登録日:2011/10/06 Thu 15:27:13
更新日:2026/08/15 Sat 08:40:39
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罠カード、《聖なるバリア -ミラーフォース-》発動!!
相手フィールドの攻撃表示モンスターを、全て破壊する!!
《聖なるバリア -ミラーフォース-》とは、『
遊戯王OCG』に存在するカード。
《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
概要
遊戯王の中でも非常に歴史の長いカードの1枚で、
OCGでは「
Vol.7」で初登場した。
当時のレアリティは「シークレット」。
相手の攻撃宣言時、攻撃表示の相手モンスターを全破壊するという、いわゆる「攻撃反応型罠」の1つ。
「シンプルなテキストは強い」を体言する1枚であり、長い間非常に重宝された。
ちなみに、現実のプレイヤー間での略称は「ミラーフォース」「ミラフォ」「聖バリ」などが使われやすい。
特に「ミラフォ」はアニメ『
5D's』で
クロウ・ホーガンが発言していたため、ある意味公式の略称。
当然ながら、大会ではカード名を宣言する際は正式名称を言わなければならないので注意。
イラストは赤いビームを
反射している白く輝く
バリアであり、爽快感がある。
環境での活躍・制限動向
基本的にはどんなタイプのデッキでも投入する事が可能。
特に
OCG黎明期の当時は攻撃に対する防御手段が少なかった事もあり、相手のモンスターのみをいとも簡単に全滅させる性能から、このカードが通るだけで敗北に直結することも多かった。
このカードをスルー可能という点は《
人造人間-サイコ・ショッカー》・《
王宮のお触れ》の評価に大きな影響を与えた。
第1~5期(1999~2008年)
1枚1枚のカードアドバンテージをコツコツと奪い合う環境だったため、一度に複数の除去が可能なこのカードはそれだけで非常に強力だった。
デュエル中、相手がまだ《聖なるバリア -ミラーフォース-》を使っていないならば、魔法か罠を1枚セットするだけでブラフが成立するほどであった。
登場からわずか2か月後の2000年4月には、
エクゾディアパーツと一緒に
制限カード入り。
2004年9月には何と
禁止カード指定にまで至っている。
その後、2005年3月に一度目の制限復帰を果たすも、同年9月に禁止カードへと逆戻りし、2006年3月に二度目の制限復帰となった。
このように長らく誰もが認める強カードとして扱われていたが、次第にその評価も変化していく。
そもそも罠カード、しかも発動タイミングが攻撃宣言時と限られているが故に《
サイクロン》などの伏せ除去には弱い。
また、破壊耐性や蘇生能力をもつモンスターや、《
スターダスト・ドラゴン》・《スターライト・ロード》などには無効にされるため、相手モンスターを除外する《
次元幽閉》が優先されることも多くなっていった。
他にも、破壊よりライフダメージを優先するなら《
魔法の筒》があったりと、《聖なるバリア -ミラーフォース-》も万能というわけでは無いというのが徐々に浮き彫りになる。
そもそも高速化が進みすぎた
S召喚登場以後の環境では、展開を止められない攻撃反応型は軽視されやすく、発動や効果を無効化されたり、発動する前に潰される事も多い。
特に、《サイクロン》の制限解除に加えて、フィールド上のカードを何でも破壊してしまう「
甲虫装機」が出現した2011年頃からは、その傾向が特に顕著となった。
そうした事情からか、2012年9月には
準制限カードに緩和。
そして2013年9月にはとうとう
無制限になってしまった。
『DM』~『GX』辺りの環境で戦っていたプレイヤーにとっては衝撃的だろうが、そのくらいこのカードの評価は落ちているのである。
破壊耐性を持っていたり、破壊耐性を付与するカードも増えているため、発動したところでどうにもならない場合も多くなっている。
しかし、徐々に価値が軽視され続けているとはいえ、「1枚で複数のモンスターを破壊可能」という能力は素晴らしく、強力なカードである事には間違いない。
対象を取らない除去として採用し、相手が下級1体だろうと発動して確実に1:1交換に持ち込むのも現在では重要。
伏せの除去や対策を苦手とするデッキもあるので、今でも引っかかるデッキはなんだかんだ引っかかる。
また、攻撃反応型罠の採用率が下がっているという事実は逆に言えば、「相対的にプレイヤーの《聖なるバリア -ミラーフォース-》に対する警戒心が薄くなっている」ということである。
事実、無制限化後の『TAG FORCE』シリーズでは一部の高レベルNPCが3枚積みしており、プレイヤー側にはNPCのデッキの中味は完全に割れているし対策は幾らでもあるはずなのに、コンピュータゲーム故に雑なデュエルをしたがる環境も相まって見事に引っ掛かるプレイヤーが続出した。
展開は止められないが、逆に言えば展開しきったバトルフェイズで発動するという事はリソースを使った後にぶっ放されるため巻き返しが効かない場面も多い。
「今の環境でどうせミラフォなんて……」などと安易に攻撃を宣言してまんまと全滅を被る、などという事態は避けたい。
さらには「
アーティファクト」の登場で、セットカードを割るという戦法にもある程度リスクが伴っているので、いざというときに相手の顔を
絶望で染めることができるかもしれない。
なお、《
クリティウスの牙》に対応しており、《ミラーフォース・ドラゴン》を特殊召喚するのに必要となる。
