『歪み行く想い』 その1


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76 :試作な俺-16話-歪み行く想い[sage]:2011/01/30(日) 17:36:43.48 ID:fkLqmq3XO

――――――――――数年前・某国はずれの離島・町外れの岩場――――――――――

ザザァーン……

「・・・・・・・」

タッタッタッタッ・・・

少女「ゼローーッ♪」

「ん・・・?」

岩場に座って佇んでいた俺の下に、1人の少女が駆け寄る

年齢は俺と同じくらいでまだまだ幼い。
ブロンドの長髪を風に靡かせながら駆け寄り、ピンで止められた前髪の下にある表情はあどけない笑顔を浮かべている

少女「おっはよーゼロ!いや、もうこんにちは?ざっと10時間ぶりっ!」 キャッキャッ

「またおまえか・・・。日中は別に会わなくてもいいだろ。おまえ、教官に何か言われねぇの?」

少女「だーかーらーっ!おまえじゃなくてアンジェだって!名前で呼んでよぉー」

「はいはい。そのアンジェさんとやらは、こんな真っ昼間からこんな岩場で油売ってていいんですか?」

少女「大丈夫大丈夫。私達の基地の部隊って、前線から遠くにも置かれない末端中の末端」

少女「それにうちの教官、すっごぉ~~~い!いい加減な人だし。放任主義?だからこれは自主トレって奴かなー?」

「・・・本当、いい加減だな」

77 :試作な俺-16話 うおっ!支援ありがとう。いきなりオリキャラタイムですまない…[sage]:2011/01/30(日) 17:39:41.16 ID:fkLqmq3XO

少女「だから心配いらないよっ。そうやって心配してくれるのが、ゼロの優しい所だよねっ♪」

「はぁー、そうですかそうですか」

少女「あぁーーもう照れちゃって!かわいいんだから~」

(うぜえ)

「にしても暇人だなーおまえ。言った通りに自主トレでもすりゃあいいだろうがよ」

少女「してるもん!……って、ゼロに暇人とか言われたくないよーっ!。いっつもここで海見ているだけのくせにー」

「俺はいいんだよ。ちゃんとやる事やってるんだから」

少女「う~・・・・・。ゼロだけずるいよ……」

「はっ!そんな不真面目だからいつまで経っても、まともに飛べやしねぇんだよぉ!」

少女「と、飛べるもん!それで私だって、みんなを守れるようになるんだもん!」

「どこが?俺がどれだけ教えたって、未だに素人丸出しな飛行しか出来ねーじゃねぇか」

少女「むぅーー・・・・・」

「潜在魔法能力だけは俺より高いくせして、全ッ然扱えて無いんだもんなぁっ。もうダメダメ。宝の持ち腐れだぜ本当によ」

少女「むぅーーっ!!」

ドンッ!

「うぉあっ!?」 ザッパァーン!!

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 17:41:03.09 ID:6RXRc1Dn0
支援

79 :試作な俺-16話-歪み行く想い[sage]:2011/01/30(日) 17:43:54.50 ID:fkLqmq3XO

突如少女が思いっ切り俺の背中を押す。俺は成す術無く海に突き落とされた

少女「いぃ~だっ。ゼロの意地悪─────って、ゼロ?」

「・・・ぷはっ!がぼっ!」 ザバザバザバザバ

俺は必死に手足を動かして体を浮かせようとしている。どうやら泳げないようで、今の俺は波に遊ばれる木の棒同然だ

少女「泳げなかったの!?ごめん!」 ダッ!

ザッパァーン!

少女が海に飛び込み、俺を沈まないように自分の体に捕まらせた

「ケホッ!ゴホッ!」 ゼェハァ

少女「ゼロ、大丈夫?」

「てめっ・・・いきなり何しやがるっ・・・!」 ゲホゴホ

少女「ごめんね、ちょっとした出来心だったの。まさか泳げないとは思わなかったから・・・」

「死ぬかと思ったぞテメェ・・・」 

少女「うーん・・・(考え中)」

「・・・・・アンジェ?」

少女「そうだっ!」 ピコーン

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 17:44:40.39 ID:qUva5wNSP
試作ー!俺だー!支援

81 :試作な俺-16話 支援感謝です[sage]:2011/01/30(日) 17:46:09.28 ID:fkLqmq3XO

少女「私がゼロに泳ぎを教えてあげるっ♪」

「はぁっ?」

少女「いつも飛び方を教えて貰っているお返しだよっ。大丈夫。私泳ぐのは得意だし、優しく教えてあげるからっ♪」

「べ、別に泳ぎなんざ───」

少女「ホラホラ、まずは基本のバタ足から!ハイいっち、に~、さん、しー」

「ちょっ」

少女「真面目にやらないと手離しちゃうよ~?」 ニヤニヤ

少女はそう言って、小悪魔的な笑みを浮かべる

(こ、こいつ・・・・・俺より優位に立っているこの状況を楽しんでやがる) バタバタバタバタ

一人じゃ浮く事すら出来ない俺は、結局言われるがままに少女の手を掴んでバタ足をする

「おまえ覚えてろよ・・・。今夜の特訓メニューは通常の3倍だからな」

少女「ねぇゼロッ♪」

「あん?」

少女「私が上手く飛べるようになるのと、ゼロが泳げるようになるのっ。どっちが先かな~」 ニコニコ

「・・・はっ!そんなん決まってんだろ?───の方が────────────」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


