チキ(FE)

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チキ(FE) - (2021/12/14 (火) 02:53:17) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/12/02 Wed 18:07:10
更新日:2024/04/23 Tue 20:09:40
所要時間:約 18 分で読めます






……マルスのお兄ちゃん…………! 

あっ、お兄ちゃん!! 来てくれたの! チキに会いに来てくれたんだ!!




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

■概要

『チキ』とは『ファイアーエムブレムシリーズ』に登場する神竜ナーガの娘であり、幼女。
登場シリーズは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』、そしてそれらのリメイク 『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎
幻影異聞録♯FE』『FEヒーローズ』にゲスト出演している。

CV:諸星すみれ(幼少期)(幻影異聞録♯FE、FEヒーローズ、FE無双)、大谷育江(大人時代)(FE覚醒、PXZ2、FEヒーローズ)

別名:マムクートプリンセス

マムクートとはFEシリーズにおける竜の種族。
普段は人間と変わらぬ姿だが、竜石を使うと一定期間竜に変身することが出来る。


神竜族の王・ナーガの娘として生まれた。その潜在能力は神竜王と同等かそれ以上と見立てられていたが、
一方で彼女が生まれた時点ですでに竜族には「種の終わり」の症状が蔓延していた。
もし成長して力を発達させたチキが理性を失い獣化すれば、世界を滅ぼしかねない…*1
そう判断したナーガによって、彼女は長い間『氷竜神殿』に封印されていた。
そのため年齢は1000才であるものの、内面は外見同様の子供。
封印を哀れんだバヌトゥによって神殿の外に連れ出され、10年ほど人里で過ごしていた。
しかし魔王ガーネフによって誘拐・洗脳を施されラーマン神殿の護衛にされてしまったが、バヌトゥの説得で正気に戻りマルスの仲間になる。


ゲーム史においても類まれな戦闘力を備えた幼女
見た目はどう見ても幼女(大事なことなので二回言いました)なのだが、竜化形態では低レベル帯でも非常に高いステータスを誇り、
加入自体は後半であるにも拘わらず、歴戦の騎士や戦士を差し置いて一軍入りさせるプレイヤーも多い。
特にチキ専用アイテム「神竜石」を用いれば、高HP、高防御、高火力の三拍子が揃い、1人でマップ上の敵を蹂躙することすら可能。

とは言え変身前は普通の幼女(大事なことなので(ry)なので、竜石無しでは戦闘力は極めて低い。竜化が切れるターンにも注意したい。
また、リメイク前の紋章では竜化に5ターン程度の制限があり、神竜石は補充が不可能である。
加えて神竜は飛行ユニット扱いなので 弓攻撃の特効が有効 。今作のスナイパーは大抵強力武器持ちなので、手痛い被害を被りやすい。
当然ドラゴンキラー持ち勇者にも注意を払いたい。

など、非常に強力ではあるものの、ややテクニカルな運用を求められるユニットでもある。


そしてSFC版「紋章の謎」の竜族には、神竜チキや暗黒竜メディウスですら例外でない、ある共通の欠点が存在する。それは、

ブレスの武器としての「重さ」が 20(=どんだけ強かろうが攻撃速度0固定) ということ。


当ゲームの仕様および設計バランスでは、ザコ敵が槍でも持とうものならだいたい攻撃速度0~3程度と誰にも追撃できないほど遅くなり、
バランス型上級職のパラディンでさえ、この例から外れるほど速い個体はかなり少ない。
加えてシューターやデビルアクス、手槍、同じく竜のブレスなど、同様に攻撃速度0固定になりかねない武装の敵も多々登場するため、
普通に大多数の雑魚を相手にしている分には、この静かな欠点が目に見える露骨な悪影響をプレイヤーに感じさせる事は少ない。
精々、蛮族などタフな相手を一撃で仕留め切れなかった時、追撃が出なくて物足りなさを感じる程度だろう。

が、先述のスナイパーや勇者などが相手になると、一撃で倒せない限り追撃を喰らうのはほぼ免れられない。
本作は敵のHPも高くないので、チキならそういった軽装クラスの敵の一撃KOは充分見込めるものの、特に低レベルのうちは惨事になりうる。