《クリティウスの牙》でモンスターを特殊召喚できるカードの中では汎用性が最も高い為、3枚積みもアリ。
- 守備表示にできないリンクモンスターの登場
- EXデッキからの展開の制限(それによるペンデュラムモンスターの扱いの変化)
- そのためのメインデッキの大型モンスターの投入が多くなった
等の要因から、再び《聖なるバリア -ミラーフォース-》の利用価値が上昇。
しかし、
第11期以降は新マスタールールが廃止。
EXデッキからの展開にリンクモンスターが必須でなくなった事も相まって、このカードが刺さらないデッキも台頭するようになった結果、採用率は再び落ち込む事となった。
とは言え、状況次第では複数のモンスターを一網打尽にできる性能は今の基準でも破格であり、環境の高速化で罠カード自体の採用率が下がっている現在でも油断すると痛い目を見る1枚である事は間違いない。
下記の相互互換カードたちとの関係性もより細かいものになっており、どれを採用するのかデュエリストの腕が試されるだろう。
原作・アニメでの活躍
初登場は「王国編」最初のデュエルである
ATMと
HA☆GAのデュエル。
森が大部分を占めるフィールドでのデュエルであり、昆虫使いの羽蛾はその環境を利用して遊戯の守備モンスターを次々と撃破していく。
そして羽蛾のフィールドには《ヘラクレス・ビートル》・《昆虫人間》・《
ゴキボール》・《ビック・アント》・《吸血ノミ》と5体のモンスターが並ぶ。
この時の《昆虫人間》の攻撃力は2600。
更に羽蛾は相手の攻撃に反応してモンスター破壊し攻撃力分のダメージを相手に与える罠を仕掛けていた為、《
ブラック・マジシャン》も守備表示で出すしかない。
そして《ブラック・マジシャン》が遊戯の切り札である事を知っている羽蛾は《ブラック・マジシャン》に攻撃を仕掛けるが……
ヒョヒョ――!ブラック・マジシャン撃……は……!!
フフ……
何がおかしい……
今、たしか「攻撃」と言ったよな……
え……
フフ……オレの手元にふせてあるカードも……
まさか……罠カード……!!
そのとーり!
相手の「攻撃」の言葉がスイッチとなり発動する罠カード!!
敵の攻撃を四方にはね返すミラー・バリア!!
ギョエエエエ昆虫軍団全滅〜〜ッ!!
といった感じで攻撃をはね返し、羽蛾のフィールドに溜まった昆虫モンスターを全滅させるのであった。
その後もちょくちょく使用され、幾度となく遊戯を救い続け、彼の防御カードの代表格として挙げられる。
因みに、
闇マリクも使用している。
ちなみに、原作での王国編における遊戯は、これと《六芒星の呪縛》しか罠カードを使用していない。
効果に関しては多少ブレはあるが、概ね攻撃を反射してあるためダメージの方も入る。
また小説版では打撃攻撃の場合は攻撃したモンスターには完全には及ばないとして、1/2の確率で生き残る効果となっている。
その強さは以降のアニメ・漫画シリーズでも健在であり多数の作品に登場。
特にアニメシリーズでは『GX』以降常にプレイされ続けており、
- 『GX』:十代、遊戯
- 『5D's』:氷室、クロウ、レクス、詰めデュエルのCPU
- 『ZEXAL』:六十郎(と、もしかしたらIV)
- 『ARC-V』:95話のセキュリティ隊員
といった面子が使用。『ARC-V』以外は発動にも成功している。
漫画版では『GX』でマッケンジー、ヨハン、エド、『5D's』で氷室がプレイしている。
デュエル以外のシーンでも幾度も登場しており、まさに遊戯王カードを代表する1枚と言える。
………と、登場回数は多いのだが、除去としては最大1:5交換が可能なパワーカードの1つであるためか、アニメ・漫画では
- 伏せられても使えない
- かわされる
- 無効にされる
- 使った結果逆に不利になる
等、王様(とCPU)以外はまともに使えた試しが殆どない。
そもそも《聖なるバリア -ミラーフォース-》に限らず、アニメの強力除去カードの活躍は軒並み限定されることからわかる通り、ただ使うだけでは全くアニメ映えしないので仕方ない面もあるのだが…。
例外は六十郎の爺ちゃんくらいだが、これは対戦相手の遊馬がこのとき精神的に不安定で油断していたことによるところも大きい。
また、意味深に伏せられたカードを「ならばあのカードは、ミラーフォースのような逆転のカード…」と外野の氷室さんが勝手に推測したら全然違った、というアクロバットな弄り方まである。
その知名度の割に発動成功率が妙に低く見えるアニメの不遇な活躍もあって、訓練された遊戯王視聴者ならアニメで怪しい伏せカードが登場する度に
の氷室さんのネタが登場し、本当に《聖なるバリア -ミラーフォース-》であっても如何にして活躍するかではなく如何にして失敗するか予想しあう程であった。
また上述の通り、アニメ本編で「ミラフォ」という略称が登場したのも『5D's』の時期である。
クロウ(ミラフォってことは、攻撃したら全滅か。厄介だぜ……)
(何を思ったか無策で突っ込むジャック)
CPU「罠発動。《聖なるバリア -ミラーフォース-》」
(再びミラフォされて更地になる)
クロウ「だーかーら、あのカードはミラフォだっつってんだろ!」
時は流れて2018年、アニメ『
VRAINS』において
リボルバーが使用。
何とこの御仁、
このカードを4回使って4回とも見事成功させた。
ちなみに初使用の「vsゴーストガール」戦ではエフェクトの発光でカードが隠されており、引っ張りに引っ張った「vs鬼塚」戦でやっと明かされた。
この時リボルバーは、永続魔法《リンク・プロテクション》の効果により、「リンクモンスターが4体以上いないと攻撃できない」状況を作り出している。
