「蒼穹の絆1-3」
一週間が過ぎ、あちこちに顔を出しては質問していく二人も、基地隊員に溶け込んだ。
一方、ウィッチーズ隊は、緊張が高まっていた。ネウロイの襲来がそろそろ、予想されるのだ。嵐の前の
静けさ、としか言い様が無い。非番扱であっても、基地から離れることなく、自主的に基地建物の中で体と
心を休めていた。常在戦場。一般市民には華やかな航空歩兵として認知される彼女たちの知られざる姿。
ハンガーの前、滑走路との接続部の片隅では、サマーベッドを展開して
シャーリーと(常に一緒に
いる)ルッキーニ、そしてハルトマンが水着や軽装で寛いでいた。傍らにはアイスボックスとそれに突き刺さった
ソフトドリンク。上空で空中機動訓練中のリネット、宮藤、ペリーヌにバルクホルンのストライカーが奏でる飛行音
(天気がよいので眠気も誘われる)がなければ、リゾート気分に見えるかもしれない。(整備ピットからの騒音、
匂いも結構きついが・・・)良く見れば、装備一式がベッドの下に置かれていることに気付く。緊急発進に皆備えて
いるのだ。既に、皆インカムを耳に装着している。司令/管制室の指示、上空からの罵詈雑言を聞きながら、目は
瞑っているようでも上空の軌跡を見ている。
―射撃場― 坂本視点
一方、少し離れた射撃場では、ミーナ(坂本に引っ張り出されて参加)、エイラそしてサーニャが訓練
に勤しんでいる。俺と香代も、坂本の要請で飛び入り参加していた。
サーニャは、ロケット砲を射撃場で撃つわけも無いので、手持ち無沙汰だったが、坂本に指示されて観的壕と
の連絡役をこなしている。銃声と硝煙に刺激されたのか、イヤーマフをつけた頭に耳とが出ているのが可愛い。
俺と香代には、坂本が選んだ借り物のMG42。
「(ほお。驚いた。)」
二人の間に陣取って、99式を点射している坂本には、曳光弾を使っていなくとも二人の着弾は観測できる。
「(いい腕だ。魔力で重量と反動を軽減できれば、99式でもボーイズでも使いこなすな・・・)」
全員が数度の標的交換と弾倉交換をおえ、銃は冷却するために後ろに置かれる。基地要員が標的紙を25ヤード
に貼り出した。俺と香代が射台前に立つ。皆はなにを始めるのかとキョトンとしている。
坂「皆、聞いてくれ。昨日、私は俺さんと香代さんに射撃の指導をしてもらった」
皆、目が??マークとなっている。部隊でも有数の射手が私なのだ。
坂「拳銃を携帯しているな?」
皆が頷き返す。
坂「拳銃射撃が得意なものは?手を上げろ」
誰も手を上げんか。ふむ。釣りだすか。
坂「では、あの標的に1弾倉使って3発以上当てることの出来るものは?」
エ「無理ダナ!遠すぎるダロ!」
志願有難う、エイラ。
坂「エイラ。一応、やってみてくれ!」
エエー!という抗議の声は無視して、私はエイラを射台に引っ張り出す。
坂「笑わないから!真剣に撃ってくれるか?」
エイラが渋々、拳銃を制服の下から引っ張り出す。
俺と香代は射台から下がった。
エ「笑うナヨー!絶対ダゾー!」
片手を伸ばして、パン・・・パン・・・パンと弾倉を撃ちつくした。扶桑とおなじ、コンチネンタルスタイルだな。
坂「観的、報告してくれ」
的「えー。着弾2、4点1時、2点10時。以上」
スピーカーから流れる音声に、エイラは顔を膨らませた。
エ「無理ダヨ!!」
すまなかった、エイラ。勘弁な。さ、列に戻って。
坂「私も、昨日同じ距離、同じ的でやってゼロだった。全弾行方不明だ。エイラ、良く当てた!」
ぱちぱちと拍手が起こり、エイラに笑顔が戻った。これでよしと。
坂「では、常識はずれな二人にやってもらう。俺さん、香代さん、お願いします」
はいよ、と片手を挙げつつ射台に入る二人。先ほどエイラが使った台の左右に陣取る。
「戦闘射撃用意!右よし!左よし!全射台安全よし!コメンス!ファイア!!」
二人からの準備完了の合図など待たず、不意打ち的にマイクにがなる。(ふふ。驚くぞ。私も
久しぶりに驚いたんだ)
観客?はこの時点であっけに取られている。そりゃそうだ。こんな
スタートは
初めてだろう。
二人は右手でホルスターの蓋をあけ、左手で蓋を押さえつつ右手で拳銃を引き出す。
そのまま、両手で銃を保持し、下から銃を持ち上げつつ左足が一歩前に出る。のと同時に速連射が
始まった。撃鉄と安全は持ち上げる時に処置しているんだな。発射速度は秒あたり二発?三発か?