そして、少なくとも第一部で彼女を味方にした直後は、一度はこの欠点と向き合っておくべきだろう。
何故なら、

次章の敵将が グラディウスで追撃叩き込んでくる黒騎士カミュ だから。

ドーピングアイテムで耐久力を強化特盛でもするか、もしくは引導だけ掠め取りに行くか、
あるいは他の高耐久ユニットでグラディウスを受け切ってこわれたやりにしておくかでもしなければ、ほぼ確実に一度の戦闘で瞬殺される。
(幸いにして、高い命中率&人間の防御無視というチキの攻撃の性質上、トドメを奪いに行くのは比較的楽ではあるが)
プレイヤー側が特効抜きでも竜を殺せる原理を改めて再確認させてくれる面を併せ持つ難敵である。

第二部でも、対峙は相当遠くなるが、同様にグラディウスで追撃可能な速度を有する暗黒皇帝ハーディンへの勝機はかなり薄くなる。
こういった相手には、必ずしも彼女の暴力性に慢心せず、冷静になってこちらが追撃を取れる勇者などをぶつけた方が無難。



暗黒竜と光の剣(第一部)終了後、後見人であるガトーによって再び封印(という名の監禁)され、第二部中盤にならないと再加入しない。
(おのれ、なんとうらやま……もとい貴重な戦力を!)


EDでは主人公のマルス達と共に幸せに暮らしたとか。

尤も、原作では竜石の効果が「守備力も上昇する武器」扱いなので、
後半加入する彼女一人で特攻は無謀で、しっかり他のユニットでカバーしつつ育てる必要がある。
育ちきれば一気に最強ユニット候補になる。
ちなみにこの時点ではまだマルスとの絡みはなく、エンディングでも
「幼かったあの頃に比べ、だいぶ女らしくなった、と本人は言っている」
と言う味気ない物になっている。


『新暗黒竜』では竜石の仕様がFC版やGBA版と同じく戦闘時に随時発動となった。
ゆえに戦闘ごとに竜石が消耗してしまうが、星のオーブで消耗を無視できたりハマーンの杖で修理できるようになった為、より使いやすくなった。
弓からの特効が消えたので、ワープで送り込んで殲滅という事も比較的簡単にできる(流石に初期レベルでやるのは厳しいが)。



『新暗黒竜』でチキが死亡していると仲間になるナギは成長したチキのような容貌だが、関連性等については不明のまま。
因みにナギも神竜である。
攻略本などによるとナーガ神の化身とされているが……。


また、ナギが仲間になる条件は、24章クリア時点でチキが死亡していて、
ファルシオンも持っていないというものなので、24章でチキにファルシオンを持たせて死亡させ、
24章外伝で復活させれば、神竜2人と通常ファルシオンと劣化ファルシオンの2本が手に入る。
終章で神竜2人は勿論素晴らしい戦力である上、レベル上げのチャンスも増える。
勿論チキを殺させるとは何事だ! という人や、(いるかどうかはさておき)ガトーファンにはオススメ出来ない。


……と言うより25章はメディウスを倒せばクリアになる為 錬成シューターの遠距離砲撃だけですべてが事足りる
難易度ノーマルならマルスをレベル上げして集中ドーピング→メディウスに隣接するマムクートを遠距離攻撃で仕留める
→ワープでマルスを送り込んでメディウスを倒す ことが簡単に出来るのでナギもチキもあまり使いどころはない。
(ぶっちゃけ一品物のウォームの書(遠距離魔法)を持ってきてくれるガトー様の方が役に立つ。)


だが、『新・紋章』では特に条件はなくナギを仲間にする事が出来る。
因みにチキとナギの関係等は一切不明のまま新も終わってしまった。


可愛いチキと支援で仲良くする事も出来る。マイユニットを女にすると、髪型をチキとお揃いにする事もできる。
男でも髪型は変えられないが、同じ飾りを付ける事はできる。
また、SFC版には「変身前の状態で敵の攻撃を2回かわすとチキが泣き出す」という裏技がある。
なかなか厳しい発動条件(武器を持たないチキを上回る攻速を持つ敵の存在、
その敵の攻撃を2度かわすリアルラック、そもそもただの幼女を前線に出す事への罪悪感)だが一見の価値あり。


