ガンダムAGE-1タイタス

登録日:2012/06/21(木) 14:14:59
更新日:2018/04/04 Wed 10:35:05
所要時間:約 7 分で読めます




そうじゃ、貫けぬのなら叩き壊せばいい!!



「ガンダムAGE-1タイタス」とは、『機動戦士ガンダムAGE』に登場するモビルスーツ(MS)。

第一部フリット編の主役機ガンダムAGE-1が重装甲パワー型ウェアである"タイタス"ウェアを装備した状態である。



ガンダムAGE-1 タイタス

型式番号:AGE-1T
全高:17.6m
重量:62.5t

武装:
  • ビームラリアット×2
  • ビームショルダータックル×2
  • ビームニーキック×2


コロニー「ファーデーン」の市街地において、ドッズライフルの通じない新型UE「バクト」と対峙したAGE-1に
「被害が出やすいコロニー内戦闘」と「固い装甲を持つ敵」という条件からAGEシステムが提案したウェア。
太くがっしりとした赤い四肢を持つ、肉弾格闘を得意とするパワー重視の形態。
駆動パワーや防御力はノーマルに比べて格段に増すが、反面機動性は低下する。だが、そのパワーは同じパワー型のバクトを凌駕する。

腕部を始めとした各部からビームを発振させ、さながらプロレスのように戦闘を行うのが特徴である。
……確かに接近戦なら銃撃に比べ周囲への被害は少ないだろうが、「それならサーベル強化すればよくね?」という声もあろう。
しかし、この時はGエグゼスのデータがなくサーベルの状態がダガーの長さまでしかできないと考えれば妥当な判断である。

小説版では【重力制御システム】の存在が示唆されている。
これは機体周囲に特殊フィールドを発生させ、攻撃のインパクトに合わせ発動することで対象を重力圧壊させる。
また、敵機の爆散によって生じるエネルギー(爆風など)をコロニー中央部に逃がすことで被害を抑える事も可能。

この効果により"強大な攻撃力"と"周囲の安全性確保"の両立に成功。また、この効果を最も活かせるのがあのプロレスのような攻撃方法なのである。

この無茶とも言えるバトルスタイルを実現させるのが、【質量変換装甲】の存在である。ただしこちらも小説版のみ登場。
フリットとバルガスが開発した技術で、ガンダムの有り余るエネルギーを直接質量に変換することで瞬間的な防御力を高める"究極の装甲"。この機構はタイタスの強大なパワーからタイタスそのものを守る役目も担っており、攻撃のタイミングに合わせその部位を硬化させ保護する。
……大仰ではあるが馬鹿にはできない。実際、本編においても一度たりとも致命傷を受けた事は無いのだから。というかかなりのトンデモ技術なうえ、装甲になるほどの質量に相当する恐るべき出力を誇ることになる。小説版AGEではよくあることだが。

アニメ版ではこのウェア自体にジェネレーターが内蔵されており(AGE-1本体のエネルギー源はプラズマバッテリーである)
高出力のビームを本体の加速とともにぶち当てることでより威力を発揮するウェアとなっている。



◆武装
  • ビームラリアット
下腕部内蔵の「磁気旋光システム」によりビームリングを発振させ、対象にラリアットを喰らわせ装甲を削り破砕する。
またカウンターとしても使用可能である。

  • ビームショルダータックル
肩が展開し4本のビームスパイクを発振。そのままショルダータックルをかます。

  • ビームニーキック
膝から3本のビームスパイクを発振させ、膝蹴りを繰り出す。


小説版によれば、上記の武装から発振されるビームはドッズライフル同様にDODS効果を帯びたリフェーザー・ビームであり、
攻撃対象を分子崩壊させる(敵機を消滅させることで、火災等の二次被害を防ぐ効果もある)。
これと重力圧壊との相乗効果により、タイタスは本編登場のウェア中トップクラスの破壊力を誇る。



◆劇中の活躍
バクトの解析とウェアの製作に関しては、
ドッズライフルの跳弾により街に被害を出してしまったフリットがザラム側に拘束されていた間に行われていたようである。

そして再び現れたバクトに対し、ラーガンジェノアスが時間を稼いでいる間に換装を試みる。
あわやラーガン撃墜かと思われたタイミングで換装完了、ビームラリアットでバクトを撃破。そのまま街に現れた増援を迎え撃つべく向かう。

この時点ではまだ扱いは良かったのかもしれないが、
その後の街での戦闘ではマッドーナ工房作のウルフの新たな愛機Gエグゼスが完全にタイタスの初登場を食う大活躍。引き立て役と化してしまう。
さらにマッドーナ工房周辺で遭遇したゼダスとは絶対的に相性が悪く、相手の高機動力に翻弄されるままだった。

アンバット攻略戦ではディーヴァを強行揚陸させるべく、艦船用の格納庫に先行。

磁気旋光システムのリミッターを解除し、機体そのものをビームの塊にした状態で突撃しガフラン数体を撃沈。
更に駆動系パワーリミッターを解放、自らの数十倍もの質量を持つシャッターをこじ開けた。

だが左手と右足がその負荷で破砕。ノーマルウェアに換装した。

確かにタイタスのパワーが十分に発揮され、活躍としてはかっこよかったものの、微妙な印象を抱いた視聴者も多く、
「シャッターさん強杉www」「シャッター>>>タイタス」等、以後散々ネタにされる羽目になる。