守備表示にできないリンクモンスターの大量展開を誘い、まんまとこのカードに引っ掛けて見せた。
当然ながら鬼塚のリンクモンスターは全滅。アニメでは「失敗
フラグ」と揶揄されるこのカードが通った場合の恐ろしさを再証明する形となった。
なお、
食らった側(鬼塚)にも特に落ち度がないという《聖なるバリア -ミラーフォース-》が決まったパターンでは珍しいタイプとなっている。
それまでに「リボルバーは恐ろしいカードを持っている」と消滅間際のゴーストガールが伝えた事もあり、
視聴者の間では伏せカードの定番予想ネタである「恐ろしいカードってミラフォだったりしてwww」と冗談交じりで言われていたのだが、
まさかの大正解であり逆に度肝を抜かれたデュエリストが多数。
「あのカードはミラーフォースのような逆転のカード…」
→「もう、氷室のおっちゃん全然違うじゃない」
→「め、面目ない」
といつものノリで氷室さんをネタにしようとしたら、本当に登場してしまい、あまつさえ発動に成功し逆転してしまったのである。
(既存カードしか使わないタイプの架空デュエルならともかく)既存カード…しかも上述したように最古参クラスのここぞという時に全然働かない事で有名なカードが切り札として扱われ、
さらに
- 発動時のシュールな動作(通称:「ミラフォの舞」)
- 上記の「底知れぬ絶望の淵へ、沈め!」という、罠カード1枚発動するにしては仰々しすぎる台詞(受ける被害は確かに絶望だが)
- 何が起こったのかわからないまま辺りを包む激しい光にリアクションする観戦者たち――と、まるで三幻神や三幻魔等の伝説カードでも出したかのような盛大な演出から出てきたのがミラフォ
という予想の斜め上な演出も相まって、放送後にはtwitterや某大百科のランキングが上昇する等、遊戯王界にとっては衝撃的な出来事として記憶された。
続く「vs遊作/Playmaker」戦でも使用。
数々の描写からPlaymakerが警戒しており、対処していたのにもかかわらず、攻撃対象になった際に守備モンスターを全て攻撃表示に変更する《スピンドル・ドラ》とのコンボでPlaymakerのモンスターをすべて破壊。
さらに複数の相手モンスターの効果破壊をトリガーとする《オーバーフロー・ドラゴン》に繋げることでモンスターの展開につなげていた。
今回も完璧に決まっており、リボルバーも「ハノイの崇高なる力の前にひれ伏すがいい!」とノリノリであった。
その後、仕切り直しのマスターデュエルでもまたまた使用。
先攻のリボルバーは通常魔法《リンク・コイン》 でお互い確認したうえで《聖なるバリア -ミラーフォース-》を手札に加え、伏せカード1枚でターンエンドというあからさまな真似をして見せた。
今回も警戒していたPlaymakerは伏せカードを破壊するが、セットしていたのは何と専用サポートとも言うべき《ミラーフォース・ランチャー》(詳細は後述)。
またもやその後の《
エクスコード・トーカー》の攻撃時に《聖なるバリア -ミラーフォース-》を成功させた。
しかし、破壊をトリガーにした自己再生効果を持つ《レストレーション・ポイントガード》による追撃は通してしまった。
ただ使うだけでなく、
- 初見で引っかける
- 展開させておいて引っ掛ける
- 警戒させて別の方向から引っ掛ける、
- 向こうから引っ掛かりに来させる
とあの手この手で使いこなしており、リボルバーのプレイングスキルの高さがうかがえる。
専用サポートまで駆使しているため、【ミラーフォース】デッキとまで呼ばれることも。
VRAINS世界で主力の
リンクモンスターは全て攻撃表示限定であり、さらにスピードデュエルの場合は大量除去を食らってもある程度なら立て直すことができるメインフェイズ2がないのでバトルフェイズ中の除去が相対的に強い、と真面目に考えてもアニメの環境では有力な1枚と言える。
派生カード
《聖なるバリア -ミラーフォース-》が元になったカードもいくつか存在する。
いずれも「○○なるバリア ××フォース」というネーミングが特徴。
ミラーフォース直系
相手モンスターの攻撃宣言をトリガーとする、所謂「直系」。
いずれもミラーフォースと同じ通常罠であり、英語版ではこの直系を「○○○ mirror force」というネーミングで統一している。
モンスターの6属性に対応するような名前とイラストだが、《聖なるバリア -ミラーフォース-》同様効果の性質上は特に関係がない。
《邪悪なるバリア -ダーク・フォース-/Dark Mirror Force》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全てゲームから除外する。
最初に登場した派生カード。対象が守備表示モンスターになり、破壊でなく除外になった。
リバース効果モンスターなどをまとめて除外出来るのはいいが、攻撃表示のモンスターに対しては何もできない。
相手の攻撃宣言が発動条件なのに肝心の攻撃を防ぐ事はできず、かなりちぐはぐな性能。
「開闢」と「終焉」が収録された同パックの中でも
ハズレアの1つとみなされてしまった。
一応《重力解除》や《皆既日食の書》などの表示形式を変更できるカードと併用すれば問答無用で全て除外できる。
だが、相手の場に守備表示モンスターが1体でもいなければ発動できないため、この使い方にも不安が残る。
カード2枚を消費するなら《ライトニング・ボルテックス》などを頼る方が手っ取り早い。
登場した第3期当時は《聖なるバリア -ミラーフォース-》が汎用カードとして多くのデッキに投入されていた時期なので、意図的に弱めにデザインされたのだろう。
