昼前、厨房

俺「えーと俺のコーヒー、コーヒーっと」

宮藤「あっ俺さん!」

俺「芳佳にリーネか。昼飯の準備か?」

リーネ「はい。もう少し待ってて下さい。」

俺「あぁ。コーヒー取りに来ただけだから」

宮藤&リーネ「」アタフタアタフタ

俺「あー、手伝おうか?」

宮藤「いいんですか?」

俺「構わないよ!二人共忙しそうだし」

リーネ「それじゃあこの食材を切ってもらえますか?」

俺「よしきた任せろ!」


     トントン、グツグツ

宮藤「それにしてもさっきの坂本さんとの試合、凄かったよねーリーネちゃん!」

リーネ「うん!俺さん凄かったですよ!」

俺「そんなことないって」

俺「結局、負けちゃったしな」

宮藤「でも坂本さんと互角に戦うだけでも凄いです!」

俺「いやまだまだ弱いよ。だからもっと頑張って強くならなきゃな」

宮藤「今の訓練だって充分頑張ってるじゃないですかー」

リーネ「そうですよ!でもなんでそんなに強くなりたいんですか?」

俺「んー大切な人を守る為かなー」

リーネ「俺さんの大切な人って誰なんです?」

俺「えっ?んーそう言われると思いつかないな…」

俺「強いて言えばこの基地のみんなかなー。色々よくしてもらってるし」

エーリカ「あれー俺じゃん。何やってるの?」

俺「二人の手伝いだよ」

エーリカ「ほぇー。二人共、私に言ってくれれば手伝ったのにー」

リーネ「ハ、ハルトマンさんは手伝わなくて大丈夫ですよ!ねっ芳佳ちゃん?」

宮藤「う、うん!ハルトマンさんは料理を食べてくれるだけで私達は嬉しいですから!!」

エーリカ「ちぇっ。つまんないのー」

宮藤「も、もう少しでご飯出来るので待ってて下さいね」

エーリカ「わかったよー」テクテク

俺「手伝ってもらえばよかったんじゃないか?」

宮藤「俺さん…ハルトマンさんの料理の腕、知らないんですか?」

俺「知らないが…何だ?酷いのか?」

リーネ「卵の殻を破るのに…卵を地面に叩き付けるくらいです…」

俺「………止めておいて正解だな…」

宮藤&リーネ「」コクコク


     トントントン、グツグツグツ

宮藤&リーネ「完成!!!」

宮藤「ありがとうございました。俺さん!」

俺「材料切ってただけだけどな」

リーネ「でも俺さん料理上手なんですねー」

俺「いやそうでもない。俺が一人で作ると見た目が汚くなるんだよな」

俺「でも味はいい線行ってると思うよ」

宮藤「じゃあ今度作って下さい!」

リーネ「約束ですよ?」

俺「あぁ今度な今度」





    午後、格納庫


俺「何やってんだ?シャーリー?」

シャーリー「あぁ俺~か」

シャーリー「ちょっとストライカーをね」

俺「ほー、でもその格好はどうにかならんのか?」

シャーリー「格好ってこの姿か?」

俺「それ以外に何があるんだって」

シャーリー「あー!もしかして、気になるのか~?これ?」ボイン

俺「うっ…別に気にはならんけど…」

シャーリー「ほらほら~」ボインボイン

俺「お、おい!やめろってシャーリー!」

シャーリー「触ってもいいんですよ~!」ボイン

俺「こらっ!女の子なんだからそういう事するんじゃないよ」

シャーリー「俺って照れてる時は案外可愛いんですね~」

俺「はぁ…で、なんでストライカーを?」

俺「また速くするのか?」

シャーリー「そんなところ!」

俺「そんなに弄ってると走る棺桶ならぬ飛ぶ棺桶になっちまうぞ?」

シャーリー「アハハハ!なんだ?走る棺桶って?」

俺「俺の世界でそう呼ばれてるバイクがあったんだよ」

俺「止まらない!曲がらない!真っ直ぐ走らない!3速でウィリーするってなやつ」

シャーリー「相当ジャジャ馬なバイクだな~」

シャーリー「俺もバイク好きなのか?」

俺「まぁな」

    ペチャクチャペチャクチャ

俺「おっと、さっきからバイクの話しに夢中になっちまった」

俺「作業の邪魔して悪かったなシャーリー」

シャーリー「いやいや!楽しかったよ!」

シャーリー「いつか一緒にツーリング行きたいな!」

俺「そうだな!いつか俺のライディングテクニックを見せてやっから!」

シャーリー「楽しみにしてるぞ俺!」







      庭


ペリーヌ「よいしょっと」

俺「何やってんだ?ペリーヌ」

ペリーヌ「きゃあ!?」ドサッ

