サガット(ストリートファイター)

登録日:2010/07/09 Fri 21:59:39
更新日:2025/08/26 Tue 20:02:36
所要時間:約 5 分で読めます




目先の勝敗などに意味は無い
戦いそのものの中に答えがある!


             ,.,,,.. -- ミ
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          r {    、      }
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サガットとはストリートファイターシリーズのキャラクター。

目次

プロフィール

出身地:タイ
生年月日:1955年7月2日
身長:226cm
体重:139kg *1
スリーサイズ:B130・W86・H95
血液型:B型
好きなもの:強い対戦相手、虎(『Ⅴ』以降)
嫌いなもの:昇龍拳(『6』以外)、姑息なヤツ
特技:潜水(20分以上)

担当声優:三木眞一郎(ZEROシリーズ、CAPCOM VS. SNKシリーズ)
     遠藤大輔(Ⅳ以降、ストリートファイター×鉄拳)
     Sakai Albright(ストリートファイターEXシリーズ)
     水津浩志(SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS)
     大塚明夫(ストリートファイターII 復讐の戦士)
     笹岡繁蔵(ストリートファイターII MOVIE)
     銀河万丈(ストリートファイターII V)
     麦人(実写映画ストリートファイター吹き替え)

タイ出身の「隻眼の猛虎」と呼ばれるムエタイの使い手。
名前は同名のムエタイ選手“サガット・ペッティンディー”から。容姿は全く似ていないというか居てたまるかこんなオッサン。
尚、直接的なキャラクター造形に関しては、漫画『空手バカ一代』に登場した架空のムエタイ界闇の帝王レーバン*2がモデルなのではないか?とする説がある。

初代『ストリートファイター』でラストボスとして初登場。以降のシリーズでもリュウライバルとして参戦している。
筋骨隆々の2メートルをゆうに超える偉丈夫で、スキンヘッドと右目の眼帯がトレードマーク。胸には袈裟懸けに切り裂かれた昇龍拳の傷跡がある。
基本的にコスチュームはバンテージとムエタイ選手用のボクサーパンツ一丁。対戦前にマントを着用している事はある。

強さを追求し弱者には一切の容赦をしない非情で冷酷な性格だった
この強さとは身体の強さだけでなく精神の強さも含まれ、姑息な手段を取る者もまた弱者と考えている。
一見すると悪人に見えるが、ただ闘いに善悪の概念を持ち込まない主義なだけで、何よりも強さを求めることを優先するせいである。

人間的に大分落ち着いたⅣの時点では、世話になっている村の子供達を肩に乗せたり、それなりに仲良くもやっているので、力で劣る者を無碍にするという性質の人間ではなくなっている。
つまり、根本的な部分では豪鬼と同じで、そこから多少リュウの思想に近付いてきている状態と言える。
弱者に対しては哀れみの目をくべる一方で、彼らの助けとなるよう助言をしたり道を示したりもするようになった。
これらはかつて自身が"弱者"だった頃の自分と重ねて見ているため。

【経歴】

少年時代にムエタイの帝王・ヌアカンを倒し、新たな帝王となる。

ヌアカンを倒したサガットの名は世界中に知れ渡り、挑んできた数々の格闘家を葬る。
その悪名を伝え聞いてやってきた、火引弾の父である火引強の挑戦を受け、なんとか返り討ちにするも強の必殺の膝蹴りで右目を失う。
だが右目は以前から視力が弱っていたため、サガットの強さに影響を与えることはなく、その後も長年に渡って帝王の座に君臨し続ける。眼帯を着けるようになったのはそれから。
ちなみに、タイガーニークラッシュとダンの断空脚一段目は動作が類似しているため、強との戦いで生まれたのでは?と言われている。

しかし、ある日突然訪れ、挑戦してきた無名の放浪格闘家リュウに敗れたことでサガットの人生は下り坂へと転じる。
帝王サガットの敗北はヌアカンの敗北の時と同じようにすぐさま世界中に知れ渡り、サガットの名声は地に落ち失脚。
ムエタイの名を貶めたとして愛弟子のアドンからも憎まれる。また自身の存在を知ったダンにも「父の仇」と因縁をつけられる。

全てを失ったサガットはリュウへの復讐を昇龍拳によって付けられた胸の傷に誓う。
そして昇龍拳をヒントにタイガーブロウを習得した。

『ZERO』および『ZERO2』ではリュウと再戦し悲願の勝利を達成するも、エンディングではリュウを狙う犯罪組織・シャドルーに加入してしまう。
リュウの方のエンディングでは、リュウが再び勝利しても尚復讐を諦めないサガットを見て、リュウは自分の拳を未熟だと嘆いてもいた。
だが『ZERO2』のエンディングにおいてサガットは、リュウが復讐に囚われた自分を哀れんで手加減をしていたことを諭り、復讐や憎悪に対して疑問を抱くようになる。