あっという間に撃ち終え、二人は更に左右に広がる。次の射台に入ってから弾倉を捨て、新たな弾倉を
銃に装着、装填、安全装置を有効にし、ホルスターに仕舞う。俺さんはコルト45オート、香代君は
ブローニング1910だ。
?「凄い!」
ミーナかな?まだまだw。
坂「左右安全よし!ファイア!」
私は再びマイクに怒鳴る。
今度は左手は使わず、右足を前に出した右自然体となってリズムに乗って撃つ。少しペースは
落ちたが、それでも3秒に2発?リズムに乗った銃声が身体をゆすぶる。また、弾倉が空になった。
二人はまた左右に歩きながら弾倉を入れ替える。また、ホルスターに仕舞う。
坂「最終!左右安全よし!ファイア!!」
二人は左手だけで銃を取り出し、左手のみで銃を構え、射撃を開始した。左足を前にした左自然体だ。
一秒一発弱のペース。
射撃完了。
坂「シースファイア!安全確保!」
二人はマガジンを外し、スライドを引いて薬室にも残弾がない事を表示してから、銃をホルスターに戻す。
坂「観的!標的を混在しないように注意して持ってきてくれるか!」
弾倉を拾い終えた二人が戻ってきた。それと同時に、観的員が息を切らせて地下階段から飛び出してくる。
的「凄いです!いや、本当に凄い!」
興奮した彼に礼を言って、標的紙を受け取る。観的員は二人に握手を求めてから帰っていった。それを
見る全員の目が??マークになっている。期せぬ演出。
的紙を皆の前に順番におく。皆、目が点、だなw。ミーナが唸ってるw
最初の両手連射。両者共に全弾5センチ弱の10点圏に収まっている。
右手の連射。俺さんが9点圏にぎりぎり、香代君が8点圏。香代、ちょっと今日は調子が悪いかな?
左手の連射。共に6点圏。やっぱり、この二人は異常だ。
エ「マジかヨ!」
うんうん、普通そう思うぞ。エイラと私は普通だよw。
サ「・・・・すごい・・・・」
控えめなサーニャらしい。
ミ「オリンピック選手・・とか?」
ミーナ、さすがに頭の回転が速い。
香代君は右手射撃の的を見て、首をかしげている。納得がいかない顔をしている。。
俺「いえいえ。私も香代君もただの軍人ですよ。選手じゃありませんw」
俺さん!逆効果です!
ミ「はぁ・・・そうですか。私も10年選手の軍人なんですが・・・」
ほらw、ミーナが落ち込んだ。私も昨夜うちのめされた思いがしたけど。
俺「練習すれば、だれでも上達しますよ。香代君は、私の元で練習を始めて・・何年だっけ?」
香「はい。もうすぐ3年ですね(苦笑」
坂「私は、拳銃などは飾りだと思っていた。しかし、ちゃんと練習すれば十分な攻撃手段となりえると
痛感した。なので、折角のチャンスだ、俺さんと香代さんに教えて貰おうじゃないか?」
エ「エー?時間かかるんだろー?」
あはは。エイラ、予想通りだな。
サ「エイラ・・・駄目よ。俺さんと香代さんの好意なのよ?お願いします。俺さん、香代さん」
サーニャ、良い奥さんになれるぞ?旦那があれだから、なw
エ「じゃ、ヤルー」
笑いを必死にこらえる。
ミ「私も是非お願いしたいわ」
おや?ミーナもか。これは予想外・・・。
坂「よし!私も当然鍛えてもらうよ。では、お願いできますか?俺さん、香代さん」
俺・香「「はい」」
坂「では!早速。エイラとサーニャは香代さんに、私とミーナは俺さんに指導してもらおう」
あまり考えずにグループ分けをする。せいぜい、内気なサーニャには香代君のようがよいか?