――――――――――現在――――――――――

<ロマーニャ基地内・俺の部屋>

俺「・・・・・」 ムクリ

朝方。まだ薄暗い部屋の中に置かれたベッドの上で、俺は目を覚ました。
室内には本だの置物だの服だの銃弾だの訳の分からない物だの色々な物が沢山あるが、きちんと整理整頓されている為にゴチャゴチャとした印象はまるで無い

俺(夢か・・・・・)

ふと部屋に置かれた時計に目をやる。起床時刻にはまだまだ時間があるが、目が冴えてしまって二度寝をする気にはなれない

俺「・・・散歩にでも行くかぁ」 ゴソゴソ

寝間着を脱ぎ捨ててクローゼットを開け、いつもの改造軍服を取り出すとちゃっちゃっとそれに着替える

ふわぁと一回大欠伸して背筋を伸ばすと、特に当ても無く外へと歩き出した

ガチャッ、キィッ……、ガチャン!

<基地周辺>

< チュン、チュン……

小鳥の囀りが聴こえる。朝の澄んだ空気の風が、頬に当たって心地良い

遠く水平線の向こうでは朝日が顔を出し始めており、空を明るくして行く。綺麗だ

俺(偶には早起きもいいモンだな・・・) テクテク

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 17:51:35.70 ID:6RXRc1Dn0
支援

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 17:51:56.51 ID:KRIgzc88O
久々の支援砲…発射!

85 :試作な俺-16話 支援感謝![sage]:2011/01/30(日) 17:52:28.52 ID:fkLqmq3XO

基地周辺をのんびりと歩きつつ、先ほど見ていた夢の事を思い出す

俺(夢、か・・・。エイラ達と一緒の時以来だな。しかもアイツの……)

俺(・・・・・何でだ。この前思い出したからか?)

俺(・・・・・・・・)

俺「気にしてたって仕方ない、か……」 テクテク

俺「・・・ん?」 ピタッ

考え事をして歩く内に、いつの間にか基地付近の森の横へと移動していた。
ふと木の枝の上に見慣れた姿が見え、思わず足を止める

ルッキーニ「うじゅ~・・・」

ルッキーニが残念そうな表情で、木の幹をじっと見つめている

俺「おーいルッキーニっ。んな所で何してんだ?」

ルッキーニ「あ、おはよー俺。ムシ捕ってるのー!」

俺「虫ぃ?」

ルッキーニ「うんっ。黒くてね、ピカピカでね、カッチョイイ~んだよっ♪」

シュタッ!

ルッキーニが枝の上から俺の下へとジャンプして移動した。まるで猫のように身軽に着地する

86 :試作な俺-16話[sage]:2011/01/30(日) 17:54:44.65 ID:fkLqmq3XO

ルッキーニ「えへへー」 ズィッ

ルッキーニが得意気な笑みを浮かべながら俺にビンを見せ付ける。中には昆虫と思しき虫が一匹入っていた

俺「へぇ~よく捕まえたな。捕まえられるモンなんだなこういうの」

ルッキーニ「うぅん、それがね。ダメダメなの」 シュン

俺「何が?」

ルッキーニ「最近はダメダメで……。今日だってこの一匹だけ。木にハチミツ塗っといても全然来てくれないのー……」 ショボーン

俺「ふーん」

ルッキーニ「うじゅ~~…………」

俺(本当に虫が好きなんだな……)

俺(・・・よし!)

俺「おっしゃ!ここは俺に任せろ」

ルッキーニ「うじゅ?」

俺「待ってな」 タッタッタッタッ・・・

――――――――――5分後――――――――――

タッタッタッタッ・・・

俺「持ってきたぞー」 ドサッ

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 17:55:37.11 ID:la7F+l85O
まさか2期7話回か?
支援。

88 :試作な俺-16話 >>87ごめん違うんだ……。その内やるかもしれないけど。支援感謝[sage]:2011/01/30(日) 17:58:54.29 ID:fkLqmq3XO

ルッキーニ「・・・何でマヨネーズなのー?」

俺「本で読んだ事があるんだ。虫を捕るならマヨネーズがいいらしいぜ」

ルッキーニ「マヨネーズなんかで大丈夫?」

俺「バッカおまえ、マヨネーズは何にでも合うように作られてるんだよ。虫さんだってきっと大好きさ」

ルッキーニ「本当にー!虫来るー!?」 キャッキャッ

俺「おうよー。こうやってマヨネーズを木の幹に塗りたくってと」 ぬりぬり

ルッキーニ「うじゅーっ!あたしも塗るー♪」 ぬりぬり

俺「~♪」 ぬりぬり

ルッキーニ(何匹来るかな~♪) ぬりぬり

――――――――――――――――――――

坂本「───虫取りをするなとは言わない。それくらいは個々の自由だ。だがマヨネーズは有り得ないだろ。もっと食べ物を大事にだなー」 ブツブツ

俺(くそー。まさか少佐に見つかるとは・・・・・。早朝訓練してたのかよ……) チッ

ルッキーニ(うじゅー~・・・・・・…………) ションボリ

坂本「俺!ちゃんと話を聞け!」 バシン!

