『小ネタ』


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385 :試作な俺-小ネタ:2011/06/17(金) 01:31:00.67 ID:dE2oGHnbO

よし。それじゃあ投下します。

時間的には22話の途中、作戦前で俺は療養中です。でもまだ療養中なのにお姉ちゃんに感覚消失の事がバレています。
本編と比べて色々おかしいですが、KKIで見て頂ければありがたいです


───

<基地内・厨房>

エーリカ「~♪」

宮藤「あれ? 何してるんですかハルトマンさん」

エーリカ「あ、ちょうど良かった。ミヤフジ、ちょっとこっち来て~」

宮藤「?」 テクテク

宮藤「Σ う"っ! こ、これは・・・」

鍋「」 グツグツグツグツ

宮藤(……何コレ。鍋の中が多元世界?)

エーリカ「ちょうど味見役が欲しかったんだよー。良かった良かった」 ニシシ

宮藤「あの、ハルトマンさん。これってー……」 オソルオソル

エーリカ「見れば分かるでしょ? シチューだよ」

宮藤「多元世界じゃなくて!?」

エーリカ「えっ」

宮藤「えっ」

386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:32:50.87 ID:VmgkNQfh0
支援

387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:34:40.89 ID:1Zn+hfwl0
いやぁ、多元世界は便利な設定でしたね……
試作しえーん

388 :試作な俺-小ネタ 支援感謝です:2011/06/17(金) 01:38:05.29 ID:dE2oGHnbO

宮藤「……って、何でハルトマンさんが料理なんかしてるんですか? 確か契約書にサインして、料理は出来ない筈じゃあ……」

エーリカ「にゃははははー、甘いぞミヤフジ君」

宮藤「へっ?」

エーリカ「契約が何だ、書類が何だ。あんな紙切れ一枚では、この魂から湧き上がる情熱の炎は抑えられないんだよ」 ドヤッ

宮藤「いや、それって絶対にそんな胸張って言う事じゃ───」

エーリカ「いーからホラ。味見味見」 ヒョイッ

宮藤「んむッ!?」 パクッ

宮藤「…………」 モグモグ

エーリカ「どうかなー?」

宮藤「…………」 パタリ

エーリカ「・・・あれ、ミヤフジ?」

宮藤「」 グッタリ

エーリカ「寝ちゃったのかー、まぁいいや。俺の所に持って行こ~」


タッタッタッタッ……

宮藤「俺さん逃げ、て……」 ガクリ


389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:40:28.35 ID:acaQSyMeO
逃げて今すぐ逃げて
支援


390 :試作な俺-小ネタ 支援ありがとう:2011/06/17(金) 01:44:31.54 ID:dE2oGHnbO

<俺の部屋>

ガチャッ

エーリカ「俺~。お見舞いに来たよー」

バルクホルン「ハルトマン」

エーリカ「あ、トゥルーデも居たんだ。じゃあ、一緒に食べてってよ」 コトッ

俺「食べる……?」

バルクホルン「……ひょっとしてお前、その鍋は・・・」

エーリカ「うん! せっかく俺が起きれるようになったみたいだからね。作ってみたんだ♪」

俺「へぇー? ありがとう」

バルクホルン「『作ってみたんだ♪』じゃないだろ!  契約書はどうしたんだ?」

エーリカ「ふふっ、あんな紙切れ、記憶の彼方に消し去っちゃったよ」 ドヤッ

バルクホルン「は?」

エーリカ「とにかく食べてみてよ。私が作ったこの───」

エーリカ「特性シチューを!」 バァ~~ン

鍋「」 ←遊星からの物体X


391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:44:58.04 ID:T/qibm2L0
衛生兵ー!

392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:45:30.93 ID:1Zn+hfwl0
パラダイムシフト起きちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!

393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:48:44.71 ID:8x8TfHaF0
セミの抜け殻とかも入ってそうだな

394 :試作な俺-小ネタ 支援感謝 >>393ジャイアンシチューですね、わかります:2011/06/17(金) 01:50:27.10 ID:dE2oGHnbO

俺(……何これ。モンスターハウス?)

バルクホルン「俺、ちょっと耳を貸せ」 ヒソヒソ


───説明中───


俺「……なる程ねー。そう言えば前に宮藤からそんな話を聞いたような」

バルクホルン「ああ。悪い事は言わないから、止めておいた方が───」

俺「いや、食べるよ」

バルクホルン「俺?」

俺「せっかくハルトマンが作ってくれたんだ。その気持ちを無碍には出来ないだろ」

バルクホルン「しかしだな・・・」

俺「それにあんたは知ってるだろ? 今の俺の体の状態」

バルクホルン「っ・・・!」

俺「別に食えない物で作ったわけじゃない。見た目少し個性的だけど、ちゃんとした食材で作った料理なんだ(多分)。ありがたく頂くさ」

エーリカ「ねぇー、いつまで内緒話してるの? 食べないの?」 クイッ

俺「悪い悪い。食べるよ」


395 :試作な俺-小ネタ:2011/06/17(金) 01:56:39.65 ID:dE2oGHnbO

バルクホルン「俺…………」


バルクホルン(……今の俺は、長期に渡る戦闘時の薬物投与により、感覚機能をほとんど失っている。もう、痛みも色も温度も分からない……)

バルクホルン(どんな料理を食べた所で、もう匂いも味も食感も分からなくなった俺には意味がないとでもいうのか…………)


エーリカ「はい、沢山あるからね~」 コトッ


シチューらしき物「」 ドロッ・・・


バルクホルン(この匂い・・・) ウップ


俺(間近で見るとちょっとキツいな。……まぁ、今の俺ならどうって事は無いが)

俺「じゃあ、いっただきまーす」 パクッ


俺「…………」 モグモグ

エーリカ「…………」 ジィー

バルクホルン「…………」 (大丈夫、なのか……?)



396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/17(金) 01:56:58.94 ID:acaQSyMeO
シチュー(の筈)がモンハウ扱いってどういう事なの…

397 :試作な俺-小ネタ:2011/06/17(金) 02:02:39.76 ID:dE2oGHnbO

俺「…………」 モグモグ

エーリカ「…………」 ジィー

バルクホルン「…………」 ソワソワ



俺「・・・ごばっ、ガアぁッ!?」 バタリ

バルクホルン(吐血したァーーーーーっ!!?)



< プロト01のインプラント同調率が、急速に低下していきます! 80……70……50……危険域に入りました! 体内グリア値レッドゾーン! 大佐、これは───
< 馬鹿な・・・『拒絶反応』だとぉ!!?
< 処置を急いで下さい! その子の命は・・・・・、その子の命は持ってあと3分───いえ、40秒です!!!
< ワーワー! ギャーギャー!


エーリカ・バルクホルン「「……………………」」


エーリカ「……殺っちゃった☆」 コツン


バルクホルン「『殺っちゃった☆』じゃないだろぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」



(俺は料理を食べていたと思ったらいつのまにか床に倒れていた)

(な… 何を言ってるのかわからねーと思うが、俺も何が起きたかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった…)

(食べられる・食べられないだとか、味覚が有る・無いだとかそんなチャチな問題じゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…)



俺(ああ・・・、時が見える…………) 死ーン・・・

バルクホルン「俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」




<後日>

俺「なんかあの料理食べたショックで感覚全部元通りになった」 ツヤツヤ

バルクホルン「え"っ!!?」
最終更新:2013年01月29日 15:30