そしてサーニャと一緒なら、エイラも身を入れて練習するかと思った程度。
最初は、各自の拳銃を俺さん、香代君が撃って、照準を確認。その後は、構えから個人指導。
ほお?拳銃の握りを修正する俺さんが、ミーナを後ろから抱くように指導するとミーナが赤くなる
のに気付いた。私は同様の指導を受けても気にならないのだが??ミーナ、あんなに恥ずかしがり屋
だったか?
一時間ほど基礎を学び、数弾倉を消費して本日の訓練は終了。あまり続けても成績は伸びない、と
俺さんも香代さんも口を揃えたしな。集中力が大事、か。これは剣道でも同じだ。合理的。
とりあえず、全員が両手保持で6点圏に入るようになったのは嬉しいことだ。皆も笑顔。上達が
著しかったのはサーニャとミーナだった。素質があるんだろう。私は、まあ、な。
俺「では、訓練は終わりにします。お疲れ様でした。これからも、握り方、両手撃ちの場合は引き
付け方の基本を練習してください。今後も練習を続けたい方が居られましたら、私か香代君に言って
ください。いつでも歓迎です。遠慮は無用。戦うための技術ですからね。お役に立てれば幸いです。
では、お疲れ様!」
訓示が訓示に聞こえないのも、この人ならではだな。私もシゴイてもらいたいが、業務がなあ。
飛行訓練もしなくてはならんし・・・。ミーナも時間を作るのが難しいだろう。
―銃器清掃― エイラ視点
武器庫の一角にある武器手入れ場。
エ「サーニャ、疲れたか?」
普段撃たない拳銃射撃したから・・・眠いダロ?
サ「・・・ううん、大丈夫よ、エイラ・・・・」
やっぱり!疲れてるんダナー!風呂とサウナで疲れとろうナ!
エ「トカレフ、貸しなよ。私が整備する」
少し休みなヨ。
サ「有難う じゃあ、私、エイラのMG整備するね」
いや!私がやるからッ!サーニャは休んで・・・
サ「エイラの銃、手入れしたいの・・・。エイラを護るものだから・・・」
ウワァァァァァ!サーニャ!
―銃器清掃2― ミーナ視点
考え込みつつ、手だけ自動的に動かすミーナ。
「(なんで、あんなにドキドキしちゃったんだろう、私・・・)」
ガチャガチャ ゴト ズーリズーリ
「(後ろから抱きしめられても、嫌な感じがしなかった・・・。少しタバコの香りがして・・・)」
ズーリズーリズーリズーリズーリズリ ズリ シャコンシャコンシャコン
「(ハァ・・・ドキドキしちゃった・・・)ふむ・・・」
「ミーナ、ソルベント借りるぞ」
「はいはい。どうぞ?」
シャーコシャーコ・・・ポイ
「銃身内異物確認・・・よし(俺さんの目、声、手のひら・・・ 全てが優しいのよ・・・)」
フキフキ・・・
「機関部、異常磨耗なし・・・(どうしたのかな・・・)」
ガチャ、ガチャゴチャ。ジャキーン!