超重武者のような守備表示で攻撃できるモンスターが主体のデッキが流行れば使えるかもしれない。
守備表示にできないリンクモンスターなんてものが出てきてしまったが。
イラストは《聖なるバリア -ミラーフォース-》の色を黒くして左右反転しただけ。
かと思いきや、ビームで分かりづらいが《聖なるバリア -ミラーフォース-》には無いヒビが追加されている。
攻撃の反射はするが攻撃自体は防げないこのカードらしい。
《閃光のバリア -シャイニング・フォース-/Radiant Mirror Force》
通常罠
相手フィールド上に攻撃表示モンスターが3体以上存在する場合、
相手の攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊する。
第5期第4弾パック「FORCE OF THE BREAKER」で登場。
見ての通りの調整版。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》の単純な完全下位互換であり、効果はそのままに発動条件が追加された。
相手のフィールドに攻撃表示モンスターが3体いないと発動できない。
3体以上というのが融通が利かず、相手や状況を選んでしまうのが痛い所。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》だけでは心許ない時には、このカードも採用して穴を埋めてもらいたかったのだろう。
だが、《聖なるバリア -ミラーフォース-》無制限の今ではさすがに仕事が無い。
更に下記の相互互換のカードが続々登場したので非常に肩身が狭い。
無効化効果を持つ罠カードのイラストで2回もやられ役として登場しており、イラスト面でも不遇なカード。
《神風のバリア -エア・フォース-/Storming Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主の手札に戻す。
第9期第5弾パック「クラッシュ・オブ・リベリオン」で登場。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》のバウンス版。
対象を取らない全バウンスなので、破壊耐性・対象耐性持ちも纏めて消し去れる。
対象を取らず破壊ではない除去という点でも貴重。
だが、「
妖仙獣」の様なセルフバウンスを軸にする戦法や
ペンデュラムモンスター等には効果が薄い。
再利用しやすかったり、《
サイバー・ドラゴン》のように特殊召喚な容易な下級・特殊召喚モンスターに対しても、《聖なるバリア -ミラーフォース-》はよく刺さるが、このカードでは数の意味でアドバンテージが取れず時間稼ぎにしかならない事もある。
また、EXデッキのモンスターを相手取る場合、
融合・
シンクロモンスターならまだしも、(X素材を持つ事で真価を発揮する)
エクシーズモンスターや(EXモンスターゾーンにあってこそ意味のある)
リンクモンスターは、EXデッキに戻してしまうと再利用される可能性が非常に高い。
特にリンクモンスターに至っては召喚条件も他と比べて比較的緩めな事から、足止めとしてすら機能しない場合もある。
上記のデッキ群も含め、バウンスが破壊以上に再利用しやすいデッキも存在する。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》とは相互互換の関係であり、どちらを優先するかは完全にデュエリストの手に委ねられる。
ちなみに公式ホームページのワンプッシュ投票では、このカードとミラーフォースとで比較が行われ、結果は約4:6の比率でミラーフォースが勝利した。
ミラーフォースが人気カードということを含めても、古参ながらも今なお誇る強さを示す結果となっている。
《業炎のバリア -ファイヤー・フォース-/Blazing Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊し、
自分はこの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。
第9期第6弾パック「ディメンション・オブ・カオス」で登場。
互いにダメージを与える効果が《聖なるバリア -ミラーフォース-》に加わったもの。
状況次第ではとんでもないダメージ量になるが、お互いに同じ数値のダメージを受けるので、ライフ差が縮まる事はない。
また、ダメージを受けないように攻撃を防ぐのに、攻撃を防いだ結果ダメージを受けるという本末転倒な面もある。
戦闘ではなく効果ダメージで相手のライフを削っていくタイプのデッキであれば、攻撃を凌いだ上でライフを削れる優良カードとなる。
バーンデッキでは火力兼除去として使える貴重なカード。
破壊後に相手へのバーンの処理が入るため、破壊された時に発動できる効果のタイミングを逃させることができる。
自分の方がライフが多ければこのカードの発動によりトドメを刺せることがある。
逆に自分の方がライフが少なければ発動すると死んでしまうので腐ってしまう事もある。
ちなみに先に自分がダメージを受ける処理で自分のライフが0になった場合は、自分の負けになるので引き分け目的には使えない。
変わったところでは、ダメージ効果を回復効果に変換する効果を持つモンスター(《
マテリアルドラゴン》や《
DDD神託王ダルク》等)との併用も面白い。
相手モンスターを一掃しつつ、大きくライフを回復する事ができる。
ただし、相手に与えるダメージ量が自分が受けたダメージ量と同じなので、
