ええ、微弱ながら』

俺『ここからは俺が、我がスオムスは各国から義勇兵の援助を受けた恩を決して忘れません、そこにいるイッルのようなトップエースを501に派遣したのもそのためです』

俺『そこで俺は射撃による後方支援を、実力によって買われ、ここに派遣されました』

ゲルト『ほう、ウィッチになりたてのひよっこがデカイ口を叩くじゃないか?』

エーリカ『やめなよトゥルーデ~』

俺『事実を述べたまでです』

エイラ『おい、俺!』

俺『できることを可能な限り実行するのが俺の役目ですから』

ゲルト『なら、貴様の可能な事がどの程度か見せてもらおうか!』

ミーナ『はぁー』(また問題児か・・・)






501本部 訓練場

俺『おまたせしました』

シャーリー『それモシン・ナガンじゃないか?ボルトアクションの銃で空戦する気か?』

俺『こいつ以外はしっくりこないんで』

リーネ『あの、スコープはつけないんですか?』

俺『いらないさ』

俺『光りの反射で獲物に気づかれるのが嫌なんでね』

リーネ(獲物・・・・?)

ゲルト『まずはご自慢の射撃から見せてもらおうか』

サーニャ『・・・エイラ、俺さん大丈夫かな?』

エイラ『大丈夫サ、あいつが射撃を外すところ、私は見たことナイ』

ペラッ

エイラ『あいつの射撃の結果を占えば、結果はいつだって同じカード、太陽の正位置、その意味は・・・』

バンッ

エイラ『成功ダナ』





ゲルト『距離300に・・・』

ペリーヌ『一分間で・・・』

リーネ『16発も・・・』

坂本『全弾、中心を撃ちぬいてるな』

エーリカ『すっげ~』

サーニャ『・・・ほっ』

エイラ『な、私の占いは当たるンダ、サーニャ、凄いダロ~』

ゲルト『確かに、射撃は大したものだが、実戦ではこうはいかんだろ!』

シャーリー『たしかに、空では敵も高速で接近してくるし、隠れる場所も無い、単なる的になっちまうぞ』

俺『そこで俺の固有魔法ステルスを使います』

ミーナ『完璧に相手の認識外に消える魔法だったかしら?』

俺『はい、そう認識してもらってかまいません』

俺『俺が自発的に相手に意識を向けなければ、その相手以外には認識されないが正しいですが』

俺『つまり、ネウロイを撃つ瞬間だけ、相手には感知されシールドも張れない俺は無防備です』

俺『中型ネウロイはともかく、大型は全く手に負えません、リネット曹長みたいな超遠距離射撃もできません、一人ではなにもできません、俺は中距離援護しかできませんから、みなさんの助力が必要です』

俺『そのかわり、みなさんの背中は必ず俺が守ります』

エーリカ『だって、トゥルーデ』

ゲルト『ふん、この腕なら背中を預けてやらんこともない』

シャーリー『相変わらず、素直じゃないねー』

俺『これが俺にできることです』

ペリーヌ『精々、頑張ってくださいな、後ろをあずけるんですから』

エーリカ『中距離援護があれば少し楽になるかな~』

リーネ『私が俺さんの後ろを守りますから安心してください!』

シャーリー『ところで、お前のストライ・・・

坂本『コッラー河の奇跡の話・・・

芳佳『俺さんは・・・


ワイワイガヤガヤ


サーニャ『・・・俺さんは本当に凄いね、あっさり自分の居場所をここに作って』

サーニャ『・・・エイラ、私、俺さんの事もっと知りたい、俺さんのお話聞かせてくれる?』

エイラ『え!?あいつの話?』(な、なんダ、このとてつもなく複雑な感情ハ・・・)

エイラ『う、うん・・・』(サーニャが俺に興味を持ったカラ?本当に・・・それダケカ?)

エイラ(わからーーーん!!)







無事ストライクウィッチーズの面々に認められた俺

坂本『白い死神か・・・名前どおりだな・・・正直、噂以上だ』

しかし、なぜか不機嫌なエイラ

エイラ『馬鹿、それにそれだけじゃなくて、他の隊員とデレデ・・・』(あれ?なんでこいつが他の隊員と話して私が不機嫌になってンダ?これじゃ・・私・・・)

その時、サーニャに迫る危機

エイラ(死神の正位置!?その意味は・・死・損失)

俺とエイラはサーニャを救うことができるのか!?

エイラ『こんな運命、絶対に認めナイ!!』


最終更新:2013年01月29日 14:33