出典:ファイアーエムブレム 覚醒公式サイト、https://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/characters/chara26.html、2016年1月13日閲覧。
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


また、『覚醒』にも大きくなった彼女が登場。
しかも、今回は成長した姿
CVはなんとピカチュウでお馴染みの大谷育江
さりげなくパッケージにも登場している。
ノノ涙目である。

覚醒ではマルスがアレだったので似てる人物じゃないのかと思われたが、

マイユニとの支援会話で、
「私にとってのお兄ちゃんは英雄王マルスただ一人」
と言っていたりとあのチキ本人である。

また、魔符の幼女時代の自分に対して「かつての私」と言ってた事もあり、こればかりは覆しようがない。

性能的にはノノと同じ職資質を持つが、登場が遅い分こちらの方が初期値が高く、成長率も守備以外は同等か上回っている。
親世代のノノに比べると支援相手は遥かに少ないものの、マイユニ♂ルキナ・サイリと組むことが可能。

ロリチキは魔符の中で唯一マムクート資質を持ち、マイユニの娘以外では最もスキルの豊富なマムクートとなる。
チキファンならずとも育てておく価値があるかもしれない。

最終的にはマイユニット(男)と、

結婚できる


結婚できる

しかしながら、ノノとは違い、チキ固有の子どもはいない。
その為、生まれてくるのはマイユニ固有の子どもだけ。
しかも生まれながらに龍属性もちの為特攻に注意。

父親は邪竜の器、母親は最強の神竜、カオスである。


また、本編のパラレルワールドにあたる『異伝 絶望の未来』でも3章全てに(最後の方だけ)登場。
この世界ではルキナたちと既に顔見知りであり、邪竜ギムレーが復活した絶望の世界において、
神竜の巫女として王女ルキナと同じように人々の希望の象徴的存在であった。

民と共に「虹の降る山」で抵抗していたが、山が屍兵に落とされた為生き残りを連れてイーリス城に避難してきた。
宝玉を取りにペレジアに向かった仲間たちの帰りを待ち続けながらも、
不安にかられるルキナを傍で支えていたが、城内に侵入してきたギムレーの攻撃からルキナを庇い、死亡する。

しかし魂までは消滅しなかった為、異世界の「絶望の未来」では、
既にギムレーによって殺されていたナーガに代わり、新たな「ナーガ」としてルキナの覚醒の儀を行う。

因みに、この時だけルキナのファルシオンはダメージが99に固定される。チキ様ハンパねえ!

ギムレーが完全に倒され世界に平和が戻った後は、これからは「ナーガ」として世界を見守っていくと伝え、ルキナたちのもとから去って行った。





PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にはNPCとしてプロローグ5話から登場。大谷ボイスも実装されている。
異世界の天の使いであるワルキューレとは旧知の仲らしい。基本的には神竜の大地から離れることはない。
ユーリフレンのコンビを見て「ナバールオグマを思い出すわ」とまさかの『暗黒竜』『紋章』ネタを発言。

終盤、絆の秘湯を舞台にした女性陣総出のお風呂イベントでは我らが大神隊長率いるスケベ野郎どもに風呂を覗かれる。
大神の「綺麗だったよ……」という言葉にうららモリガン、ワルキューレとともに4社揃って好感度*2を上げていた。



ブルームパレスにようこそ! 待ってたよ、お兄ちゃん!




出典:4Gamer.net、http://www.4gamer.net/games/297/G029703/20151120099/、2016年1月13日閲覧。
幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

幻影異聞録♯FE』にも登場する。

CV:諸星すみれ
誕生日:2月28日(TIKiの発売日)
身長:110㎝
血液型:分かんない
年齢:5歳。バージョン3.0
体重:3GBくらい
BWH:分かんない
好きなもの:皆とお話しする事
苦手なもの:1人ぼっちでいる事
一言:皆の歌……いっぱい聴かせて