俺「は、はいっ!」

怒られました

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 18:02:26.87 ID:W3t8+Mo00
しえん

90 :試作な俺-16話 支援ありがとう[sage]:2011/01/30(日) 18:03:23.14 ID:fkLqmq3XO

<同日・基地内ハンガー>

観測所から報告が入り、ネウロイの侵攻が確認された。事前の予報通りに警戒していた501一同。
坂本、バルクホルン、エーリカ、シャーリー、ルッキーニ、俺の六名が出撃するべくハンガーに向かった

俺「っと、そうだった。みんな!これ使ってくれ」 スッ

俺は出撃メンバーそれぞれの機銃に合った、弾倉を1人1人に渡して行く

シャーリー「? どうしたんだこれ」

俺「時間が無いから手短に説明するぞ。俺の固有魔法は『魔力変換』。魔力を様々な力に変える能力なんだけど」

坂本「それくらいは知っているぞ」

俺「んで、俺は普段戦闘では”牙”───っていうか破壊力への変換を使っている。銃を持つ手から銃を通じて銃弾に破壊力宿らせて、威力を大幅に上げているんだ」

エーリカ「確か普通のウィッチよりも、銃弾の上がる威力が凄い大きいんだっけ?前にも聞いたよね」 (※10話)

俺「そう、ざっと通常の3倍。それでその応用なんだけど、事前に俺が魔法力を込めておく事も出来るわけ。直接銃弾に触れる事でな」

バルクホルン「では、この弾倉に入っている銃弾は・・・」

俺「全部そう!事前に準備しておいた、俺特性スペシャル弾☆って事だ」

坂本「差し詰め『魔弾』とでも言った所か」

俺「おっ、その名前いただきますぜー」

91 :試作な俺-16話[sage]:2011/01/30(日) 18:05:24.12 ID:fkLqmq3XO

ルッキーニ「うじゅー?よくわかんなーい……」

俺「つまり、この銃弾威力が高いからみんな使ってくれって事」

ルッキーニ「おぉー!ありがとっ、俺ー♪」 ニッコリ

シャーリー「悪いな大変だったろー。わざわざ銃弾一つ一つに魔力込めるだなんて」

俺「なぁーに、どうって事ねぇよ。一緒に戦う仲間の為だ。せめてこれくらいは、な」

バルクホルン「すまない。有り難く使わせて貰うぞ、俺」

シャーリー「ありがとうなー、俺」

エーリカ「俺、ありがとね~」

坂本「感謝する。・・・さて、そろそろ出るぞ!出撃だ!」

一同「了解!」

――――――――――――――――――――

<ロマーニャ沖・上空>

坂本「・・・ネウロイを確認!7時方向、大型1、距離8000!」

俺「来たか・・・!」

俺は周りの面々に気がつかれないよう、こっそりとγ-グリフェプタンを服用する

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 18:06:29.67 ID:6RXRc1Dn0
支援

93 :試作な俺-16話 支援感謝です[sage]:2011/01/30(日) 18:08:00.02 ID:fkLqmq3XO

やがて、はっきりと大型のシルエットが見えて来た。飛来する紅い火線を回避しつつ、ウィッチ達は攻撃を開始する

ネウロイ「―――――――   ―――――――――――――」

ガチャガチャン!

突如ネウロイが体の一部を分離させ、子機を生み出す。ニ十数機の小型機が出現した

坂本「分離したか・・・・・まずは露払いだ。行くぞ!」

小型ネウロイ達「―――――――――――――」 ビシュン!

エーリカ「行くよ!」 ズドドドドドドドドドド!

バルクホルン「はぁっ!」 ズドドドドドドドドド!

現れた子機を、いとも容易く蹴散らして行く

シャーリー「すっげー、威力が段違いだ!」 ズドドドドドドドドド!

ルッキーニ「楽チーン♪」 ズドドドドドドドドド!

あっという間に子機達を全滅させ、残ったのは本体の大型だけだ

坂本「後は奴だけか・・・俺!」

俺「おっしゃあ!任せろや!」

威勢よく言い放つと俺は、背中に装備している生まれ変わったバスターライフル───ツインバスターライフルを手に持つ

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 18:09:26.84 ID:KRIgzc88O
支援

95 :試作な俺-16話[sage]:2011/01/30(日) 18:10:45.54 ID:fkLqmq3XO

俺「魔導変換開始っとぉ!」

時々飛び来る火線を回避しつつ、俺はチャージを進める

坂本(今回は使用するように命令が下っている・・・。止むを得ない、か……)

ジャキッ!