受けたダメージが0である場合は相手へのダメージも0となるため、コンボ方法には注意が必要。
《砂塵のバリア -ダスト・フォース-/Quaking Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
第9期第7弾パック「ブレイカーズ・オブ・シャドウ」で登場。
除去はしないが、裏側守備表示にして(1体につき1ターンに1度の権利を行使しての)表示形式の変更を封じる。
モンスターが場に残るとはいえ「
対象を取らない表示形式変更」なので多くの耐性を無視できる。
また、《
D-HERO Bloo-D》などの永続効果を遮断させ、《
E・HERO アブソルートZero》などの効果の発動も防げる。
裏側守備表示になるという事は、攻撃はもちろんモンスター効果の使用や、
S・
X・
L素材への転用もできなくなる。
表示形式の変更を封じる事でその状態を直せなくするので、ほぼ何もできない状態でフィールドに居座らせる事を強制する効果であるといえる。
その数が多ければ多いほど、相手は後続の展開が難しくなる。
EXモンスターゾーンのモンスターが効果を受けると、EXモンスターゾーンが封鎖されてしまいEXからモンスターを展開できなくなる。
新マスタールールにより妨害要素が強化されたカード。
ただし、
守備表示にならないリンクモンスターも登場しており、それらには通用しないので要注意。
他にも、その状態を維持する限り、
こちらも攻撃が通せなくなるという欠点がある。
相手モンスターが全て裏側守備表示の時に直接攻撃を仕掛けられるようにするギミックを持つ
ゴーストリックなら、この欠点は気にならない。
また、貫通ダメージを倍加させる《
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》や、
守備モンスターを攻撃した時に1000ダメージを与えつつ墓地に送り、全体攻撃が可能な《
究極伝導恐獣》などと組み合わせるのも手。
効果を受けた状態でも
A召喚のリリースや
融合素材、カードの発動コストなどには使う事ができるので過信は禁物。
《波紋のバリア -ウェーブ・フォース-/Drowning Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
第9期第8弾パック「シャイニング・ビクトリーズ」で登場。
直接攻撃に限定された代わりにデッキへのバウンスとなっている。
自分のモンスターではなく自分を守るためだけに使うバリアシリーズでも異色のカード。
直接攻撃限定というのは厳しいものの、「
対象を取らないデッキバウンス」という効果自体は非常に強力。
かの《
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》や「
マジェスペクター」の厄介な耐性も無視して除去することができる。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》で対処できなかったモンスターでもあらかた片づける事ができ、デッキに埋めるので《神風のバリア -エア・フォース-》のように再利用を許す心配も少ない。
モンスターを掃除して安心している相手プレイヤーの度肝を抜ける可能性を秘めている1枚。
しかし、自分のモンスターを攻撃から守る目的では使えないので、採用するかはやはりデッキと相談になる。
場を開けやすい「
スピリット」や「
妖仙獣」、EXモンスターゾーンのモンスター単騎で戦う必要がある「
閃刀姫」などと相性は良い。
《幻惑のバリア -ミラージュフォース-/Mirage Mirror Force》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分の手札・墓地から幻想魔族モンスター1体を特殊召喚し、その攻撃モンスターを手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の幻想魔族モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から幻想魔族モンスター1体を特殊召喚する。
第12期第4弾パック「LEGACY OF DESTRUCTION」で登場。
幻想魔族用の罠カード。
攻撃モンスターを手札に返しつつ、自分は特殊召喚できる。
バウンス効果が1体にしか作用しないが、多くの幻想魔族モンスターが備えている戦闘破壊耐性持ちを出すことで、そのターンのバトルが凌ぎやすくなるだろう。
また、墓地効果で効果除去に反応して同様に特殊召喚する効果も含む。
ただ、幻想魔族以外のモンスターでは発動できないのと、そもそもサーチ不可の罠カードでありながら条件が受動的という点で、評価は微妙。
《黒魔術のバリア -ミラーフォース-/Dark Magic Mirror Force》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、またはフィールドのモンスターを破壊する相手モンスターの効果が発動した時、
「光の黄金櫃」のカード名が記されたモンスターが自分フィールドに存在していれば発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
自分フィールドに「
ブラック・マジシャン」が存在する場合、
さらに破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
このカードの発動後、このターン中、
