No.17 リバイス・ドラゴン

登録日:2011/05/04(水) 19:01:10
更新日:2025/05/05 Mon 15:01:42
所要時間:約 3 分で読めます




No.17 リバイス・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
レベル3モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは直接攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は500アップする。

遊戯王ZEXALの記念すべき初パック「GENERATION FORCE」で登場した水属性・ドラゴン族のXモンスターにして、看板モンスター。

X素材を取り除いて自己強化する効果、X素材が無いと直接攻撃出来ない効果を持つ。
アニメで効果の使用時には、オーバーレイ・ユニットとなったモンスターを捕食することで攻撃力を上げる。


必要なモンスターはレベル3を2体と《切り込み隊長》などで比較的出しやすく強化は永続効果である

しかし攻撃力を3000にするには2ターンかかり、しかも自己強化は攻撃力だけ。守備力は0なので表示形式を変更されると目も当てられない。
X素材がなくなるとダイレクトアタックまでできなくなるデメリットがあるので、効果を発動するタイミングにも注意したい。

それでもレベル3×2から手軽に出しやすく、他のランク3より安定した強さを持つのな魅力。
このカードが登場した当時の汎用ランク3は効果が強力だがステータスが低いか、ステータスは高いがデメリットが目立つというカードが多く、これといったデメリット無しで2500打点を供給出来る……というのはこのカードにとって極めて大きなアイデンティティであった。
加えて隠れた魅力として「出てすぐ」「条件なしで」「能動的に」X素材を切れるというものがあり、高いステータスで盤面を睨みながら、落とした素材で次の展開も狙いやすかった。
X召喚が実装された初期は様々なデッキに出張された人気者である。

流石にインフレが進み汎用ランク3が充実してくると、そのセールスポイントのみでデッキに入るのは難しく、種族や属性でも差別化は厳しい為、専用サポート等による強化が待たれるところ。

アニメ・漫画において神代凌牙によって《ビッグ・ジョーズ》《スカル・クラーケン》を素材としてX召喚した。

ここではダイレクトアタック不可のデメリットはなかった上、
No.の共通効果である「No.と名の付いたモンスターとの戦闘以外では破壊されない。」と言う効果のある強力なモンスターだった。

攻撃名は「バイス・ストリーム」
効果名はアニメ・漫画では明かされなかったがゲームにて「アクア・オービタル・ゲイン」

その後デュエル終了後にアストラルに吸収され、まさかのライバルの切り札になると思われたモンスターの出番はこれで終了かと思われた……






続く遊馬VS右京先生の決闘にて




リバイス「やぁ」



こっそりと遊馬のEXデッキに加わっていた。

多分これからも活躍が期待できると思っていたが、そんなことはなかったぜ!
(それでも《No.34 電算機獣テラ・バイト》とともにナンバーズ内では遊馬によく使用されるカードである)

ちなみにナンバーズで初めて登場しただけでなく、初めて喋ったナンバーズ。
ちなみに喋るナンバーズはそのほとんどが神代凌牙に関係している……。


モンスター人気投票エクシーズ部門において、2位が期待されていたがまさかの3位
しかも2位は何と《No.83 ギャラクシー・クイーン

「やっぱドラゴンはカッコいいぜぇ!」と遊馬に紹介されるが、ババアには勝てなかったよ……
でもホープには勝っている。やったねリバちゃん


水属性モンスター初の一般パックのパッケージを飾ったカード。
また、一般パックでウルトラレアになる水属性としても、
第5期最初の「POWER OF THE DUELIST」に収録された《E・HERO アクア・ネオス》以来約5年ぶりである。



リヴァーチュ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/海竜族/攻2000/守 0
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ヴァーチュ・ストリーム」1枚を手札に加える。
(2):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドのX素材を1つ取り除く。
その後、自分の墓地から「リヴァーチュ・ドラゴン」以外の魚族・海竜族・水族モンスター1体を手札に加える。
●フィールドのXモンスター2体を対象として発動できる。
その内の1体のX素材1つを、もう1体のX素材とする。

「RAGE OF ABYSS」で登場したリメイクモンスター。見た目こそ明るい色彩になった《No.17 リバイス・ドラゴン》だが効果に面影はなく、どちらかと言えば《No.71 リバリアン・シャーク》の方が近い。
ヴァーチュ(Virtue)は「美徳・善」などの意味合いがあり、《No.17 リバイス・ドラゴン》の攻撃名に含まれるバイス(Vice)と対になっている。

特殊召喚時に《ヴァーチュ・ストリーム》をサーチする効果と、自分の場のX素材1つ取り除いて同名以外の魚族・海竜族・水族モンスターのサルベージか、場のXモンスターのX素材1つを別のXモンスターに分け与える効果を持っている。

《ヴァーチュ・ストリーム》のサーチは特殊召喚であれば良いので通常のX召喚だけでなく、《バハムート・シャーク》で直接EXから呼び出したり《No.71 リバリアン・シャーク》などで蘇生させても発動出来るのが強み。

サルベージ効果は自分以外のX素材を取り除く事もできるので、《バハムート・シャーク》の効果で呼び出した後に残った素材を取り除いて使う事も可能。
コストではなく効果で取り除くため、海皇カードの効果のトリガーにはならないが、ティアラメンツなどの様に効果で墓地に送られた時に発動する効果のトリガーにはなるので一長一短と言ったところ。

X素材の移動効果は一見地味だが、《バハムート・シャーク》の効果で呼び出したXモンスターに自身のX素材を分け与えたり、なんなら相手のXモンスターのX素材を奪うなんて使い方も可能。


ちなみにサーチ可能な《ヴァーチュ・ストリーム》の効果は以下。

ヴァーチュ・ストリーム
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの魚族・海竜族・水族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターが水属性の場合、このターン、対象のモンスターは1度だけ効果では破壊されない。
それ以外の場合、対象のモンスターは水属性になる。

ブレスを放つ《リヴァーチュ・ドラゴン》というイラストと《No.17 リバイス・ドラゴン》の攻撃名である「バイス・ストリーム」を意識したカード名からしておそらくは《リヴァーチュ・ドラゴン》の必殺技カード。

魚族・海竜族・水族モンスター版《ゴッドバードアタック》と言うべきカードであり、《リヴァーチュ・ドラゴン》が海竜族なのでそのままコストになれるのが強み。

更に墓地から除外する事で水属性モンスターに1度だけの効果破壊耐性を付与するか、水属性以外のモンスターを水属性に変更する効果もある。
相手の除去に対する防御として使えるだけでなく、場で発動した《ヴァーチュ・ストリーム》の対象になった自分の水属性モンスターに対して墓地の《ヴァーチュ・ストリーム》のこの効果を使う事で相手の場のカードのみ破壊、と言うコンボも可能。
水属性以外に使用した時の水属性化はコンボ色が強めで汎用性に欠けるが、相手モンスターを水属性にした上で《クリスタル・シャーク》で半減しつつ特殊召喚、と言ったコンボが可能。




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最終更新:2025年05月05日 15:01