坂本が憂いている間にチャージを終わらせた俺は、ライフルを標的目掛けて構える 。
いつもの片手持ちでは無く、両手でグリップを一つずつしっかりと握り締めている。つまり両手持ちだ

俺「バーストショット。ターゲッ─────あぁー…………以下省略ゥッ!!」


ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォーーッ!!!!



2つの並んだ銃口から、青白い輝きを放つ夥しい量のビームが発射される

フルブラストショットを遥かに凌ぐそれは、子機を再生させようとしていた大型ネウロイを容易く撃滅し、雲を撒き散らし、遠い彼方の空へと消えて行く

出力が向上している為、ビームの太さもとても大きくなっており、照射時間は優に10秒を超えた

ルッキーニ「す、すっごーい!」

シャーリー「うおー・・・。これが生まれ変わったバスターライフルの力って奴か」

エーリカ(いやー、味方で良かったよホント)

俺「ケホッ、ゴホッ・・・! ハンパねーな、これ。圧倒的過ぎんだろ・・・」

俺(こりゃ、とても気軽に撃てるモンじゃねぇな……)

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 18:15:20.99 ID:la7F+l85O
試作の声が岡本信彦ボイスで再生される件。

支援。

98 :試作な俺-16話 支援感謝です[sage]:2011/01/30(日) 18:16:35.36 ID:fkLqmq3XO

<同日夜・基地内食堂>

パクパクモグモグ

俺「・・・宮藤ー。塩取ってくんない?」

宮藤「はい、お塩」 スッ

俺「サンキュー」 パシッ

サッサッサッサッ・・・

宮藤「味薄かった?」

俺「んー。ちょっとな」 サッサッサッサッ

宮藤「って、かけすぎ!体に悪いよ」

俺「なんかしょっぱいモン食べたい気分なんだよな」 モッサモッサ

宮藤「塩分のとり過ぎは体によくないよ。血圧が上がって、将来色々苦労する事になっちゃうよ?」

俺「へぇー、流石は診療所の娘。詳しいんだな」

宮藤「これくらい大した事ないよー」 エヘヘ

俺「ふーん、そうなんだ」 パクパク

俺「・・・・・・・・」 パクパク

101 :試作な俺-16話 支援ありがとう[]:2011/01/30(日) 18:21:52.38 ID:fkLqmq3XO

<翌日早朝・基地付近の森>

俺「昨日は少佐の介入により、無念ながらも我らが”マヨネーズ決死行”は失敗に終わった・・・。だからリベンジしよう。今日はこれだ!」 ドサッ!

俺「ハチミツだ!これならいつもルッキーニが使っているし、少佐に怒られる心配も無い」

ルッキーニ「だーかーらー、ハチミツ塗ってても来てくれないのーっ」

俺「そりゃ塗り方が悪いんだよ。木なんかに塗っている時点で、虫さんをおびき寄せようとする気合いが足りない」

ルッキーニ「じゃあどこに塗っておけばいいのー?」

俺「身体にだ!身体中にハチミツ塗りたくって突っ立ってろ。スグに寄ってくるぞ」

ルッキーニ「うじゅー!身体にー?その発想は無かったぁー♪」 キラキラ

俺「名付けて”ハニー大作戦”だ。そして俺の事は隊長と呼べ」 グッ

ルッキーニ「はーいタイチョー♪」

俺「違う。返事は『サー・イェッサー』だルッキーニ隊員」

俺「よし!早速準備にかかるぞ」

ルッキーニ「サー・イェッサー!」 ビシッ!

俺(こうやっていると、なんだか軍人にでもなった気分だなー) ハハハ

俺(・・・って、俺軍人だった)

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 18:23:08.47 ID:KRIgzc88O
ペロペロ支援

103 :-Prototype-試作品-16話-歪み行く想い[]:2011/01/30(日) 18:28:30.82 ID:fkLqmq3XO

――――――――――――――――――――

ヒラヒラパタパタ

ルッキーニ「うじゅ~!沢山キタぁー!」 テカテカ

俺「そうだろーそうだろー」 テカテカ

ルッキーニ「うじゅっ、また来た!」 ベタベタ

俺「はっはっはっ!素晴らしいぞ予想以上の戦果だ!」 ベタベタ

ルッキーニ「ムシ沢山ーッ!ありがとー俺・・・じゃなくてタイチョー♪」 テカテカ

俺「作戦成功だ!やったなルッキーニ隊員!」 ベタベタ

ルッキーニ「やった♪やった♪HAPPYだー♪」 キャッキャッ

俺「あっはっはっはっはっはっ!」 ハハハ


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!


?「き、貴様ら・・・・・!」

俺・ルッキーニ「「へ?」」 クルッ

虫を沢山捕れた事で浮かれていた俺とルッキーニが振り向くと、坂本が鬼のような形相で仁王立ちしていた

俺(あ、やっべぇ)

ルッキーニ「う、うじゃー・・・……」 サアァ


坂本「何をやっとるかああああああああああああああああああああああああああああアアアアアアァぁぁッッ!!!」 ドッカーン!!