『II』にてリュウと再会、激闘を繰り広げる。
その果てに何にも囚われない「強者との純粋な闘い」こそが自分の求めていたことだと悟り、以降は憎悪と復讐心を捨て帝王の誇りを取り戻す。

『Ⅳ』ではシャドルーを完全に抜け、山奥の村でひっそりと修行していた。
村人に慕われ、ベガからの召集を断るなど悪人らしさはもうない。
アドンをタイガーディストラクションで叩きのめした後、格闘大会に再び参加し、リュウとの再戦を望む。

『Ⅴ』には追加DLCで登場。前作と変わらず山奥の村で修行中。
今作はシャドルーとは完全に関わりがなくなっている。
その代わりになんとサガット自身の中に「殺意の波動」が目覚めそうになり、それに抗うために戦う姿が見られる。

『6』でもDLCキャラとして参戦。古来からの技であるタイガージェノサイド及びアングリーチャージが2つとも削除された*3ぐらいに人間的にようやく落ち着いてきたのか、
すっかり村での暮らしが板に付いており子供達や村の若者らにムエタイの教えを授けたり、修行と称して大木を砕き割り大量の薪を作ったりしていると衣食住を提供してくれる村と村人らへの恩義を感じさせる場面もあり、時には村長などからの頼み事とあればシャドルー時代に仕立てた慣れないスーツを着て、話し合いの場に同席したりするという意外な一面も。この村長さん結構したたかである

一方でⅣのアドンのエンディングなどで見せた穏やかさはワールドツアーでしか垣間見られなくなっており、今まで以上に血の気が多くなっている。
例を挙げると、プレイヤーの分身となるアバターの背後から出し抜けに巨大なオーラをぶつけてくる→プレイヤーを避ける素振りを全く見せずに威圧感を振りまき、プレイヤーが脇に移動して空けた場所を無言で通り過ぎるという、なかなか気難しいシーンがワールドツアーでの初対面になっていたり、
SA2の派生技では両手を使ったチャランボからの叩き伏せ攻撃を見せたり*4、実際のプレイでの試合勝利演出では倒れた相手の顔面目掛けて肘を振り下ろして寸止めするという、それまでのシリーズでは全く見せなかった*5敗者に鞭打ちする様な行為にまで及んでいる。

ワールドツアーでもシャドルー以前から暴力の世界に身を置いていたことが語られているあたり、多少は彼の素の面もあると思われるが、やはり殺意の波動の影響もあるのだろうか?
『6』の時点では概ね克服したと言えるような状態だが、それでもベガがその痕跡をかぎつけて来ているあたり、まだまだ試練は続きそうである。



あとサガットといえば身長に対する体重の軽さ。『Ⅱ』や『Ⅳ』の時はBMI値がたったの15.3だった。最早もやしどころではない。
『Ⅴ』で他のキャラと同様に体重が修正されたのだが、それでもBMI値は19.2しかなかった。真面目に設定し直したのかカプコン
『6』でようやくまともな設定になったが、ワールドツアーでの本人の発言によると、ムエタイの体重制限に収めていたためだったらしい。

【他キャラクターとの関係】


「お前が前にいるから、俺はまた強くなれる!」

永遠のライバル。良くも悪くもサガットの人生に大きな転機を迎えさせた人物。
当初は彼の事を憎んでいたが今では良きライバルと認め合い、出会っては挨拶もそこそこに手合わせをする仲。
彼が殺意の波動に目覚めた時には失望し、一喝していた。
逆にサガットが殺意の波動に目覚めそうになった時に抑える事ができたのは彼の存在が大きい。


やったぜ、親父ィ~~~!

父親の仇として狙われる。サガット自身は大して気にしていないが昔の自分と重ね合わせ、哀れんでいる。
しつこいので仕方なく一度敗けてやった。


  • アドン
さっさと立ち去るがいい!おのれが敗者だとわかったのならな!