ペリーヌ「お、驚かさないで下さい!!」

俺「悪い悪い」

俺「で、何してるんだ?」

ペリーヌ「これから新しいハーブと花を植えようと思いまして」

俺「ほー。ハーブと花を植えるんか」

ペリーヌ「それで、何か用ですの?」

ペリーヌ「用が無いならどいてくださいまし!」

俺「そうツンツンするなよ」

ペリーヌ「誰がツンツンメガネですのっ!!!」

俺「いやツンツンメガネとは言ってないんだが」

ペリーヌ「お、同じことです」

俺「悪かったよ。土、運ぶの手伝うよ」

ペリーヌ「これくらい一人で出来ますわ」

俺「女の子に重い物は持たせられないからな」

ペリーヌ「…勝手にしてください」

     ドサッドサッ

ペリーヌ「もう結構ですわよ。ありがとうございます」

俺「植えるのも手伝おうか?」

ペリーヌ「んー…それでは、お願いしますわ」

エイラ「何シテンダ?俺?とツンツンメ(ry」

ペリーヌ「ツンツンメガネではありませんわっ!!!」

エイラ「ナンダヨー。最後まで言ってナイダロー」

ペリーヌ「最後まで言わないでください!」

俺「はははっ!」

俺「これからペリーヌと花とハーブを植えるんだけどエイラも一緒にどうだ?」

エイラ「ンーワタシワー…」

俺「手伝えばペリーヌがお礼してくれるかも知れないぞ?」

エイラ「よし!手伝ってヤルカー」

ペリーヌ「あなた方は…」

    作業中
俺「これ、ミントか?」

ペリーヌ「えぇそうですわよ。よくわかりましたわね」

俺「でもこれしかわからん」

ペリーヌ「はぁ…」

ペリーヌ「こちらがレモングラス、こっちがフェンネル、こっちはディレ、オレガノ、セージ、ローズマリー、タイム」

俺「これ全部葉っぱにしか見えんよ」

エイラ「凄いヨナー。ペリーヌは」

ペリーヌ「このくらいクロステルマン家の者ですから当然ですわ」

ペリーヌ「はい!無駄口を叩く暇があるなら作業して下さい」

俺&エイラ「了ー解」


    作業終了

ペリーヌ「今日はありがとうございました。助かりましたわ」

俺「気にするな!」

エイラ「それでお礼はドコダー?」

ペリーヌ「ハァ…これ差し上げますわ。」

俺&エイラ「これは?」

ペリーヌ「ハーブティーです。今日は色々手伝ってもらいましたから。」

俺「おぉ~ありがとう!早速飲んでみるよ」

エイラ「気がきくなツンツンメガネは!」

ペリーヌ「もう好きに呼んでくださいまし…」

俺「それじゃこれで」

俺「ありがとなペリーヌ」



     テクテクテク

俺「どうだエイラ?手伝いすると気持ちいいだろ?」

エイラ「んー。まぁまぁダナー」

俺「まぁまぁか」

俺「そういえばエイラは占いが出来るんだっけか?」

エイラ「タロット占いダケドナ!」

エイラ「ナンダ?占ってホシイノカ?」

俺「おっいいのか?」

エイラ「一回ダケダカンナー」

エイラ「それじゃ私の部屋にイクゾ」



    エイラの部屋

エイラ「で、何を占ウンダ?」

俺「んー…俺とサーニャの仲を」

エイラ「ナ、ナ、ナンデソンナコト!?」

俺「えっ?いや~深い理由はないけど」

俺「この世界に来て初めてあったのがサーニャだったからな」

俺「運命の赤いなんたらがあるのかな~?みたいな」

エイラ「ソンナ占い却下ダ却下!!!」

俺「おいおいそりゃないよ」

エイラ「ウ、ウルサイ!!駄目なもんは駄目ダッ!!!」

俺「ん~じゃあ俺がこの先この部隊のウィッチで上手くやっていけるかどうかは?」

エイラ「それならOKダ!」ペラッ

俺「即答かい…」

エイラ「ンーイインジャナイノカ?まぁまぁ良い結果ダゾ!」

俺「そうか。それじゃお邪魔して悪かったな」

俺「占ってくれてありがとな!」

俺「あ!あと」

エイラ「ナンダヨー。マダナニカアンノカー?」

俺「早いとこサーニャに自分の気持ち伝えた方がいいんじゃないのか?」

俺「早くしないと誰かに取られちゃうかもしれないぞ?」

エイラ「!!!ダ、ダレカッテ誰ダヨ」

俺「ん~宮藤とかー俺とか?」

エイラ「ナ、ナニイッテンダー!!!」

俺「ははっ!冗談だって。それじゃ」

    バタン

エイラ「ナンナンダヨー俺はー」

エイラ「(サーニャと俺…)」ペラッ

エイラ「………」

最終更新:2013年01月30日 14:43