「光の黄金櫃」のカード名が記された自分フィールドのモンスターはそれぞれ1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
第12期第5弾パック「INFINITE FORBIDDEN」で登場。
ありそうでなかった《聖なるバリア -ミラーフォース-》そのもののリメイク。
《
光の黄金櫃》関連モンスターがいなければ発動出来ない代わりに、攻撃だけでなくモンスターを破壊する相手モンスターの効果もトリガーに出来る様になった《聖なるバリア -ミラーフォース-》。
《光の黄金櫃》関連モンスターに1度だけの破壊耐性を与えるので、破壊効果がトリガーになった場合でも凌げる様になっている。
更に自分の場に《ブラック・マジシャン》がいれば破壊したモンスターの数×500バーン、と原作で反射した攻撃よるダメージをある程度再現する追加効果もある。
使用するのであればこのカードをデッキからセット可能な《光の黄金櫃》関連カードであり、場では《ブラック・マジシャン》として扱う《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》との併用がお勧め。
《聖なる心のバリア -マインドフォース-》
通常罠
相手フィールドに表側表示カードが5枚以上存在する場合、
このカードの発動と効果は無効化されず、このカードはセットしたターンでも発動できる。
(1):以下のいずれかの時に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示カードの効果を無効にし破壊する。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分のモンスターは直接攻撃できない。
●相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの攻撃宣言時
●フィールドのカードを破壊するモンスターの効果を相手が発動した時
●自分ターンに相手が手札・フィールドのモンスターの効果を発動した時
第13期の特殊パック「UTILITY SELECTION」で登場。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》のリメイクその2。
発動のトリガーは相手の1番攻撃力の高いモンスターの攻撃宣言か、場のカードを破壊する相手のモンスター効果、自分のターンに発動した相手の手札・場のモンスター効果の3つあり、相手の表側カード全ての効果を無効化しつつ破壊する。
攻撃宣言時の条件は厳しくなったものの、モンスター効果もトリガーとなっているため発動自体は難しくない。何よりモンスターだけじゃなく魔法罠もまとめて破壊できる様になった上に効果も無効にするため破壊耐性とかも無視して吹き飛ばす事が可能。
そして最大の特徴は相手の場に5枚以上の表側カードが存在する場合はセットしたターンに発動できる上に発動と効果を無効化されない事。これにより後攻1ターン目からでも発動が可能で相手が築いた制圧盤面を根こそぎ吹き飛ばせる捲り札として扱える。
ただし、発動後は次の自分のターンが回ってくるまでモンスターが直接攻撃出来なくなるのでワンショットキルはほぼ不可能。また、伏せカードや手札のカードには干渉できないため妨害されたり返しのターンで再展開される可能性もあるため過信は禁物。
王国編における遊戯vsペガサスでの発動シーンが元ネタとなっており、
- カード名にある「心」「マインド」→心を読むペガサスのマインド・スキャン対策として遊戯が取った人格交代戦術のマインド・シャッフル
- 相手フィールドに表側表示カードが5枚以上→発動時のペガサスの場に存在していたカードの数
- 相手フィールドの全ての表側表示カードの効果を無効→直前に発動した《魔法効果の矢》によってペガサスの《魔法を打ち消す結界》を跳ね返しており、《トゥーン・ワールド》が無効となってペガサスのモンスターのトゥーン化が解けた
- このカードの発動後、次のターンの終了時まで自分のモンスターは直接攻撃できない。→直接攻撃が禁じられていた王国編のルール
- 相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの攻撃宣言時→ペガサスの場で1番攻撃力の高い《トゥーン・デーモン》の攻撃をトリガーに発動
と細かく再現されている。
名前のみの派生
《白銀のバリア-シルバーフォース-/Shining Silver Force》
カウンター罠
相手がダメージを与える罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし、そのカードと相手フィールド上に表側表示で存在する
魔法・罠カードを全て破壊する。
第6期第3弾パック「CRIMSON CRISIS」で登場したカウンター罠。
『5D's』で
遊星が使用したカード。
ダメージを与える罠をカウンターし、ついでに相手の表側表示の魔法・罠を破壊できる。
相手の永続カードも巻き添えに出来るのはいいとして、罠カードにしか反応できないのは問題。
セットカードに無干渉なので次の火力が容赦なく飛んでくるのも厳しい。
……《地獄の扉越し銃》でおk。
あまりにも使い難く、あの
DDBと同じパックでレアリティであったためハズレア扱いされた。
更に「DUELIST EDITION Volume 3」の再録からはハブられた。