「組み付け完了。部品余剰なし、と!(クルト・・・私どうしちゃったんだろう)」
坂「さすがだな、ミーナ。目隠ししても出来るんじゃないか?」
ミ「あら。褒めてくれるの?」
坂「逆だよ。心は今どこに行っていたのやら・・。」
ミ「ちょっと、ね。大丈夫よ」
美緒って、なんでこういうところは鋭いの(汗)
坂「疲れだな!よし!これが終わったら一緒に風呂に行こう!肩を揉んでやる!」
ミ「え!(?) ええ・・・有難う。(最近・・・太ったみたいだから嫌なんだけど)お願いするわ」
若い皆がわたしの裸を見るの・・・・?ああ、気が進まない・・・。
坂「よーし!期待してくれ!マッサージは得意なんだ!わはははは!」
ミ「ええ。よろしくね。(美緒なら年も近いし、ね・・・・)」
愛用のPPK開始。
「拳銃射撃、か・・・(やだ、なにドキドキしてるんだろう)」
チラ・・・俺さんと香代さん、仲がいいわね・・・。
「(気分転換にもいいし。教えてもらおうかしら・・・。仕事の合間の息抜き兼実戦訓練よね)」
カチャ カチャ
「(弾倉に弾をこめるのが大変だろうってやってくれた・・・。あの手のひらが私の手の上から・・・
優しく、だけどしっかり握って・・・・)」
ガシャッ! カチン
「ふ・・・ぅ・・・(なぜ、あんなにドキドキしたんだろう・・・)」
ガシャコシャ ズリズリズリズリ
坂「うぉーい!エイラ!なんで机に部品が余ってるんだぁ!やり直し!」
エ「アァーーーーーーーー!アレェーーーー?」
あらあら、エイラさん・・・。
坂「ボケーとするな!ミーナを見習え!物思いにふけりつつ、も完璧な分解組み立てだ!」
えっ!わたし!!ええーっ!///////
「「あははは」」「・・・・クス・・・・」
ミ「美緒!もう・・・//// (やだ!俺さんに笑われちゃったじゃない。私そんなにボーっとしていたかしら?)」
エ「アアアーーーー!さーにゃ!そんな目で私を見ないでクレーーーーー!」
ミ「(エイラさん、サーニャさん、あなたたちが羨ましいわ・・・・)はぁーっ」
―風呂場― サーニャ視点
エイラはサウナに直行したがったんだけれど、ミーナさんも今日は一緒に入るっていうから。
あとで、サウナも行こうね、エイラ。
二人で浴槽に浸っていると、坂本さんに続いて、ミーナさんが入ってきた。
シ「ミーナ隊長!!いらっしゃーい!」とシャーリーさん。
ル「ねえ!ミーナ!触ってもいーい?」
ルッキーニさんってば・・・・////。シャーリーさんに抱っこされて顔の両側にシャーリーさんの
オッパイ・・・///。
ミ「ふふっ。だめよ?ルッキーニさん?」
あらあら。ルッキーニさん萎れちゃった。しょんぼりする姿が可愛い・・・。
坂「さあ、ともかく先に温まってくれ!」
坂本さんが浴槽にミーナさんを押し込んでる。
わあ・・・ミーナさん、綺麗・・・・。おとなだわ・・・。芳佳ちゃん、目が爛々と・・・。
思わず、自分の体を確かめてしまった。 はぁ・・・。横目でエイラを・・・・ハァ イイナぁ。
エ「サーニャ?どうした?のぼせそうか?お水もってこようか?」
サ「ううん、大丈夫よ。エイラ」
あなたは本当に優しいわね。エイラの顔に笑いかけるとエイラ、沈んじゃった。慌てて腕を掴むけど、
重い・・・。
ハ「エイラ、なにやってんのー!ほらしっかり!」
有難う、ハルトマンさん。
ハ「こういうときは、気付けにね ウシシ」
あ!エイラのおっぱいを揉んでる!///// エイラの胸も綺麗よね・・・。エイラが気付いた。真っ赤に
なってハルトマンさんを追いかけてる。もう、大丈夫ね。ケラケラ笑ってそれを見ている泡まみれカヨさん。
カヨさんも胸がすごい・・・。
ああ、ルッキーニさんがカヨさんを狙ってるわ。わきわき指を動かしてる///.
ミ「ハルトマンさん、エイラさん、その辺で、ね?」
ミーナさんが笑ってる。ちょっと怒ってるの・・・かしら?
ル「つまんなーーーーーーーい!」
なんでだろう、ほっとするはずなんだけど、どこか物足りない・・・?エイラがわたしの胸を横目で見てる・・・
恥ずかしい・・・。そんなに見つめないで・・・見るなら私の目を見て・・・。あ、そっぽ向いてウニャウニャ言ってる・・・。
坂本さんがミーナさんの肩を両手で揉みはじめた。ミーナさん、気持ちよさそう・・・。首筋が色っぽい・・・。私の首筋ってどう見えるんだろう?撫でてみるけど・・・わからない・・・。
サ「気持ち・・・いいですか?それ・・・」
やっと、ミーナさんに話しかけることが出来た。
ミ「ええ、とっても!書類仕事で疲れが溜まっていたのね。ありがとう、美緒」
ふーん。気持ちいいのね・・・。
ミ「サーニャさんもやってもらう?ほんと・・・気持ちがいいわ・・・」
サ「あ・・・私は大丈夫です。・・・・坂本さん、ミーナさんお疲れですから沢山マッサージお願いします・・・」
ミ「優しいわね、有難う・・・」
ミーナさん、笑ってくれた・・・。お母様みたい・・・。
坂「ミーナの場合、胸が重くて肩がこるんじゃないか?」
坂本さん・・・?
