「蒼穹の絆3-6」

―戦闘&息抜き―

早朝0550時。警報が唸りだす。
ある者は歯ブラシを放り出し、ある者は朝訓練の後の風呂から飛び出す。サイレンの音が変化 
した。『全パイロット、直ちに上がれ』

 身体を拭いていた濡れタオルを放り出す。シャツに腕を通し、飛行装具を引っつかんでドアに
 飛びついた。走りながらシャツのボタンを留める俺の前後に隊員が必死に走っている。ぷうも
 走る。命が掛かった全力疾走。
 ハンガーには怒号が渦巻いている。俺の機付き整備員が準備を整えてくれていた。駆け寄る。

整備「少尉!準備よし!完調です!基地上空で集合との事!」

 話しかけながら、兵装ラックの安全把を叩く。安全バーが解除された。通常の安全規定は一切
 無視される。迅速が全て。

俺「サンクス!」

 靴を蹴り脱ぎ、ユニットと結合する。一気にエンジンスタート。ユニットアンカー解除。
 暖気しつつ装具を装着する。整備がこまごまと手伝ってくれる。耳にインカムを入れてくれた。
 背に背負うM3に弾倉を叩き込み、念を入れてもう一度叩く。ボルト!よし!カバーよし!インカム
 を通話に。整備が二人で持ってきてくれた荷物を両手で受け取りつつ怒鳴る。

俺「管制!俺少尉!準備よし!離陸良いか!」

 整備兵がすっと下がる。パワー!よし!回れ回れ!まだ冷えている?機嫌直せよ!

管制「俺少尉!コン!グリーン!発進せよ!!」

俺「ログ!ゴー!」

 整備兵が親指を立てくれる。頷いて答え、一気にフルパワーをかけダッシュ。左右よし!

・・・・・

ミーナ「全員揃いましたね。方位2-4-0、距離35、高度8に大型ネウロイ二機。ロマーニャ
 への針路を取っています。これを迎撃、撃滅します。方位2-8-5にて編隊最高速。
 高度9500に緩上昇。全機変針!」

 俺はトゥルーデと編隊を組む。今日の武装は大型吸着地雷1個。これがメイン。サブはカール
 スラント製のパンツァーファウスト3本。1箱4本入りなので、残り一本はトゥルーデが背負
 っている。くれぐれもこれで殴りかかるなと念を押した。後はM3と拳銃。トゥルーデに頼んで
 M3の試射をしてもらう。両手は地雷でふさがっているから。

 予定高度に達し、水平飛行を続けるうちにサーニャが敵情を報告し始めた。それを聞きつつ、
 俺はのんびりと対装甲吸着地雷に信管をねじ込む。吸着部には大型のスパイクが4本着けられ
 ている。敵の外殻が磁性体とは限らない。アロンアルファでもありゃーな。

ミーナ「俺さん、それを使うのね?」

俺「ええ、物は試し。うまくいったらお慰み!」

坂本「では、私がコアの場所を指示する。頼むぞ」

バルクホルン「無理はするなよ。手順にも気をつけろ」

俺「了解!今日のジャンプのお供は?」

ミーナ「ええ。最初は全体でジャンプ強襲を掛けましょう。俺さんは坂本少佐とバルクホルン
 大尉と共にジャンプして二番目へ。いい?」

俺「了解。敵と同航にすることを具申します。実体化後、速やかに後方から攻撃出来ます」

ミーナ「ええ!サーニャさん、針路と速度は?」

サーニャ「はい。方位0-2-1。速度5-5-0でいいと思います」

ミーナ「有難う。では変針!0-2-1 速度5-5-0!今!」

 一斉に右バンクしてヘッドを021に、且つ増速する。

ミーナ「俺さんを中心に、二番班が最初に俺さんとコンタクト。続いて一番班がその外側で
 二番班と手を繋いで」

 俺の二の腕をトゥルーデと少佐が掴む。後は任して、作戦を練る。よし、後ろに一回ジャンプ、
 距離を正確に測定し、目標を定めてから再ジャンプして一番班を離脱させよう。

俺「隊長。最初のジャンプでは分離無し。再測定でもう一度ジャンプ。そこで一番班離脱。高度
 差は現状維持。よろし?」

ミーナ「了解。一番班。俺さんがマークするまでコンタクトを維持!忘れないで!準備よし!」

俺「用意! ジャンプ!」

 実体化。2キロほど離れた場所だ。よし、左側に第一番班を落して行こう!

