P2Jネグシフト計画
[解説]
P2Jネグシフト計画とは聖華暦780年に自由都市同盟政府主導で行われた官民共同での都市同盟軍次期主力艦研究開発計画のことで、「P2Jネグシフト計画」という名前はPublic-Private Joint Next-Generation Capital Ship Fleet Development Plan、すなわち官民共同次世代主力艦艇群開発計画の略称である。
このP2Jネグシフト計画は、都市同盟軍研究所と同軍工廠が中心となり、自由都市同盟成立初期から陸上、水上艦の製造を担う諮問機関であり、計画と同年に南部諸国連合構想の一環として組織再編されたばかりの企業、シームド・ラボラトリーズや同盟初の軍用陸上輸送艦を製造販売し、他にも数多くの大型艦船開発を手掛ける大型艦船の権威ともいえるガスリー造船といった、自由都市同盟の有力な造船企業が参加する形で進めらた。
その開発においては砲配置や設備配置の設計や船体そのものの製造は民間企業側に、艦砲などの武装類の開発、製造と艤装の実装は軍工廠で行われている。
またホバー推進装置や推進用の魔導スラスター、艦船搭載用多重炉心大型魔導炉や魔導障壁発生装置などの重要設備に関しては、参加企業と都市同盟軍研究所での共同研究という形での開発が行なわれており、規格の共通化が進められている。
このため、艦船ごとに、艦種による違いはあれど、根本的な設備のその操作方法や使い勝手などの部分で大きな差が出にくいようになっているのだ。
その開発においては砲配置や設備配置の設計や船体そのものの製造は民間企業側に、艦砲などの武装類の開発、製造と艤装の実装は軍工廠で行われている。
またホバー推進装置や推進用の魔導スラスター、艦船搭載用多重炉心大型魔導炉や魔導障壁発生装置などの重要設備に関しては、参加企業と都市同盟軍研究所での共同研究という形での開発が行なわれており、規格の共通化が進められている。
このため、艦船ごとに、艦種による違いはあれど、根本的な設備のその操作方法や使い勝手などの部分で大きな差が出にくいようになっているのだ。
計画の始動にあたり、まずテストケースとして建造されたのが、ガスリー造船が設計を担当したコンシダイン級機兵母艦とシームド・ラボラトリーズが設計を担当したグロウ・ヴァール級護衛型陸上巡航艦である。
すなわち、同盟の基本ドクトリンに適合する艦隊を構成する艦船群として、旗艦にあたる正規機兵母艦とその護衛艦を製造し、計画自体の有用性評価を行ったのだ。
結果として、両企業が開発した2種の艦船は共に聖華暦830年現在でも名艦として知られているように高い評価を受け、開発計画そのものも本格的に始動することが決定された。
すなわち、同盟の基本ドクトリンに適合する艦隊を構成する艦船群として、旗艦にあたる正規機兵母艦とその護衛艦を製造し、計画自体の有用性評価を行ったのだ。
結果として、両企業が開発した2種の艦船は共に聖華暦830年現在でも名艦として知られているように高い評価を受け、開発計画そのものも本格的に始動することが決定された。
以後この計画の中では、キングストン大型機兵母艦や軽機兵母艦ヴァルハイ級機兵母艦、カレッタ・カレッタ級水陸両用輸送艦、[バルバロイ級強襲揚陸艦]]など、聖華暦830年現在でも数多く運用される名艦が次々と産み出されることになる。
[計画によって開発された艦船]
- インプレジナブル級陸上戦艦
正規機兵母艦
大型機兵母艦
軽機兵母艦
- グロウ・ヴァール級重巡航艦
- カレッタ・カレッタ級水陸両用輸送艦