元弟子。サガット曰く『バカ弟子』。
サガットをムエタイの面汚しだと憎んでおり*6喰ってかかるが、ダンと同じく昔の自分と重ね合わせているらしく、特に意に介していない。
ⅣのアニメOPに至ってはウルコン一発でKOしている。
6でも本格的にムエタイ選手として独立しているのか、姿は見せていない。ブランカやサガットから言及はされるが。


ふん!いくら御託を並べても貴様はただの負け犬だ

一応上司に当たるが、崇拝も尊敬もしていない。今となっては軽蔑している節すらあり、ベガもサガットの気質は理解している。
「手下になったつもりはない」と言うサガットに、自分でスカウトしたくせに「そんな事は元々期待していない」と言い切っている。(この頃のシャドルーは善悪関係なく強いヤツを集めるという側面があったらしい)
『ZERO2』では修行するので抜けたいと言った時も「そうこなくてはな。安々と助けを乞うような三流では話にならん」と引き留めようとはしなかった。
だが『ZERO3』ではベガがサガットの願いを叶えてやると言ってサイコパワーで洗脳して強化したリュウを対戦相手として差し出してきた時は、流石のサガットも「こんなことで俺が喜ぶと思っているのか!」とマジギレしていた。

『Ⅳ』以降はすでに関わりを絶っており、ベガの召集に応じていない。
『6』でもとうに死んだと思っていたそのベガが直接現れ、「またコピーか」と心底うんざりしたような塩対応の末に一戦交えるも、その最中に自身が胸中に抑え込み、抗わんとしている「殺意」をベガに見抜かれる。
それを思う存分解き放てる場を提供してやろうと勧誘を受けるが、真っ向から拒絶し、彼を退けた。


自身がシャドルーの一員だったので、要注意人物として度々接触する。
しかし他の四天王ほどの敵対関係ではないし、現に『CVS2』では春麗やキムに悪役扱いはされていない。


『ストリートファイター X 鉄拳』にて公式タッグを組む。その名も『堅忍不抜タッグ』。
村の子供が行方不明になったので捜索のために互いに協力する。
シャドルー関係無しどころか完全に善人である。
2人とも白眼スキンヘッドで近い地域で求道者で息も合っていたので、マイナーながら人気がある組み合わせ。


  • 火引強
ダンの父。
勝負を挑まれた際には勝つ寸前まで追い込むも、そこで油断した隙を突かれて放たれた蹴りの一撃を右目に受け、過去の荒んだ生活の影響で元々ほぼ見えなくなっていたとはいえ視力を失う事になる。
その後は試合ではなく死合、命のやり取りをする凄まじい戦いであったため、サガットは強の息の根を止める事でしか終わらせる方法が無く、逆説的にサガットをしてそこまで尽くさねば勝ち目の無かった強者であったという事が示された。
以前はまんま天狗面のようなギャグに片足を突っ込んだような顔であったが、『6』にて上述の死合の場面が描かれた際にはほんのり鼻が高めな以外はダンを順当に歳を取らせたような白髪のナイスミドル、といった感じにリデザインされた。


  • 弟子
『6』のワールドツアーモードにおけるプレイヤーキャラクター。(いわゆる自分の分身となるキャラクター)
俄にナイシャールを騒がせたムエタイの象徴を探して村にやってきた際に出会い、「俺が貴様の師になるなどとは思うな」と言いつつも弟子入りを許してくれる。
なお好感度上げのために肉食獣のおやつペーストを何度も贈るという奇行に出ることがある。(「それで虎の機嫌を取るつもりか?」と返されるが好感度は上がる)
サガットの好感度が大幅にアップするプレゼントは…なんと苺味チョコレート。渡すと言葉こそぶっきらぼうだが村娘のナムプンが喜ぶだろうと受け取ってくれる。厳つすぎる生き様の中で優しさも培ってきたサガットらしい。
因みに回想シーンではスーツ姿のサガットというレアな画を見ることができる。誰得?


【ゲーム上の性能】

  • ストリートファイター
必殺技タイガーショットしかないが、ラスボスなので凄まじいダメージを誇る。その威力、なんと体力ゲージの7割。
このためサガットに闇雲に波動拳を打つとタイガーショットを合わされ、相打ちOKすぎる状況に泣くことになる。
接近戦でも飛び膝蹴りとハイキックの乱発がいやらしく、技威力も高い。
さすがにラスボスだけあり、強い。人によっては一つ前のアドンのほうが厄介と言うかも知れないが。


  • ストリートファイターII
シャドルー四天王の三番手として登場。
二段のタイガーショットとタイガーアッパーカットの波動昇龍戦法は非常に厳しく、CPU戦ではベガより強いと言う人も。
ただ動きが緩慢で小回りがきかないため、接近戦は得意とは言えない。
性能はタイガーショットの隙によって大きく変動する。
どうにせよリュウやガイル戦で弾幕打ち合いになったり、本田やザンギが8割詰むのはお約束。
最終作のスパⅡXでは主力の各種タイガーショットがあまり強くなく、職人キャラと認知されている。
ただ、基本的な要素は持っているので、十分戦えるキャラではある。
スパIIXにおける前作キャラ(通称Sキャラ)では一転して最強クラス。
各種タイガーショットの性能がものすごく高く、キャラによっては回避困難なスピードで飛んでくる上に隙も小さい。
相手が飛んできた場合はアパカッっで仕切りなおし。通称青パンサガット。