カード名の「バリア」と「-」の間にスペースが入っていない事、カウンター罠である事、発動トリガーが異なる事から、名前が似ただけの別系統のカードであり、英語版でもこのカードには「mirror force」の名は付いていない。
《聖なる鎧 -ミラーメール-/Mirror Mail》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
攻撃対象モンスターの攻撃力は、攻撃モンスターの攻撃力と同じになる。
第7期第6弾パック「PHOTON SHOCKWAVE」で登場した通常罠。
……と言いたい所だが、実はこの攻撃力アップ効果は永続的に続くため、
戦闘破壊耐性モンスターなら相討ちの後も変化した攻撃力を維持できる。
さらにダメージステップ時にさらに他のカードで攻撃力をアップすれば、相手モンスターを破壊したうえで攻撃力を維持できる。
フリーチェーンで元々の攻撃力を参照する《極星宝ブリージンガ・メン》があるが、あちらは相討ち用のカードと言える。相打ち目的であれば他には《Ai打ち》もある。
ちなみにこちらはは対象をとらない効果である。
アニメでは『
ZEXAL』にて
九十九遊馬が使用。
アニメではナンバーズはナンバーズでしか戦闘破壊できないためなかなか相性が良かった。
もっとも、その目的で使った
天城カイト戦では《
フォトン・ケルベロス》で封じられてしまい、2回目の使用では相打ち目的で使ったが。
関連カード
《ミラーフォース・ドラゴン/Mirror Force Dragon》
融合・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2800/守1200
このカードは「クリティウスの牙」の効果で自分の手札・フィールドの
「聖なるバリア -ミラーフォース-」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドのモンスターが攻撃対象に選択された時、
または相手の効果の対象になった時に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
「コレクターズパック-運命の決闘者編-」(2015年5月発売)で登場した融合モンスター。
まさかのモンスター化した《聖なるバリア -ミラーフォース-》。
能力自体は《聖なるバリア -ミラーフォース-》の強化版であり、自分のモンスターが攻撃か効果の対象になった時、相手のフィールド上のカードをすべて破壊する。
勝負を決めかねない強力な効果ではあるが、このカードの存在は相手にはバレバレであり奇襲性は失われている。
攻撃力の高さもあり、実質的な耐性として攻撃的に攻めていくためのカード。
初登場はアニメ『DM』オリジナルの「ドーマ編」であり、《
クリティウスの牙》を使用して海馬が呼び出した。
《ミラーフォース・ランチャー/Mirror Force Launcher》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「聖なるバリア -ミラーフォース-」1枚を選んで手札に加える。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
墓地のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「聖なるバリア -ミラーフォース-」1枚を選び、
そのカードとこのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
第10期第5弾パック「CYBERNETIC HORIZON」で登場した永続罠。
まさかの《聖なるバリア -ミラーフォース-》専用サポート。
初登場はアニメ『VRAINS』の「Praymaker VS リボルバー」(4回目)。
モンスターをコストにしての《聖なるバリア -ミラーフォース-》サーチと、セット状態で破壊された場合の《聖なるバリア -ミラーフォース-》セットが仕事。
(1)の効果を使えばまず警戒されるが、《クリティウスの牙》があれば《ミラーフォース・ドラゴン》の召喚に繋げることが出来る。
重要なのは(2)の効果で、セットされている時に相手の効果で破壊されると、除外以外のすべてから《聖なるバリア -ミラーフォース-》を伏せることが出来る。
さらにそのターンでも発動できるが、バトル中に破壊されることはほぼなく、使われた相手はまず殴ってこないので、牽制の意味合いが強い。
……が、テキストをよく見ると、このカード自体もセットされる上にターン1制限なし。
さらにこの時点で、コイツ自体が「この効果でセットしたカード」なのでそのまま発動可能。
もっとも、(1)の効果は発動タイミングが自分メインフェイズのみなので、セットした瞬間に破壊されたという展開でないとこの点は活かしきれない。
さらにせっかくのセット時の効果も使えなくなるので、よほどの自体出ない限り発動する必要はないと思われる。
この効果でセットする時は同時扱いなので、どっちがどっちかを公開する必要はないと思われる。
相手ターン中にはセットしておいて、自分ターンに(1)のサーチ効果を使うかたちになる。
ただ、今の環境はどちらかというと、罠よりモンスターの方が重要なので、考えなしにサーチするよりもブラフとすることを前提にしたいところ。
弱点は
どちらか一方しか使えない点。
セットした《聖なるバリア -ミラーフォース-》を使ってしまえば消去法で《ミラーフォース・ランチャー》だとばれてしまう。
相手から破壊してくれなければ効果が使えないため、一度目はともかく再セット後に破壊する相手はいないだろう。
