621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/08(月) 10:08:51.65 ID:NSNGfFXuO
んもう!また規制なの! 

第四章「友の優しさ、君の冷たさ」 


あのあと俺は手術を受けた。 
5針縫ったらしい。 
気付いたときにはあれから3日もたっていた。 


「まぁ三日で済んでよかったな!罰は中尉が与えてくれたか、んなーっはははははっ!」 


見舞いに来たのかバカにしに来たのかわからないままガイデルマン中佐は病室を出て行った。 
完治するまでは二度と会いたくない。 


「失礼します。オレさんはいらっしゃいますか?」 


病室の入り口にひょこりと顔を出しているのは、俺を助けてくれようとしたサーニャ中尉だ。 
{手術後に寝ているときもたびたび看病しにきてくれたらしい。

622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/08(月) 10:11:06.07 ID:2iNvaCXu0
この時間は支援少ないからゆっくり投下しないとな

623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/08(月) 10:11:17.61 ID:NSNGfFXuO

「サーニャさん、もう大丈夫ですから気にしないでください」 
「いえ、私の責任でもあるから……」 
「サーニャが気にすることないんダナ。全部こいつが蒔いた種ダ!」 


中尉の背中から、別の中尉が顔を見せる。 


「いやエイラさんはいい加減俺に謝ってください。」 
「そうよエイラ、もともとはエイラに責任があるんだからちゃんと謝らないといけないわ」 
「だってこいつ、サーニャに抱きついてたんダゾ!変態だ!ヘンタイ!」 
「おぼえてないなー」 
「ほら、意識が無かったの。あの時は目もうつろだったし、本当だと思うわ。」 
「そんなわけないダロ!見ろ、こいつの目ヲ!」 
「ぐへ、ぐへへへ」 
「むかつくー!お前なんか絶対除隊させてやるんだからナ!いくぞ、サーニャ!!」 


サーニャさんの手を引っ張り、エイラさんは出て行ってしまった。 

624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/08(月) 10:12:24.13 ID:v6mvVduYO
支援

625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/08(月) 10:18:19.57 ID:NSNGfFXuO
>>622そうするよブラザー 


ひっぱって行かれたサーニャさんは「また来ます」と小声囁いた。 
やさしい子だ。 
おどけていたが、実はあの時の記憶はほとんどない。 
本当に意識がなかったんだろう。 
あんな良い子を見知らぬ男が抱きしめていたら、俺だって蹴ってしまうかもしれない。 
だからなのか、エイラさんには何の怒りも感じてはいなかった。 
嫌われてしまったのが残念だ。 


「ま、いまさら取り繕ったってしょうがないしなー」 


支給されたタバコに火をつける。 
煙が病室から窓へと流れ、外に消えていく。

最終更新:2013年01月31日 15:23