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ル・シーニュ(MS)

登録日:2012/03/07(水) 23:29:55
更新日:2026/01/12 Mon 15:11:46
所要時間:約 4 分で読めます





漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』に登場するエゥーゴのMS。
「ル・シーニュ(Le Cygne)」はフランス語で「白鳥」の意。要はフランス語表記のキグナス(Cygnus)である。



■ル・シーニュ

型式番号:MSS-008
全高:18.6m
本体重量:38.2t
全備重量:57.6t
出力:1,980kW
推力:84,000kg
装甲材質:ガンダリウム合金

武装:
ビームライフル
ビームサーベル×2
シールド
ガトリング砲×2
メガビームランチャー

パイロット:
アスナ・エルマリート
ヘンゼル・ビノッケル


エゥーゴの試作機で、アナハイム・エレクトロニクス社がアスナの専用機として開発した機体である。
ガンダムタイプに分類されるが、名前に「ガンダム」は付かない。

機動性や運動性を重視した汎用機となっていて、かなり徹底した軽量化が図られると共に全身にバーニアが配されている。また、内部構造をなるべくシンプルにしたり、装甲のできる限りの削減も行われた。
そのおかげで機動性と運動性が非常に高まったが、一方で防御力が低下し、推進剤の消費も馬鹿にならなくなっている。

背中にはバックパックを装着しているが、これは用途によって異なるタイプが何種類か用意されていて、作戦に応じて換装が可能。
肩には武装が内蔵されており、これも作戦に応じて換装できる。ちなみに肩の形状はメタスのそれに少し似ている。

コクピットにはニュータイプであるアスナの能力に合わせて調整が加えられたバイオセンサーが搭載された。

グリプス戦役時のMSと言えば主に可変機がトレンドだったが、本機はそれに反して変形機構を持っていない。
また、性能面でも前述した特徴以外はネモとほとんど変わらず、正直平凡と言わざるを得ない。
それに伴いシルエットも地味めだが、全体の印象はヒロイックでいかにも主人公機という感じ。

変態企業で有名なあのアナハイムが造った機体の割にはかなり地味な気がするが、これはアスナのパイロットとしての資質を最大限に発揮できるようにした結果である。
最小の動きで効率よく機体を動かす彼女にとって、過剰な火力や出力は無用の長物なのだ。

ちなみに同じアナハイム系の機体であるエンゲージゼロの第1稿の添え書きの1つに「GP-01やMSS-008のひな形になるだけの影響を与えた。←ちょっとは」という記述がある。実際の設定にどこまで反映されてるかは不明。



○武装
  • ビームライフル
メインウェポン。
百式の物と同型である。

  • ビームサーベル
両肩に格納されている。
柄尻にもビームの発振口があり、ツインビームトライデントとしても使える。

  • シールド
本機専用に用意された大型シールド。防御力の低い本機にとっては重要性が相当高い。
上下四カ所にカメラが内蔵されていて、そこからのデータもちゃんとモニターに送られてくるので視界に死角ができることはない。
また、バーニアも内蔵されているので運動性も維持できる。
さらに打突武器としても使える。

  • ガトリング砲
両肩に内蔵。
必要に応じて換装できる。

  • メガビームランチャー
オプションの一つで、肩を前後から挟み込むようにして装備される。
ガザCのナックルバスターを基に、エネルギーCAPを搭載して連射性を高めている。
メタスの使用も考慮されているとか。



○作中の活躍
アナハイムでヘンゼルがテストパイロットを務めた後、アイリッシュ級ツバイカウに配備される。
アスナが搭乗し、その高い戦闘力でエリシアのギャプランを撃退。その後、ルオイー・コロニーでの戦闘でダーグウェと交戦して破損した。




■ジェモ

型式番号:MSS-009
全高:18.6m
本体重量:39.4t
全備重量:59.8t
出力:1,980kW
推力:84,000kg
装甲材質:ガンダリウム合金

武装:
ビームライフル
ビームサーベル×2
スモールシールド

パイロット:
ジャック・ベアード
ヘンゼル・ビノッケル


一般パイロット用に造られた機体。ル・シーニュの予備パーツを使っているため、「量産型ル・シーニュ」と言っても良い。

頭部はガンダムではなくネモ系に変更され、コクピットからは不要となったバイオセンサーがオミットされている。
装甲が追加されたのでル・シーニュより防御力が高い。逆に機動性や運動性は落ちたが、それでも他の機体に比べれば十分高いレベルである。
バックパックと肩の換装機構もそのままになっている。



○武装
  • ビームライフル
メインウェポン。
本機はジムⅡのそれと同型である。

  • ビームサーベル
ル・シーニュと同じ物。
当然、ツインビームトライデントとしても使える。

  • スモールシールド
接近戦での取り回しを優先して小型化。なので、カメラやバーニアは内蔵されていない。

この他、ネモやリック・ディアスなどの武装も流用できる。



○作中の活躍
ツバイカウに数機が配備され、ジャックとヘンゼルらが搭乗。
フォルマ率いるティターンズ部隊と戦った。
また、捕虜となったヤハギが脱走のために一時強奪したが、生身のアスナに立ちふさがられて断念している。


■ゲームでの活躍
いかんせん作品が「ガンダムエース初期の看板漫画であったが休載で実質打ち切り」というなんとも言えない立ち位置、しかもル・シーニュ自体も作中で出番が遅い故、マイナーどころなMSも拾ってくる『バトオペ2』ですら登場できていなかったが、『Gジェネエターナル』にてル・シーニュがリリース当初から最高レアのURで登場という大抜擢を受ける。
最初に引き当てた際にはパイロットのアスナも付いてくるが、これでアスナも初めてボイスが付いた。
ガンチャンの紹介では「これからの活躍に期待」というあまりにも皮肉すぎるコメントをされていた

エコール・デュ・シエルは『Ζガンダム』判定となっており、作品縛りでも普通に使える。
なお、リリース当初の時点でΖ・ΖΖ系列のURは存在しなかったので、ル・シーニュ&アスナが唯一のΖ系URだった。
支援型の機体となるが、必殺技のツイン・ビーム・トライデントEXが射程1-5かつ防御デバフ効果と非常に扱いやすい性能で、NT専用機ゆえにタグも充実しており、地味に優秀な機体として評価されている名機。
アスナの方もMPアップスキルで支援型の悩みの種である初動性能に長けたNTとして優秀で、原作通りの組み合わせでも分けても強い。



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最終更新:2026年01月12日 15:11