逆に言えば《聖なるバリア -ミラーフォース-》を温存している限り除去が撃ち辛くなるとも言える。
そして(1)の効果を使ってしまえば当然表側になるので、それ以後(2)の効果は使えない。
つまり、(1)の効果の発動後なら安全に処理できる。
特に発動時にチェーンして《
サイクロン》等を撃たれるとコストも無駄になってしまう。
相手に「《聖なるバリア -ミラーフォース-》がある」とバレてしまう点も弱点。
そもそも攻撃反応罠は無警戒な時に踏むから甚大な被害を受けるのであって、あるのがわかっていれば破壊耐性やカウンター効果など対処方法はいくらでもある。
再セット後もバレバレなのを承知で残しておくか、破壊されるリスクを承知で持ってくるか、いずれの場合も存在がバレバレになる《聖なるバリア -ミラーフォース-》をどのように活かすか。
使いこなすにはリボルバーよろしく相当のスキルが求められるだろう。
余談
このカードの下位種と言えるカードには、《万能地雷グレイモヤ》と《
炸裂装甲》がある。
1:1交換が重視された時代にはバリバリ活躍していたカード達だが、上記《次元幽閉》の登場により実質下位化。そちらとて3枚積みするようなデッキはほぼなかったので4枚目の枠にもなれなかった。
更に《聖なるバリア -ミラーフォース-》が3枚積み可能なうえに大して使われない現在では時代遅れもいいところになってしまった。
《スターライト・ロード》等を防ぐため…なんて理由であれば最初から《神風のバリア -エア・フォース-》等を採用すればいいだけだし……。
他にも、ミラーフォースのカードが描かれているカードはそれなりに多い。
《
エクスチェンジ》のイラストでも確認できるが、これを発動した時に手札にあるのはどうかと思う。
相手が発動したにしても《
サンダー・ボルト》や《
強欲な壺》が手札にある辺り、かなり突っ込みどころが多い。
ミラーフォースの制限時代には、《
フロッグ・バリア》や《棘の壁》など、特定のモンスターが攻撃されたときに発動できるミラーフォースの調整版カードがいくつか作られた。
現在はミラーフォースの制限が解除されたため、もはや過去のあだ花でしかないだろう。
アニメ『ZEXAL』ではパロディカードとして《蝉鳴くバリア-ミンミンフォース-》というのが登場したことがある。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》
罠カード(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
『ラッシュデュエル』にも進出しており、『遊戯王ラッシュデュエル デュエルディスク』(2021年12月発売)の付属カードとして登場。
デッキに1枚しか投入できないレジェンド罠カードとして実装された。
発動条件などは特に変更なし。
こちらの環境でも除去性能を高く評価されており、レジェンド罠カードの代表格という地位をものにしている。
ちなみに、登場当初は同じレジェンド枠である《
死者蘇生》・《
強欲な壺》が競合相手として強すぎて優先度はやや劣っていた。
しかし、2023年1月のルール改訂で、カードの投入可能枚数がそれまでの「全てのレジェンドカードの中から1枚のみ」から、「モンスター・魔法・罠から1枚ずつ」に変更されたことで共存可能になり、不遇を脱することとなった。
アニメでの活躍(ラッシュデュエル)
ラッシュデュエルにも実装されたことで
王道遊我が使用。久しぶりの主人公が使用した《聖なるバリア -ミラーフォース-》である。
これにより攻撃力7400にまで跳ね上がった相手のモンスターを撃退した。
因みにだがこの主人公、《
ダーク・リベレイション》(後述)という類似カードも
愛用している。
しかし過去の《聖なるバリア -ミラーフォース-》たち同様何かと展開のかませにされ続けた……というところでコレである。
わざわざ超強力カードである
《天使の施し》を抜いてまでこのカードを採用した王道さんはどんだけ全体破壊が好きなのだろうか……。
本作では歴代アニメシリーズでは初めてプレイされなかったものの、カード自体は作中に登場している。
これによってミラーフォースは「アニメ遊戯王にて全シリーズで登場した唯一のカード」という栄光を手に入れている。
関連カード(ラッシュデュエル)
「スターターデッキ 遊我 -切り開け! セブンスロード!!-」(2020年4月発売)で登場した罠カード。個別項目も参照。
ラッシュデュエル版・第2の《聖なるバリア -ミラーフォース-》とも言うべき存在。
【魔法使い族】専用かつそれなりの墓地肥やしを要するという事で、一見単なる劣化版ミラーフォースのように思えるが、
- ガンガン手札補充&消費を行うゲームコンセプト
- OCGのスピードデュエル同様に、メインフェイズ2が存在しない&モンスターゾーンが3つしかない
という仕様が噛み合った結果、ラッシュデュエル販売開始から現在に至るまで環境のトップメタを走り続ける凶悪カードと化した。
このカードの登場によって、レジェンドカードが割れるまでは「実はあの伏せカードは《聖なるバリア -ミラーフォース-》かもしれない……」という警戒が必要となる一風変わった厄介さがある。
ちなみに《聖なる装甲 -炸裂フォース-》の情報が開示されるまでの間、同じレジェンドの《炸裂装甲》を地獄に叩き落していた。
《項目のバリア -アニヲタフォース-》
相手アニヲタの編集宣言時に発動する事ができる。
相手BBS上の攻撃表示アニヲタを全て破壊する。
最終更新:2026年08月15日 08:40