シャ「ああ、それはあるね!お風呂だと軽くて楽になるよなー!なあ?バルクホルン?」
あ・・・それをシャーリーさんが言うと説得力あります・・・凄く。そうなのかしら・・・。思わず自分の胸を
持ち上げてみる。エイラもつられて。。
バ「な!なんて軟弱なことを!浮力に助けてもらってどうするか!!」
バルクホルンさん、中腰になるとオッパイがすごく強調されて・・・綺麗・・・。
ハ「さすが!張り良し色よし!バルクホル~ン♪ダネッ!」
名言、です・・・ハルトマンさん。
バ「!/// 何馬鹿なことをいっているかぁぁぁっ!!って!揉むなぁ!ゴラァ!!」
ハルトマンさん、真正面から///////
ふと気付くと、大騒ぎのなか・・・
お湯の中で胸を持ち上げて頷いているルッキーニさん、彼女の頭を撫でて笑うシャーリーさん。
ミーナさんも首をかしげながら持ち上げている・・・。坂本さんの胸を凝視して真っ赤になって
いるペリーヌさん・・・。眼鏡が曇っているから確かじゃないけど、目が血走っているような・・・。
リーネさんは顔を赤くして胸を押さえながら横に移動してるし・・・芳佳ちゃんはその後を
わきわき追いかけているし・・。カヨさんも大笑いながらたぷたぷさせてる・・・。すごい・・・。
ハ「にゃはははは!わたしは肩こりなんて無縁だよーだ!」
ハルトマンさんが仁王立ちして・・・・。ハルトマンさん、いつも明るいものね・・。
ミーナさん、気持ちよさそうに目を瞑ってる・・・。溜息色っぽい/// 騒ぎも耳に入らないのね・・・・。
あ!エイラがわたしの目を塞いだ・・・
エ「しゃ しゃーにゃ!見ちゃ駄目だ!見なくていいから!」
エイラのオッパイがわたしの背中に当たってる・・・///
サ「エイラの肩、揉んであげたいんだけど・・・」
パッと手が離れた。
エ「お・・・・オッ お願いッシマスッ!」
はい・・あっち向いてね・・こうやってと・・・どう?
エ「す・・すごく・・・」
えいら?泣いてるの?
エ「ち ちがうよっ!汗だよ!ほら、熱いから!気持ちいいよっ!」
そう・・・。私も嬉しい・・・。
サ「もっと強く揉んだほうがいいかな・・・?」
坂本さんの手の動きを真似しながら聞いてみる。腕全体を使うの・・・ね。こう、かな。
エ「いえ!あの!天国です!!」
気持ちよくなってくれたのね。良かった・・・・
エ「わ、わたしの人生に!悔いはッ無いッ!」
ふふっ・・・・・・・・。
坂「ミーナ。次は腰だ。洗い場で横になってくれ」
腰??肩揉みのつぎは、腰揉み?
ミ「えっ!裸で?いえ、もう十分よ・・・」
坂「遠慮するな!椅子に座ってばかりいると腰の筋肉が硬くなる!腰痛を起こすぞ!」
カヨさんが、バスタオルを数枚持ってきた。ミーナさんがそれを見てほっとした表情を
浮かべたけれど・・・床に敷いちゃった・・・。
ミ「えっ! いえ、あの、美緒!恥ずかしいから!」
坂「遠慮するな!さ!」
無理やり始めちゃった・・・。でも、ミーナさん気持ちよさそうに呻いてる。腰のあの辺を親指で押すのね・・・。
ミーナさん、ギリシア彫刻みたい・・・。私も将来、ミーナさんのようになれるかな・・・?私の憧れ。
あら、皆、興味深々で周りに寄ってきた。
ミ「うーん・・・うっ ・・・・うーん・・・恥ずかしいけれど・・・気持ちいいわ・・・あ。そこ!」
なるほど・・・・なるほど・・・。皆も頷きながら見ている。そうね、あとで交代でやれば・・・。
香「じゃあ、私が足裏マッサージやりますね!」
カヨさんも出来るんだ。扶桑の文化、なのかしら・・・。
坂「おお!香代君、頼むよ!」
坂本さん、張り切って馬乗りになってる・・・/////あの・・・丸見え・・・・//////。
ミ「うーん・・・ああ・・足も気持ちいい・・・うーn ウッ! イタァァァァィ!」
ん?