その後、某黄金の戦士やゴールドフィンガー張りに全身金色にテッカテカのハチミツ塗りな俺とルッキーニは
2人の身体に塗りたくったハチミツが固まるまで、坂本からの説教は続いたという・・・

437 :試作な俺-16話-歪み行く想い[sage]:2011/02/03(木) 19:19:40.90 ID:jagwEgoh0

<基地付近・水場>

ザブザブザブ・・・

俺とルッキーニは身体についたハチミツを洗い流す為、水場で身体を洗っている

俺「まさかまたしても少佐に介入されるとは。俺のハニー…………何だっけ。傷だらけのハニー湯煙殺人事件?」 ゴシゴシ

ルッキーニ< でもでも!おかげで沢山ムシとれたよー!

俺(・・・ま、いっか。本人満足げだし)

俺「くっそ!なかなか落ちないな・・・。少佐の説教くらっている間に、ハチミツが固まってやがる・・・!」 ゴシゴシ

ルッキーニ「じゃあさじゃあさ!」 ヌッ

俺「うおぁあっ!?」 ザブン!

急に岩の反対側で体を洗っていた筈のルッキーニが現れたので、俺はとっさに股関を隠す

俺「な、何だルッキーニ!急に現れるなよ!」

ルッキーニ「一緒にお風呂入りに行こうよ、お風呂ー♪」

俺「・・・は?そんなん駄目に決まってんだろ。俺は男だぞ」

ルッキーニ「俺ならいいよ!ねぇ、一緒に入ろうよぉー」 ウルウル

俺「だから駄目なモンは駄目だと───」

俺「……って、何だよ。や、やめろ。そんなウルウルした目で俺を見るな。そんな目で見たって駄目なモンは───」

438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 19:21:27.13 ID:rn7ABx2w0
メシ食ってる間にひと悶着あってたみたいね。
支援支援。

439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 19:22:13.57 ID:4F+62QLP0
支援。

440 :試作な俺-16話 支援ありがとう[sage]:2011/02/03(木) 19:22:37.18 ID:jagwEgoh0

<基地内・露天風呂への通路>

カポーン・・・

ルッキーニ「おッ風呂~~♪」 キャッキャッ

俺「駄目・・・なんだけどなぁ」

信頼されているのか純真無垢なだけなのか。俺は結局ルッキーニを言いくるめる事が出来ず、こうして2人で風呂に入る事になった

      • いや、”3人”だった

シャーリー「あんまりハシャぎ過ぎるなよルッキーニ、転ぶぞー」

俺「・・・なんでおまえまで居るんだ?」

シャーリー「保護者としての責任って奴? まぁ俺ならそんな危険性は無いと思うけどなっ」

俺「そ、そうか・・・。アリガト」

混浴という事で3人とも体の肝心の部分は、しっかりとタオルで隠している

だが流石は”グラマラスシャーリー”と言ったところか。
ふくよかな胸元は薄布一枚なんかでは隠しきれない程主張をしており、タオルの上からは色っぽいその谷間が確認出来る

俺(目のやり場に困るな・・・。トゥルーデの時は暗くてよく見えなかったけど、今は真っ昼間だし……) チラッ

シャーリー「ん? 何見てんだ俺ぇ~」 ニヤニヤ

俺「み、見てめーよっ。・・・じゃなくて見てねーよ!」

441 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 19:24:35.86 ID:jagwEgoh0

シャーリー「本当かぁ~? そんなに慌てちゃってー」

俺「ホントに見てない!さっさと入ってとっとと出るぞ」 スタスタ

シャーリー「ふーん?」

シャーリー(・・・そうだ) ニヤリ

ギュッ! むにゅっ

俺「!?!?」

突如シャーリーが俺の腕に両手を絡ませ、豊満な胸を俺の腕に押し付けた

シャーリー「そう連れない事言うなよ~。俺にはイロイロ聞きたい事があるんだからさぁ~」 ギュッ、ギュッ

俺「うおぁあっ!?」 ババッ!

俺はまるでトラックにでも弾かれたかのような勢いで、シャーリーから離れる

俺「な、なにすんだよおまえ!」 ドキドキ

シャーリー「あっはっはっは!いい純情っぷりだなー」
     (・・・やっぱり、あの時のは勘違いだったのか)(※11話)

俺「ちっ・・・・・ほっとけよ!」 スッサスッサ

からかわれて気分を害したのか、俺はさっさと露天風呂へと向かって行った

シャーリー「あっ、待てよー」 スタスタ

443 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 19:29:33.21 ID:jagwEgoh0

