独立傭兵レイヴンが撃破したカタフラクトの
残骸をベースに、BAWS第二工廠にて
外部の技術者の協力を得て修復された、
アーマードコア用増加兵装パッケージ。

機体名称のB.A.D.は
BAWS
Armored Core
Destructor
の略称であるとのことだが、
おそらくは多分に言葉遊びの類であろう。

開発経緯はリバイバル・フェスティバルを参照のこと。

BAWSの得意とする爆発物や実弾を
中心とした兵装構成に改修されており、
主に中遠距離への火力支援を重視した
武装が搭載されており、近接防御はコアACに
依存する設計思想となっている。

現状、2機が存在しており、1号機は
設計指針策定にも携わったタクティル・イテヅキ
専用オプション兵装となっているが、
2号機については解放戦線メンバーならば
誰でも使用可能となっている。
搭載武装についても、BAWS製重四脚MT用の
ものを中心に任意で換装できるようだ。

その弱点はオリジナルと同じく、機体正面に
搭載されたコアACであるが、逆に言えば
1番脆い箇所でさえAC一機を正面から
突破せねば、有効打を与えられないのだ。

武装構成(標準仕様)

バーストキャノン
BAWS製の名銃、ランセツRFの基本構造を踏襲し、
スケールアップしたような構造を持つバースト式滑空砲。
弾速と精度、衝撃力に優れ、AC以上の遠距離から
信頼性の高い火力を投射する。オリジナル同様
チャージ機構による3点射も可能。

VTFナパームミサイル
近接信管による広域爆破ののち、地表面に広く
延焼を巻き起こす特殊なミサイル。
AC用のそれとは比較にならぬ爆破半径と
同時発射数を誇り、特に集団戦における
面制圧において破格の威力を発揮する。

オーバーヘッドレールキャノン
かつてのRaDの頭目、『灰被り』のカーラが
開発した超巨大レールガンの基本構造を
踏襲した大型電磁投射砲。
チャージに膨大な時間を要する反面、
一撃の威力と弾速、衝撃力は群を抜いており、
本機における最大火力の一撃となる。

スウォームクロウラー
高速回転により地表を破砕しつつ高速前進する、
前輪部に相当する巨大ドリル。
推進機関であると同時に、前方の敵機、および障害物を
轢砕する排障器としての機能も有しており、
その運動エネルギーの巨大さを活かした
突撃戦法をより強力なものとしている。

可動型レドーム
砲塔左右に搭載された索敵装備。
任意のタイミングで前方の狭い範囲を
遠距離までスキャンする。
周囲警戒は連携する僚機間のデータリンクに依存し、
敵陣内部を見通すことを目的として設計されている。
長射程の主武装群と合わせて、より広域の戦況を把握し、
的確な火力支援を行うための装備である。

ヴァンガードオーバードブースト
通称VOB。本来はAC用の超高速巡航用
複合ブースターユニットとして開発されていた装備を
砲塔後端に接続することで、ベクタードスラスターの
ような急機動を可能とした。ドリフトからの急発進など
カタフラクトの持つ機動性能をさらに引き上げる
可能性を秘めてはいるが、その過剰なまでの推進力は
コントロールを誤れば機体そのものの横転や
スピンをも招きかねない。
VOB単体で追加装備としてACの背面や
ペデスタルドローンに装備することも可能。
不要となった場合は任意にパージできる。

投稿者 堕魅闇666世
最終更新:2024年03月06日 04:47
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