香「我慢してください!痛いところは内臓や器官が悪いってことなんです!ここは胃です!」
痛いのは嫌・・・でも内臓・・・。内臓が悪くなると・・・・(汗)
坂「胃か・・・ストレスで胃が荒れると大病になると聞くぞ?気をつけなければ・・・」
坂本さんがミーナさんに説教するってのも、初めて見るかも・・・。ミーナさん、余り暴れると腰に掛かった
タオルがずれちゃいます・・・・////。
ミ「ぁ・・・ァッ! う・・ウーン ァッ! アア!・・・・あーッ!」
・・・・顔を赤くしてるミーナさん。頑張ってください。
他の人は、なぜ顔を赤くしてるんだろう・・・。痛いのはミーナさんよ?
エイラにやってみよう。
エ「ん?肩お仕舞い?今度は足の裏?アア、ミーナもやってるんだな」
縁に座って。足、綺麗ね・・・
エ「ソ そうかナー? ァーギモチイイ・・・・ サーニャはなにをやっても上手だね/// イデッ!
イデデデデッ!ちょ!たんまぁ!サーニャァッ!」
痛いのは内臓が弱っている場所なんだって・・・我慢してね?エイラ・・・。ここ。グリグリグリ。
エ「ハッ アッ はひぃ! あの お手柔らかにおねぐぉぉぉい いたぁい!ヌ・・・ヌォォォ・・・」
エイラ、いつも私を護ってくれるエイラ・・・健康でいて・・・。大事なエイラ・・・。
香「あ、そこを痛がるのは・・・脳ですよ、サーニャさん」
はい・・・脳って?エイラ・・・。
エ「うゎぁぁぁ!ハッ!ハッ!オオオ! 大丈夫だ!愛の力で!耐えて見せる!さーny ウギャァァァァァ!」
うん。我慢して・・・。
ミ「か!カヨさん!や やめてっ!お願いdkr ィャアアアッん!ア! あん アッ!」
なんだかちょっと・・・恥ずかしい声です、ミーナさん・・・/////。
香「偏頭痛とかでていますね?」
お仕事しすぎよ・・・。我慢してください、ミーナさん・・・。大事な隊長・・・。
坂「健康のためだ!がまんせい!せいといえば整体か!それもやるか!わっはっは!」
坂本少佐、本当にお元気・・・。顎を掴んで思い切り背中を反らせだしたわ・・・。
ミ「ああああああああああああああッ!・・グォ・・・!だめぇー!やめてぇー!」
犠牲者は悶絶、傍観者は抱腹絶倒の湯浴み処。真剣なのは施術者だけ。
************************************************************************その日の夜半、エウロイが襲来。迎撃した隊員の奮闘により、無事撃墜された。
なお、肩こりマッサージなどを受けた二人が、切れのある働きをしたと評価された。
「身体がとても軽く感じた」「魔法力が増大した」のだそうだ。(それにより、肩こり
マッサージは隊員に受け入れられた。)
解散前に、坂本少佐とバルクホルン大尉の提案で、明日の夜、慰労会を催すこととなった。
ミーナ隊長も快諾。その夜の哨戒は、先の作戦に参加した隊員の疲労を理由に、俺少将と
加藤少尉が名乗り出、了承された。彼らはスピットファイア戦闘機を駆って出動。
なお、足裏マッサージと整体は、一部隊員にのみ伝わった。マッサージの目的ではなく、
起床の弱い隊員への愛情として使われたという。)
************************************************************************
1-3終
最終更新:2013年02月02日 12:00