  • ストリートファイターZERO
初代から登場。全体的に太くなり、当たり判定が増した。
前日譚であり、まだタイガーアッパーカットではなく多段ヒットするタイガーブロウを使う。
必殺技の1hitごとの威力が低い上に当たり判定が悪く、サガット自体の巨躯も相まって的になりやすい。
そのため当初は性能がかなり低く、ダンと同レベルとすら言われていた。
ZERO2では少し改善されたがいまいちパッとしないものの、オリコンとの相性が良く玄人向けに。
ZERO3ではオリコンで永パに持っていくパーツが豊富であり、他の点を練習すれば伸びやすくなった。


ZEROシリーズとはうってかわって最強キャラ。
安定した波動昇龍戦法に加え強P(通称「デヨ」)の性能があんまりに高い。「Kグルサガットの強Pのみを使用、移動・ガードもなし」という縛りプレイで家庭版のボスバトルを完走したという伝説すらある。
CVS2の大会では誰もがグルーヴ問わずチームに入れていてもおかしくない強さである。


  • ストリートファイターⅣ
初代では最強キャラ。
体力が高く、タイガーショットやタイガーニークラッシュ、ウルコン「タイガーディストラクション」が軒並み高性能。
特にアパカセビキャンまたは直接対空でステップハイキック+タイガーディストラクションのコンボが余りに減るため(「はいはいワロスワロス」なニュアンスで)「ワロスコンボ」とすら呼ばれた。
後に調整を受け、波動昇龍を基本とした、初心者から上級者までおススメできるハイスペックキャラに。
一度攻められると小回りがきかず、継続した攻めもしづらいのが難点か。


【主な特殊技・必殺技】


  • フェイクキック
ZEROシリーズ/Ⅳシリーズで実装されているフェイント技。前者は立ち中K、後者は立ち強Kを続けて2連打することで、攻撃を中断する。それだけ。
リュウの波動の構えの様に明確にフェイント技として視認できるだけの硬直を見せず一瞬で足を引っ込めるせいで、出したことに気付く頃には動作が終了しているのでフェイントとしてまるで機能していない。
  1. 「特殊技なので通常技キャンセルで出せない」
  2. 「と言うか通常技そのもののキャンセルだし、キャンセルするにしても追加入力じゃなくてボタン押しっぱなしにするのが一般的」
  3. 「出した所で相手が認識する前に動作が終わる」
  4. 「仮にフェイントとして機能したとしても前進速度が遅い上にZEROシリーズではサブシステムとしてのダッシュが無く、さらに崩し手段もないので意味が無い」
といった風に、この技を使うことによる利点が存在せず、何のために使う技なのかまるで分からない技であった。
Ⅳで実装された特殊技のお手本の様なラインナップと比べるとより顕著である。


  • ヘビータイガーエルボー
Ⅳで実装された中段攻撃。鳥籠と差し合いでのリーチ差を活用するのが戦法の8割方を占めるサガットに実装された待望の崩し手段。
サガットの崩しと言えばタイガークラッシュの空振りから強引に投げる位だったため、立ち回りで打撃技として繰り出せる崩し手段の実装は大きかった。
同時に、下記のステップローキック/ステップハイキックの同時実装の影響で「小細工無しで相手を迎え迎撃する頑健な守り」のイメージも崩れることに。


  • ステップローキック/ステップハイキック
Ⅳで実装された移動攻撃。対地下段のローと遠距離対空のハイ。
それまで特殊技がフェイクキックしかなかったサガットにとって主力の接近手段として活用できる。
ローは上記ヘビータイガーエルボーと絡めた揺さぶりが強力。
ハイの方は「ワロスコンボ」に使用するレシピとしても悪名高い。




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         / ∠  ム_ゝ三i二二(山山アヲ      -= 二)
        γ √  イ,, -"                  .三/
        .ん、_(γ7''"                     ̄
        . /ゝ,.r―イ'rュ
      / ノリ リ , --'.、
       / // 人 ,.へ  .\
      7""''r'" "  ゝ- .)
    ._,イγフ    .γ ./
   ∠ _,,シ     人/
  /シ"      ,イ .イ
 ムニ(        ~ヽ_ト、