ネットで話題の合成音声ボーカルソフト『ウタロイド・TIKi』というらしい。
PVで使われていた曲の『Beastie Game』は彼女が歌っている。


出典:幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

『ウタロイド・TIKi』とは仮の姿でクロム達と同様にミラージュでもある。
普段は『ブルームパレス』の管理人をしている。

ニンドリで行われた人気投票では『なんでもアリの総合ランキング』部門において1位に選ばれた。


サイドストーリー

  • ちっきちきにしてあげる
『ウタロイド・TIKi』で『Beastie Game』等の神曲を作曲している、
『チキは俺の嫁P(略してチキ嫁P)』という人がここ最近活動しなくなっている。
チキもチキ嫁Pのファンの一人なので心配しているらしい。
ブルームパレスから出る事が出来ないチキに代わり、が様子を見てくる事になるのだが……。

  • コーヒーアンドドーナッツ
ブルームパレスから出る事が出来ないのにつばさドーナツの事を聞かされたチキ。
どうしても『ハニーキャラメルバナナチョコレートドーナツ』が食べたくなったチキは樹にお使いを頼む。

樹は苦労の末買ってきたのだが、チキは実体がないので食べる事が出来ない……。
そこで樹は食レポでチキにドーナツの味を伝える事を試みる。

  • 渋谷の中心でチキと叫ぶ
悪夢を見たチキのため、樹はTIKiを使って曲を作ろうとするが、樹は素人なので勝手が分からない。
そこでその道のプロであるチキ嫁Pに教えてもらおうとする。


色々あって樹は新曲『幻じゃない世界』を完成させ、さらに『竜石の欠片』を見つけた事でチキは実体を取り戻す。


出典:幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

そしてチキと樹……二人だけのライブが幕を開けた――


デュオアーツ

残念ながら戦闘に参加しないが、源まもりとのデュオ『ラブ・フォー・ユー』に参加する。



■ヒーローズ

スマホゲーの『ファイアーエムブレム ヒーローズ』にも初期から子供時代、大人時代ともに登場。
その他多様なチキが存在し、現時点でその数はカミラなどと並んで7種類*3と最多。

2人のチキは初期スキルやステータスなどは差別化されており、出演作品の枠もあって別キャラ扱いされている。赤属性のマムクートという点は共通しているが。
キャストは、子供チキは♯FEから諸星すみれ氏、大人チキは覚醒から大谷育江氏が、それぞれ続投している。
イラスト担当は二人ともいとうのいぢ氏。

子供時代のチキはヒーローズの世界でたくさんの人と会話できた事を、大人チキはこの世界で来れた事でマルスに再会できた事を喜んでいる。

子供チキは全体的に高水準なバランス型、大人チキは子供時代に比べ値が低く、特に速さが遅くなっている。
原作とは違い子供時代は炎のブレス系統、大人はそれと雷のブレスで固定されている。大人時代は中の人ネタなのか……?
初期実装かつバランス型ステータス、そして当時は速さが最重要だった時期ということもあり、子供チキの方は個体値によって悲喜こもごも。そして星5限定のレアキャラ。
当時は個性の実なんてものはなく、速さ↓個体が「中国産チキ」速さ↑個体が「国産チキ」と呼ばれていた。大金をはたいて中国産や攻撃↓のゴミ個体ばかり当ててしまって泣いたエクラ多数。
ちなみに「炎のブレス」系統は銀武器と同じ効果がない単なるバニラ武器なのだが、星5限定の子供チキを使わないと継承できない無駄にレアな武器である。

大人チキの方は低レア。攻撃と守備に振っているが遅くて魔防も低いため、運用には癖がある。
雷のブレスは奥義カウントが増えるデメリットがあるが「遠距離反撃」を内蔵しているため、ファや子供チキの継承用に重宝されていた。

お兄ちゃん一族が持つファルシオンとユリアの持つナーガといった、親の形見を持つユニットは天敵。
素のナーガはまだ耐えられるが、スキル継承で攻撃特化されているとキツく、とりあえず一族とユリアを見かけたら他のユニットに任せて逃げとこう。
ナーガさん娘に容赦ないですね……。