俺「二回目用意! ジャンプ!」

俺「一番班!ブレイク!敵12時下方30度! 二番班!継続ジャンプ!」

 少し距離を縮めて実体化。

俺「ブレイク!少佐!指示を!」

坂本「軸線左中央部!一発撃つ!着弾に注意!」

 横で腹に響く銃声。ああ、着弾の火花が散った。偏った場所だ。

坂本「まだ動かない!行け!」

 返事は省略。ジャンプ!

 目標の三メートル上で実体化。無理やりテレキネシスを使って同航同速とし、自分を引き寄せる。
 漏斗をさかさまにした形状の吸着地雷のハンドル部分を両手に持って、思い切り叩きつける。
 よし、固定! ハンドルトップの点火線の金具をしっかり引っ張る。紐が伸びきった孔から白煙が
 出た。点火確認!4秒!

俺「セット!退避!」

 とんずらジャンプ!

 上100で実体化。パンツァーを構えるトゥルーデの少し脇だった。パンツァーを一本小脇に抱え、
 激発スプリングを引く。眼下で大爆発。シールドを張り爆風を回避しつつ照準器を起こす。
 どうかな?お!コアが見えた!狙って発射。トゥルーデもほぼ同時に撃った。

 よし!撃墜!なかなかでかい孔が開くな!
 トゥルーデと笑いあう。あ、一本もって行けよ!

坂本「よし!うまく行ったな!では向うの応援に行くぞ」

俺「下側が手薄のようですね。そっちにジャンプしましょ」

坂本「よし。合流する!」

 三人でジャンプ。敵の真下50メートル。早速二人でパンツァーファウストをぶっ放す。爆風をシールド
 で遮る。銃を構える。あれ?何も無いわ。逃げたか!

坂本「この野郎!コア、上方に逃げたぞ!現在右翼の後ろ側!」

 隊の半分以上が上下からコアを追い掛け回し、その背後から上をサーニャ君達、下をリーネ君がチャンス
 を狙う。

 最後はコアの隠れ蓑をサーニャ君が吹き飛ばして撃墜。

ミーナ「皆さん、お疲れ様!皆大丈夫ですね?」

シャーリー「腹へったぁー。急いで帰ってご飯にしようよ~」

 皆朗らかに笑う。そうだった、朝飯食ってなかったな。

宮藤「はい!後は盛り付けるだけですよ。ね、リーネちゃん」

リーネ「大丈夫です!」
俺「熱い味噌汁が飲みたい」

エイラ「また皆いっぺんに運んでくれヨ。イイダロ?サーニャ疲れているんダ」
ハルトマン「あ!それがいい!お願い!俺!」
ルッキーニ「おれー!ポンッパッ!やろやろー」