が、そもそもタイタスがこじ開けたのはシャッター( Wikipediaへのリンク )ではなく隔壁である。言葉のマジックである。
あれだけ大質量の隔壁をこじ開けられる時点で当時のMSとしては常軌を逸した性能であり、
また壊れたのはその前のリミッター解除のせいなので、耐久力に難があると一概には言えない。
実際これ以外での損傷はほとんどない。


しかしこれが事実上、アニメ本編での最後の見せ場(後述のアデル含めて)となってしまった。


小説版では開発経緯から異なり、AGE-1がザラム・エウバ両軍合わせて40機超のMSと切り結ぶ中、バクトを含めたUEの部隊が乱入。
これがバクトとの初交戦であり、この戦闘の中でデータを解析→ビルダーで製作。
更に戦場の只中で空中換装という、非常に派手な登場を果たしている。
また向こうの項目でも触れているが、登場順がGエグゼスと逆になっている。

その後はゼダス戦直前に換装のタイミングを逃し(※フリットは自分の判断ミスとしていたが、結果論とも言える)、
ガンダムAGE-1スパローの登場もあって暫く出番が無くなってしまう。

そしてアンバット攻略戦。まさかまたシャッターに潰されるかと思いきや、普通に侵入しデファース(ラスボス)戦に突入。
スパローから満を持してタイタスに換装する。

唯一の脅威だったデファースの主砲はスパローによって無力化した。もはやタイタスを阻むものは無い。

タイタス無双の始まりである。
質量装甲により、デファースのビームを悉く弾き返しながら猛進し、振り下ろされたサーベルを握り、そのままビーム・アッパー・カット。
続けてビーム・ラリアット。ライフルをビーム・ニーキックで砕く。後ろ回し蹴りでかしがせ、その膝を足場に飛翔。
顔面目掛けてのビーム・シャイニング・ウィザードでセンサーを粉砕、エルボードロップで追撃。

そして磁気旋光システムのリミッターを解除し装甲を突破、反応炉にドッズライフルの零距離射撃でトドメ
と、本編の不遇が嘘のような凄まじい戦闘力でデファースをフルボッコにした。
「タイタスの手でどうやってライフル持ったんだ」とか野暮ったいツッコミは絶対にしないように、一応ゲーム版では普通に持っていたため問題はない。


漫画版であるFirst Evolutionでは第二巻の表紙を飾り、その巻に収録された話で初登場。
アニメ版と経緯は少し違い、この前に一度バクトと交戦しており(この時はウルフのジェノアスカスタムによるラリアットで撤退させている)
この時に得たデータを基にAGEシステムが構築した。

AGE-1がザラム・エウバ両軍のMSと切り結ぶ中、バクトを含めたUEの部隊が乱入する。
その時ちょうどこのウェアが完成し、バルガスがフリットにディーヴァに戻って換装するように言う。
しかし、ザウム・エウバ両陣営がUEによって全滅させられそうな事態にフリットは戦場での換装を決意。
ラーガンやウルフもそれに協力し、彼らが時間を稼ぐ間にタイタスウェアへと換装しようとする。

それに気が付いたUEのバクトはAGE-1へと向かっていく。ウルフのジェノアスカスタムの妨害を破りバクトが換装中のAGE-1へと攻撃。
だがタッチの差でタイタスへの換装が完了。その力をフルに使いバクトに何もさせずに大打撃の後、ビームラリアットで粉砕。
これを見たUEは撤退し全滅は免れる。初めてのウェアを使いこなしたフリットはディーヴァクルーから称賛されたのだった。

続くマッドーナ編ではユリンを誘拐して逃げるゼダスを追って、ラーガンが持ってきたタイタスにフリットが搭乗。
ゼダスを守るかのように展開するガフランやバクトをリミッターを開放して一撃で全滅させた。

しかしフリットも初戦でのゼダスの機動性からタイタスで勝てるのかと考え、危惧していた通り、
タイタスではゼダスには追いつけずユリンを結局連れ去られてしまうのだった……。


アニメ版や小説版と違い最終決戦には参加できなかったが、アニメとは違い
初登場で他の機体が手も足も出なかったバクトを瞬殺し、ガフラン部隊を全滅させるなど、かなり目立った活躍をしていた。


第二部ではアデル用に量産されたものがディーヴァにも配備。
マックスアリーサがソロンシティの戦闘において本ウェアに換装して出撃したが、
パイロットの技量故か同じパワー型のバクトはおろか旧式のガフランに対しても押され気味で、アリーサ機はバクトに頭部を損壊させられた。

小説ではアリーサ機がビーム・ムーンサルト・プレスでバクトを撃破している。一般機も登場。
クロノス戦ではスーパーバーニアを装備し、ガンダムAGE-2ら僚機と連携、見事勝利した。

第三部でもロストロウラン防衛戦に投入されている。が

何故かサブフライトシステムに乗り支援していた。
何故足場の悪い湿地帯でこの近接戦しか出来ないウェアを選んだのか……そして、飛び降りるにしてもなぜ一度飛んだのか……。


◆ガンプラ
AG、HG、MG、BB戦士で発売。
HGは別売のアデル及びfigma鹿目まどかと互換性があり、アデルタイタス、まどかタイタスに換装可。

HG、MGは全ビームを発振状態にできるだけのクリアーパーツが付属し中々に豪華。
またMGにはかねてから要望のあった平手パーツが付属し組み合うポーズをとらせる事ができる。
組み合うヴェイガン機が無いが


余談だが、よくGガンダムのネオ○○代表に似てると言われる本機。だが色を変えるとむしろ某神魂合体なスーパーロボそっくりに。

違和感仕事しろ


フィギュアではROBOT魂で立体化。こちらもよく動く。



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