通称・アイグー、上タイガー。
両拳を突き出して放つ飛び道具
いわゆる波動拳コマンドで発動。

威力は高いがサガットの背が高いせいで弾道も高いため、しゃがまれると当たらない。
ブランカに至っては歩くだけで下をくぐられてしまう。
しかしPの強さにより弾速がかなりかわるため、受け側はタイミングを取りづらい。
また高い弾道のため迂闊なジャンプを封じる効果もある。後述の下タイガーとの撃ち分けが重要。

『6』では全体動作は短いものの、相手にしゃがまれると当たらない欠点は据え置き。
グランドタイガーショットが弱版扱いになったため、中・強版のみになった点も含めて『立ち回りのアクセントであり、接近戦までの布石』という側面が強くなった。

なお、初代当時は「タイガーアタック」もしくは「波動拳」表記で、一撃で体力を5/8程も減らす高威力を持っていた。
剛拳を参考にした……という設定は既に無かったことになったようだ。
サガットの強さはこの技と↓のグランドタイガーの性能にかかってると言っても過言ではない。


  • グランドタイガーショット
波動拳コマンドK版。
こちらも上述のタイガーショットと区別しない場合はまとめてアイグーと通称することもあるが区別する場合は下タイガーと呼ばれることが多い。
しゃがんで撃つタイガーショット。
こちらは地面すれすれな為、アイグーを避けるためにしゃがみガードしている相手にも当たる。
サガット自身の姿勢がかなり低くなっているため、飛び込まれても後述のアパカが間に合いやすいのもいやらしいところ。
一方スーパー頭突きなどの水平に飛んでくる突進技は抜けられてしまうのと、飛び込みされやすいのが弱点。

とはいえ、こちらもKの強さで弾速がかなり変わり緩急がつけやすいためうまく上タイガーと組み合わせられるかがサガットの使いの腕の見せ所である。

『6』では弱版タイガーショット扱いになるという大胆なモデルチェンジを受けた。
全体動作が長い上に弾速も変えられないため、立ち回りでは頼り切れない。

  • タイガーアッパーカット(タイガーブロウ)


         ,.-、
         ソヽ
          .ゞヾ、
          .iヘ ヘ
        ,.-、 y ,ソ.i、  アパカ!
       .イ_、 i.ゞ,.ノノi|
        スノ ,-、  .、)
     ┌,(__ノ  /  .|
      ヾ ,7 .ノヽ." .| .i
       ゞイ ト、 /ノ ノ
         ト──‐i
         // ̄7ノ.ヘ
        /.ノ ./  |
       ∠,,_ノム.___|
       イ  ノ"| i! .「
      .ヽレミ) | リ._|
        .!,,_|..|.イ .)
          .ヒテ
          .Fム
          _! .シ
          ーイ
通称・アパカ。
リュウの昇龍拳を元に編み出したムエタイ式昇龍拳。設定上は『ZERO』の「ブロウ」を経た完成版が「アパカ」である。
昇龍拳との違いは上げる足が逆で、落下時に後方宙返りする点。昇龍と違い膝蹴りを入れないため、名前の通りにただの「すごいアッパーカット」である。
とはいえ、後にサガットも殺意の波動に目覚めかけている辺り、昇龍拳のリスクもきっちり模倣されてしまった模様。
初期は1ヒットで昇龍拳を凌ぐ凄まじい威力を誇ったが、徐々に弱体化。代わりに多段ヒットするようになったが、最新作では1ヒットに戻された。
無敵時間は昇竜拳より長くない事が多く、綺麗に飛び込みを返すには引き付けて出さなければならないのが難しい処。
ひきつけるためにしゃがんだ体勢からアパカを出すのはサガット使いの必修科目である。
「ブロウ」と「アパカ」は地味にモーションが異なっており、「アパカ」が攻撃後に後方宙返りするのに対して「ブロウ」は昇竜拳のようにその場で横に回って着地する。

『6』では弱版は対空に使いやすいものの低リターン、中・強版は発生が遅くて対空には使いにくいという形になった。
強版のみボタンホールドで発動タイミングにディレイが掛かり、最大溜め版は追撃の空中ニーキックで吹き飛ばす超高威力の技となる。
タイガーショット2種と合わせて「飛ばせて落とす」戦法に専念するのではなく近距離戦も狙っていく『6』サガットを象徴する技となっている。


  • タイガークラッシュ(タイガーニークラッシュ)
Ⅱから登場したムエタイらしい飛び膝蹴り。火引強の昇天無頼脚(断空脚の原型)を元に編み出した。
初期は非常に速度が早く、わざと空振りしてからの投げが猛威を奮った。
移動速度が遅めのサガットにとって貴重な奇襲兼移動技であり、ダウンした相手に空振りしてゲージを溜めながら近づくといった使い道もある。