2017年夏に水着に着替えた大人チキも期間限定で登場。結構出るとこ出ているスタイルを見せつけるビキニタイプ。
武器は竜石からスイカ割りの棍棒(スイカ付き)に持ち替えており、武器タイプは斧。現時点で唯一竜に変身しないチキである。
モーション的には棍棒というかスイカでぶん殴っているが攻撃力は結構高め。
当のスイカ…もとい武器とAスキルも優秀なので、スイカで敵をなぎ倒していく水着のお姉さんという(敵から見れば)悪夢のような光景を繰り広げることも可能。



翌年の夏には子供チキも水着姿で登場。イラストはがおう氏。
これまでのマムクートキャラの超英雄はブレス以外の武器を使っていたが(ノノやニニアンは魔道書、大人チキは斧など)、
他のチキと同じ赤属性の歩行マムクートで、超英雄としては初のマムクートである。
専用武器である「真夏のブレス」は、竜特効に加え守備補正と迎撃時奥義カウント加速を併せ持つ「金剛の呼吸」を内蔵している。



2018年9月には地の伝承英雄として登場。イラストは円居雄一郎氏。
こちらは属性が青属性になり、ローブをしているためか重装ユニット扱いになっている。

武器は遠距離反撃と射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する『神霧のブレス』。
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中攻撃を+4し、かつ奥義発動カウント変動量を+1する『鬼神の呼吸』。
Bスキルは自分から攻撃した時、絶対追撃かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量を+1する『攻撃隊形3』。
Cスキルはターン開始時自分の周囲1マスに味方がいれば、自分と周囲1マスの味方の守備、魔防を+5する『みんなと一緒に』。

重装らしい高いステータスにいわゆるロリ補正までのっているため、スキルなしのステータス合計は180と実装時点では全ユニット中トップ。
ステータスは突出したものはないが、守備が高めで速さも重装では高い方で追撃されにくい。
竜特効を持つので同族相手には強く出られるが、自身も竜であるうえに重装特効も乗ってしまうので、特に手軽に用意できるハンマー持ちには注意。

2021年11月のアップデートで各スキルの強化が実施。
Bスキルが自分のHPが25%以上で敵から攻撃された時、戦闘中絶対追撃、かつ自身の弱化を無効にする『正面隊形・自己3』になった。
こちらにすると受けとデバフへの対処が容易になる。攻撃面で有利になる攻撃隊形3からの乗り換えは一長一短なので、型に応じて選ぶべき。

また、Cスキルが『みんなと一緒に・承』に強化。
ターン開始時、周囲2マス以内に味方がいれば、自分と周囲2マス以内の味方の守備、魔防を+6に加えて、
周囲2マス以内の味方が弓、魔法、暗器、杖の敵から攻撃された時、攻撃された味方の代わりに味方のマスで戦闘を行い、
戦闘後の効果を受ける「護り手」の効果を発動、「護り手」を発動時、戦闘中、全ステータスを+4する。

更に武器も錬成対象になり、特殊錬成ではHP3と戦闘開始時自身のHPが25%以上なら戦闘中、全ステータスを+4し、
かつ自分が受けている守備と魔防の強化の合計値の75%分、敵の攻撃を減少させる効果がつく。
例えば「みんなと一緒に・承」で守備、魔防+6のバフがつくため、これだけで攻撃を-9にできる。


ちなみに、飛空城やタップバトルの温泉につれていくとフードを脱いで入っている。




2019年5月には、ガーネフに操られていた頃の闇堕ち版が登場。イラストはlack氏。
こちらは無属性で、伝承版同様重装ユニット扱い。

武器は上記の神霧のブレスと全く同じ効果を持った『断絶のブレス』。
Aスキルは戦闘開始時自分のHPが80%以下なら、戦闘中攻撃、速さを+7する『攻撃速さの大覚醒3』。
Bスキルは戦闘開始時自分のHPが50%以上の時、自身の奥義発動カウント変動量を+1し、敵の奥義発動カウント変動量を-1する『奥義隊形3』。
Cスキルはターン開始時周囲1マスに竜以外の味方がいなければ、自分の全ステータスを+4し、移動も+1する『ひとりぼっちのゆめ』。