ミーナ「ダメよ?無理言っちゃ」

 トゥルーデが眼で問い掛けてきた。うん、大丈夫だよ。

俺「今日は小型相手の短ジャンプが無かったから、疲労が少ないんでやれますよ。早くメシと風呂に
 しましょうよ」

 トゥルーデが微笑む。つと手を伸ばしてきた。自然に手を繋ぐ。
 廻りも大騒ぎしながら一列横隊を組む。んじゃ、帰りましょうか。

俺「滑走路の手前1000にて実体化。用意。ジャンプ」

 実体化した俺の目に滑走路と、端で座って待っているぷうの姿が見えた。一度フライパス。

ミーナ「今日はもう敵襲も無いでしょう。食事の後は皆さん休養を取ってください」

 着陸態勢に入った隊員から歓声が上がった。あ、ぷうが尻尾振ってる。

*


俺「トゥルーデ、いいか?」

バルクホルン「ああ。開いている」

 食事の後、俺はトゥルーデとエーリカ君の相部屋を訪れた。

バルクホルン「どうした?」

俺「この後の非番、やることは決まっているのかい?」

バルクホルン「いいや。ぷうを風呂に入れるかな、位しかないが」

俺「良かったら、海でシュノーケリングでもやらないか?ほら、ロンドンで」

バルクホルン「ああ!そうだった。教えてくれるのか?」

俺「うん。じゃあ、良かったらこれに着替えて。道具を持って海岸に行っているよ」

 トゥルーデに紙袋を渡す。ん?横の魔界から頭が覗いた。寝ていたのか。

ハルトマン「海行くの?私も行きたーい!いい?」

バルクホルン「ああ。皆にも声掛けてくれるか?」
俺「みんなで楽しくやろうよ」

 じゃあ、と二人に手を振って自室へ戻る。マスクとシュノーケルは4セット用意した。
 皆で順番に使えばいい。あとは、タバコとライターとナイフ。ドライバーも。ああ、そう
 だった。
 食堂に寄り、バターと醤油、白ワインに塩胡椒を分けてもらう。ソフトドリンクにフォーク。
 ジャガイモの袋を一つ。洗い物を片付けていたリーネ君と宮藤君を海に誘う。二人も後で来る
 ことになった。

 箱に一式入れて、ぷうと海岸へ。トゥルーデが来るまでの間、流木で焚き火を起こそう。

 盛大に火を燃やし始めたところに、皆が来た。ああ、全員来たんだな。

ミーナ「今日は私ものんびりさせて貰うわ。たまには泳ぎたいし」

俺「そうそう。のんびりしましょ。美味いもん作るから」

ルッキーニ「わぉ!美味しいもの?楽しみぃー♪」

坂本「一応、本日は水泳訓練の名目としたからな。ま、適当に泳げ」

ペリーヌ「坂本少佐!なんてお優しいんでしょう」
シャーリー「ありがとう、少佐!さぁ、楽しむぞぉ!」
サーニャ「暑い・・・」
エイラ「俺に道具借りて潜ろうヨ。海に入れば涼しいヨ」

ハルトマン「ねえ!皆!トゥルーデが水着を新しいのにしたんだ!すっごいよ!見て!」

 皆の目がトゥルーデに集まった。上に白いシャツを羽織った彼女はモジモジしている。
 下はショートパンツ。

バルクホルン「いや。ちょっと恥ずかしいんだが」

ハルトマン「いいじゃん!ほら!脱いだ脱いだ!ルッキーニ、下をお願い!」

 寄ってたかって脱がし始める。皆は笑ってそれを見ている。

バルクホルン「に、似合うかな?」

シャーリー「うぉ!すっごくセクシーだぜ!な、ルッキーニ」
ルッキーニ「うゎちゃーーーーーぁ!すご!ねえ、揉ませて~♪」
坂本「ルッキーニ?俺が可哀想だろう」
ミーナ「素敵よ!似合ってる!」
ルッキーニ「ウヂュー・・・。ジャア、ミーナタイチョウハ?」
ミーナ「駄目よ?ルッキーニさん」
リーネ「スタイルお綺麗だから、凄く似合います!ね、芳佳ちゃん!」
宮藤「ワキワキ」
ペリーヌ「お似合いですわ、ねえ少佐」
坂本「宮藤!ワキワキするな!」
サーニャ「わぁ・・・・」
エイラ「・・・・ウーン、マケテル」

 黒いビキニ。さほど派手ではないが。似合ってよかった。彼女に微笑むと、照れながら笑って
 くれた。

ミーナ「あれは俺さんが選んだの?」

 またばれているし。笑って答えておく。敵わん、この人には。

 エーリカが持ってきたビーチパラソルを立てて、休憩所を設営。トゥルーデに用具を渡して
 説明する。まあ、シュノーケルの先から水が入ることだけ警戒するのと、潜った後、入った
 水を吹き飛ばすだけだ。残り2セットは、サーニャ君とエイラ君が使うこととなった。順番
 待ちの人は、泳いだりぷうと波打ち際で遊んでいる。

 強化ガラス部分に唾をつけ、塗り広げて海水で洗う。では、いきますか?