『6』ではコマンドが236Kに変更。
コマンドが被るグランドタイガーショットはPボタンに統一されることとなったが、上述の通りあまりいい結果に結びついていないために今まで通りのコマンドで良かったのではという指摘も。
新必殺技のタイガーネクサスも214Kなので、仮にニークラが623K、下タイガーが236Kでもコマンド被りは避けられた筈だが、これはワールドツアーの仕様*7がそうさせたのだろうか。


  • アングリーチャージ
zero2αで登場。ゲージを消費して胸の傷に手を当てて怒りを溜め、一度だけタイガーアッパーカットの威力を上昇させる。

『V』ではVスキルとして採用されている。
あまりにも簡単に、それも頻繁に怒りを溜めるムーブは「怒りや憎しみを超えた純粋な戦いこそが望みだと悟った」という設定に対しツッコミが殺到したとか。


  • タイガーネクサス
『6』で追加された新技。
一歩踏み込んで放つ強烈な膝蹴り~同じ足でのローキックを放つ初段から、6+威力の異なるKボタンの追加入力で3種類の派生技を繰り出す。
打撃系の必殺技が単発でダウン属性のもののみであったサガットに追加された択一性の攻めを仕掛けられる必殺技で、中下段の揺さぶりに更に選択肢が加わった。
ケンが使用する迅雷脚のサガット版といった所で非常に新鮮な感覚だが、ドライブラッシュの追加により過去作に比べてかなりの攻めゲーとなった6のゲーム性においてはこれでも控えめと言えるかもしれない。


  • イーヴルアイ
ザ・ムービーにのみ登場した技。眼帯を外して目から怪光線を放つというトンデモ技で、ダメージはないものの、喰らうとしばらくの間動けなくなる。


【超必殺技】

  • タイガージェノサイド


                              .  .,.-、
                                ..ソヽ
                             .    ゞヾ、
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                               ,.-、 y ,ソ.i、
                              .イ_、 i.ゞ,.ノノi|
                              スノ ,-、  .、)
           ., -‐-、              .┌,(__ノ  /  .|
     __,ィ──'",、C, !」              ヾ ,7 .ノヽ." .| .i
,ィ-.、,,-."ィ.レ” .//( ,.イ               ゞイ ト、 /ノ ノ
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イ.i , !、__| ̄.i, !, _'ムフノイ             .|/ ゞ|,_// ̄7ノ.ヘ
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           _,,.-.'" .ノ' ‐-,,,/ ノ_  .ヽ  ,.、,.-"⌒,,シ
          ムレッ'"  ..,.<^,,)",二フ",ソ ム .)シ'"

スーパーコンボ。ニークラからアパカにつなげる。
密着してれば大ダメージだが、離れると極端に弱い。
「X」では削り用だが、「Ⅳ」ではSCゲージに余裕がない*8ためまず使われない。
6では登場しないが、空中の相手に強ニークラ→アパカのコンボは存在する。

  • タイガーレイド


                                        __
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              (ノ (ノ ,ィ .,)_,(ノ (ノ ,ィ .,)ムィ''~イ / .__    ..__     __
           ,ィ.,  |イ/^.ノ..,ィ.,  |イ/^.ノ-クヘ .,, .──.-´...──.-´, .──.-´ 、ヽ
             ゞソョュイッ彳 .ゞソョュイッ彳シ  ゝ(ノ (ノ , (ノ (ノ ,ィ(ノ (ノ ,ィ .,)ム_   .,n
     , .──.-´ 、ヽ  ヾイ     |_,ヾイ      /.|イ, .ィ.,  |イ, ィ.,  |イ/^.ノ-ク__イノシ__ノ /
     (ノ (ノ ,ィ .,)ム_.  .ト、_ ,, .ィ"  ト、_ ,,ゞソョュイ.ゞソョュイ ゞソョュイッ彳シ─‐.f‐┴-ソ-─┬rrr 7ヾ~ヾ
  ,ィ.,  |イ/^.ノ-ク__イノシ  .|   _,,|    |   _,,|     ヾイ    .ヾイ    .ヾイ     |_,, ,.-‐ゝ--'‐  '⌒ ̄
 ゞソョュイッ彳ジ─‐-<   i"~リ     . i"~リ     .ゝト、_ ,,....ゝト、_ ,, ゝト、_ ,, .ィゝ/
    ,.イヾイ|,  ././~.''  、 リ i ノ     ..リ i ノ      .~ヽフ──~ヽフ──~ヽフ──┘
   ( -|     ゝ (__,.ィ、_ ...ノ .リ      ノ .リ
    ` .、7-r 、''''"~    ~ (ゞ ノ,ゞッ、   . (ゞ ノ
      `Y.=.i        . Eシ . ~"Y`.r,、 .Eシ
       .'i, )        ,.タ     "ヾ  ,.タ
        ''~       4-イ      4-イ