<露天風呂>

カポーン・・・

ハチミツ塗れの体を洗い終えた俺とルッキーニ。同じく体を洗い終えたシャーリーの三人で、露天風呂に浸かっている

俺「あ"~。極楽極楽」 ババンババンバンバン♪
ルッキーニ「気っ持ちいいーっ♪」
シャーリー「疲れが消えていくのがわかるよ。いい……」

3人「ふぅ~~~~~」

誰かが言った。「風呂は命の洗濯だ」と。
3人は体についた垢や汚れと共に、日々の心労や疲労までをも浄化して行く


シャーリー「なぁー、俺」

俺「ん、何よ?」

シャーリー「俺ってさ、あいつの事・・・バルクホルン事、どう思ってるんだ?」

俺「どう思ってるって・・・?」

シャーリー「2人の関係って何なんだろうな。師弟とも言い難いし、友達ってのもピンと来ないし」

俺「何って大切な仲間・・・もとい家族だろ。他になんかあるか?」

シャーリー「そりゃそうだ。あたしだってあいつや俺やみんなは、大事な家族だと思っている」

ルッキーニー「あたしもーっ」

444 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 19:32:15.38 ID:jagwEgoh0

俺「・・・・・・・・」

シャーリー「じゃあ単刀直入に聞く。バルクホルンの事好きか?」

俺「そりゃ好きだよ仲間だし。みんな好きだぞ」

シャーリー「違う。家族とかの好きじゃなくて、”一人の女性”としてはどう思ってるんだ?好きなのか?」

俺(そういう事か……)

俺「・・・・・難しいな」

シャーリー「難しい?」

俺「ああ」

チャプン・・・

俺「トゥルーデはさー・・・。綺麗だし、かっこいいし、厳しいけど優しいし、戦いでもとても有能だし、何て言うかウィッチの鏡だよな。
  …………俺より強いし」

シャーリー「強いって・・・。俺はこの前あたし達に四対一で圧勝したばかりじゃないか」

俺「あんなんただの反則だっての。俺、まだ一度もトゥルーデにサシで勝った事は無いんだよ」

俺「それに腕っ節云々だけじゃない。あいつは立派な信念持ってるし、精神的にも強いし、自分だってヤバいのに俺を守ろうとした。
  俺はあいつのそういう所、立派だと思う……っていうか尊敬する。あいつはかっこよすぎるんだよ」

シャーリー「ふーん……」
     (憧れって奴か・・・)

445 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 19:35:09.31 ID:jagwEgoh0

シャーリー「でもあいつだって万能人間って訳じゃないぞ?俺が501に来るだいぶ前の事だけど、一時期はかなり鬱ぎ込んで───」

俺「知ってる。妹さんの事だろ?本人から聞いたよ」 (※6話)

シャーリー「知ってたのか」

俺「ああ。……確かにその通りだな。結局はトゥルーデだって人間───いや、一人の女の子だ(俺より年上だけど)」

俺「むしろ何事にも完璧な人間なんて、絵本の中の都合のいいヒーローだけだ。完全無欠な人間なんざ、この世のどこにも居やしねぇよ」

シャーリー「ま、そりゃそうだな」

俺「ちょっと話が逸れたな。とにかくあいつは強いよ。だけど…………」

シャーリー「だけど?」


俺「前にあいつと2人でローマに行って、俺がネウロイとの戦闘で死にかけた時・・・(※7話)
  最後に意識が途切れる瞬間、あいつの───トゥルーデの顔が見えたんだ。泣いていた。この世の終わりみたいな顔して泣いていた……」


俺「次に目を覚ましたのは基地の医務室で、起きたらトゥルーデが居た。「私のせいだ。すまない」って謝られた」

俺「おかしいだろ。凛々しくて気丈な堅物軍人の筈のあいつが、親に叱られて泣きそうなガキみたいな顔して、俺なんかに謝ったんだぜ?」

俺「思ったんだ。『俺が普段気丈な筈のこいつに、こんな顔をさせちまったんだ』ってな」

俺「あいつのあんな顔を見るのは、こっちまで辛かった。初めて誰かに泣いて欲しく無い、笑っていて欲しいって思った」

シャーリー「そうか・・・・・」

447 :試作な俺-16話 >>446 >>335だよ[sage]:2011/02/03(木) 19:39:32.32 ID:jagwEgoh0

俺「さっきも言ったが、あいつだって一人の人間だ。”250機撃墜のゲルトルート・バルクホルン大尉”である前に、”トゥルーデ”って言う一人の女の子なんだよ」

俺「トゥルーデってさ、普段は凛々しいって感じだけど、笑うとすっげぇ可愛いんだ」

俺「俺あいつの笑顔大好きだな。天使スマイル?笑顔の魔法って奴?」

シャーリー(へぇー……、全然恥ずかしがらずに堂々と言うんだな)

俺「だから俺は、あいつには戦って欲しくない。戦いは危険だ。命なんざ、一瞬で失われる」

俺「だから俺はあいつが───そしてみんなが、命の安い戦場なんかに赴かないで済むように、戦う必要なんか無くて、普通の女の子で居られるようにしたい」

シャーリー「・・・そう簡単にはいかないだろ。あたし達は力のある人間───”守る”側の人間だ。
      あたし達が戦うのを投げ出してしまったら、そのせいで傷つく人や、救われない人だって居る筈だ。誰かがやらなきゃいけないんだよ」

俺(・・・・・・・・)