竜以外の味方と隣接しないことでステータス効果と移動力アップを得られる。
ただ、大覚醒と奥義隊形は同時に発動させるにはHPの調整が難しいので、Aスキルは孤軍のスキルに変えてやると使いやすくなる。
「竜以外と」なのがポイントで、マムクート統一パーティなら常に移動2の歩行竜と同じ感覚で扱える。

それから約一年半後の2020年10月のハロウィンイベントには、ニニアンとの双界英雄として登場。
イラストはアマガイタロー氏。こちらは青属性の飛行マムクートにあたる。

武器は射程2の敵に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する錬成ブレス効果に、
自分が【有利な状態】を受けている時、戦闘中攻撃、速さを+6し、かつ戦闘中自分が受けている守備と魔防の強化の合計値の1.5倍を攻撃に加算する『蒼紅のブレス』。
Aスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上なら攻撃、速さを+7し、その状態で攻撃した時、戦闘後自分に5ダメージの『攻撃速さの渾身4』。
Bスキルは周囲2マス以内の味方の歩行、重装、騎馬の隣接マスに移動可能になる『曲技飛行3』。
Cスキルはターン開始時自分の周囲1マスに味方がいれば、自分と周囲1マスの味方の守備、魔防を+5する『みんなと一緒に』。

双界スキルは周囲2マス以内の自分たちと同じ出典の味方(烈火の剣・紋章の謎)に戦闘中、攻撃、速さが+4になる効果と、
また、自身を除く同じ出典の味方のうち、最もHPが高い行動済みの味方を行動可能な状態にする効果がかかる。

数あるチキの中では最も攻撃と速さが高い。
自分が受けている守備と魔防の強化の合計値の1.5倍を攻撃に加算する効果と専用Cスキルの効果がかみ合い、
守備と魔防を強化していれば超火力を放つことも出来る。
弱点はやはり竜特攻と飛行特攻。HPが低い事や守備も中途半端なので、敵のスキル次第では一発で倒される可能性も。




ファイアーエムブレム無双』には「暗黒竜」枠のプレイアブルキャラとして参戦。マルス・シーダと共に14章で仲間になる。
武器の「竜石」は彼女しか装備出来ないので実質上の専用武器で、彼女の代名詞「神竜石」はDLCで入手できるようになる。またチキのamiiboで特殊な装備『チキの涙』を入手できる。
なお、『鉄色の竜石』とかそれただの鉄鉱石じゃね?とか言ってはならない。
いちいちモーションが可愛い。特に勝利ムービーは必見。がおー!

幼女故の全体的に低めのスペックが目立つマスコット枠……と思いきや、覚醒すると竜に変身
非常に広い攻撃範囲と攻撃力で相手を圧倒、文字通りの無双状態と化す。
更に通常・竜形態問わず、強1で無双ゲージを覚醒ゲージに変換できるので、延々と竜形態のままで暴れる事すら可能。その絵面もはや怪獣大進撃
要はゼルダ無双におけるこどもリンクである。

ただしCPU操作時は覚醒してくれないので、基本的にプレイヤー操作推奨。
また強化に必要なマムクート系の素材は後半戦の限られたステージでしか手に入らず、育成にも手間がかかる晩成型キャラ。
当たり前だが、竜特攻が通るので相手を間違えないように。

絆会話は、マルス&シーダは当たり前として、同じ竜族なカムイや隠しキャラ二人などが対象。
また、無双してるとルキナからは「やっぱり私が知ってるチキさんだ!」と言われたりする……が、『覚醒』勢との絆会話はルフレのみである。


  • スマブラシリーズでは
スマッシュブラザーズで足りないのは幼女分だ! と参戦を常に妄想されているが、
名だたるスーパースターたちに幼女を殴らせたりぶっ飛ばしたりするのは色々マズイのか、FEの枠は既にスマブラX時ではマルス&アイクが参加してる為なのか。
その後のスマブラforではルフレ・ルキナの追加、ロイの復活、そしてカムイまで参戦したがチキは参戦しなかった。
というか竜族であるカムイの存在が更にチキの参戦を遠くした感もある。







マルス「そうさ!項目を編集すれば、チキはぼくたちと一緒に暮らせる。さあ、ついておいで!」

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