登録日:2010/01/19 (火) 07:29:56
更新日:2025/04/09 Wed 07:51:11
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研磨されし孤高の光
真の覇者となりて
大地を照らす!
光輝け!
シンクロ召喚!
大いなる魂!
●目次
概要
カードテキスト
《セイヴァー・デモン・ドラゴン》
星10
闇属性 ドラゴン族 ATK4000 DEF3000
救世竜 セイヴァー・ドラゴン+レッド・デーモンズ・ドラゴン+チューナー以外のモンスター1体
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが攻撃した場合、ダメージ計算後にフィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する。
1ターンに1度、エンドフェイズ時まで相手の表側表示モンスター1体の効果を無効にし、そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップする事ができる。
エンドフェイズ時にこのカードをエクストラデッキに戻し、自分の墓地に存在するレッド・デーモンズ・ドラゴン1体を特殊召喚する。
解説
一つ目の効果は相手の効果を無力化し、相手の攻撃力を自身に加える起動効果。
実質的に相手モンスターの攻撃力を0にする事と同じであり、攻撃を阻止されなければ4000もの戦闘ダメージを与えられる。
アニメでは自身を破壊しようとする相手のカードを無効にし、相手に《セイヴァー・デモン・ドラゴン》の攻撃力と同じ数値のダメージを与えるというものだった。
三つ目の効果は自身をEXデッキに戻し、墓地から《レッド・デーモンズ・ドラゴン》1体を特殊召喚する誘発効果。対を成すセイヴァー・スターと同様のものである。
フィールドに《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を残せるとはいえ、総合的な性能は大きく低下するためデメリットである。墓地の《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を対象にとる効果なので《墓穴の指名者》《D.D.クロウ》などの墓地除外には注意。
派手な性能をしているが、《セイヴァー・スター・ドラゴン》と同じくセイヴァーと名の付くモンスターは召喚条件が厳しい。
更にはフィールド上に1ターンしか残れない。
ただあちらと比べると、このカード自身の効果で攻撃力が上がるのでフィニッシャーにしやすいだろう。
ちょうどレベル1の《ニードル・ガンナー》を素材にできる為、トドメを刺しやすくなるかもしれない。
あちらに《
シューティング・スター・ドラゴン》がいるように、こちらは《
琰魔竜 レッド・デーモン》がライバルとなる。
別のチューナーを使えば、より場持ちのいい《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》や《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》のS召喚が狙える。
本家《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の代用にできる《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》が除去能力を持つため、ダメージ量でも大差ないこともありえる。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》で除去しきれない時も単純に4000ダメージ通せるのがこのカードの強み。
専用チューナーの縛りを考えるとトントンか。
ちなみにEXデッキに戻す効果は誘発効果であるため、
自分の効果でカウンターして強引に維持するという方法がある。
《セイヴァー・デモン・ドラゴン》には効果破壊耐性があるため、発動した効果を無効にされても破壊はされないことで可能な超荒業である。《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》のような単なる無効化でもEXデッキに戻ることは阻止できるが、その場合は破壊耐性も無効になるのでご注意。
ただ、先攻1ターン目に出した場合はこの方法で《セイヴァー・デモン・ドラゴン》を残せるだろうが、返しの相手ターンからは相手の行動にカウンター効果を回したくなる場面も多くなるはず。なので、そこまで期待しすぎない方がいいだろう。
なお、「デーモン」ではなく「デモン」となったため、海外版でいう「Archfiend」に含まれず(含められず)、海外名は《Majestic Red Dragon》(=セイヴァー・レッド・ドラゴン)となっている。
アニメでの活躍
自分のLPが相手より低いときにのみ発動できる破壊輪、《ショック・ウェーブ》を発動しようとしたその時、カーリーは地縛神をリリースして相手モンスターを破壊する《地縛解放》を発動。
《セイヴァー・デモン・ドラゴン》に破壊効果が行くが《セイヴァー・デモン・ドラゴン》は破壊無効効果が発生し、《セイヴァー・デモン・ドラゴン》に《地縛神 Aslla piscu》の攻撃力を足した6500のダメージがカーリーに直撃、デュエルは幕を閉じた。
デュエルワンポイントレッスンでは
龍亞が「なんでカーリーを倒しちゃったんだ」と責めるのに対し、
遊星が「カーリーを倒したのはジャック(の意思)ではなく、《セイヴァー・デモン・ドラゴン》の強制効果だった」と説明した。
また、ジャックVS偽ジャック(2戦目)にも登場。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と、《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》、レベル1の《ダーク・バグ》を素材としてS召喚された。
偽ジャックの《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃力を吸収して勝利に導いた。
攻撃力吸収効果名は、パワー・ゲイン
技名は、アルティメット・パワー・フォース
「光を惑わす、悪しき項目よ!!ROMの狭間へと消え去るがいい!!」
「アルティメット・パワー・フォース!!!」
- レベル8融合を使うデッキの切り札?になったりする -- 名無しさん (2015-07-10 20:55:18)
- ↑ゴーストカロンからの墓地シンクロか。 -- 名無しさん (2015-11-06 00:52:12)
- 遊星のセイヴァースターはサポートと進化来たけど、ジャックのセイヴァーデモンは来ないのかな?光来する奇跡でデモンのサポートしてないけど、維持して妨害したいスターとフィニッシャーのデモンだと役割が違うからなぁ -- 名無しさん (2022-10-14 09:12:29)
- もしスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンに対応するセイヴァー形態が登場したら、「設定上ジャックが『“赤き竜の戦士”シグナーの一人として授けられた相棒たる“赤き竜”の眷属の一柱たる竜『レッド・デーモンズ・ドラゴン』に、かつて自らの力で調伏し自らのものとした“赤き竜”と対立する邪神“冥界の王”の眷属たる地縛神の一柱『スカーレッド・ノヴァ』を合一させ、精霊“赤き竜”そのものの力を『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』を介して一時的に宿し“赤き竜の化身”となった存在を従えている』」と、ある意味レクスの目指した「赤き竜と冥界の王の力の掌握」を赤き竜寄りで純粋なデュエルのための力として成功させている状態ということになるんだろうか……? -- 名無しさん (2022-12-11 21:54:24)
最終更新:2025年04月09日 07:51