俺「ま、そりゃそうだな。こんなの所詮は理想論だ」


俺「だが、”もし”ネウロイ共を一掃してこの世界を救う事が出来たら、戦う必要なんて無くなるんじゃないか?」


シャーリー「うーん・・・どうなんだろう、難しいな。人間の歴史なんて、戦いと共にあるんだ。必ずしも完全な平和になるとは限らない」

シャーリー「・・・でも、少なくとも今よりは楽になるんじゃないか?未知の脅威が無くなるんだからさ」

俺「そう、そうだよな。もしネウロイを倒せたら・・・」

俺「倒せたら・・・」

449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 19:43:13.77 ID:rchZ0dh60
飯食ってる間に来てたのか!支援

450 :試作な俺-16話 支援どうもです[sage]:2011/02/03(木) 19:45:44.06 ID:jagwEgoh0

シャーリー「俺?」

俺「・・・いや、何でもない」

シャーリー「・・・・・・・」

2人の間に沈黙が流れる。ルッキーニは聞いているのかいないのかわからないが、先程からやけに静かだ

やがて、俺が口を開く

俺「・・・愛だの恋だの、そういうのわからねぇんだよ、経験も無いし。そんな日和った事が出来るような所で生きて来た訳でもないしな」

シャーリー「どんな所で生きて来たんだ?」

俺「……地獄」 ボソッ

シャーリー「へ?なんて?」

俺「いや、いい。・・・とにかく、俺にはこの気持ちが───自分の気持ちが何なのかはわからない」

俺「だけど俺は、あいつには笑ってて欲しい。笑顔で居て欲しい」

俺「それだけ・・・・・ただそれだけだな」

シャーリー「そうなのか……」 (随分と献身的だな……)

チャプン・・・

452 :試作な俺-16話 ちょいともしもしから[sage]:2011/02/03(木) 19:49:58.34 ID:Yos2iZTFO

シャーリー「だけどそれは、俺が”バルクホルンに対して”望む事だろ」

シャーリー「”俺自身”は、どうしたいんだ?」

俺「俺、自身・・・?」

シャーリー「ああ」

俺(俺自身、か…………)

俺「・・・・・・・・」

シャーリー「・・・・・・・・」


もし・・・・・、もしも許されると言うのなら───────


俺「俺は、トゥルーデの傍に居たい。2人で一緒に笑い合いたい。俺自身の手で、トゥルーデを守りたい」

俺「これが、俺の気持ちだ。・・・ま、高望みだけどな」

ルッキーニ「それが”好き”って事なんじゃない?」

ずっと黙っていたルッキーニが突如口を開く。一応話を聞いていたようだ

シャーリー(おっ・・・)

俺「これが・・・?」

ルッキーニ「うん♪」

454 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 19:55:09.00 ID:Yos2iZTFO

ルッキーニが子供特有の無垢なる瞳で、俺に語る

俺「・・・・・ははっ」

俺「そうか…………。そうかもな」

ルッキーニ「そうだよーっ」

俺「……よし!ルッキーニ、頭洗ってやるよ」 ザパァ←湯船から上がる音

ルッキーニ「うじゅ?ありがとー♪」 ザパァ

俺「あ、シャーリー。今の「好き」って事、トゥルーデには内緒にしといてくれよ。恥ずいから」

シャーリー「あ、ああ」

俺とルッキーニが湯船から出る。勿論2人共タオル着用状態。ルッキーニを椅子に座らせると俺は後ろで膝立ちになり、シャンプーを泡立てて彼女の頭を洗い始めた

俺「しっかし、髪長いと洗うの大変そうだよな」 ゴシゴシ

ルッキーニ「まぁねー」 ニコニコ

シャーリーは湯船に浸かったまま、俺とルッキーニの背中を見つめる

シャーリー(ははっ、ルッキーニにいいところ持ってかれちゃったなー)

「やられたー」って感じの顔をするシャーリー
だが、自分が言おうとしていた事を妹分であるルッキーニが先に言ってくれた事が、シャーリーは内心嬉しかった

455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 19:56:01.33 ID:A0hUadLS0
なんだろう、今の試作の台詞でバルクホルンの魅力が解かった気がする

456 :試作な俺-16話  再びPCへ[sage]:2011/02/03(木) 20:02:48.52 ID:jagwEgoh0

シャーリー(それにしても『高望み』、ねぇ・・・。そんな事は、無いと思うんだけどな)

シャーリーが思うに、先日の出来事や普段の2人の関係を見る限り、バルクホルンの方は脈ありな筈だ
それに俺が気づいていないのは何とももどかしい状況なのだが、自分が教えてしまうのはお節介って奴だろう

シャーリー(何とかならない物かな・・・) チラッ

ルッキーニ「ひゃっ、あ、ああ///」 ビクッビクッ

シャーリー(あれ・・・?俺の奴、風呂にまであの変なチョーカー装着けているのか)

ルッキーニ「あっ、ふあぁっ///」 ビクン!

シャーリー「って!ルッキーニに何してるんだよ俺っ!!」 ザパァ

俺「・・・へっ?頭洗っているだけだけど」 ゴシゴシ

ルッキーニ「あぁ~///」 ビクッ

シャーリー「あれ、本当だな・・・」 キョトン

俺「ちょっとルッキーニ静かにしろよー。気が散るだろ」 ゴシゴシ

ルッキーニ「ら、だっ、だってぇ~///」 ビクンビクン!