 磯と浜の境目までシュノーケルの練習。まずは水面を泳ぎながら。彼女は難なく慣れた。
 いいぞ。サーニャ君たちも問題なし。運動神経いいもんな。
 んじゃ、潜る練習。垂直に頭を一気に下げる。最初は手で水を掻く。すとんと沈み出したら
 足も使う。浮き上がったら、思い切り溜めていた息を吐く。そうそう。よし、三人とも合格!
 生徒が良いからすぐにレクチャーお仕舞い。耳抜きと足が攣った時の対処も教えた。

 そこで二組に分散。俺とトゥルーデは深めの磯に移動する。徐々に潜水時間を延ばす。
 水中の彼女の姿は美しい。しなやかに四肢を動かして自由に舞っている。肺活量も多いんだ
 な。長時間、水中に滞在できる。負けてるな、俺。水底の岩石の間に群れる魚達を優雅に追い
 かけている彼女。マスク越しに笑いあう。素潜りが気に入ったようだ。夢中で魚と戯れている。
 サーニャ/エイラ組も合流。彼女達にプラスチックの袋に入れたパン屑を渡す。三人とも喜んで
 魚にあげている。ウツボにびびる彼女の顔に笑いが。

 ふと気付く。そうだった。彼女に貝をとると告げると、きょとんとした顔をする。見ていて。

 腹式呼吸で多めに酸素を身体に取り入れる。よし。一気に水底を目指し、岩の下を覗きこむ。
 いたいた。ドライバーを岩とアワビ・トコブシの間に突っ込んで一気に剥がす。それを彼女に
 手渡すと、不思議そうな顔で指で突いていた。腰に挟んでいたジャガイモ袋を広げ、その中に
 入れる。彼女が袋を持ってくれた。どんどん続けよう。

 二人で協力して20キロほど獲った。袋を俺が持って、彼女の腰を抱きしめる。立ち泳ぎする
 二人の身体が擦れ合って、ちょっとムラムラする。さっと周囲を見るが周りの死角らしい。
 キスしちゃおう。悪戯っぽい顔をする彼女が愛しい。もう一度。

 あれ?サーニャ君達が緊急浮上。エイラ君が咽ている。顔が真っ赤。どうした?

エイラ「グェッホ。ゲホゲホ。俺ぇ!上で何してんだヨ! 羨ましいじゃないカ!」

 二人で真っ赤になる。エイラ君たちは更に真っ赤。サーニャ君に引っ張られ、また沈んだ。

 彼女と背泳ぎになって、手を握り合って暫く漂う。青い空が眩しい。波に揺られる浮遊感。
 横には、水滴を顔につけた美しい彼女の顔。この人を好きになってよかった。見つめていたら
 気付いた彼女に問われる。『何を考えている?』と。正直に話すと、笑いながら赤くなる。
 『私もだ。私を好きになってくれて有難う』と返してくれた。二人で笑いあう。
 さ、一旦帰って、荷物を浜において一服しよう。近くまでジャンプするよ?あ、息止めて?

 休憩所の手前の水面上空5メートルで実体化。盛大な水柱を上げる。周りが大笑いしている。
 楽しくやらなくちゃ。

 次の組に用具を渡す。シャーリー/ルッキーニ組。トゥルーデが講師をしてくれるというので、
 ありがたく任せて俺は貝の始末に。トコブシとアワビに分ける。地中海のアワビはでかいな。
 それを半分に分け、残りはまた袋に戻して波打ち際の岩の間に押し込める。これは、宮藤君達
 に頼まれていた分となる。貝殻の分を差っぴいても4キロ以上はあるだろう。

 戻るとき、波打ち際の海草をせっせと拾う。リーネ君達が手伝ってくれた。
 それをひとまとめにして、テレキネシスで焚き火の脇に置く。俺たちは空手でのんびり帰る。
 あ、彼女が帰ってきた。

 さて!半分を海草で確り包む。テレキネシスで焚き火の脇に火床を作り、海草をタップリと
 敷き詰めてからそれを並べていく。皆で騒ぎながら包み作業。伊豆の漁師に教わった磯料理だよ。
 楽しみに。こんなもんかな。上に更に残りの海草を敷き詰め、キッチンペーパーも置く。少し砂
 を掛け、その上を炭火でこんもり覆い、流木を追加。一丁上がり。

 次は、残りの貝を均した残りの炭火に置き、直火で根気良く炙る。タバコ吸おうっと。

 あ、サーニャ組が帰ってきた。ニコニコしている。楽しかった?
 入れ替わりでリーネ/宮藤組が出て行く。トゥルーデに火の番をお願いして、講師となる。

 戻ってきたが、もうちょっと時間が掛かりそうだ。トゥルーデ、ちょっと遊ぼうか?
 ぷっちょはずぶ濡れ砂まみれになって、ミーナさんの踝のところで休憩中。エイラ君達が彼の
 尻尾で遊んでいる。

 少佐が甲羅干ししている先で、トゥルーデと手を繋ぐ。エーリカ君とエイラ君が口笛吹いてる。
 いくぞ?