ZEROから登場したスーパーコンボ。断空脚のように空中で飛び蹴りを連発する。
ZERO及びZERO2では技後に最速入力でタイガーブロウでの追撃が可能なので、タイミングは非常にシビアだがダメージアップ&ゲージ回収も狙える。
コマンドの性質上、仕込み入力からのキャンセルで他の必殺技が漏れる心配がないので安定性をとるならこちら。


  • タイガーディストラクション
ウルトラコンボ。タイガージェノサイドの強化版でオーラを纏ったアパカでフィニッシュ。
非常にダメージが大きいため、基本は追撃用。
迷ったらこっちだろう。


  • タイガーキャノン
ZEROから登場したスーパーコンボ。多段ヒットする巨大なタイガーショットを放つ。
通常タイガーショットの軌道固定なのでZERO及びZERO2ではフルヒットが狙いづらく、しゃがみであっさり回避される悲しい技。
弾キャラ相手に「合わせ技」として使う事で活用できるが、闇雲に出しても当たる技ではない。

『スパⅣ』ではウルトラコンボ2として実装。こちらはZERO3同様に空中でもフルヒットするので使いやすいが、威力は低め。

『EX2PLUS』では単発ヒットで威力が低い代わりに弾速が異常に早く、一瞬で画面外までカッ飛んでいく。
この性質を知っている相手にとっては、遠距離でゲージ貯め行動として必殺技を空振りするのも億劫になるという抑止力が最大の強み。
通常タイガーショットを2発当てるのとさほど変わらない威力なので、「1ゲージ消費の威力」だけを見た費用対効果としてはイマイチではあるが、逆に言えば体力リードした状態でタイムオーバーが迫っていたり、相手がタイガーキャノンを食らうとKOされる状況では脅威度が跳ね上がる。
また、単発攻撃なので他シリーズと違ってカス辺りしない点を最大限活用した遠距離対空としても使える。


  • グランドタイガーキャノン


                                      三三`ヽ、
                                   三二 ,.;'"´  ヽ
             ___,...ィ'⌒ヽ.            三―ニ,;'       ',
           / __  / ̄ヽ、___ヽ,..-―-..._    二二三         i
          / (__/´X、   /  /\__/| | | 「Γ下ニ三;'          |
         {_/(  ヾ_ゝ、_/_/_____辻L山-┴二三          l
          i  イヽ_/`ゝ/               二二         /
         」 ニ二仁ソー-/¨´                  ニ三=      /
       /7┌-...........]                        二二.  /
      /:/ /::::、::::::::ノ::::ー-、__                     ニニ/
      .i:/ /::::::::::ミ,/:::::ソ::::::::::/ヽ、
      ゝf¨¨`ヽ、」::::::::::::::::::::/ヽ  \
 「 ̄∨二ソ  ノ /`¨¨ー-/ー-  ,/ }
 |三Ⅳ、ニニ/_/ト=-(´`¨ー--.......--'
 ヽ」」」)      ー―`

『EX2PLUS』及び『カプエス』シリーズで実装された、何気にレアなタイガーキャノンのグランド版。
性能は各タイトルのタイガーキャノン据置で、より地上戦向けの性能。
……というかZERO3以外では空中コンボ制限が強く掛かっているため、地対空としてもカス当たりしやすい上に地上ではしゃがみで回避できるタイガーキャノン自体にそこまで出番が無いのも重なってグランド版が使えるカプエスシリーズでは必然的にこちらしか使われない。

『6』のSA1のタイガーキャノンはこちらのグランド版で採用されている。
やはりしゃがんでいるだけで回避可能な過去作を踏襲するのは今の時代に合わなかったのだろうか。


  • タイガーストーム
『EX2PLUS』で実装されたメテオコンボ。
打ち下ろしブローから逆の腕でのアッパーで相手を打ち上げ、さらに強烈な膝蹴りで再度打ち上げて落下してきた相手に超多段ヒットのタイガーキャノンを練り上げて一気に放つ。
初段から膝蹴りまでの一連の攻撃はタイミング良くボタン入力することでダメージが上昇するボーナス付き。
一連の演出は非常に格好いいのだが、熟練者ほど上述のタイガーキャノンの鬼性能を常時キープしておく傾向もあっていささか空気気味なのが悲しい所。