シャーリー(頭以外には触れていない・・・。どうなっているんだ?)

ゴシゴシゴシゴシ・・・ザパァーン

俺「ほい、終わり」

ルッキーニ「う、うじゅ~・・・/////」 カアァーー///

457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 20:06:32.71 ID:9eLMtYjYO
試作きてたぁぁ
支援支援

458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 20:07:25.02 ID:4F+62QLP0
しえん

459 :試作な俺-16話 支援感謝です[sage]:2011/02/03(木) 20:07:40.84 ID:jagwEgoh0

シャーリー「なぁ俺。本当に頭洗っただけか?」

俺「本当だっての。シャーリーすぐ横で見てただろーが」

シャーリー「そりゃそうだが・・・。なぁルッキーニ、頭洗った以外に何かされたか?」

ルッキーニ「うぅん何にも?……それよりもスッゴい気持ち良かった///」 ポッ///

シャーリー(ルッキーニのあんな声もこんな顔も初めてだ・・・。一体俺は何をしたんだ……)

俺「?」

シャーリー「・・・よし。俺、あたしも頼むよ」

俺「あ?まぁいいけど。そこ座ってくれ」 クィッ

シャーリー「ああ」 ストン

俺「んじゃ、やるぞー」 ワシャワシャゴシゴシ

シャーリー「うおお・・・」 (あれ?以外と普通……)

俺(ルッキーニといいシャーリーといい、髪が長い人って大変だな・・・。手早く丁寧に終わらすか) ゴシゴシ!

シャーリー「んあぁっ!」 ビクン!

俺「何だおまえもかよ・・・」 ゴシゴシ

シャーリー「ひぅっ、あ、あぁんっ///」 (な、何だコレぇ!///) ビクビクン!

460 :試作な俺-16話[sage]:2011/02/03(木) 20:09:44.89 ID:jagwEgoh0

ゴシゴシ

シャーリー(体にっ、電気が走っ・・・たみたいにっ・・・!) ビクンビクン!

シャーリー(力が入らないぃ……)

シャーリー「あ、ふぁっ、ふあぁ///」

俺「・・・何て言ってんだ?頼むから静かにしてくれ」

シャーリー(「駄目」って言いたいのに・・・呂律が回らなっ……)

俺(何で洗髪でこんな声・・・。くそっ、さっさと終わらせるしか・・・!) ゴシゴシ!

シャーリー「んあっ!ひうぅ!///」

俺(落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺。邪念を捨てろ邪念を捨てろ邪念を捨てろ邪念を捨てろ) ゴシゴシゴシゴシ!

シャーリー「あっ、そんな強く───ら、らめえええええぇぇぇぇぇっ!!!/////」


ダッダッダッダッ・・・・・!!



バルクホルン「貴様あああああアアアあああっ!!なにをしているかあああああアアアアああああああっッ!!!!」  バ キ ィ ッ ! !


俺「ぐはああぁっ!!?」 ズサァ─────ッ!!

ド  ッ  ゴ  ォ ー  ン  !  !


シャーリー「あっ、吹っ飛んだ」 (ちょっと残念・・・)

461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 20:12:54.59 ID:ICu46+2UI
しーえん

462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/03(木) 20:14:34.58 ID:BY/b+CI80
お約束キタコレw
支援

463 :試作な俺-16話 支援感謝ナンダナ[sage]:2011/02/03(木) 20:16:00.55 ID:jagwEgoh0

バルクホルン「信じていたのに・・・!おまえは仲間に手を出すような奴じゃないって、思っていたのに・・・なのに!」

シャーリー「あ、あの~・・・バルクホルン?」 おずおず

バルクホルン「そうだ!大丈夫かシャーリー!?」

シャーリー「いやっ、その…………気持ちは嬉しいけど、勘違いしているぞ?」

バルクホルン「へっ?勘違い?」 キョトン

シャーリー「私はただ、俺に髪を洗って貰っていただけだ」

バルクホルン「か、髪・・・?だってさっき、変な声、出して…………」

シャーリー「洗髪って気持ちいいだろ?ちょっと気が緩んでいただけだ。俺は疚しい事なんて何もしていないぞ(多分)」

バルクホルン「本当にか・・・?」

シャーリー「ああ、勿論だ。俺はそんな事する奴じゃないって、あんたが一番知っているだろ?」

バルクホルン(な、何という事だ。私は何という勘違いを・・・・・) ワナワナ

バルクホルン「そうだ俺は!?」 はっ

ルッキーニ「そこの岩に突き刺さってるよー。頭から」

俺「」 死ーーーン

バルクホルン「お、俺ええええええエエエええええええええええええぇぇぇっ!!!」

俺(あははー、川が見える~♪) ピク、ピクッ

464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/03(木) 20:17:22.52 ID:cNYqlPwf0
ナムサーン!
最終更新:2013年01月29日 15:21