 海岸から100Mくらい先は水深が十分に有る。そこで高度13Mくらいで実体化。水柱を立てて
 落下。落ちてからも手を繋いでいたので、抱き合って浮上。どう?楽しかった?
 おや、ビキニがずれたぞ。そっと直してやると、真っ赤になった。暫く笑いあう。

 海岸にジャンプで戻ると、皆が列を成して待っている。やる? 俺がいちいち戻るのも骨だ。
 それに、他の子と遊ぶと彼女に悪い。よし、テレキネシスで行こうか?

 皆、其々の希望高度を聞いてから放り出す。ハルトマン君が最高の15メートルを希望。
 派手に飛ばす。うお、回転しながら飛び込んだ。すごいな!シャーリー君も負けじと挑戦。
 ミーナさんも10メートル。なかなか度胸の有る人だ。帰りもテレキネシスで引っ張る。これ
 がまた、皆さんに好評。ルッキーニ君は蛇行しての暴走を希望した。宮藤君とリーネ君は
 二人で一緒に希望。任せなさーい。

 焚き火に戻る。トゥルーデがソーダ水を渡してくれた。有難う。
 おお、いい按配になってきた。半分に醤油、残りにバターと白ワイン、塩胡椒を少々。
 後は水気が飛ぶまでの我慢。

 それを待つ間、取り留めの無い話をトゥルーデとする。

 全員が一旦浜に戻った。運動したから、皆腹が減った顔をしている。んじゃ、食べようや。
 炙り焼きにナイフを入れる。皆にナプキン代わりの海草を渡し、其処にテレキネシスで焼けた
 貝を次々に渡していく。はい、フォーク。どう?

宮藤「わぁー。夏の海の家みたい!美味しい!」
リーネ「初めて食べました。美味しいです!」
ハルトマン「香ばしいね!歯ごたえ最高~」
シャーリー「食欲沸くなあ!うん、うまい!いや、どっちもいい!」
ルッキーニ「おかわりぃぃぃぃ!」
トゥルーデ「美味しい!バターソースもいいな!」
ペリーヌ「どちらも美味しい・・・ワインが欲しいですわ」
坂本「ビールが飲みたいな!はっはっは」
ペリーヌ「いいですわね!ビール!」
ミーナ「今日は良いわよ」

 ダッシュで走るハルトマンとシャーリー。よろしく~。楽が出来た。 

エイラ「貝って美味しいんだナ。ほら、サーニャ。あーん」
サーニャ「・・・・美味しい・・・。エイラ、ありがとう。あーんして」

 あはは。ほら、トゥルーデ?あーん?
トゥルーデ「有難う」

ハルトマン「この!ばかっぷる二組は!あはは」
シャーリー「もっと激しくやったら?私たちは空気でいいよ?」

 皆、ビールやらソーダを抱えたな。んじゃ、次いこうか。

 そっと炭火と砂を取り除ける。気をつけないと。よし。湯気が歓声が盛大に上った。ふふ。
 萎れた海草を捨て、貝を包んだのを取り出す。あち。ナイフで海草ごと中身を切り、海草を
 捨てて皆に渡す。はいどうぞ、このままで食べてご覧。

 皆、口も開かずにフォークで一生懸命食べている。ビールが進むでしょ。

ミーナ「塩味だけよね?でも、凄く美味しい」
「「「「「「「「うんうん」」」」」」」」」」

俺「えへへ。磯蒸し焼き、です。お代わり沢山あるからね」

 美味しいものを、親しい仲間と食える・・・か。忘れていた。この幸せを・・・。

ルッキーニ「おかわりー!!三つ頂戴!」
シャーリー「お代わり両方!ビールビール!」
エイラ「あーん」
サーニャ「グビグビ モグモグ 美味しい・・・」
ミーナ「私もお代わり♪ビールも!」

俺「おう!ちょっと待ってろぉ!トゥルーデ!ビールのほう頼むよ!」


 その後、二人でのんびりと過ごす。熱い砂が心地いい。横には彼女。指先だけ触れている。


************************************************************************
最終更新:2013年02月02日 12:13