  • タイガーヴァンキッシュ
『6』でのSA3にして切り札。
始動技である前蹴りがヒットすると相手の足にローキックを数度叩き込んで体勢を崩させた後、その頭上から渾身の鉄拳を打ち下ろし、そのまま振り返すように全身全霊のタイガーアッパーカットで空高くカチ上げる。
残りHPが25%を切ると変化するCA版ではローキックで体勢を崩す所までは同じだが、こちらはキック一発で崩した所へ即座にタイガーアッパーカットを放ちつつ自分も飛び上がり、相手の脳天と顎下にそれぞれ肘鉄と膝蹴りを挟むようにして食らわせるという殺意の高過ぎる構成となっている。


【余談】

上述した設定の通り、サガット自身の本質は『闘いの場においては容赦することのない性格』であり、シャドルー絡みの設定はZEROシリーズでやや誇張した描写がなされていた。
特に、サガットをもって「バカ弟子」と呼ぶアドンがベガじきじきに何度もシャドルーに勧誘されるも徹底してそれを断って自らの力のみでのし上がることを望む野心家であるのに対し、この時期のサガットは一度頂点に上り詰めた『防衛者として無敗を貫くかいずれ倒されるかの2択しかない』存在であり、すでにたどり着ける高みに到達した者、そこからさらに転落した者として心の迷いを抱えた時期であった。

帝王神話を崩壊に導いた因縁の相手、リュウとの三度の対峙を望むことをベガに看過されてシャドルーに一時的に身を寄せたサガットであったが、この時期は正直、弟子のアドンの振る舞いを見下せる立場かと言われると怪しい。
少なくともシャドルーに関わるのを断固として拒んだアドン目線では、かつての師がベガの元に身を寄せているのは『落ちぶれたムエタイの面汚し』とみなす判断材料としては十二分であったのではないだろうか。

一方で、スト2稼働当初はCPU専用の四天王がシャドルー所属という設定は無く、プレイヤー間でいつの間にか『シャドルー四天王』と尾ひれの付いた呼ばれ方をしていたものが、メディア展開で明確に独自設定として描写された後、それらの描写の過去を描く形でストZEROのサガットにも影響されたという経緯がある。
元はと言うとスト2ダッシュの四天王のEDがカタストロフ感満載の共通デモで、各キャラのポジションが異なるのみであったのが急速に『シャドルー四天王』というイメージを加速させたのが元凶なのだが……
この共通デモは基盤の容量が足りずにやむを得ずこうした形になったとのことで、特にバイソンのEDメッセージ内容とデモの正反対な描写はよくネタにされる。

そんなわけで、シャドルーに所属している時期のサガットの迷走ぶりはあくまで「ZERO時代当時のもの」なのだが、ストシリーズでストーリー性を明確に描写し始めたのがZEROということもあってこの時期のイメージが残っているプレイヤーも少なくない。
また、ZEROシリーズベースではっちゃけ具合が加速したマヴカプシリーズにおいては『X-MEN vs ストリートファイター』のマグニートーEDにおいて『ベガがマグニートーに倒されたのでバイソン、バルログ含めてまとめてマグニートーの軍門に下る』というミュータント原理主義だのが全く関係ない行動に走っていたりする。
それでいいのかお前ら。マグニートーも。




私は知らねばならない。この項目の追記・修正の行く先を!

この項目が面白かったなら……\アイグー!/

最終更新:2025年08月26日 20:02

*1 旧設定は78kg→109kg→78kg→98kg

*2 こちらは左目に眼帯を付けている

*3 前者は『スパⅡX』は除くとして、『EX2PLUS・EX3』『カプエスシリーズ』『SVCカオス』『Ⅳシリーズ』『ストクロ』と99年~2014年まで続投。後者は『V』のVスキルとして2022年まで続投。

*4 チャランボはキックボクシングでは一般的な戦術ではあるが、これまでのサガットのロック形式の超必殺技は相手を捕縛していない状態での乱舞が主であり、視界を奪う体勢で上半身での反撃をさせない様に両腕で抱え込んだ状態で追撃するといった駆け引きを半ば無視して徹底的に相手を痛めつける技構成は見られなかった。

*5 勝利メッセージでは昔から非常に辛辣な言動を浴びせていたが、それはサガットに限った話ではない。

*6 ムエタイが最強だと証明すべく戦っていく内に「ムエタイは最強→だから俺最強→つまり俺は神」という謎すぎる結論に至ったらしく神を自称している。そんなムエタイの帝王がどこぞの馬の骨に敗れたので認められないらしい。

*7 アバターは236Pと236Kといった、方向入力が同じコマンド技は同時にセットできない

*8 他の必殺技をEX版で使ったり、セービングキャンセルにゲージを回すことのほうが実用性が高い